ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

言語学コミュの助詞「が」の使い方

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
   私の家【が】できあがった。
   庭の花【が】美しく咲いている。
   向こうにアルプスの山々【が】見える。

 対象を一つあるいは一団として、個別的な存在の個別的なありかたをとりあげ、その間の関係を単純な結びつきで意識しています。関係は単純でも、山田孝雄氏が正しく指摘しているように、語と語とを「緊密に結合」するのですが、この緊密な関係の意識が失われて無差別の関心や無関心の意識に変わった

  現金だろう【が】小切手だろう〔が】いただければけっこうです。
  お前が死のう【が】生きよう〔が】おれは少しもおどろかないよ。

のような表現になると、上の句と下の句を接続するかたちをとるので、<格助詞>ではなく<接続助詞>の一種です。
 (三浦つとむ『日本語はどういう言語か』p197,講談社学術文庫)

 
 

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

言語学 更新情報

言語学のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。