ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

資産防衛&資産形成&資産運用コミュの<第23回>繰り上げ返済(1) 返済額軽減型と期間短縮型【住宅ローン】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
前回、住宅ローンの借り換えを教わった貯金ブタさん。今回から、繰り上げ返済について勉強しましょう。

今回は繰り上げ返済のことを教えてくれるんでしょ?

そうだね。

繰り上げ返済とは、ローンの返済中にローン残高の一部また全部を前倒しで返済することだよ。

前倒しで返済することで、その分の利息が軽減されることになるね。

でも、なんでみんながんばって繰り上げ返済しようとするの?

<第21回>総支払額の比較(2) 団信保険料と繰り上げ返済手数料(2008年6月11日)で総支払額を比較したときの表をみてごらん。

3000万円の借り入れに対して利息も含めた返済額は5000万円近くになっている。

つまり3000万円に対して2000万円の利息負担が発生していることになる。

ほんとだ…。

住宅ローンというのは、「大きい金額」を「長い期間」借りるという特徴があるので、金利は2、3%でも累計額は大きくなるからね。

さらに、借り入れ当初は毎月の返済額に占める利息の返済に回る金額の比率が高いので、なかなか借入残高も減らない。

だから思った以上に利息の負担というのは大きいんだよ。

なるほど。

裏を返せば、繰り上げ返済で残高を減らしてしまえば、その大きい利息負担も減らすことができるというわけさ。

だからみんながんばって繰り上げ返済してるのさ。

それなら、ボクもどんどん繰り上げ返済していくぞ!

繰り上げ返済には「返済額軽減型」と「期間短縮型」の2種類があるんだ。

繰り上げ返済を行う際は、その都度どちらのタイプで行うか選べるので、それぞれの特徴と違いについてよく理解しておこう。

それは知らなかった…。どんな違いがあるの?

まず「返済額軽減型」。これは、返済期間はそのままで毎月の返済額を減らすタイプなんだ。例を見てみよう。

例:「借入額3000万円(うちボーナス返済分800万円)、金利3%(固定)、返済期間30年」で借りた人が5年後に100万円を返済額軽減型で繰り上げ返済した場合

毎月3500円でも安くなるなら、家計は大助かりだよ。このタイプで決まり!

しかも42万円も節約できる!

もう一つが「期間短縮型」。

これは毎月の返済額はそのままだけど、返済期間が短縮されるんだ。

同じ条件で比較してみよう。

例:「借入額3000万円(うちボーナス返済分800万円)、金利3%(固定)、返済期間30年」で借りた人が5年後に100万円を期間短縮型で繰り上げ返済した場合

あれ? 

利息軽減額が違ってるよ。

42万円と107万円じゃ全然違う!!! 

やっぱりこっちにしようっと!

同じ繰り上げ返済額でも期間短縮型のほうが、節約効果は高くなるんだ。

だから、その時々の状況に応じて使い分けてみよう。

基本は軽減効果を重視して期間短縮型だけど、どうしても毎月のやりくりが厳しいので毎月の返済を優先したいときだってあるしね。

なるほど。

もう一つ、繰り上げ返済は早く行うほど効果も大きいということも覚えておこう。

さっきと同じ条件で、返済を5年遅らせた場合の例だよ。

例:「借入額3000万円(うちボーナス返済分800万円)、金利3%(固定)、返済期間30年」で借りた人が10年後に100万円を期間短縮型で繰り上げ返済した場合

40万円も効果が違う…。

早速、今度のボーナスで20万円くらい繰り上げ返済にまわそうかなあ…。

繰り上げ返済の手数料体系もきちんと確認しておいてね。

金額が少ないと手数料が割高になることもあるからね。

それならお金をかき集めて、全部、繰り上げ返済にまわしちゃえ!

ちょっと待った!

 なんでもかんでも繰り上げ返済すればいいというわけでもないからね。

今回は仕組みについて学んだけど、次回は応用編ということで、実際に繰り上げ返済を行う際の注意点も学んでみよう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

資産防衛&資産形成&資産運用 更新情報

資産防衛&資産形成&資産運用のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。