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純文学を語ろう(日本・世界)コミュのプロレタリア文学

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プロレタリア文学についてあれこれ語るトピックです。なんだかここのコミュでは時代に逆らってプロレタリア文学大人気ですから。というか実はプロレタリア文学が新しく思えるのでは?それほどまでに社会性の欠如した小説が現代は多いのかもしれないと思ってしまいました。

別のトピックで語りましたが私はあまりプロレタリア文学を読んでません。そしてキルシュさんが語ったようにプロレタリア文学とは思えないような作品も数多くあります。たとえば、宮本百合子にしても確かに10代で発表した「貧しき人々の群れ」はプロレタリアを描いていますが「二つの庭」「伸子」といった代表作では自身のアメリカ留学や結婚生活と離婚を描いていてどう考えてもブルジョア家庭の話です。村山知義も「忍びの者」とか今も文庫で読めるのですが私は忍者小説の大家だと思っていました。やはり一貫してプロレタリア文学を書いていたのは小林多喜二だけなのでしょうか。

コメント(7)

キルシュさん
私は椎名麟三の意見くらいしか読んでいないのですが椎名に言わせるとマルクス主義が扱っているのは組合のある大企業の熟練労働者がストライキ等を通じて資本家と対峙してゆくのであって蟹工船に描かれたようなルンペンプロレタリアートや零細農家や無職者はマルクスは眼中にいれていないと怒ってます。つまり未組織労働者は戦いようがないというわけです。確かに無職の人はプロレタリアートですらないです。
takahashiさん
少しですが考えてみました。伏字があって今でも手軽に読めるのは「小林多喜二」なのですね。他にも後に転向した文学者や自伝的な作品は読むことは容易にできます。それは戦闘的ではないので単なる小説なのですね。例としては宮本百合子「伸子」や中野重治「むらぎも」等。全集に収録されている伏字の多い戦闘的な革命文学がプロレタリア文学という暫定的な名称を与えられている文学なのですね。それですと、私は戦闘的な作品はほとんど読んでないことになります。
よくわかりました。ありがとうございます。
「蟹工船」大人気ですねえ。どうしたのかなあ。「セメント樽の手紙」や「太陽のない街」なんかもこれから流行るのだろうか?それなら有島の「生まれ出ずる悩み」や林芙美子「放浪記」なんかも今の時代にマッチしている。

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