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平林ゼミ*ユニセフ×FIFAコミュのこれまでのまとめ!

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<FIFAとW杯>
現在の国連加盟国は191 カ国だが、FIFA(国際サッカー連盟)の各国加盟協会は205 と国連より多い。サッカーはボール一つでできる集団ゲームである。ミットやバットやラケットや、板やシューズなどの道具はとくに要らない。ルールも簡単、ゴールにボールを運べばいいのだ。ボールは紙や木の枝や蔦や、布やあるいは空き缶や泥でも代替できる。つまり、お金がなくてもできるスポーツである。貧しい地域の子どもたちでもちょっとした工夫でボールを作ればプレーできる。そのため、開発途上国での普及を促してきた。
オリンピックは特定の国の自治体が主催する形をとるが、ワールドカップはFIFA 主催である。ワールドカップの実施を通じて、放映権や情報通信ビジネス、チケット収入、ボールやシューズ、ユニフォームなどの生産関連ビジネス、交通・旅行ビジネス、清涼飲料水ビジスネ、試合結果による選手の移籍ビジネスなどなど膨大な資金が動き、FIFA 自身が莫大なマネーの受け取り手となる。ワールドカップは累計10 億人という巨大な観客動員と地球上で述べ300 億人が観戦するといわれる。その点で、FIFAは世界の大衆に対して最も影響力をもった国際的組織の一つになっている。

<FIFAワールドカップ・キャンペーン>
 ユニセフとFIFAは、1999年にパートナーシップをむすび、2002年の日韓ワールドカップでは「Say Yes for Children!(子どものための約束)」をスローガンにキャンペーンを行いました。そして、2006FIFAワールドカップドイツ大会TMでは、世界各国のワールドカップ代表選手と子どもたちが参加する「チーム・ユニセフ」を結成し、サッカーやスポーツを通じて、平和な世界、紛争や虐待のない世界で生きる権利をすべての子どもに保障することを目的とし、武力紛争や搾取の脅威から子どもたちを守るため、公共CMやホームページなどを通じて「UNITE FOR CHILDREN. UNITE FOR .(子どものために。平和のために。)」のメッセージを発信しました。

◆キャンペーンの目標は何か
・ 広報活動などを通して人々の意識改革を図る。
・ユニセフを普段アプローチしない人たちに近づけるためにサッカーを利用
・広く存在している子供への暴力と差別の問題に取り組む
・「UNITE FOR CHILDREN. UNITE FOR .(子どものために。平和のために。)」は、大きく二つの目的を持っている。ひとつは平和の価値を推進すること、そしてもうひとつは広く存在している子どもへの暴力と差別の問題に取り組むこと。

◆キャンペーンを取り巻く環境(外部環境、組織の性格や構造、ライバルの有無=市場競合性)
*外部環境
 FIFAワールドカップ、ユニセフ、サッカーの持つ影響力
*組織の性格や構造
 ・ユニセフ…ユニセフ現地事務所は155の国と地域に存在
 ・サッカー…世界で最も人気のあるスポーツと言われている
・W杯…2006年ではテレビ中継国210ヵ国、延べ視聴者数3300億人(世界人口の3割
 ・圧倒的な資金力
*ライバル
特になし

◆キャンペーンのターゲット層(第一、第二)
*第一
 FIFAワールドカップが放映される国のサポーター
*第二
 サポーターではなくても、ワールドカップに感心がある層

◆キャンペーンのポジショニング(優位点、劣位点、問題のフレーミング、ブランディング)
*優位点
 最大の強みはユニセフ×FIFAの2大ブランドがタッグを組んだということ
 圧倒的な情報発信の規模 資金力
 有名選手を使ってのプロモーション(認知度・興味関心・共感・憧れ)
 サッカーという熱狂的なサポーターがいるスポーツを利用
*劣位点
 ターゲットが曖昧でメッセージ性が薄れる
*問題のフレーミング
 すべての子どもに紛争や虐待のない世界で生きる権利を
 サッカーというすべての子どもたちにとっての共通言語となりうるものをツールに。
*ブランディング
 ユニセフ×FIFA=ブランディング

