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山形国際ドキュメンタリー映画祭コミュのYIDFFニュース <2011年9月14日号>

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         YIDFFニュース <2011年9月14日号>
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         山形国際ドキュメンタリー映画祭2011
         2011年10月6日[木]―10月13日[木]
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[HEADLINE]
1 事務局より 映画祭2011情報
2 上映会情報:横浜
3 編集後記 
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1 事務局より 映画祭2011情報

上映スケジュールをアップしました。

http://www.yidff.jp/2011/schedule/11s.html

3連休は混み合いますので、宿のご予約はお早めに。

ドキュ山!! GOGOパック
http://www.yidff.jp/2011/info/11gogo.html

宿泊情報 山形市旅館組合
http://www.yidff.jp/2011/info/11kumiai.html


□*■* シマ/島、いま――キューバから・が・に・を 見る *■*□

 さまざまな転換期を迎えつつ、現在に至るまでラテンアメリカはもとより、
世界から注目され異彩を放つ島、キューバ。地理的な“島”としてだけでなく、
作家が創造する営み、映画作品そのもの、そして私たちの身体そのものとなぞ
らえ、近年活況を見せるラテンアメリカ映画にも色濃い影響を与えてきたキュ
ーバに、“シマ”という視点から着目する。
 1959年の革命直後に映画芸術産業庁(ICAIC)が、トマス・グティエレス・
アレア、フリオ・ガルシア・エスピノサたちによって設立され、やがて黄金期
を迎えたキューバ映画。同時に、1990年までの30年間で1,493本が制作される
こととなるICAICラテンアメリカ・ニュース(Noticiero ICAIC
Latinoamericano)制作部がサンティアゴ・アルバレスによって始動。キュー
バ国内のみならず、ラテンアメリカ、アジア、アフリカ、ヨーロッパ各地にお
ける解放闘争など時事をとりあげたフィルムは国内外を巡り、アルヴァレスの
編集美学を世界に知らしめる。本プログラムではその仕事の一端を紹介する。
また一方で、同時代にアフロ・キューバンの視点から、キューバにおける民俗
誌的なドキュメンタリーの先駆けとなったニコラス・ギジェン・ランドリアン、
そして夭折したキューバ初の女性監督サラ・ゴメス、現在もキューバ映画の先
端を独特のスタンスで切り開いているフェルナンド・ペレスの初期作品にも注
目する。他にも、キューバを訪れたクリス・マルケル、アニエス・ヴァルダら
の「Another Eye」、アジア系を含めた「移民の島」、限られた機材や環境の
中で制作を模索し続ける若手作家作品「永遠のハバナに続いて」など。“いま
”を生きる作家たちの視点から“求心地”であるキューバを巡る、機知と情熱
の溢れる作品群を、多彩な切り口によるトークイベントとともにお届けする。

ゲスト:スサーナ・バリーガ(『舟の作り方』『イリュージョン』監督)、フ
ェルナンド・ペレス(『永遠のハバナ』ほか、監督)、田沼幸子(『キューバ
・センチメンタル』監督)、比嘉世津子(ラテンアメリカ映画配給)、岡田秀
則(映画研究者、東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)ほか
(予定)

■* 上映予定作品 *■

[キューバは廻る]
はじめて映画を見た日 1967 / オクタビオ・コルタサル / 10分
エルメガノ / 1955
フーリオ・ガルシア・エスピノサ、トマス・グティエレス・アレア / 25分

[サンティアゴ・アルバレスとICAICラテンアメリカニュース]
侵略者に死を 1961 / 10分
ハリケーン 1963 / 22分
今! 1965 / 6分
LBJ 1968 / 18分
18時離陸 1969 / 41分
加速する変動 1999 / トラヴィス・ウィルカーソン / 56分

[サラ・ゴメス]
私の家族年代記 1966 / 16分
ミゲルの島 1967 / 18分
そして私たちには味がある――キューバの音とリズム 1967 / 23分
もうひとつの島 1968 / 40分
宝の島 1969 / 9分
ある方法で 1974 / 82分

[ニコラス・ギジェン・ランドリアン]
古い街 1963 / 9分
踊る人々 1965 / 6分
トーア川のオシエル 1965 / 16分
ルポルタージュ 1966 / 9分
バラコアへ再び 1966 / 15分
カフェ・アラビガ 1966 / 9分

[Another Eye]
1960年、ICAICの招きなどで海外からキューバを訪れた映画作家たちの手助け
や若き作家の卵たちへの指導は、設立されたばかりであったICAICを、その後
の成功へと導く重要な道標となった。キューバで共同制作も行った、海外の作
家たちの眼差しのこもったもうひとつのキューバ映画。

キューバのみなさん、こんにちは 1963 / アニエス・ヴァルダ / 30分
一千万の闘い 1970 / クリス・マルケル / 58分
旅行日記 1961 / ヨリス・イヴェンス / 34分
武装した民衆 1961 / ヨリス・イヴェンス Joris Ivens / 35分
彼女 1964 / テオドール・クリステンセン / 34分

[移民の島]
キューバは、様々な意味で<移民>の島である。その行き交いは500年以上以
前から現在にも続く。

時の踊り 2009 / ソン・イルゴン / 92分
青年の島 2007 / アナ・ラウラ・カルデロン / 72分
もっとも長い旅 1987 / リゴベルト・ロペス / 18分

