石川ゲーム会コミュのトーキョークロニクルＡＣＴ７「LAST　CHOISE」

TNDシナリオ「LAST　CHOISE」

アクトトレーラー

　最凶コンビと呼ばれた暴力警官「ゼロ」と汚職警官「レンズ」。NOVA軍進駐を機に，　一方は野望の階段を駆け上がり，一方はその牙を納めた。

帝王の執政官就任によりNOVAからは無法という法さえ消え去った。
　時は流れ，あれから男達は様々な道を歩んだ。
　飼い慣らされた者。首輪を外した者。あるいは牙を捨てた者。
　そして，謀略の大河が町を飲み込もうとするとき，立ち上がる最後の猟犬。

　切り結ぶ，刃の下ぞ地獄なれ，身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

　それが，彼が選んだ最後の一手

トーキョーＮ◎ＶＡ　The　Detonation
　　　「LAST　CHOISE」
　　　　――かくて運命の扉がひらかれる――

ハンドアウト

１　イヌ（ゼロ：スペード(先輩又は同僚)：補足事項　戦闘能力があるキャストが好ましい）
　彼がまだブラックハウンドの一線にいたときは，君にとっては世話になり，また，最凶コンビの片割れとしてあこがれの存在であった。
　暴力警官と呼ばれたゼロも今じゃすっかり不抜けて昼行灯になってしまったと世間では言われている。
　だが，昼行灯と呼ばれる彼が，未だ猟犬としての牙を持ち続けていることを君は感じていた。
　そんな矢先彼がブラックハウンドから姿を消し――君は胸騒ぎを覚えた……

２　情報屋（稲垣光平：ダイヤ(かつての友人又は腐れ縁)）
　かつて汚職警官と呼ばれたレンズも今じゃ稲垣光平と名乗る汚職官僚になってしまった。
　彼がNOVA軍進駐を機にブラックハウンドを辞め，フェイトとなり，またブラックハウンドに戻り，執政官に就任した今も，少し疎遠になり，昔ほどではないものの未だ付き合いは続いている。

　そんな彼が君を頼ってきた。
「俺を殺そうとしているヤツがいる」と言って。

　　
３　クグツ（千早怜牙：スペード(上司)）
　君が属する千早重工。
　そのN◎ＶＡでの権益を守るため，NOVAセニットに送り込まれた「牙」。
それが千早怜牙だ。
　その行動は千早の――ひいては地上千早の存亡にも関わるため，上司である早川美沙やミューズを飛ばして君に直接コールがあることも少なくない。
また，デスクの端末がコールを伝えている。
　相手は千早怜牙
　今度の指令はどんな指令なのだろうか。

４　トーキー（三田茂：スペード(上司又は同僚)）
　真夜中にDAKの呼び出し。珍しく興奮したデスクがモニター越しに怒鳴っている。
　ブラックハウンド隊長の細野君朗が何者かに殺されたらしい。
　この街でまた何か大きなことが起こり始めているようだ。
　君は彼の依頼を受けると取材のため，部屋を飛び出した。

５　荒事屋またはカブト（天鳳院悠羽：クラブ(同門又は放っておけない妹)：補足・利益が無くても自分から率先して行動するようなお人よしなキャストが好ましい）
　君はフリーの荒事屋だ。そして，彼女は君の同輩であり，妹みたいな存在だ。
　君が久しぶりに桜花道場を訪れたとき，彼女は瀕死の重傷を負い，血の海に沈んでいた。
　「ごめん……油断しちゃった……」
　そう言って，意識を失った彼女に君は誓った－－仇は取る，と。

　君は，彼女が襲われた理由を確かめるため，ストリートへ歩き出した。

セッションレギュレーション
　達成値上限２１または２５（キャストの能力を見て考えます）
　必要防御神業数２枚または３枚。
　

　