◆キャンペーンのプロダクト(具体的サービスの創造)
 チーム・ユニセフの結成
 世界規模で放送されるCM

◆キャンペーンのプライス(ターゲットにとってのコスト、創造されるインセンティブ)
*コスト
 ほとんど無しといっていいのでは?
*インセンティブ
 今は世界の第一線で活躍しているサッカー選手たちも昔は貧しい子供だった(ロナウジーニョ)
 サッカーを通じて世界の恵まれない子供を助けることができる
 サッカーを通じて…現在の視点をさらに広げる形での社会貢献

◆キャンペーンのプレイス(流通チャネル)
・インターネット
・CMの放送(テレビ、パブリック・ビューイング、屋外大型ビジョン)
・ドイツのスタジアムの近隣に設営されたブース
 ・FIFA×ユニセフの公共CMは、各地で放映されました。大会会場のビジョンでは試合前に放映され、また日本国内では全国の屋外ビジョンや、スカパー!『2006 FIFAワールドカップ』専門チャンネルなどでもご放映いただきました。また弊協会ホームページでは、本キャンペーンを紹介し、ユニセフハウス展示内などではFIFAとユニセフ、スポーツと子どもに関する企画展示を展開しました。

◆キャンペーンのプロモーション(コミュニケーション戦略)
キャンペーンの世界的な注目度を高める(W杯・サッカーを利用)
  ベッカムをキャプテンとした「チーム・ユニセフ」を結成。
  子どもたちと手をつないでの入場

◆キャンペーンの評価(OUTPUT)
・CMは90秒版1種類、30秒版3種類(だと思う)
16都道府県 およそ40箇所もの屋外ビジョンでキャンペーンCMを放映。
他スカイパーフェクトTVで放送。各ワールドカップ試合会場で放送。
MTVとEPSONの世界ネットワークで放映。
・各地のビジョンでの放映について、具体的な期間や頻度については回答を差し控え

◆キャンペーンの評価(OUTCOME)
・nakata.net.cafeの来客数が16万人。
少なくとも16万人のサッカーファンや中田ファンがパブリックビューイングを通じてユニセフキャンペーンのCMを見ていた、ということになりますね。屋外の大型ビジョンだと気にも留めないで通り過ぎてしまう人がほとんどだと思いますが、nakata.net.cafeでやると、常にビジョンが目に入る状態なので、より効果的な方法だと思います。
・ユニセフHPへのアクセス数についても、内部情報にあたるので、回答を差し控え

◆キャンペーンの評価(INPACT)

◆キャンペーンの総合評価
*成功点
 ・このようなメッセージを、大会そしてサッカーを通じて発信することで、サッカーファンや各国で観戦された方々など、これまでユニセフや世界の子どもたち現状について情報を提供できなかった方々へも、広くキャンペーンの趣旨、ユニセフの活動についてご理解いただくことが可能となりました。
・放映範囲は相当量のもの。内容もfifaとunicefがやってるってことが伝わりやすい内容となっている。視聴者とunicefを近づけるには効果は高いだろう。
・CMの種類が何パターンかに分かれているのは、成功か?失敗か?
・選手やチーム、試合そのものを使うことでサッカーファンには伝わりやすい。
絶大な人気をもつ選手の説得力は大きい。
・2005に比べて2006のunicefの一般収入は増えているが、このイベントの効果かどうかは定かではない。
*失敗点
 ・サッカー関連の場所以外の(屋外ビジョンなど)放映では興味を持たない人の目を引くまでに至るかは微妙。
 ・ターゲットが広すぎる
*問題明確化
 ・ターゲットの年齢層を絞るようなメッセージなどがあるとそのあたりは改善できるかも。また、そもそもの問題として、キャンペーンの効果を活動報告で出していないことかと。HPのアクセスがのびたならその件数を、それにより募金が増えたのならその金額を、どのような印象を与えたかなどがまとめられていない。
*具体的課題化とその改善方法と実現可能性

