自衛隊はいらない！！コミュの繰り返される、更迭茶番劇

　すべての反動派は、張り子の虎である。

　http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081031/plc0810312322015-n1.htm
　産經新聞から。
繰り返される「過去の歴史発言」での更迭
2008.10.31 23:18

　航空自衛隊の田母神（たもがみ）俊雄幕僚長は、「日本は侵略国家であっ
たか」と題する論文を書いたことで更迭が決まったが、こうした「過去の歴
史認識」に関する発言では、これまでに何人もの閣僚らが更迭に追い込まれ
てきた。歴史認識をめぐって繰り返される更迭劇は、日本が「過去の歴史の
呪縛（じゅばく）」から解き放たれない現状を物語っている。

　浜田靖一防衛相が田母神氏の更迭を決めたのは、論文に野党が強く反発、
今後の国会運営に大きな支障を来すことが明らかなうえ、「平和の党」を掲
げる連立相手の公明党も、更迭を求めることが確実だったためとみられる。
外交上も中国や韓国などが反発するのは避けられない。先送りされたとはい
え、衆院解散を任期満了の来年９月までにやらねばならない政府・与党とし
ては、ダメージを最小限に抑えるためには、やむをえないと判断してのこと
だろう。

　「過去の歴史認識」をめぐる発言では、昭和６１年に藤尾正行文相が「日
韓併合は韓国側にもいくらかの責任がある」と発言して更迭。６３年には奥
野誠亮国土庁長官が「第２次大戦は日本の安全のための戦いであり、侵略で
はなかった」と発言し、辞任した。

　平成に入っても、６年に永野茂門法相が「南京大虐殺はでっち上げだと思
う」、桜井新環境庁長官が「日本は侵略戦争をしようと思って戦ったのでは
ない」と、それぞれ発言して辞任。７年には江藤隆美総務庁長官がオフレコ
懇談で「植民地時代には日本が韓国にいいこともした」と発言したことが、
韓国の東亜日報に報道され、辞任に追い込まれた。

　こうした「言葉狩り」のような更迭劇が続くのは健全とは言い難い。確か
に田母神氏の論文の内容は政府の公式見解と異なる。しかし、「過去の歴史」
の判断は事実の検証の仕方や立場などによって異なるのは当然だ。政府の公
式見解が、綿密な検証や議論によって作られてきたかも疑問だ。

　日本が「真の歴史認識」を構築するためには、たとえ政府部内であっても、
自由に議論を交わせる土壌があってもいいのではないか。田母神氏の更迭は
「過去の歴史の呪縛」を示している。（高橋昌之）

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　文末の「過去の歴史の呪縛」という言葉が笑わせる。過去の歴史からの解
放というのならば、再び侵略戦争を始めるべきである。

　そして、その田母神論文、これを論文というのか、その議論は置いておき
（だって、引用文献の一覧も無いんだぜ）、条例に基づき軍隊を置き植民地
化したことを肯定するのであれば、今の日本はアメリカの植民地であること
をも肯定すべきであろう。

　誤字も散見され、微笑ましい「論文」は、以下のサイトから、ダウンロー
ドできる。A4で9ページの大論文だ（笑。
　http://www.apa.co.jp/book_report/index.html

　で、アパグループのサイトなんだけど、トップに「小松基地友の会」のリ
ンクが貼ってあって、アパグループ元谷外志雄の自衛隊への入れ込み具合が
よく分かる。元谷外志雄は石川県出身で、信金事業を興し、不動産関連にも
事業を拡大し、夫人の元谷芙美子も「私が社長です」で有名。

　太平洋戦争は、すべてコミンテルンの陰謀だと云う与太話を、元谷外志雄
は『報道されない近現代史』という著書でまとめているのだが、田母神論文
との要旨は、まったく一緒。

　もしも、同じ論文を航空幕僚長の肩書き無しで応募していたら、どうなっ
ていたのだろう？　しかし、彼が航空幕僚長になる以前には第6航空団司令
であったわけだが、同航空団の司令部は小松基地である。

　夫人は田原俊彦のタニマチで有名だが、元谷外志雄は自衛隊のタニマチを
気取っているのだろうか？

　要は、元谷外志雄からの、田母神俊雄へのお小遣いが300万円だったとい
う、お話。最優秀藤誠志賞の、藤誠志というのは、元谷のペンネーム。

　12月8日（太平洋戦争開戦記念日）に受賞作品「秀」出版記念パーティー
を、「明治記念館」で行う由だが、果たして、田母神俊雄は威風堂々と出席
するのであろうか？

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月03日 14:39

このひとって、イラク派兵違憲訴訟の判決が出たとき、「そんなの関係ねえ～」ってやらかしたひとでしょ。
ちょっとやばいよねえ、今の自衛隊。

[2] mixiユーザー 11月08日 22:04

まるで歯糞を取り除く糸楊枝やで！

[3] mixiユーザー 11月09日 02:18

この事件は私もちょっと弁護できない感じです。

民主国家だから何を考えても何を書いても自由だけど、
それを公にする事の責任とリスクは認識してもらわないと。
もうすぐ退官なんだしそうでなくても私人として応募すればいいのに
それをなんでわざわざ航空幕僚長の肩書きを添えて応募したのか。
（まあ、選考委員とツーカーだからというトピ主の指摘が正しいのでしょう）

「公的かつ周囲に影響力の大きい立場にある者が
　公に自分の意見を発表する際はその肩書きが
　プラス・マイナス問わず影響する可能性があることを
　十分認識するべきであり、ましてや肩書きや立場を
　利用して私見を広めるのは厳に慎むべきである」

これ、公務員以外でも人に助言したり
指導する立場の人には肝に銘じて欲しいですね。

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