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絵画論コミュの徳島の大塚国際美術館を見直そう!

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 絵に関心をもったり、自分んも絵を描こうというきっかけになるのは名画との出会いですね。そういう名画に接するチャンスが、美術書であり美術館にいったことによります。
 人に勧めながら自分もやっと行ってきました! やっと行くことができた大塚国際美術館(11月22日) !!

 私の名画との出会いは、中学生の時に、学校の図書室で、平凡社の「世界名画全集」を開いて観たミケランジェロの天井壁画「天地創造」をみて、大感動した時からです! それ以来、西洋絵画に興味をもち、高校時代になってからは、少ない小遣いのなかから平凡社の「世界名画全集」を買うようになりました。浪人時代を経て、大学4年間の間には、あちこちの古書店で、1冊づつ買い集め、全30巻をそろえました。次に目指したのが、アルバイトをして、平凡社の『世界美術全集』30巻と、角川書店の『世界文化史体系』30巻を手にすることでした。

 色々好きな画家はいますが、なかでも、彫刻家のミケランジェロの絵が好きで、大学時代には、『ミケランジェロの全作品』を網羅したイギリスの10000円の『洋書』も買い、時あるごとに何度もながめてきました。
 イタリアのバチカンにいって、本物を観たいという気はあったものの、現役教員(社会科)時代には、365日部活動(放送部)の指導という連日で、海外旅行や教員の海外研修のチャンスがあったにも関わらず、行く間がなく、60歳で退職して、今や66歳になりました。

 こんな経過の中で、大塚製薬が、徳島の鳴門に、陶板による原寸大のレプリカによる世界名画を1047点も展示公開する「大塚国際美術館」なるものを作ってくれた事も知って、行きたい行きたいと思っておりました。

 はやくから行きたかったのですが、車の免許もなく、尼崎からの交通の便もちょっと不便で、なかなか行けませんでした。6年前の退職する時に、教員仲間の慰安旅行で、徳島ドライブ旅行にいくことでき、みんなで大塚美術館の前までいったのに・・、参加していた先輩教員が「わしは観たことがあるから、入らずに外で待ってるわ!」といったのを、若い学年主任の教員が、それに気を遣って、買った切符を払い戻し、観ることなく美術館を後にしたのです(くやし〜い・・・・!)

 それが、2011年の11月22日に、やっと入館の夢が叶いました。

 このたび、兵庫県の私学社会科研究会の秋の研修で、日帰りでしたが、OBとして仲間に入れてもらえて、大塚国際美術館に行くことができたのです。

 大塚国際美術館の所蔵作品は、全てレプリカとは言え、世界の巨匠の名画が、この美術館の1館だけで一堂に見れるこという願っても無いベスト施設です!

 館内に入ったら、我々が教員だと言うことで、美術館の学芸員の方が45分間ですがいくつかの名作の解説をしてくれました。
 このときぞとばかり、私もミケランジェロの絵の前では、40年間、色んな図版を眺めて観察してきた自分なりの蓄積してきた解釈を披露させてもらいました。
原寸大の「天地創造」や「最後の審判 」の細部を観るために、30倍の双眼鏡も持っていったんですよ!

 鑑賞時間は、2時間半ほどしかなかったのですが・・・、「あるわ、あるわ・・・・!」と、終始興奮しながら、駆け足状態で観てきました。

 自分としては、今回は下見のつもりで、ここには、以前から、1泊か2泊でじっくり見に行こうという計画もありますが、益々それを、心に思うだけでなく、実行に移そうと思う気になりました。

 館内の撮影も0Kなので、名画の一部をフォトアルバムで公開しますが、現場ではシャッターを押すのもわすれて、自分の好きな作品に見とれてしまい、鑑賞時間の時間切れで、フェルメールの部屋には行けませんでした。

http://photo.mixi.jp/view_photo.pl?photo_id=1425894449&owner_id=1603386

http://photo.mixi.jp/view_default_album.pl?owner_id=1603386&view_mode=default

 巷では、新聞社等の主催による京都の国立博物館や京都市美術館などに、泰西名画の実物がくると、長蛇の行列で観客がおしよせていますが、お目当ての名画の前ではラッシュアワー並の混雑で、じっくり名画を鑑賞なんてできませんし、一緒に招聘されている他作品にはそれほどいい作品がないことが多いのですが、大塚美術館の展示名画は、どれもこれも、名画・名画・・・・、まさに夢の美術館です。
1970年の「大阪万博」で、「夢の美術館」という企画で世界の美術館から名品があつめられて時の興奮が蘇ってきました。
 
 今度は、自分で2泊か3泊で、じっくり見にこようと思います、館内の作品の解説と案内をしてくれるアイパッドも借りて回りたかったのですが・・・今回はとにかくまわってみようで時間がたってしまいました。

 「本物じゃない!実物でないと・・・」という人がいますが・・・人類の世界遺産と言える名画が一つの美術館でほぼ鑑賞できるのは大塚美術館だけです。
この点をもっと評価すべきだと思います。 全国の大学の美術史科専攻の学生や美大などで、昔から夏期ゼミナールとして実施されてる京都海外研修とか・奈良の古寺巡礼のように、高い航空運賃をつかっていくより、鳴門に宿舎をとって、ゆったり気分で、大塚美術館のなかで名画めぐりをすればいいと思いますが・・・、如何でしょう?

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