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10小節のラブレターコミュの「Xの貪欲」

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気が付くとうす暗い部屋にいた。手元には鋏と鍵と100ドル紙幣…それとそれらを入れるバッグが置かれていた。


それらを持って部屋を出ると、その先は延々と続く長い廊下になっていた。


廊下を暫く歩いていると地面に再び100ドル紙幣とナイフが落ちていたので、それらを拾い上げバッグに入れると、さらに先を進んだ。


廊下を進んでいくと、今度は100ドル紙幣10枚と電動ノコギリが落ちていたので、それらも拾い上げると軽快に先へと進んだ。


暫く歩いているとようやく突き当たりに扉が見えてきたので、バッグから鍵を取りだし扉の鍵穴に差し込んで中へと入った。


部屋に入るとそこには女がいた。奇妙な機械に体を固定された女性の姿だった。その奥に「Exit」と書かれた扉があった。


彼女を残して出るわけにもいかなかったが、それ以上にこの部屋を出るには気掛かりなことが一つあった。


部屋の天井には100ドル束がうんと詰めらたプラスチック容器があったのだ。容器には3本のワイヤーが仕掛けられており、それらを切ることで容器が落ちる仕組みであった。


彼女の悲鳴を無視するかのように、まず鋏を使って最初のワイヤーを切った。すると容器は傾いたが、同時に彼女に取り付けられた機械が動き始めた。


次のワイヤーは鋏では切れなかったのでナイフを使った。容器は宙吊り状態になったが、彼女の周りからは異様な音が犇めき始めた。


彼女は必死に何かをいっていたが、それは最後のワイヤーを切る電動ノコギリの音にかき消された。そしてついに容器は落ちた。その瞬間、女の声は聞こえなくなった。


散らばった100ドル束を一枚残らずかき集めると、口元に笑みを浮かべながら男は内開きの扉を引いた。その瞬間、男は叫んだ。
扉の先はただのアスファルトの壁でしかなかった。

コメント(1)

ええーー
アリアスさん なんでこんなん思いついたのげっそり

怖いー人影
この人悪いー美容院

こんなんもかけるんやexclamation ×2 

人の肉欲 貪欲さを感じます
めちゃくちゃ恐ろしいけど
皆 欲望を持ってるしドル袋 誰でもほおっておけばこうなる要素はあるよね

気をつけマース蠍座

映画みたいカチンコ

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