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世界の経済コミュの日銀砲はいつ?

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町村官房長官が「基本的には円高は国の価値が上がるのでいいこと」「円高を忌むべきものと見るのは間違い」との発言から、一気に円全面高、陰に隠れて、実は同時にドル高も進行。円高でドル高である。

ドル円は要人の円高容認発言があると、一気に円高に向かいやすい。円高圧力がかかる中での円高容認発言は何を意味するのであろうか?
日本国内ではなかなかデフレ傾向が収まらず、原材料の仕入れ高騰が企業の利益を圧迫している。最近の急激な原油高、穀物高を円高で吸収しようと言う狙いなのか?そうだとしたら、非常に危険な賭けだ。日銀からの発言なら、まだ、信頼がおけるが、官房長官の発言である。おそらく円高容認に対して何の根拠もないだろう。

さて、このまま円高の流れが長期化すると、景気を牽引してきた製造業の業績悪化を招くことになる。各企業の想定為替レートはおそらく115円から120円の間で集中していると考えられる。既にこの想定レートを割り込んでいるため、売り上げが劇的に伸びなければ、減収減益となる。こうなると、今までの日本であれば、日銀が動き出す。2ちゃんねるでよく使われる言葉、「日銀砲」という為替介入である。

現在、日銀はどのあたりにターゲットを絞っているのかが気になる。日銀砲発動前には、それなりの牽制発言があるはずである。例えば、「最近の円の動きは急激すぎる」などである。このような発言が出たら、要注意だ。ひとたび日銀砲が発動されると、市場は一斉に円買いに走り、円高が持続する。2004年であっただろうか?日銀が空前の60兆円の為替加入を行った。このときはドル円100円割れをなんとか防ぎ、日銀の勝ち。このときのチャートの形は異様であった。殆ど値動きのない状態が数時間続き、瞬間的に1円ぐらい円高となり、すぐに元に戻る、というチャートが何ヶ月も続いた。今回はどうなるのであろうか?ユーロドルレートから考えれば、簡単にドル円は80円を割ってもおかしくない状態である。今回の円高は95円までに押さえ込めば日銀の勝ちであろうか。

ひとまずは、輸出と輸入のバランスから、どのレートが心地よいのか、が今回のテーマだろう。ここで、キーとなる指標は原油相場である。原油が値上がりすればするほど、円高容認の方向である。原油が値下がりしても、円高が止まらないようなら、間違いなく日銀の介入がある。

さて、数年ぶりの世界経済のターニングポイントが来たようだ。実に面白い。

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