そして、これは日本にいる日下氏が、コネチカットのNorwichというところにいる、Mrs. C. Jewett(日本語だと、ジュウェットか、ジェウェット...ジエットもあるかも?C.なので、キャサリンとか、キャロラインとか、クリスティーあたり?イギリス系の姓のようですし、19世紀ですから、そんなに突飛な名前ではないと思います)という方に出している手紙ですが、この方とのご関係、どなたかご存じないでしょうか。留学先はどちらでしょう?この辺りは大学かなり多いので、寄宿先?
この封筒には、This gentleman is now Governor of Nagasakiと書き入れがあります。これも羽角さんに伺ったところ、長崎県令(知事?)を確かにしていたそうで、なのでその日下さんであろう、とのことですが、この書き入れをしたのは日本人ではないかと思います(英語圏の人だと、多分、"the Governor of..."とtheが入ると思うのと、英文字の感じが)。 1886年からという長崎知事の時代に「現在」なので、1874年に出した手紙が、10年くらいで日本に戻ったか、或いは、そこにいた日本人(?)に渡ったかで、最後には、このコレクションの持ち主のWilliam Spicerなる人(はどうも、東洋の郵便物コレクターでしょうか)に渡ったと思われますが、岩倉使節関連の人のその後、ということで、とても興味深いです。
Kusaka Yoshioさんは、「University College of London(ロンドン大学という?名門校)に留学したと言われているけれども、在学した記録のない明治初頭の日本人留学生」というような情報も見つけました。そのようなことも言われているのでしょうか?そのリストには井上馨も入っていましたが...。(羽角さんのお話では、日下氏は井上馨の書生とのことなので、UCLに行った履歴を捏造か?!)
>Kusaka Yoshioさんは、「University College of London(ロンドン大学という?名門校)に留学したと言われているけれども、在学した記録のない明治初頭の日本人留学生」というような情報も見つけました。そのようなことも言われているのでしょうか?そのリストには井上馨も入っていましたが...。