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3万2000人のランナーが都心を駆け抜けた17日の東京マラソン(日本陸連、東京都主催、産経新聞社など共催)。トップ選手のほかに市民ランナーや障害を持つ人、有名人が声援を受け、皇居や銀座、浅草などの名所を駆け抜けた。

 今年で2回目。フルマラソンの完走率は97.4%で、氷雨が降った昨年を1.1%上回った。昨年、7時間の制限時間を50分オーバーして“完走”した両足義足のランナー、島袋勉さん(44)は今年も挑戦し、制限時間内でゴールした。

 「義足と接するひざ下に傷があるのが気がかりだけど、順調なら7時間を切れるはず」と、最後尾からスタート。途中、摩擦でずれた義足を何度も修正しながら6時間28分で堂々のゴール。タレントの萩本欽一さんに「ありがとう」と声をかけられ、満面の笑みを浮かべた。

難病の安永さん完走 応援とアメを力に 「病気の人に勇気を」

「応援の声とアメを力に変えて走りきった」。10万人に1人の割合で発症する1型糖尿病患者の会社員も東京マラソンに参加。低血糖で昏睡(こんすい)状態に陥る危険性を抱えながらも、5時間12分かけて、見事完走した。

 千葉市の安永浩久さん(47)は、平成17年1月に1型糖尿病と診断された。生活習慣病の2型と違い、1型はおたふく風邪などのウイルス感染をきっかけに10万人に1、2人の確率で子どもを中心に発症。悪化すると腎臓障害などを引き起こす。

 診断後の安永さんは、毎日何度も血糖測定器で血糖値を測る日々。血糖値が上がった場合はインスリン注射を打ち、逆に運動などで血糖値が下がりすぎた場合には糖分を体内に取り入れるなど、常に血糖値の調整を気にしなければならない。そんな日々に「落ち込むことも多い」という。

 だが、同じ病気の患者仲間がトライアスロンで奮起している姿に勇気づけられた。「病気に負けずに精いっぱい生きる人の姿は他の人の心に希望を持たせる。それが分かってからいろんなことに挑戦したくなった」。フルマラソン参加は、病気を抱える仲間へのエールでもある。

 フルマラソンは今回で2回目。数日前から風邪をひき、体調は決して万全ではなかった。27キロ地点では、最悪の場合には昏睡(こんすい)状態にも陥る低血糖になり、足がもつれた。

 だが途中で、応援に駆けつけた同じ病気を抱える仲間約10人から、糖分の多い菓子やゼリーを受け取り、糖分を補給、完走を果たした。

 「人間、何事も気持ちで負けちゃダメ。見ている人がぼくの姿を見てがんばろうと思えるよう、これからも走り続けます」。“命がけ”の挑戦は続く。(植木裕香子)

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