東海道本線沿線観光コミュの伊豆山温泉

　含食塩石膏泉。泉温30～74℃。リューマチ・神経痛・創傷・火傷等に効能がある。
　熱海温泉の北側に続く温泉で、岩戸山山麓の海岸沿いの斜面に温泉街が連なり、温泉街背後の山腹には人皇第５代孝昭天皇の御世(393B.C.～475B.C.)に創建されたと伝えられる伊豆山神社(伊豆山権現)がある、
　養老年間(717～714)に発見された横穴式源泉の走り湯は、当初、湯滝となって海に落下しいていたと言われる。
　蛭ケ小島に配流されていた源頼朝と北条政子が逢引した地でもあり、温泉街中央に逢初(ｱｲｿﾞﾒ)橋がある。
　頼朝は鎌倉開府後、走り湯権現とも呼ばれていた伊豆山神社を尊崇したため、箱根権現との二所詣での習慣が生まれた。神社周辺の森は古々比(ｺｺｲ)の森と呼ばれて不如帰(ﾎﾄﾄｷﾞｽ)の名所として歌枕になっており、藤原兼房の「五月闇ここひのもりの子規人忘れずのみなきゐたるかな」の歌などで知られている。
　三代将軍源実朝も、この地を好み、「伊豆の国山の南へ出る湯の早きは神のしるしなりけり」との和歌を残している。
　伊豆山神社は、その後、相次ぐ火災で衰微したが、明治初めに皇室御料温泉となったため温泉地として発展した。走り湯は乱掘によって1964年に一旦枯渇してしまったが、1970年に復活した。
　熱海駅からバス10分。

・走湯温泉跡
　http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=68530411&comm_id=398257

コメント(10)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 01月04日 22:23

真ん中の写真は「走り湯」ですね。ここは、トンネルの奥に
源泉があります。私はメガネをかけているので、ここに入ると、湯気の力で真っ白にメガネは雲ってしまいます。

ゴーゴーと音を立て、湧き出る温泉を見ると、源泉の周囲の地下は物凄いエネルギーをもっているのだなあ、と感嘆します。

[2] mixiユーザー 01月04日 22:40

温泉宿の情報。

伊豆山には、「蓬莱」という超高級旅館があります。

http://www.ikyu.com/datas/00000833x.htm

見るだけでも、楽しいですね。

「蓬莱」さんはHPも作成していますが、FLASHを使いすぎており、見にくいので、「一休」を紹介しました。

[3] mixiユーザー 01月08日 11:40

一度、蓬莱に泊まってみたいものですねえ。

[4] mixiユーザー 03月25日 20:24

３月２日金曜日に行って来ました。
伊豆山神社〔延喜式内社〕〔国幣小社〕祭神；火牟須比命・伊邪那伎命・伊邪那美命
左；裏参道
中；本殿
右；拝殿

[5] mixiユーザー 03月25日 20:27

伊豆山神社です。

左；伊豆山郷土資料館
中；表参道石段は837段
右；摂社結明神社　祭神；日精・月精

[6] mixiユーザー 03月25日 20:29

伊豆山神社です。

左；江戸時代の地図
中；木造役行者倚像〔熱海市指定文化財〕
右；一の鳥居

[7] mixiユーザー 03月25日 20:31

左；伊豆山海岸
中；伊豆山神社境外摂社走湯神社　祭神；火牟須比命
右；弁天岩

[8] mixiユーザー 03月25日 20:33

走湯温泉跡〔熱海市指定史跡〕です。

[9] mixiユーザー 03月25日 20:35

左；うみのホテル中田屋
中；中田屋走湯
右；河津桜

[10] mixiユーザー 03月25日 21:01

　秋戸郷跡です。治承４(1180)年８月23日に源頼朝が石橋山の合戦に敗れて房総へ逐電した際、妻の北条政子は走湯山に潜んでいましたが、伊豆山権現別当文陽坊覚淵の計らいで９月２日にここに移り、平家方の探索をかわしました。房総で態勢を挽回した頼朝は同年10月７日に鎌倉に政権を樹立、政子は同月12日にここを発って鎌倉に入りました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