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新世紀エヴァンゲリオンの考察コミュのConsideration Of EVENGERION.

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おおよそ考えうる現段階での考察として(人物)。


前トピのつづきです。

ここで語れない部分は、新たにトピ立てる予定(え

ということで、先ずはレイ考察から。


レイ。

その存在とはいったい何だったのか。

レイはリリスから生まれたクローンであり、レイの魂もまたリリスと同義である。(遺伝子はユイのもの

リリス。すなわち、宗教的意味合いで言うところの魔女としての一面と精霊(天使)としての一面があったように思う。

魔女的部分と精霊としての部分で構成された魂として。

本編では、初期のレイが冷徹であったが、2人目、3人目と変化していく中で、少しづつ自我の目覚めと共に精霊としての位置付けに変わっていったように思える。

しかし、最終的にはどちらにも確定できない存在であったようにも感じる。(両方持ち合わせた存在


サードインパクト時。レイの魂が、殺された多くの死者、またはネルフの各人物を見ているシーンがあった。

でも、そこには悲しい表情はひとつもなく、どことなく ただ見ているだけであった。

干渉もしないかわりに、救いもない存在。

つまり、それは彼女自身の内面なのである。
ずっと、彼女(クローンとはそもそも神の領域)は世界をそのように見ていたということ。自分を見ていたということ。他人を見ていたということ。

その中で、自分が存在している理由を考えていたのではないか。


最後にレイはシンジと共に生命の導きを決めることにした。

それは、レイが自分の存在をシンジに委ねたであろう瞬間であり、世界を委ねた瞬間でもあり、生まれ変わる瞬間だったのではないか。

そう思う。



渚カヲルも同一的存在。

それは、レイと同じく目の赤いクローンであったという事実。
ゼーレの送ってきた、9体の使徒に挿入されたダミープラグは
彼でした。

彼の元になる魂はアダムのものです。肉体はアダムより作られたクローン。(ゼーレによって

本来、ゼーレが行おうとしていた人類補完計画はアダムをよりしろとした計画でした。
というのは、リリスより生まれし人間は間違いだったからです。(本来の人間の父たるものはアダムよりが正しいという考えなので、アダムからの新生を願っていました。

アダムは正統な継承者なので、それ故にアダムの魂を持った渚カヲルは、天使に等しき存在ということです。
人間について理解をしている彼の言動が、ことごとく的を得ていたのはその為でした。

彼は使徒として扱われましたが、その存在は他の使徒とは違います。
また
弐号機にシンクロ出来たのは、同じアダムより生まれしものだったからでしょう。
(弐号機だけ血が青い。
シンジに「弐号機を止めておいて欲しかったんだ」というのは、リリスとの接触を拒んでおいて欲しかったということでしょうか。

ちなみに、渚カヲルがシンジに出会う場面で第九を唄っていましたが、第九の歌には“地上界の友愛から神々の喜びの理想に至る”という目録や「少年天使が現れる」といった訳があるそうです。
また、腰掛けていた岩も、天使のようなオブジェでしたしね。



そして、アスカ。

エヴァの中に母親の魂を見出し、ATフィールドの意味を理解したアスカ。

それまで、弐号機とシンクロ出来ずにいたのは、アスカが心を閉ざしていたこともひとつですが、弐号機にあった母の魂がそんなアスカを否定していたのだと思います。
同じくアスカと共に苦悩していた魂がそこにあったのだと。

自らを否定して精神崩壊に陥った母親もまた、アスカと同じ苦悩を持っていたということです。

その中で
死を前にして怯えるアスカを守りたいと母性としての部分で心を開いた母の魂。そして、母親を否定しつつも やはり心の奥底で母性に守って貰いたいと願ったアスカの想い。
それがシンクロしたってことです。

最後、電力無しでも弐号機が動こうとしていたのは、シンクロ率が
高かった証拠でしょう。

アスカについては もう一度別トピで考察します。
(シンジはなぜアスカの首を絞めたのか。(新考察))



シンジの変化。

シンジの心の葛藤は本編では何度もありました。

一時期、ミサトやクラスメートのおかげで少しは心を開いたかに見えたシンジでしたが。元々あった父親への否定と、なにより裏切られて傷付くことにシンジは弱さを露呈してます。

そして、その心の叫びが本編での「叫び」のシーンに出ています。
怒りの中で吐き出される「叫び」、憎しみを込めた「叫び」
悲しみの絶叫としての「叫び」、混乱を言い表せない「叫び」。
そのどれもがシンジだったのでしょう。

