ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

映画・ドラマの演出コミュのモンテクリスト

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
無実の罪で捕まった男が孤島の牢獄に閉じ込められ、
自分を陥れた者達に復讐を決意するという話。

ってことで「巌窟王」ですね。

これは映画コミュで薦められて見てみたんですが、
意外と面白くてビックリ。
けっこう暗い話かと思ったら全然そんなことはなくて、
非常に楽しい娯楽作でした。

テンポもいいしお話もよく練られてますよね。

いろんな映画のいろんないい部分を取り入れて
作品に活かしてると思います。

2002年公開

コメント(1)

最後あたりの決闘シーン。

戦う場所は廃墟の横の草原。
ってことで周りは腰の高さくらいの鮮やかな緑の草が伸びてる。

で、この作品では二人が戦うときに
その動きに合わせてカメラがフォローする。
けど、この場合は三脚に据えつけたカメラを
横に振ってフォローするのではなく
カメラをレールに乗っけて移動で撮ってます。

通常、スピード感を出すには
カメラをずっと引いて望遠でアップで撮った方が
より速く感じるもんですけど、
でもこの作品では移動で撮ってるわけですね。

それはなんでかっていうと、
ポイントは腰の高さの草むら。

だからカメラをちょうど画面の下に草が写るくらいの高さに設置し、
それを俳優の動きに沿ってレールでグル〜リと移動して撮影すると、
画面下の草が横にガーーーーッ!!って動いて
通常の移動撮影よりもグンとスピード感が増すんですよね。

これを例えば芝の上でやったら
かなり効果はなくなると思います。
芝が画面に入るくらい下にカメラを設置して動かす
っていうのはかなり難しいだろうし、そうなると、
画面手前をスゴい勢いで横切る物がなくなってしまうので
かなり迫力がなくなってしまうと思います。
やっぱり腰の高さの草ってのが非常に重要なんですよね。

しかも、据え付けカメラを横に振ってフォローする撮影の場合は
常に被写体が横に移動してないと
スピード感や迫力が出ないわけですが、
移動撮影の場合は仮に被写体が動いてなくても、
移動しながら被写体を撮れば
充分スピード感や迫力を表現出来るわけですよね

これを円の撮影で例えると、
円の中心点にカメラを据えて円の外周にある被写体を撮る場合、
外周の被写体が動かなかったらカメラの動きも止まるけど、
円の外周に沿ってレールを敷き、そこにカメラを設置して
円の中心点を撮る場合、仮に被写体が動かなくても
カメラはずっと中心点の被写体を中心に横移動してるんで、
画面手前と画面奥は常に動いて見えるってことですよね。

もちろん、この場合は中心に写ってる被写体が
ただ突っ立てるだけだと
グル〜リと動いてるカメラの存在を意識させてしまう恐れがあるので、
被写体は常になんらかの動きをしてる必要があると思います。

そうすることにより、
・被写体の激しい動き
・画面手前と画面奥の横移動
という要素でもって、画面全体に迫力が出る
と思います。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

映画・ドラマの演出 更新情報

映画・ドラマの演出のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。