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沖縄を考えるコミュの沖縄の経済振興策を考えました

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先日、沖縄の経済振興のアイデアがふと思い浮かびました。
一部の米軍基地の返還が条件になりますが、けっこう面白いアイデアかもしれません。

現状、沖縄に企業を誘致しても企業にあまりメリットがないためなかなか実現が困難です。
これをオフィスと住宅込みで安価で提供すれば誘致が上手くいくのでは?、というアイデアです。

数棟のタワーマンションと巨大オフィスビルをオーシュンビューの好立地に建設するとします。
沖縄に移転してくれる企業にはオフィス+従業員全員用の住宅を提供します。
県が建設するので利益が要らない分、かなりの格安で貸すことができます。
普天間基地返還後の土地や、キャンプハンセン(一部返還してくれれば・・・)の土地等が候補となります。

※参考までに。
一時ワイドショー等で話題になった「公務員宿舎東雲住宅(仮称)」という非常に豪華な公務員マンションの建設費が141億円。
その総戸数は900戸なので、単純計算だと35年ローンで1戸あたり月の家賃3万7300円(金利計算に入れず)で償却できます。
維持・管理、金利等を含めても1戸あたり月5万円程度で貸すことが可能です。
広さに応じて家賃は変わりますが、ざっと3LDKで6〜7万円、1LDKで3万くらいになる計算です。

企業はオーシャンビューの豪華な社宅を社員に提供できることになるため、
そのメリットを活かして優秀な社員を採用できる可能性が高まります。

※もちろん従業員の方が家族を呼び寄せたいならそれも可とします。
その企業に入社すれば、田舎の両親を呼び寄せて皆で沖縄で暮らすことも可能になるのです。
そのためにも住宅は2世代での居住も考えたバラエティに富んだ構成にしなければなりませんね。

これはかなり大きなメリットです。
私はリクルートで8年ほど求人の仕事をしていましたが、これだけのメリットがあれば、どんな企業でも求人に成功するでしょう。
現在の日本の求人相場は熟知しています。これは人材を集める上で、かなりのメリットとなります。
※実際に沖縄でリゾート開発を進めている某企業の募集に優秀な経験者が数百名応募した等、多くの事例も知っています。具体的には明かせませんが。

オフィスビルにはデータセンターを併設します。
沖縄は地震も少ないため、データセンターの立地場所として優れています。
最初期に誘致する企業は、沖縄に引っ越しても事業に大きな影響のない企業となるため、可能性が最も高いのはIT系企業となるでしょう。
データセンターを併設することで、これも企業にとってメリットになるでしょう。

さて。
これだけでもけっこう面白いと思うのですが、この「街ごと作って誘致する」というアイデアは、
更に突っ込んで、沖縄の米軍基地をメリットに転化することも可能です。
米軍の協力が得られれば、メリットはさらに大きくなるからです。

例えばデータセンター。
米国防総省のIT担当の偉い人に設計を見てもらって
「世界一の安全性を誇る米国防総省のデータセンターの設計者が太鼓判を押した」
といった形にすることができれば、日本国内だけでなく、世界のIT企業に訴求することができます。

また、米軍基地内には、スーパーや衣料品店、学校など、全てが揃っています。
それらの施設を軍民共同で使えるようにすれば、海外企業も安心して従業員ごと滞在することができます。
沖縄には英語のTV放送までありますし、日本支社を作るなら、東京よりも沖縄、というふうになる可能性があります。

米軍は一部施設を開放することで沖縄経済に協力し、県民の理解を得ることができる。
県民は米軍の存在を国際交流の基点として利用することができる。
実現すれば日本政府、沖縄県民、米軍の3者がWIN-WIN-WINの関係となるため、米軍や日本政府を説得できる可能性があります。
沖縄は自然環境と米軍基地の存在を資源として企業を誘致し、経済発展していくのです。


※データセンターについて
データセンターとはサーバを置いておく施設のこと。
例えばクレジットカード会社など、安全性の高いデータセンターに毎月数千万円〜数億円を支払っているケースもある。
安全性の高いデータセンターは大きな需要がある。

※環境について
自然環境の維持には最新の注意を払うことが前提である。
例えば沖縄大学の雨水利用システムは水道料金で年間120万円ほどの黒字と聞いている。
そういったシステムのほか、太陽光発電、風力発電、大規模コージェネレーションシステムなどを取り入れ、環境に配慮したエコ・タウンとして建設する。