もはや、唯一の自分の存在を肯定できたエヴァ初号機にでさえ 最後は乗りませんでした。
いゃ、ユイの力によって搭乗はしましたが・・。

結局のところ、何も出来ず仕舞いで聖痕を刻まれてしまいました。
そして、ゲンドウとも繋がりは断ち切れました。


となると。
LCLの海でレイと時を過ごす世界に行けたシンジは、やっと心の締め付けから逃れられたんでしょうか。

でも、なぜシンジは他人の居る世界をもう一度求めたか。

それには、ミサトの存在が大きく影響してると思います。
「絶対に許さないから」とミサトはシンジを一喝してエヴァに乗せようとしました。

「戻ってきたらまた続きをしましょう」とキスをします。

これはつまり。戻って来るまであなたを信じていますということであって
ミサトの中に、シンジは居るということの証でもあります。

なので、シンジはLCLの海でもずっとミサトのペンダントを持っています。
ずっとミサトの想いを引きずっている。

そうした中、居心地の良いはずのレイと自分だけの世界は逃げでしかない。そう気付いたシンジ。

そして再び、他人の居る世界を望むシンジ。

他人の中に自分は居て、自分の中に他人は存在する。
他人の居ない世界は、自分の否定と同じこと。
他人に写る自分を変えたいならば、自分を変えるしか無い。

こうしたシンジの心の変化が再び他人の居る世界を望んだのでしょう。



碇ゲンドウの残したもの残せなかったもの。

碇ゲンドウは言っている。
「シンジの近くに居ると傷つけてしまう」と。

ゲンドウは生きることに不器用な男だった。
おそらく、彼もまたシンジと同じく内向的な部分を持っていたのだろう。

だから、他人との距離を持って生きてきた。

そして、ユイが居なくなったのを境に、自分と息子との距離をどう取ってよいか分からない余り、引き離した。

それが愛情という父として残せなかったもの。


そして、残したもの。

元々 シンジは父を毛嫌いしていたが、まったく理解しようとしていなかったわけでは無い(初期)
ただ、父親が受け入れてくれなかった為(裏切った)に反発して、それが原因で自分を肯定出来なくなった。

あえて言うなら、父親が居る(た)という証拠(背中)は残した・・。

いないよりはマシか。

そんなワケで結局エヴァに食われましたけどねw
ユイが食ったとも言えるが・・。



ということで。
もっと深く掘り下げて書きたいとこだったんですが、また別トピで少しづつ書きますってことで・・。

ついでに
取り上げて欲しい部分等ありましたら、コメント宜しくお願いします☆

コメント(17)

えっと…挙げ足をとって申し訳ありませんが…

「使途」ではなく『使徒』ですよ(^^;

「使途」では使う用途、といぅ意味になってしまいます(爆)
>うりさん

おっと失礼しました。
使徒ですよね('ε')

さすがうちの校正さんだ(違
w

早速直しました(・ε・)/
>ばたこさん

レスが遅れまして大変申し訳ありません。
はじめまして、新世紀エヴァンゲリオンの考察コミュニティ管理人のタカ☆です。

コニュニティ参加ありがとうございます。

新世紀エヴァンゲリオンについては既に他にコミュニティはあるのですが、そこではやっていない深い部分についての考察について私の理解している範囲でこのコミュニティは運営しております。

ちなみに現在はトピを立てておりませんが考察については今後も続ける予定ですので宜しくお願い致します。

さて

ばたこさんのおっしゃるように レイが零号機とシンクロできるのは、零号機が「アダムをまねて」作られたものではなく、「リリスをまねて」作られたものだからというのは その通りだと思います。

ただ私としては、本編中にもありましたように、レイが「もうだめなのね」といった零号機とシンクロできない部分や、初めて零号機とシンクロした時になぜ時間が掛かったのか?といった部分についても考えなければいけないので 単純にリリスと零号機とレイの関係に答えは出せないのかなと思っています。

それでは引き続き宜しくお願い致します。
はじめまして!!

いきなりですけど書き込みます(><)

本編では、初期のレイが冷徹であったが、2人目、3人目と変化していく中で、少しづつ自我の目覚めと共に精霊としての位置付けに変わっていったように思える。

っていうとこなんですけど・・


それは1人目、2人目、3人目と変化していく中で、少しづつ自我の目覚めと共に精霊としての位置付けに変わっていったのではないと思います。

全てのレイは初めは何の感情もないと思います

それなのに2人目のレイが少し人間味溢れていたのは2人めのレイの入れ物の中で何年も魂が育ったからです。
たくさんの事を経験したくさんの人と出会いその中で、普通の人間と同じように成長し感情が生まれたのではないですか??

だから3人目のレイはやはりはじめは感情のない話し方をしています

それなのに涙を流しました。
その理由は明確には分かりませんが、1人目、2人目、3人目のレイは初めは同じものです。
おそらく常に魂は0から始まり年月を重ね変化し死ぬとまた0になるのではないですか?