*参考程度に
 2001年6月から2006年11月までの約5年間、オフィシャルITパートナーとしてFIFAと契約しているTOSHIBA。その間の費用は総額は120億円を超えるといわれているようです。
効果としては、
・日韓大会では述べ288億人、ドイツ大会では述べ300億人以上の視聴によ  
る認知効果
・欧州においては日本人の想像以上にサッカーW杯のスポンサーという社会的 
ステータスは高く、それにともなう企業イメージの向上と従業員のモチベーションの向上
・PC市場や家電市場も、クリスマス商戦並みの需要が何度も到来し、欧州におけるPCのシェアを伸ばした。
・W杯効果で、この1年間のPC売り上げはさらに10%以上の伸び
・W杯を機に大型液晶テレビのブームで、東芝製品は32インチ液晶テレビを中心に、市場の伸びをさらに上回る250%増で推移
といった効果があったと言われているようだ。
一方で、「間接的な投資金額も含めた精査を行うと、本当に投資した価値があったかどうかはあやしい」という声があるのも事実。
最大の収穫は、国際テレビ映像でひと際目立った「TOSHIBA」という真っ赤なロゴの露出による認知度向上だろう。日韓大会では述べ288億人、ドイツ大会では述べ300億人以上が視聴したとされている。
 「ブランドの認知、企業イメージの向上という点では間違いなく大きな効果があった。特に欧州においては日本人の想像以上にサッカーW杯のスポンサーという社会的ステータスは高く、顧客に与える影響はもちろん、従業員のモチベーションも飛躍的に高まった」公式スポンサーならではの特権を最大限に活用し、PCの売り上げ拡大/シェア拡大を図った。

コメント(3)

いままで出た意見をまとめてみました!
これを元に、補足修正しながら最終レポートをつくっていきましょう!
こんなデータも載せてみたらどうでしょう?

<ユニセフ公共CM>
「子どもとエイズ」世界キャンペーンのスタート等に伴い、ユニセフ本部からの公共CMの配信が本格化。これにあわせ、当協会でも関係各方面の協力を得て、「屋外ビジョン」(全国主要都市駅頭・繁華街などのビル壁面に設置された大型スクリーン)で日本語字幕版を無償で放映していただきました。2006年6〜7月に開催されたFIFAワールドカップドイツ大会時にFIFAとユニセフが共同製作した公共CMは、全国40カ所あまりで放映。同CMの放映終了後も、ユニセフ親善大使オードリー・ヘップバーンや、2006年9月にユニセフとパートナーシップを結んだスペインの名門サッカークラブ、FCバルセロナ等をフィーチャーしたユニセフの公共CMが、各地で引き続き放映されています。
(財団法人 日本ユニセフ協会 年次報告2006より 抜粋)
すいません遅れました、つけたしです。

?目標
・サッカーを通じて平和の価値を推進すること、広く存在している子どもへの暴力と差別の問題に取り組むこと。
・子供への暴力と差別の問題に取り組むため、人々の意識改革をはかること。


?キャンペーンを取り巻く環境
・テレビの中継国は210ヶ国、延べ視聴者数は3300億人と予想されているFIFAワールドカップと提携する広報活動

?ターゲット層
1、W杯が放映される国のサポーター
2、サポーターではないがサッカーファンでW杯に関心がある人

?ポジショニング
優位点…広報活動の規模の大きさ、資金力、ユニセフの信頼性、FIFAのブランド力
劣位点…人々に行動を起こさせるほど、メッセージ性が強くない?
ターゲット層が広すぎる点
問題のフレーミング…武力紛争や虐待の絶えない世界において、子どもたちの平和な世界で生きる権利を保障することは重要である。
ブランディング…恵まれない子どもたちもでき、憧れのスポーツにもなりうるサッカーを平和のシンボルととらえて世界の貧困にあえぐ子供達の問題を考えるきっかけとする

?プロダクト
・チームユニセフの結成
・キャンペーンCM

?プライス
コスト…特になし
インセンティブ…
子供にとってのインセンティブ・・・かつては貧しかったスター選手を見ることにより、自分にもできるというやる気を引き出す
大人にとってのインセンティブ・・・サッカーは子どもの夢、平和のシンボルというメッセージを受け取ることにより、世界の子供達の紛争・貧困問題を考えるきっかけとなる

?プレイス
・テレビ
・屋外ビジョン
・パブリックビューイング
・インターネット


?プロモーション
・キャンペーンCMの放映。

?総合評価
成功点…放送範囲の広さ。有名選手の起用によるインパクト。
失敗点…ターゲットの規模が大きすぎてメッセージ性に欠けた点。

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