もちろん、マンションが相当数建設できるのであれば、一般県民も利用できます。
皆にとってメリットのある素晴らしい案だと思うのですが、いかがでしょう。
ご意見をお聞かせください。

コメント(18)

非常に面白いと思います。
ニュータウン建設はバブル崩壊以降減少しましたが、災害時の安全やエコの観点から新たにスマートグリット構想なんかが盛り上がっています。
これは都市計画レベルでエネルギーの自給自足、エネルギー消費量=エネルギーコストの減少を実現するための構想です。
これらも取り込むことが出来れば、スターさんがおっしゃるデータセンターやその他IT企業にも電力コストなどでメリットが出そうです。

すでに人件費の安さから沖縄に進出しているコールセンター業などがありますが、
安いからというだけではなく、いい環境だからということをもっと押し出すことが出来れば沖縄で働く事がトレンドになればなおいいですね。

自分も大学卒業時に普天間変換後の都市計画について論文を書いて以来いろいろアイデアを考えていますが、スターさんのおっしゃる案のような具体性のある復興策が、基地にまつわる多くのしがらみを超えられれば素敵だと思います。
たしか日立などが中国のエコタウン構想に一枚噛んで大規模受注を狙っているというような話を経済誌で見たような気がします。

スマートグリッドですか。
今度調べて勉強しておきます。
気になるのはコストですね。
税収とは別に、初期投資が回収できる算段がつかないと、説得力が薄れてしまいます。

管理・運用費プラス返済額が沖縄電力の電気代より安くできるようなら申し分ないんですが。せっかくのアイデアも最後には補助金頼みではもったいない。
しかし光熱水通信費が安価に供給できれば本当に素晴らしいですね。
書き込み増えないな(笑)。

面白いと思ったんだけどなあ・・・・
スターさん
興味深く読ませて頂きました。
面白いと思いますよ〜
個人的にはエコタウン的な集合住宅はいいなぁ〜と思います。
クリーンエネルギーを自給自足出来れば、基地ほどではないかもしれないですけど雇用促進にもなりますよね。

この様な案を実現するためには県庁の何課に先ず行けばいいんですかね〜?
県庁じゃないのかな〜?

キンザーを返すとか言ってるので、なにか作るならキンザーの土地を使えばいいんじゃないかと思うけど、
牧港にしろ普天間にしろ那覇軍港にしろ、地権の問題ってクリアになってるんでしょうかね?



>フリーゾーン

フリーゾーンは免税店みたいなのを作るにはいいけど、
サービス業にはあまり関係がない気がします。
業種を絞り込んで、税制上のメリットをつけるのはいいんだけど、
最初はこちらから誘致企業の業種を絞り込むようなことはしないほうがいいかもしれません。

>どこに行けばいいのか

うーーーーん。
陳情みたいにして有力な政治家のとこに行くのが現実的なんだろうなとは思いますが、
そんなの全く面白くないですねえ。
俺が県知事に立候補すれば面白いかもしれないけど99.9%当選しないだろうし、
まあ、そもそも東京在住の今じゃ立候補すらできんか(笑)。

>地権

まったくの憶測を話します。
俺がガキの頃、ハンビー飛行場の跡地は何年も放置されてた気がします。
天久のあたりも、けっこう長いこと放置されてた。

基地内の土地は借地として国が地権者に金を払っているので、
基地に土地を持ってる人はけっこういい借地料が貰えるようです。
今では投資用商品として、本土の人もたくさん買っています。

ですから基地の跡地の都市計画では、推測ですが、
「都市計画立てるまで勝手に建物を作ったら駄目だからね」みたいなルールがあるものと思われます。
そんで行政が区画割をして、道路に引っかかる土地については地権者と話し合っているはず。
だから結果として何年も地権のクリアに時間がかかっているのだと思います。

だから私のアイデアを実行するとしたら、
基地の跡地利用に関する新しい法律も作らないといけないかもしれません。
いずれにせよ、地権者にとっては許せないような計画なんだろうなとは思います。

