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handy libraryコミュの『水色ラブソング』

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朝起きて嫌な予感がした、いや、予感じゃない。

音はない、でも俺にはわかる



確信と憂鬱を胸にカーテンを開ける。

「やっぱり雨かよ…」


なぜ雨かわかったのか。


それは、俺が天然パーマだから…

しかもけっこう激しいときたものだからかなり大変。

だから起きて雨が降っていたら外を見なくてもわかってしまう。


雨にイライラしながら携帯を開いた。

やっぱりあの子からの連絡はない…
昨日また会って欲しいってメールしたのにな…



親に学費を自分で払うという約束で上京してきた俺にはストパーをあてる余裕な
んてない…



俺自身の憂鬱がそうさせているのか、なんだか部屋が息苦しいから窓を開けた。
湿ったながらもひんやりとしか空気が気持ちいい。

でも窓を開けたせいで聞こえてくる雨の音がまるで悲しい歌のように聞こえてく
る。



「あっそういえば今日面接だった!」

いつもなら雨の日は外に出ないようにしてるのに行くしかないじゃないか…


髪の毛のセットに時間のかかってしまう俺は急いで用意を始めた。


外へ出て雨を感じる、ため息の深さでモチベーションの低さを実感する。

「はぁ、面接さえなければ雨が降ってる時に外になんか出ないのに…」

生活があるので悠長なことが言えない俺は働くしかない、金さえあればストパーあてるのにな…


____________________________________


早めに着き過ぎた俺は、隣のファーストフード店で時間をつぶすことにした。

窓側に座って外を眺めていたら急に雨足が強くなった。

まだ小雨のうちに来れてよかったな、なんて思っていると、そこへ長い黒髪に白
い肌、青いワンピースと雨がよく似合う女の子が通った、年は俺と同じくらいだ
ろうか、女に目を奪われるなんて生まれて初めてだ。



店の中がざわめく、なんだと思いそっちへと顔を向けるとさっきの青いワンピー
スの女の子がいた。


女の子はキョロキョロと辺りを見回すと俺を見つけた様子で顔が緩んだ。

笑った顔も可愛いな…あっ俺の前に座った。

「ねぇここでなにしてるの?」


…俺は困惑してしまった。
友達に話しかけるように急に声をかけてきたけど、なんで俺なんだ!?きっと人
違いかなにかなんだろう。

「あの…誰かと間違えてますよ?」

「ううん、間違えてないよ?あんたに話しかけようと思って話しかけたの。話し
かけちゃ駄目?」


クールな見た目とは違った砕けた話し方、でも悪い印象はない。まるで無邪気な
子どものような雰囲気がある。

そんなことよりも物凄い視線が俺に突き刺さっているのがわかる。
店中の人間がこの女の子と俺に注目している…


「どこかで会いましたっけ?」

「さっきこの前を通っていたらあんたが見えたんだっ。だから今が初めてだよ」

「なんで俺に?」

「だって変な頭なんだもん」


……変な頭で悪かったな…好きでなってるわけじゃねえんだよ…
かわいい笑顔でなんて失礼なことを言うやつだ!


「………はぁ、そうですか…で、なにか俺に用でもあるの?」

「ううん、丁度暇だったし一緒に遊ぼうと思って」

ただの暇つぶしかよ…

「悪いけど俺は今からバイトの面接があるから時間ないんだ。ていうか君は誰?


「んー私は…なんて言ったらいいんだろ…雨の精ってやつかな?あっ名前はアメ
でいいよ。本当は名前を持つような存在じゃないんだけどわかりにくいでしょ?
だから自分で勝手につけちゃった」

