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竹原 義二コミュの竹原 義二 語録[7]

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【間接的な光の入り方】

今の住宅は、外部との間が大型ガラス1枚で仕切られている。昔は光の入り方を考えて、仕切りを工夫していた。家の内外のさまざまな意匠によって光を調整していたのである。

軒先が出ていたのは、光をバウンドさせる意味もあった。つまり、地面から反射して上がってくる光の扱い方を考えたのである。

「日本の家づくりで竹を多く使ったのも、成長が早くて入手しやすいというだけでなく、光の入り方を考えたためだったんです。竹は光るため、天井に使うと鏡のような役割をします。外から入った光が天井で光って、もう一度床に落ちる。そうやって屈折して入ってきた光は美しく見えるんです。半艶の磨き丸太を使うのも、光を映り込ませて柔らかい明るさにする効果があるからなんですよね」

光の入り方ひとつにしても、日本の建築は随所に工夫を凝らしている。それによって独特の意匠が生まれてきたのである。

竹原 義二

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