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映画・ドラマの演出コミュのビリギャル

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学年ビリのギャルが 1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した

という実話を元に作られた作品。


土井裕泰監督作品 :2015年公開



実話の映画化 というと

事実の根幹だけはそのままで あとは現実とかなり違うって例が多い。


だから、実は現実とかなり違うことを知ってガッカリ

ってことがよくある。



でもこの作品はけっこう事実に近いらしい。

だから「ほんとにこんな感じだったんだなぁ」と思って観ても大丈夫らしい。


ちなみに本作に登場する父親は けっこうイヤな人物として描かれているけど

実際はもっと酷かったらしい(笑)。


この作品に関しては、

「元々勉強できる才能を持ってる人が努力したんだから そら出来るに決まってる」

という批判もあるらしい。


でも、自分の持ってる素晴らしい才能を全く知らず

そのまま人生を終えてしまう人もいると思うし

個人的には、

自分の才能に気付き、可能性を信じて努力する人の物語だとも言えると思うので

全く批判的な気持ちはないです。


つか、単純に面白かった。


本作は、タイトルとか主演の女優(有村架純さん)の金髪のルックス等を見ると

単なる若者向けの軽い、適当な作りに思える。

けど、実際はけっこうシッカリと作られてるし

演出的に見てもなかなか良いと思う。


あ、あと、イギリスっぽい、乾いた感じの、

ヘタにヘンに大袈裟じゃない音楽も良かったなぁ。

コメント(2)

作品の冒頭

遠くに何かを見つめる少女のカット。


次に、

彼女が見つめる向こう側、

画面の横を凄い勢いで通りかかる新幹線。


そのあと再び少女のカット。


でも今度はそこからカメラがゆっくり引いていく

(つまり被写体が小さくなっていく)


という内容。


続く
続き


この物語で、新幹線というのは一つの象徴として描かれている。


それは、主人公が

「新幹線に乗ったら違う世界に行けると思ってた 」

というセリフに表れている。


が、そのセリフが出てくるのはまだ先のこと。


でもその先になっていきなり新幹線が現れても

とってつけた感じで、今ひとつ印象は薄いかも。



だからこういう存在は先に出しておいた方がいい。

その方が象徴的であるし、伏線にもなる。


けども、先に出してしまうと

徐々に印象が薄れていってしまい

記憶に残らない可能性がある。


それでは意味が無い。



でもこの作品では、

初っ端、作品の冒頭から出している。


冒頭から映ってる主人公が見つめるカットの後に

ドーーーーーーン! と出している。


さらに、本編が始まる前、

映画会社等のロゴが映し出されたところから既に


ゴーーーーーーーッ!


という新幹線の走行音が流れている。



だから観客は


これは何の音だろう?


と思うだろうし、

何かを見つめる主人公のカットを見、


きっと彼女は音がする先、その正体を見ているんだろう


と思うだろう。


そう思った先に新幹線のカット。


これは印象に残る描き方。

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