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三度の飯より邦画好きコミュの【グミ・チョコレート・パイン】

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原作は『作家』としても『筋肉少女帯のVo』としても有名な大槻ケンヂの同名小説。

監督にケラリーノ・サンドロビッチ(バンド『有頂天』のKERAさんと言った方がわかる人が多いかもしれない。ぬしもその方がよくわかるw)、主題歌に電気グルーヴ…と、何ともまぁ…大槻ケンヂに少なからず所縁のあるメンバーが揃えられていますw

観た感想ってゆうか…、これから観ようと考えている人に対しての意見としては…まぁまず…

『映画を観るより原作を読めっ!』

…ですw

生きた時代は違えど、いつの世にもある青春の甘酸っぱさとほろ苦さ…。
この原作小説には、そういった青春時代の恋と夢と苦悩と葛藤と矛盾と妄想と性欲とリビドーとオナニーとポコチn…なんていったぐちゃぐちゃしたものが、目一杯詰め込まれていますw
これぞ世の性少年…いや…青少年達のリアルな青春!性癖のバイブ…いや…青春のバイブル!といった感じですw

筋肉少女帯のファンであったからこそわかる面白さもあるのですが、そうでない方々でもまず間違いなく楽しめます!
『俺は周りのくだらない連中とは違う!』『何か特別なものを持っている人間なのだ!』…なんて意気込みながらも、それが何なのかもわからず、取り敢えず行動をおこしてみる…といったことも出来ずに、悶々とした日々をおくっている人達には是非御一読願いたい。

…って、これじゃ映画の批評にならんな…(^w^;)

これではまるで映画が面白くなかったかのようではありますが、実はそんなこともありません。

主人公達は、原作とは違った人生を歩んでいて、まだ少し悶々とした日々をおくっているようではありますが…w、これはこれで味わい深く…良いです♪
たぶん、原作を忠実に映画化なんてしたら、そりゃもう見れたもんじゃない作品になってしまっていたかもしれませんしw
小説では小説でしか出せない味、映画には映画のそれがありますから。
それに何といっても、B級映画的な香りのする作りが最高!
原作が良すぎるし、グミ編・チョコ編・パイン編とゆう3部作になる長編小説ですから、2時間ほどの映画に納め、その全てを表現しきることなどは普通にはとても出来ないでしょう…。
しかしながら、オーケンと同じ時代を生き、同じ『渋谷・屋根裏』を駆け抜けたKERAさんだからこそ映画化することが出来、尚且つここまでの作品に仕上げることが出来たのではないかと感じます。

大きな感動などはありません。
原作ほどの熱さもありません。
でも…、じんわりと…沁みます。

この作品がB級映画的な作品で、本当に良かった…。

【私的評価】★★★☆(7/10)

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