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絵画論コミュの「若いモナリザ発見論争」について!

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『絵画論』には欠かせないレオナルドの『モナリザ』について、最近、ネット上で話題になっていますね。

以下の文は、ネット上にあるニュースを編集したものです。

 イタリア・ルネサンス期の芸術家レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の作品と認定されてる、仏パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)に所蔵されているダビンチの名画「モナリザ(Mona Lisa)(写真1)」に対して、「アイルワースのモナリザ(Isleworth Mona Lisa)(写真2)」も、イタリア・ルネサンス期の芸術家レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)が描いた世界で最も有名な絵画「モナリザ(Mona Lisa)」──その若かりし姿を描いたとされる肖像画「アイルワースのモナリザ(Isleworth Mona Lisa)」だと、スイス・チューリッヒ(Zurich)のモナリザ財団(Mona Lisa Foundation)は27日、ダビンチの作品であるとの鑑定結果を発表した。

 「アイルワースのモナリザ」は、長らく個人コレクターのヘンリー・ピュリツァー(Henry Pulitzer)氏が所有していたが、同氏の死後40年以上、スイスの銀行の金庫に保管されていた。後の2008年に匿名の国際財団が、ピュリツァー氏の伴侶だった女性の遺産から購入し、モナリザ財団に鑑定を依頼していた。
 アイルワース版に描かれた女性は、ルーブルのモナリザよりも10歳ほど若くみえる。作品としてはルーブルのものよりやや大きく、色も鮮やかである。姿勢や顔つきなどはよく似ているが、背景は異なる。しかしこれまでの真作説をなぞるように未完成な部分を残し、両側に円柱も描かれている。また美術史家のデビッド・フェルドマンによれば「非常に初歩的な数学的分析」の結果、「〔腰かける二人のあらゆる要素が〕正確に同じ位置にある」こともわかったという
 このフェルドマンもメンバーであるスイスのチューリッヒに本拠を置くモナ・リザ財団は、35年以上にわたる調査をもとに「あらゆる角度から」この絵がモナ・リザの初期バージョンであると結論づけた。ルーブル美術館はコメントを拒否したが、財団の主張に反論する声もある。オックスフォード大学の教授マーティン・ケンプは?直接この絵を鑑賞したことはないことを認めつつ?模写であると主張している。ケンプによれば、アイルワースのモナ・リザは、女性のヴェールや髪の毛のほか、衣服をおおう透明な層、手の組み方といったオリジナルの繊細なディテールを写し損ねており、また模作にありがちなことだが背景の大気と女性の表情にもとらえどころのない深みが欠けていること、さらにレオナルドが好んだ木板ではなくカンバスに描かれていることなども真作であることを疑わせるとしている。
 またケンプは赤外線反射光とX線による検査もこの絵の作者がレオナルドではないことを非常にはっきりと示していると述べており、モナ・リザが若くみえるのもあくまで模倣者がそのように描いたからではないかと語っている。
「若かりしモナリザ」の肖像、ダビンチ作品との鑑定結果 2012年09月28日 15:55 発信地:ジュネーブ/スイス
■「謎めいた」表情に欠ける?との疑問も
 一方、会見に出席しなかった専門家からは、「アイルワースのモナリザ」がダビンチの作品だとする鑑定結果に疑問を投げ掛ける声も出ている。
 その1人、英オックスフォード大学(University of Oxford)の美術史家マーティン・ケンプ(Martin Kemp)氏は、女性の髪やベール、ドレスの透けた重なり、手の骨格など「モナリザ」が持つ細部の緻密な描写が「アイルワースのモナリザ」からは感じられないと指摘。また多くの模写作品同様、ダビンチの「モナリザ」の「謎めいた」表情を捉えていないと述べている。
 こうした批判に対し、モナリザ財団側は作品を実際に間近で見てほしいと語っている。同財団は、「アイルワースのモナリザ」の鑑定結果を『Mona Lisa -- Leonardo's Earlier Version(ダビンチが描いた若きモナリザの肖像)』と題した320ページの書籍にまとめ発表している。(c)AFP/Nina Larson

【2月2日 AFP】スペインのプラド美術館(Prado Museum)は1日、同館が所蔵するレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の『モナリザ(Mona Lisa)』の模写(写真3)が、現存する最も初期のものであり、ダビンチ本人のアトリエで制作されたものであると発表した。模写作品のモナリザはより若く、魅力的に見えるという。
 首都マドリード(Madrid)にあるプラド美術館は同日、修復が完了したモナリザの模写『Mona Lisa of the Prado』を報道陣に公開した。この作品は18世紀に背景が黒く塗られたという。なぜ背景が黒く塗られたのかは分かっていない。

 修復作業により黒い絵の具の層が取り除かれた模写作品の背景には、丘や川など、現在フランス・パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)で展示されている本物のモナリザを思わせる風景が描かれていた。
 この模写作品についてはこれまで、より後の時期に制作されたものと考えられていた。しかし、プラド美術館のイタリア・ルネサンス絵画主任キュレーター、ミゲル・ファロミール(Miguel Falomir)氏は、「恐らく現存する中で最も古いモナリザの模写だろう」と述べ、模写はダビンチ本人のアトリエで本物とほぼ同じ時期に制作されたものだという専門家の分析にも触れた。その一方で、「ダビンチ本人は一切関わっていないだろう」とも語った。
 報道陣に公開された作品に描かれた女性は、本物のモナリザに比べより若く鮮やかな印象を受け、背景の描写もよりみずみずしい。これについて同美術館の副館長のガブリエル・フィナルディ(Gabriele Finaldi)氏は、本物のモナリザの絵は非常に汚れており、「絵画は汚れると描かれている人物が老けて見える傾向がある」とAFPに述べた。
AFP/Roland Lloyd Parry

 以上ですが・・・ 皆さんはどう思われますか?
私はアイズワースのモナリザもレオナルド自筆ではなく、模写だと思います。スペインのプラド美術館の見解を支持します>

 そうそう、日本の奈良にある「天理参考館」にも、出来映えのよいモナリザの模写があると聴いてますよ。

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