しかしキンザーはナイスな土地ですね。
ビーチもあるし、空港にもまあまあ近いし、素晴らしい。
データセンターを誘致するってのはいいアイデアですね。

きれいで大量な水がない沖縄では大規模な工場を運営できないと聞いたことがりますが
データセンターであれば安定した電源の供給ができれば問題は無いと思います。

しかし本社機能まで沖縄に移転してくれる企業がどれほど集まるかは疑問です。
いくらIT系の企業でも取引先との打ち合わせが必要になりますよね。

外国の企業にしても日本の代表的な企業の本部が東京にあるなら
強いて沖縄を選んでくれますでしょうか?
ひーとぉさん

期間限定での法人税免除ですか。
もし可能であれば、それも大きなメリットになりますね。
GREEやソフトバンクみたいな企業が沖縄に来ると、かなりいいですね。
沖縄全体の雰囲気が変わると思います。


ブラウンシュガーさん

今から10年前でしたら、私も沖縄に本社なんて有り得ないと思っていました。
しかし近年、実際にスカイプ等を使って打ち合わせをする企業は増えています。
私もサラリーマン時代、最後の年に数件、顧客の要望に答えてスカイプでの取材・打ち合わせを行いました。
うちの会社としても取材交通費・滞在費が削減できる可能性がある、ということで、
上司が実際の「スカイプ取材」の効果を調べるために同席したりしていました。
まだ議論は始まったばかりですが、いずれはスカイプ取材が当然の選択肢として選ばれる時代がくるかもしれないという手ごたえは感じました。

顧客企業の中には、一部ですが、すでにスカイプを活用している企業もありました。
スカイプでの打ち合わせは、お互いの企業が「対面」にこだわらい限りにおいては、非常に合理的なものです。
私の知っているある企業は、宣伝はNETのみで行い、全ての打ち合わせをスカイプで行っています。
どうしても設定ができない顧客企業には、一度だけ営業が赴き、PCを設定し、
以降はずっとスカイプで打ち合わせしながら商談を進めていました。
(じいちゃんばかりの企業などはスカイプ設定が自分でできなかったりします(笑))

これは私の勝手な予想で、しかもかなり期待を込めた予想ですが、
今後、社会はもっと「実際に顔と顔を突き合せる」ことにこだわらなくなっていくと思います。
その方が合理的だからです。

そうなると何が起こるか。
人々に選ばれる都市は、治安や政治の安定性、教育等の行政サービス、気候や環境などの住みやすさ、の3つで選ばれるようになると思います。
沖縄はそこに注力していけば、将来的に、世界でも有数の「住みたい街」になれる可能性が(あくまでも可能性ですが)あります。

ビジネスでもプライベートでも、コミュニケーションはNETを利用して「距離」を越えていくでしょう。
「距離」を越えられない「実生活」は、リゾート地がいいと思う人が、増えて行くでしょう。
※私はまだ未読ですが、リチャード・フロリダの「クリエイティブ都市経済論」には似たような話が書いているらしいです

まあ、とりあえず。

・安価なオフィス賃料
・安全性の高いデータセンター
・企業負担ゼロの豪華な社宅
・快適な自然環境

私のアイデアでは上記4つが提供できるようになります。
商談はスカイプで十分、という企業は実在します。
また、顧客との「顔を突き合わせての打ち合わせ」がほとんど必要ないような企業も存在します。
外国企業でも、単に日本の官公庁と輸入規制に関する質疑を行うためだけに支社を置くようなケースも存在します。
あるいは、将来的に例えばソフトバンク本社が沖縄になるなら、ソフトバンクに用がある企業は沖縄に移転するでしょう。

私の案は失敗に終わった産業団地建設なんかよりは、はるかに良いと思うのです。
本当にタワーマンションとオフィスビルとデータセンター作ってくれるんなら、私が企業誘致営業してもいいとさえ思います。2年くらい限定で。給与は成果報酬でいいです。
>スターさん

自分は通信、OA機器の営業職で企業に訪問販売をやっていまして、
そういう経験上から対面での仕事を意識してしまいます。

>これは私の勝手な予想で、しかもかなり期待を込めた予想ですが、
>今後、社会はもっと「実際に顔と顔を突き合せる」ことにこだわらなくなっていくと思います。
>その方が合理的だからです。

確かに上司も拠点長会議等はweb上で済ますこともありますし
訪問先でもスカイプ等を利用している企業は増えてきている印象です。

業種によっては取引先とのやり取りもそれで済むと思いますが
自分たちのように中小企業に現物を売る営業は対面が基本というのは
まだまだ変わらない気がします。
(年配の方は「足を運んでなんぼ」と考える人は多いです)


