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札幌市民音楽団コミュの鮒盛り

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もとい「船乗りと海の歌」。鮒盛りってうまくなさそう…
のりまきによる曲を知ろうシリーズ第2弾です。いつの間にかシリーズになってしまいました。

さて話を元に戻して、日本に入ってきた当初は邦題は「船乗りと〜」となってたんでないかと。某O阪市音のνウインドレパートリーにはこの邦題が使われてます。しかし世間に浸透したのは「海の男達の〜」の方だったんでしょうね。響きとしてはかっこいいし。しかし原題は「Songs of Sailor and Sea」です。「海の男達の〜」はかっこいいかも知らんがちょっと正確さに欠ける気がするー。

さて、この曲はアメリカ海軍バンドと海軍の少佐さんに捧げられました。
海の力強い波、神秘的な深さに立ち向かってきた船乗り達やその船乗り達の生きた時代の不朽の魅力を讃え、また壮大な海そのものを表現した作品です。
船乗り描くのに海そのものを描かんわけがないですよね。そういう意味でも「船乗りと海の歌」って方が合ってるんでないのかなあ。

この曲、楽譜上つながってはいますが3楽章構成となっています。?楽章、船上の生活を描いた”Sea Chanty(舟歌)”に始まり、?楽章、海の生き物を描いた”Whale Song(鯨の歌)”、そして終楽章、アメリカのクリッパー船を描いた”Racing the Yankee Clipper(ヤンキークリッパーの航海)”で幕を閉じます。

某関東の一般バンドのCDの解説には書かれていませんでしたが、そこは一つの曲解説だけを鵜呑みにしない私。出版社のHPの曲解説には大変に大事な一文が書かれておりました。
「Expanded percussionがこの劇的に叙述的な音楽物語を豊かに高める」、と。
まーシップベルとか波マシーンとか鯨の鳴き声とかその他諸々の特殊パーカス全部頑張れ!ってことですね(笑)

コメント(3)

また連投してみますか。?楽章は「舟歌」。
「舟歌」というもの自体は、もともと船乗り達が船上の仕事をしながら口ずさんでいた歌のようですね。きっと地域によって全然違うんでしょう。
昔はみんな帆船ですから、いろいろ力仕事とかもあったことでしょう。力いっぱいリズムに乗りながらロープ引いて、そのリズムに合わせて口ずさんだりとかしてたんではないでしょうか。

もともとの舟歌そのものより、「船上の生活を描いた」と解説にある通り、舟歌を歌いながら船上で躍動している船乗りたちをイメージする感じで吹くといいんでしょうね。
細かい音符に泡食ってあっぷあっぷしてないで、ちゃんとそんな様子を想像できるようにならんといけませんな…
?楽章は「鯨の歌」。
・・・うん・・・クジラです・・・
なんつーかまんまなんで特に書くことないですね。

まー小さいのなんて想像しないで、クジラと言えば男は黙ってシロナガスっつーことで、史上最大の哺乳類シロナガスクジラ貼っときまーす。

こんなシロナガスのごとく演奏も雄大に…
さて、終楽章は「ヤンキークリッパーの航海」。クリッパーとは船の種類です。
その船の「航海」となっていますが、ここで原題に注目。
訳は「航海」ですが元は”Racing”。ここにクリッパー船の特徴が表れてます。

クリッパー船は19世紀初頭に発達した大型帆船で、快速帆船と訳されることもあります。
物運ぶ船のくせに、積載量よりも速度を重視して造られたっつーなんともいいバカさをもっています。一般的には多数のマストとスマートな船体を持ちます。
「いかに多く運ぶか」よりも、「いかに速く運ぶか」が命題であったクリッパー、”Racing”となっているのも納得ですね。

曲解説にはアメリカンクリッパーとあったのでアメリカンなのをもってきたいところですが、全然ヒットしなかったのでクリッパーでは最も有名っぽいイギリスのカティ・サークを貼っておきます。

当然テンポ設定も速くなっていますし、のんびり航海ではなく風を切り波を走る、そんな快速航海を思い浮かべて吹くことで雰囲気出るんじゃないでしょうか。

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