「はっ??ちょっと待ってくれよ何の精だって??」

「だから雨の精だってば!」

真顔でなに言ってるんだこの子は?
時間もあまりないしもう適当に流しとこう。

「ふーんそうなんだ」

「絶対嘘だと思ってるでしょ!」

「絶対嘘だと思ってるよ」

自分を雨の精だと名乗る女の子は怒った顔で指をパチンと鳴らした。

すると、今までザァザァと降っていた雨は一緒で止んでしまった…

アメは驚いている俺の顔を眺めると今度は満足げな顔でもう一度指を鳴らすと、
雨はまた降り出した。

「マジかよ…」

「だから言ったでしょ?」

ん?ちょっと待てよ…この子がほんとに雨の精なら…

「じゃあ君が雨を降らせてるの?」

「うんそうだよ。と言っても私はこの街の担当だからこの街だけなんだけどね。
どうしたの?そんなに怖い顔して?」


バンっ!!
俺は我慢しきれず怒りをテーブルにぶつけた。
「お前の…お前のせいだったのか!!」

「えっ?なに?なんで怒ってるの?」

「お前のせいで俺はなっ!!どれだけ…!」

立ち上がって怒鳴ったが相手は宿敵だろうが女の子。

「いや…もういい…」

もう面接の時間が迫っていたし怒りを抑え、そう言うと客達の視線を気にしないふりをしながら店を出た。


こんなテンションで面接受けるのめんどくさいな…


____________________________________


あぁ笑顔を作るのに疲れた…

面接を受け表に出る。そこにはあの女の子が一人傘をさして立っていた。
俺が出てくるのを待っていたようで、俺を見つけるなり笑顔ですぐ寄ってきた。

「面接もう終わったの?」

「うん、終わったよ。ねぇずっと俺のこと待ってたの?」

「うん…だってすっごい怒ってたじゃん…」

「あぁ怒ってますよ。君の事嫌いなんだ、俺もう帰るから付いて来るなよ」

「いやだ」

「はっ?」

「い、や、だ!私今までこんな扱いされたことないの!今まで私が誘った男の子
はみんな遊んでくれたよ、そして最後には私のこと好きだって言ってくれたもん
!だからあんたが私を好きだって言うまで絶対帰らない!あっちょっと待ってよ
!」


