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平山相太 覚醒への軌跡コミュの自分との戦い。

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何にでも言える事だが、結局は自分自身に勝つ事から始まる。

人間だからネガティブにも成る事は誰にでもあるし、腐ることもある。
しかし、腐っていても何も変わらない。


正直、相太が腐る訳は解らないでも無い。


五輪予選でまさかのベンチ外。
折れそうな気持ちを奮い立たせて自分の出来る事をやり、何とか勝ち取った北京への切符。
「さぁ、本戦に出る為にもチームに戻って出直しだ!」
本人はこう思っていたに違いない。

チームでは折しも赤嶺が戦線離脱した後だった。
天皇杯4回戦で、先発して結果も残していたし、チーム内のポジション争いで控えに甘んじていたが、その差はわずか・・・。
「次節はスタメン出場でアピールするぞ!」
間違いなくそう思っていたに違いないだろう。

しかし、ここでも想定外の出来事があった。
11月18日のガンバ戦である。

馬場、梶山の復帰、そして森村、池上らの台頭で強豪ガンバを相手にこの試合をドローに持ち込んだ事により、原監督にも選手起用に新しいオプションが誕生してしまった。
相太が五輪予選で出場出来無かった事も結果的には影響したのかも知れないが大宮戦でも控えに回されてしまったのだ。

これは相太にとっては五輪予選で試合に出ていないし体力的にも問題が無いのに「何で?」だったろう。
これまでもそうだったように上手く噛み合ない歯車の如く、自分の思い通りに事が運ばない事に相当な苛立ちを感じたに違いない。
おそらくプライドもズタズタだっただろう。
折れそうになりながら保ちつづけたモチベーションがついに折れた感じだ。

それは4日の練習中、土斐崎フィジカルコーチに「なんか文句あるのか。あるなら言えよ」と言われた事でも解る。
実際、原監督に対する不信感もその時はあっただろう。

「原さんは俺を認めてくれていないのか・・・」

こういう気持ちだったはずである。


ここで先日の梶山の話しに行き着く。
原監督からこんこんと話をされた場でどういう会話があったかは解らないが、後で茂庭に『原さんはオマエに期待しているんだぞ』と言われようやく気持ちは上向き加減に・・・・。


まぁ、概ねこんな感じだろう。(違うか?相太w)




でも、それがプロのサッカーなのである。
誰もがスタメンで出たいと思っているし、必死にポジションを取ろうとあがいているのだ。


これからもこういう事はたぶん・・いや、きっとある。

高校選手権2年連続得点王。
オランダのヘラクレスでチーム得点王。
どれもすばらしい経歴であるし、賞賛に値するが過去の栄光は自分の次のステップだと思っていた方が良い。

まだまだ、やる事は沢山ある。
東京でのチーム得点王、Jでのリーグ得点王、そして北京、W杯への出場・・・・。
さらにその先へと続いているのだ・・・。

やり続けるしかないのである。

例え、昨年得点王だった選手も、翌年調子を落としたら容赦なくスタメンから外れる。
これがサポーツの世界であり、サッカーなのである。


いろいろと書いたが、今期は相太自身すごく良い経験を積んだと思う。
それは筆者が言うまでもなく相太自身よく解っているかも知れない。


仕事であろうがスポーツであろうが自分を信じていなければ戦えない。
しかし自分を信じている分、周りの評価とのギャップに苦しむ事になる。
でも、きっと自分のいる世界はそういうものだと解ったはずである。




常に、前を向いて戦え!



それが平山相太の宿命なのである。

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