平山相太覚醒への軌跡コミュの過去と現在

つい先日、TVでスカパーを付けるとF東京の試合の再放送をやっていた。
丁度、試合前で今から始まる所のようだ。

甲府戦？いや、違う・・・いつのだろう？

相手は柏レイソルのようだ。スタジアムはフクアリ。

ん？桜が咲いてる・・・。

という事は・・・。

そう、第4節の再放送だったのだ。

4節の柏戦というば・・・相太先発！

記憶では散々な内容だったのを憶えていたが、今の相太と比較したくて途中交代させられるまで見ることにした。

率直な感想を述べると、現在の相太はかなり進歩していると言っていいだろう。
この試合でも強引にDFを抜きにかかるが、ことごとくボールを奪われていた。
突破の際の身体の入れ方をワシントンを見て勉強になったと後に語っていたが、自分也に勉強したのかも知れない。
ポストプレーでのパスもやりたい事はわかるのだが、制度がイマイチなのか味方の動きと合っていないのか、なかなか繋がらない。

この試合は五輪２次予選で2得点したすぐ後の試合だったので、調子が悪いという事はなかったはずだが、正直チームとの連携が取れていないというのが率直な感想である。

結局まともなシュートも打てずに後半途中でワンチョべと交代。

今の相太なら多少調子が悪くとももう少し見せ場を作れただろうと思う。
何より調子が良い時に見せるあの存在感というか、得点への期待感みたいなものが殆ど感じられなかった。（まぁ、試合結果知ってるからと言うのもあるが・・・）
とにかく恐くないのだ。

顔つきもあきらかに今の方が良い顔というか、締まった顔をしている。
この試合では髪型も少し伸びているというのもあるが、締まりが無くのまだほほんとした印象を受けた。

この試合からスタメン転落が始まるのだが、まぁ、それも仕方ないな・・・というのは
今の相太を知っているから言える事だ。

このまま使い続けてもらったとしても、得点は幾らか上げていたかもしれないが、結果的には今年のこの辛い経験が今の相太には大きな意味を持って来ると思う。

天皇杯、そして来年から活躍に期待したい。