なので1人目、2人目、3人目と変化していく中で、少しづつ自我の目覚めと共に精霊としての位置付けに変わっていったのではなく、その入れ物にはいった魂自体が年月を重ねることにより人間性を身につけたのではないですか?




レイが「もうだめなのね」といって零号機とシンクロできなくなったのは、おそらくレイが成長するにつれて、リリンのとしてのレイよりユイ(人間)としてのレイの方が大きくなってしまったから零号機(コア)が拒否したのではないですか??
>ひろちゃんさん

はじめまして
レイについての考察ありがとうございます。

確かに、私の考察している「少しづつ自我の目覚めと共に精霊としての位置付けに変わっていった〜」という部分について説明の甘さがありました。
自我の目覚めと捕らえてしまうと、一人目のレイと二人目、三人目のレイが同一であるかのように思ってしまいます。
レイ自身の体は魂の入れ物といった形であって、その中に宿る魂(レイのもの)の変化(成長)によって、本来のリリスの分身としての根本的な部分から外れたというのが私の考えです。

そして、精霊としての位置付けについて。

最初のレイは冷徹な面を持っていましたが、人間についても同じく冷徹な一面というのは皆誰しも持っていますよね?
そうすると おおまかな部分ではレイも人も同じ存在と言えます。
その中でレイ(レイの魂)は成長するにつれ、次第に人間の持つ感情を持つことになるんですが これも人間について同じことが言えます。

では何が違うのか。

そこに大きな答えがあるワケですが、私が「精霊」と表現しているのは ここに大きな意味があるからです。
たぶん、詳しく述べるには新たにトピックを立てる必要があるように思います。

また
「おそらく常に魂は0から始まり年月を重ね変化し死ぬとまた0になるのではないですか? 」については。
私は魂が0から始まるとは思っていません。レイについて言えば、一人目より引き継いで二人目が存在すると思います。
最初の頃に感情が乏しいのは、クローン培養槽(?)から出てきたばかりのうちは、記憶についてもそうですが 魂の定着に時間が掛かるのでは?
これはあくまで私の推測として・・。

ちなみに、レイはリリンではないですね。
>さるこさん

はじめまして、コミュニティ参加ありがとうございます。

そして、「レイの感情」について貴重なお話ありがとうございました。
エヴァンゲリオンの声優さんにとって、役柄を演じる上で大変なご苦労(監督からの要望など)があったという事は知っておりましたが、感情がないのと、わからないのとでは受け手側の私達の取り方も違ってきますよね。

改めて、もっと深く考察していくべき点があるようです。
ありがとうございました。
はじめまして

一応指摘なんですが・・・

4のタカさんの発言で
>レイが零号機とシンクロできるのは、零号機が「アダムをまねて」作られたものではなく、「リリスをまねて」作られたものだからというのは その通りだと思います。

とありますが、第25話「Air」で、キールが「唯一リリスの分身たるエヴァ初号機による遂行を願うぞ」と言っているので違うのではないでしょうか??


あと、レイが初めて零号機とシンクロした時になぜ時間が掛かったのか?という点は自分も ミワ@陸の孤島 さんと同じく、零号機には赤木ナオコの魂が入っていたからだと思います。

それは、初号機と零号機の暴走の仕方の違いから考えられます。初号機の暴走が、シンジを守るように働いている(ユイがシンジを愛してることを考えれば当然)のに比べて、零号機の暴走は、いつもレイやリツコに危害を加えようとしているよに思います。このことで、零号機建造時の時点から、レイとリツコに積極的に敵意を抱いているのはと考えると、赤木ナオコしかいないように思うからです。

暴走中、ゼロ号機が頭を抱えて、苦悩する様子がありますが、あれは、リツコという娘への愛情と自分の愛するゲンドウとの間に性的関係をもっているリツコへの敵意から苦悩しているのではないでしょうか。

ナオコは、レイには、当然敵意をもっていたのはあきらかです。
そして、レイは、初代レイの首を絞めて殺した張本人のナオコとシンクロすることとなり、シンクロに相当時間がかかったんだと思います。
たぶん、ですが…


管理人様が最初に観たのはDEATH編。

で、DEATH編の冒頭のテロップには、

「EVANGELION」
のはずが、

「EVANGERION」
と表示されるんですよね。

その後改訂されないのをみると、庵野さんはきっと意図的に間違えたんだと思います。

その「LとR」の違いの意味する所は僕としてもまだ考察中なのですが、きっと管理人様はそれを引用なさったのではないでしょうか?
アダムの肋骨から作られたのがイブ、すなわち作中ではクローニングされたエヴァ。一方リリスはファーストインパクトで地球にやって来た外来種。

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