No.78 で「バラ戦争時代の武具」を読みました。
今度は、その前の「百年戦争時代の武具」を読みます。
この BookShelf No.215 で読んだ「World Without End - Ken Follett 著」にはこの戦争を始めたイギリス王エドワード3世 が登場しました。
その王軍がフランス各地で進軍・略奪するシーンが描かれていました。
渡河ポイントではフランス正規軍との戦闘場面もありました。
フランスは、987年以来君臨し続けたカペー朝が1328年に継承者を失いシャルル4世の従兄弟にあたるヴァロワ伯フィリップが「フィリップ6世」としてランスで戴冠式を迎えた。
イングランド王エドワード3世は、母(シャルル4世の妹イザベル)の血統を主張してフランス王位継承に異を唱えた。
そのフィリップ6世がスコットランドと盟約を結んでイングランドを包囲するに至って「百年戦争」が勃発。
両国の歴代の王が覇権を競ってフランス国内で小競り合いを繰り返し、オルレアン包囲戦でジャンヌダルクがイギリス軍を敗走させて終結。
OSPREY MEN-AT-ARMS
French Armies of The Hundred Years War 1337-1453
David Nicolle 著
新紀元社
戦争初期の戦闘ではフランスがイギリスを圧倒していたが、やがて戦術や武具の改良が進み形勢が逆転してしまう。
フランス軍はイギリス軍の得意戦法の野戦を避けて篭城戦を中心にしていき…戦闘は補給路争奪の小競り合いとなって武具もそれなりに改良されていく。
文字通り100年に及ぶ戦闘で変化する武具や、この戦闘に参加していたヨーロッパ各地の兵士達の出立ちが紹介されます。
篭城側・攻城側の標準的な防御費用を動員される兵器から試算したりもしています。
この著作はタイトルとおりフランス軍の装備について述べられてるので、用語的にちょっと耳慣れない…ので相当オタクでないと辛い。