[永遠のハバナに続いて]
2003年に『永遠のハバナ』がキューバで公開されてから8年が経とうとしてい
る。国内外で大きな反響を呼んだ本作に脈々と流れる「夢とはなんであろうか
」「今をいきること」というテーマを抱えつつ、自身の手でキューバの現実と
向かい合い、作品を編んでゆく次世代の作家たち。

シュガー・カーテン 2006 / カミラ・グスマン・ウスーラ / 80分
ハバナを探して 2006 / アリナ・ロドリゲス・アブレウ/ 21分
マルティ 2007 / アラナ・シモエス / 13分
二人のわたし 2007 / アラナ・シモエス / 15分
舟の作り方 2007 / スサーナ・バリーガ / 13分
イリュージョン 2008 / スサーナ・バリーガ / 24分
寂しいベッド 2006 / サンドラ・ゴメス / 14分
未来は今日 2009 / サンドラ・ゴメス / 35 分
ボイーオ 2010 / カルロス・Y・ロドリゲス / 14分
キューバ・センチメンタル 2010 / 田沼幸子 / 59分


□*■* 特別招待作品 *■*□

 オープニング上映作品は、1965年民放大会賞で優秀賞を受賞した山形放送の
テレビドキュメンタリー『出稼ぎ東京』。山崎製パン工場への集団出稼ぎをユ
ーモラスな視線から描く。
 クロージング上映の『まなざしの旅』は、水俣病映画シリーズで知られる土
本典昭と、土本・小川紳介・佐藤真らの作品で撮影を手掛けたカメラマンの大
津幸四郎の仕事を回顧。
 合わせて大津さんが撮影で参加している、小川紳介の初期の代表作『圧殺の
森 高崎経済大学闘争の記録』(1967)が初めて英語字幕つきで上映される。
全学ストで立てこもった学生たちと一緒に撮影隊が生活を共にする。
 初の劇映画『無言歌』の12月一般公開に先駆け、中国から来日する王兵(ワ
ン・ビン)の『名前のない男』。社会に背を向けるようにひとり洞穴で暮らす
無言の男を写す。
 2011年10月7日は米国がアフガン戦争に参入してから10年を記録する日。『
アフガニスタンから遠く離れて』は米国のアフガン侵攻に反対する6人の映像
作家(今回山形に来場予定のT・ウィルカーソン、J・ジョスト、J・ジャンヴ
ィトを含む)によるオムニバス映画。世界初公開となる。

*王兵(ワン・ビン)監督日本初公開『無言歌』 
12月ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル梅田ほか全国ロードショー 
配給:ムヴィオラ


□*■* 公開講座:わたしのテレビジョン 青春編 *■*□

 山形映画祭初の試みとして、テレビドキュメンタリーに関する特集上映を、
山形大学と東北芸術工科大学との共催で行います。
 1960年代から70年代の名番組を中心に、テレビジョンの若く熱い時代を辿る
プログラム。テレビ制作者の第一世代として数々の業績を残したプロデューサ
ー牛山純一、福岡RKB毎日放送の巨匠・木村栄文、実験的な試みに挑んだTBSの
萩元晴彦、村木良彦…現在のテレビドキュメンタリーにはない、痛烈な批判精
神や毒のあるユーモアに溢れた名作の数々を一挙上映!
 
入場無料


□*■* ともにある Cinema With Us  *■*□

3.11。戦争をも上回る未曾有の大震災、予想外の事象の連鎖に足や精神や舌を
もつれさせながらも、向き合い、生きてゆく私たち。ある者は行動し、ある者
は記録し、ある者は黙り込む。長く続くだろう変化のただ中に、私たちは紛れ
もなくいる。ここに寄せられた映像は、まさに途上からの混乱と熱意と模索の
記録である。3.11と向き合う、主に日本の作品を20数作集めて上映し、監督や
被災地での活動家によるシンポジウムや活動報告も併せて行う。企業メセナ協
議会GBFund助成。


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2 上映会情報:横浜

「ヨコハマ トリエンナーレ2011」出品記念!
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督 
『ブンミおじさんの森』ヨコハマ特別上映

日時:9月18日[日]、9月25日[日] 両日とも17:10-
場所:ブリリア ショートショート シアター
    横浜市西区みなとみらい5-3-1 2F
    電話:045-633-2151
料金:当日/一般1,800円 学生・「ヨコトリ」チケット割引:1,500円
    シニア・小人・HC・年パス:1,000円
    前売/1,500円(前日22:00までWeb・窓口で販売)
ヨコハマ上映企画・制作:トモ・スズキ・ジャパン

http://www.brillia-sst.jp/theater_program/cat219/


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3 編集後記

映画祭開催まで1ヶ月を切りました。両事務局とも、カタログ校正やプログラ
ムの詳細チラシ作成、ゲスト招聘準備など映画祭準備に勤しんでおります。ス
ケジュールチラシを配布、設置してくださる方大募集。お気軽に事務局までお
知らせ下さい。たくさんの方に参加してもらってこその祭。10月はぜひお誘い
合わせの上、山形へ!

(小林みずほ 山形事務局)

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○過去の配信記事はこちらに掲載しています:
http://www.yidff.jp/news/news.html

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お問合せは下記にお願いします。
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〒990-0044 山形市木の実町9-52 木の実マンション201
特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形事務局)
phone: 023-666-4480 fax: 023-625-4550
e-mail: info@yidff.jp http://www.yidff.jp
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