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いいニュースを共有しようコミュの在日ブラジル人ホームレス支援

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ブラジルから日本へ働きに来た人たちが中心になって、都内で月1回、おにぎりや古着などをホームレスの人たちに配っている。数人で始めた活動も既に15年。一日がかりの準備と配達には首都圏の各地から50人前後が集まり、それぞれが自分にできることを無理せず続けている。「助け合いはブラジルでは当たり前だから」だという。
(豊吹雪)


 月末の日曜日、千葉県市川市内のアパートに、都内各地や茨城県、埼玉県などで働くブラジルの人たちが集まる。


 6月29日は米70キロを炊いた。午後2時ごろからおにぎり作りを始め、夕方までに1570個ができた。ゆで卵547個を小分けにし、沸かしたお茶40リットルをポットに入れる。古着を仕分けし、ひげそりとせっけんも袋詰めする。30人ほどがおしゃべりをしながら働いた。


 サンパウロで生まれ育ち、00年に来日して埼玉県飯能市に住む日系の末広由美子さん(49)は2年前から活動に参加。車の部品検査の工場で働き、休みは日曜だけ。それでも「人のために何かできたら」と言う。


 夕方になると配達部隊が集まってくる。ブラジル国籍の10人とペルー国籍の1人に日本人が4人。上野公園に向かう班と、銀座や大手町に向かう班と二つに分かれた。


 「ブラジルでも貧しい家に米や豆を分けたり、お手伝いしたりしていた」と国分寺市の村上エミリアさん(56)。平日は運送会社で荷物の仕分けをしているが、最近は仕事が少なくなり、給料も減った。夜間に週4日、皿洗いの仕事も始めた。決して余裕があるわけではないが、ボランティアの気持ちは持ち続けてきた。「ブラジルでは貧しい家の子が有名なサッカー選手になることもあれば、豊かな家でも職を失えば貧しくなることもある。助け合いはお互い様の当たり前よ」


 午後8時前に銀座の公園に到着。雨の降る中、90人が既に並んでいた。5年ほど前からこの配給に並んでいるという男性(55)は「よくやってくれるよ」と話す。大手町でも74人におにぎりを配り終えると午後10時を回った。


 この活動を93年に始めた江東区の会社員・角智織(とも・お)さん(44)は「こんなに長く続くとは思ってもいなかった」と振り返る。当時結婚していたブラジル人の妻がキリスト教の信仰もあって、クリスマスに仲間数人と始めたという。日本で発行されているスペイン語の新聞に募金や古着を募る広告を出したところ参加者はどんどん増え、00年に市川のアパートを借りたという。


 「外国人労働者というと、悪いイメージを持つ人も少なくないが、国籍にとらわれず、助け合って当たり前と思っている人たちがいることも知って欲しい」

コメント(3)

こういう素敵な人達からさらに、分かち合いなどのパワーが伝染していったらステキですよね。

こうして、みっちさんがさらに伝染してくださってるのも素敵だし、こうやって優しいエネルギーがもっと増えたら嬉しいです♪

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