西洋カボチャ C. maxima
主に大型のカボチャがこれに含まれる。現在日本で広く栽培されているカボチャは西洋カボチャである。花梗はスポンジ状で膨れており、畝は無い。
東洋カボチャ C. moschata
日本カボチャ、バターナット・スクァッシュがこれに含まれる。
ペポ種 C. pepo
小型のカボチャ、ドングリカボチャ、ソウメンカボチャなどがこれに含まれる。ハロウィンでおなじみのオレンジ色のカボチャはペポ種である。なお、ズッキーニも同種。
東洋カボチャは天文年間に日本にポルトガル人がカンボジアから持ち込んだ。ペポ種は中国を経由して来たため唐茄子とも呼ばれる。 病害虫に強く栽培も容易であり、こぼれた種が勝手に成長、結実することもよくある。強健な性質を利用して、カボチャをキュウリやメロンの接ぎ木の台にすることもある。
●キョウチクトウ(夾竹桃 Nerium indicum)はインド原産のキョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木である。葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることからこの名がついた(シノニムN. oleander L. var. indicum (Mill.) O.Deg. et Greenwell)。