>・安価なオフィス賃料
>・安全性の高いデータセンター
>・企業負担ゼロの豪華な社宅
>・快適な自然環境

IT,、通信系の会社に勤務している割には頭が古いようで
上記のような条件が揃ってもデータ管理部門やweb制作関連は
距離の制約は無くても大丈夫だと思いますが
全社的に沖縄に移転というのはまだ難しいのでは。


>リチャード・フロリダの「クリエイティブ都市経済論」

検索してみました。
目次だけしか見れていませんがスターさんのアイデアや沖縄の発展のヒントに
なりそうな内容ですね。薄給の身ではちょっと厳しいですが読んでみたいです。
まあ、確かにBtoBは難しいかもしれないですね。
けど、BtoCならなんとかなるのではないかと。
WEB系のBtoCの企業。
それなら立地があまり関係ない企業がありそうな気がするんですよねえ。
>まあ、確かにBtoBは難しいかもしれないですね。
>けど、BtoCならなんとかなるのではないかと。
>WEB系のBtoCの企業。
>それなら立地があまり関係ない企業がありそうな気がするんですよねえ。

BtoCなら現時点でも可能だと思います。
アマゾンが成功例ではないでしょうか。

その他にも、ひーとぉさんが例としてあげたGREEやソフトバンクといった企業も
関係省庁との折衝部門やマスコミ向けの広報以外は沖縄に拠点を移しても
やっていけそうですね。


失礼します。

僕は沖縄での商売を現在計画中ですが、それはやはり多方面で沖縄の経済発展の可能性を感じているからです。
そういう意味で本トピックを興味深く拝見させて頂きました。


ここ10年でも沖縄に対する振興感は様変わりしました。
しかし、

米軍基地を除いても、地政学的に国内における沖縄の軍事的要素の重要は1つのリスクです。

真偽は?として諸々の裏話を現地の知人友人から聞き、そん風にあくまで個人的にですが、
今や内地利権だけでなく外資利権も徐々に根を伸ばしている感は否めません。

また、ある程度規模の再開発地域も見ていますが、計画が荒いようにも見受けます。

僕は沖縄出身なので毎年1・2度は祖母に顔を見せに行きますが、その度に海辺が汚れていくなぁ、とも感じています。

経済成長予測に対しての沖電の設備投資はどうでしょうか?

http://www.d-max.ne.jp/ib/syotoku/pdf/shinkoku_H1404-H1503.pdf#search=%27%E4%B8%8E%E5%84%80%20%E9%81%8B%E9%80%81%20%E4%B8%8A%E6%B1%9F%E6%B4%B2%27

なんだかんだと収益がある割には悠長で見立ても雑多だな、という気がしています。





そんなことから一番に思うことは、強力なリーダーの不在です。
浅学な身でなんですが、これは戦後だけでなく琉球史から通じて一貫していると愚考します。

自然・法人レベルで1人格レベルの思惑が地球規模で散発する現代において、
1地域に集中的な計画を行うには「カリスマ」の不在くらいマイナスな要素はないですね。

とてもコンパクトで特殊な形状である沖縄に、農業名産品や金融・流通・情報・製造・観光etc.
1・2・3次産業入り乱れて進行している沖縄開発の今が特にそれを象徴していますし、
沖縄の魅力も維持しつつ、というのが更に問題を難しくしています。



以上はあくまで愚見であり、なんだかネガティブなことばかり書き連ねてしまい恐縮ですが、

「OKINAWA」というとロマンも善悪も色々混濁したイメージが先行しがちになりますし、
木更津等のように今後も短期的な投機に湧く諸都市・地域も大小あるでしょうが、
次世代以降の諸活動も考えつつ、地域の潜在価値を思えば、長期的な投資先は沖縄が国内意有数であると考えています。

SNSでの意見交換がもっと活発になって、もっともっと沖縄に注目が集まれば面白いですね。


沖縄で地震が起こらないということはありませんが、
東京と同時に起こる確率は低いですから、バックアップセンターということになります。
東日本大震災のとき、一部にそういう動きもあったのですが、
行政は何も動きませんでした。

データベースにせよ、バックアップセンターにせよ、
一番の問題は人材です。中学レベルの数学が「キッチリと」分かる人達が
不足しています。台湾は理系が65%。立地条件よりも人材の問題。

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