Bergamot sunnydayコミュの「自然派」の落とし穴　

今回もまたひとりごと。
ちょっぴり難しいおはなし。

Bergamotは「生産者の顔が見える物を！」がモットーって、くどいようですが言ってますが、そんな訳で使用しているオイルはもちろん、化粧水などもそんな感じでこだわってます。
いろんな会社のいろんな製品を試しているうちに
たどり着いたのは

「手作り化粧品」

化粧品についてはまだまだ知識も少ない私にとって頼れる場所が欲しく、手作り化粧品の基材を販売している会社の社長さんとお話する機会を持ちました。

「自然派化粧品」の危険性について聞きました。

今や有名になった防腐剤「パラベン」についてのお話。
よくある自然派化粧品のうたい文句に
「パラベン不使用」
とあります。
これが要注意なんですって。
防腐剤には表示義務のない物が沢山存在するんだそう。
表示義務なし、ってことはラベルを見ても書いてない訳です。
その防腐剤の中には大量に使わないと防腐剤としての効果が発揮されない場合もあるので、結果、大量の防腐剤ばっかり入った商品を使っているという危険もある訳なんです。いくら表示義務なしとはいえ、大量に科学物質の入った自然派化粧品...
ちょっと怖いです。

パラベンは防腐剤としては実は一番すばらしい物なんですって。どこがすばらしいかと言うと少量で確実な効果を発揮すること、表示義務があること。この２点。
市販の化粧品は法律で「３年持つように」という基準があるんだそう。
その為に品質を保持する為には不可欠なのです。

でも.....やはり防腐剤ない方がいいな～って方も多いですよね。
じゃあどうすればいいの？？？

そこで「小分け」なんですって。
某会社がその方法で成功したんだそう。
小分けすればパラベンフリーも可能なんだそう。

市販品を購入する際の参考になればいいと思います。

でも小分けの化粧品、お高いんです。

そこでおすすめが「手作り」です。

化粧水は薬局で売ってる精製水とグリセリンでできてしまいます。
ささっと作ってささっと使えば防腐剤入りません。
ママもお子さんの保湿にも使えちゃいます。

その化粧水に＋アルファーで「アロマ」の登場です。
アロマの効能を＋することでなかなか優秀な化粧水のできあがり。
ちょっと贅沢に作りたい時は、精製水を芳香蒸留水（フローラルウォーター）にしてもらえればばっちり。
（芳香蒸留水っていうのはアロマのエッセンシャルオイルを取り出す時に出る水のことです。ローズやラベンダーをはじめいろんなウォーターがあります）
クリームも酸化しにくいホホバオイルやみつばちの贈り物みつろうなどを使って作ることが出来ます。
化粧水もクリームもたっぷり作って家族みんなで使うこともできるので結構経済的だったりします。

Bergamotのワークショップでは化粧水やクリームを作る講座を行ってます。
って少し宣伝です♪

長くなりましたが、自然派、植物由来、ナチュラル、そんな言葉についつい踊らされてしまいそうになりますが、本当にいい物を見抜く力が必要ですね。