俺は走って逃げ出した。
言って聞いてくれないならもう逃げるしかないじゃないか。

ここまでされて追っては来ないだろうとは思ったが確認の為後ろを振り向いた。
すると、アメは傘を閉じて全力疾走で追いかけてきている…

「待ちなさいよー!!」

俺も半ば意地になって傘を閉じ、さらに加速した。



しばらく走ったところで…





____________________________________


「痛い!もうちょっと優しくしてよ…」

「はいはい、ていうかベタな転び方するなよな、それに雨の精でも血がでるんだ



アメのひざの傷は、俺を追いかけていて転んでしまってできた…

わけではなく、俺は追いつかれて捕まってしまった…
悔しいけどなんでそんなに早いんだ!って言ったらあんたが遅いんだよって答え
られた…


捕まって話していたら横から野良犬がよってきて、驚いて転んでし
まってできた傷。

どうやら犬が怖いらしい。
雨の精って…



「失礼ね!下に降りてる時の基本的な構造はあんた達と一緒なんだから。しかし
家に連れ込むだなんてやらしいことでも考えてるんじゃないの?」

「今すぐ出て行くか?」

「ごめんなさい…」


とりあえず家に連れて来たはいいけどこれからどうしようか。まぁ痛みが引いた
ら帰らせよう。

「ねぇ、さっきの続き、なんで怒ってたか教えてよ」

「あぁあれはな…」



俺は一週間前、俺は彼女にふられた。
1ヶ月しか付き合っていなかったけれど、大学でも有名な美人で告白にオッケー
を貰えた時はほんとに嬉しかった。

でも彼女は俺のことを好きにはなれなかったらしい。

「ごめんね、顔は好みなんだけどその天パは好きになれないみたい。付き合って
るうちに慣れるかと思ったんだけどやっぱり駄目だったわ」

だってさ…
どんな理由だよ…


俺はこの他に、自分の髪の毛のコンプレックスや、そのせいで雨が嫌いになった
ことについて説明してやった。ちゃんと話してやったら納得して帰るだろうと思
ったから。

アメは、時折怒った顔や悲しい顔になりながら相づちをうって、しっかりと話を
聞いてくれていた。

もしかしたら俺は吐き出したかったのかもしれないな…
今思えばここまで自分の胸の内を誰かに話すのは初めてだ。

「まぁ、こんな感じだ…話してたら何か落ち着いてきたみたいだ。逆恨みだよな
…怒ってごめん」

「ううん、そんなこともういいの。それよりなんなのその女!すっごいむかつく
!あんたはむかつかないの!?」

「いや、まぁ腹はたったけど…でも君が代わりに怒ってくれたからなんだかすっ
きりできたよ」

人が自分の代わりに怒ってくれるのってありがたいもんなんだな。

「なにそれ!…まぁいいわ、ねぇ気分転換に遊びに行こうよ。」

「あぁいいよ、でも雨を止ませてくれるならね」

「任せてっ」

そう言うと指を自慢気にパチンと鳴らした。

「すげぇ…ピタッと止んだ…」

「ほら行くわよっ」


___________________________________

雨が止んだ後の公園はひんやりとしていて気持ちがいい。

「遊びに行こうって言って公園に連れて来られたのは初めてだけど公園もいいも
んだね。子どもはかわいいしなんだか落ち着く」

「悪かったな…金がないんだよ…」

「だからいいって言ってんじゃん」


ほんとはカラオケとか遊園地の方が良かったんだろうけど俺には先立つものが…

「ちょっとあそこのベンチに座ろっか?屋根があるから濡れてないし。じゃあ飲
み物買ってくるからアメは座って待ってて」

せめてもの見栄がジュースか…
情けない気もするけどしょうがない!

俺はいつか偉くなって金を稼いでやるとひっそりと胸に誓った。



自動販売機でジュースを2つ買い、戻ってくるとアメは男と話していた。

なんだか戻りにくくてどうしようか迷っていると、俺に気づいたようで早く来て
と言っている。

「この人は友達?」

「ううん、今さっき声をかけられたの」

ナンパかよ…俺は軽蔑の目で早く向こうへ行けと睨んだ。

「何睨んでるの?ナンパじゃないよ?あたしにカットモデルになって欲しいらし
いの」

「えっ?モデル?てことは美容師さん?」

「はい…一応下っ端ですが…モデルを探していて、綺麗な人を見つけたんでお願
いしていた所なんです…」

俺はなんて失礼なことを…
美容師のお兄さんは立ち去った方がいいのか困惑しているのが苦笑いとして顔に
出ている。

「すいません!てっきりナンパかと思って…」

「ははっいいですよ。気にしないで下さい。それよりカットモデルになって
もらえますか?雑誌にも載せるんであなたみたいに綺麗な人がいいんです!」

「んーどうしよっかなぁーめんどくさい気もするし…」

そう言うとアメは俺の顔を見た。

「そうだ!この人にストパーも一緒にあててくれるならカットモデルになっても
いいよ」

「はっ!?」
俺は驚いて声に出したけど声も出ていないこのお兄さんはもっと驚いているんだ
ろう。


「…ちょっと待ってて下さい、店長に聞いてみます!」

そう言うと携帯を取り出し、電話を始めた。
きっと店長も困っているんだろう。電話がなかなか終わらない。


「お待たせしました。ストパーも一緒にしていいそうです」

「本当にいいんですか!?」

なんだか申し訳なさが強くて素直に喜べない…

「はい、店長がそんなに美人なら逃がすのはもったいないって…じゃあ行きまし
ょうか。うちの店舗はすぐそこなんです」


____________________________________


「自分の髪の毛が真っ直ぐになることなんてないと思ってたのに…」

ストパーを終え、俺を待ってくれていたアメと店を出た。

アメは髪を肩より上くらいにボブっぽく切って、前髪を少し短くしていた。
この方が彼女らしい気がする。それにしてもやっぱり可愛い。


「ねぇあたしこの髪型似合ってる?」

「うん可愛いよ」


アメは素直に褒めてもらえるとは思っていなかったようでちょっとはにかんでい
る。

「なに照れてんだよ」

「照れてない!」

「それより俺はどう?似合ってる?」

「うーん何かいまいち」

「うそだろっ!?」

「うん。やっぱりあんたは前の天パの方が似合ってるよ。ねぇあたし疲れちゃっ
た…またさっきの公園で休まない?」

「あぁ…」

あんなに憧れていたサラサラヘアーなのにいまいちなのか俺は…




公園に着いてまた同じベンチに座った。

アメは本当に疲れた様子でベンチにへたり込んでいる。


「アメ大丈夫か?」

「うん、もう少し休めば大丈夫だよ。」

「そっか、ならいいけど楽になるまで休んでていいからな?」

「ありがとう」

アメの隣に座り自分的にはかっこよく仕上がっている頭のことを考える。

似合ってると思うんだけどなぁ…


悩みながらもアメのことも気にかけて色々声をかけていると後ろから

「えっ!久しぶりじゃん!」

って声をかけられた。
振り向かなくても誰かわかってしまう。
ずっと聞きたかった声ずっと聞けなかった声…

振り向くとそこにいたのは別れた彼女。


「おっ、おう…久しぶりだな。昨日メール送ったの読んでくれた?」

「えっ…あっ!あれね!いや返そうとしたんだけど忙しくて返せなかったんだ。
ごめんごめんっ」

「そっか、じゃあしょうがないよな」

調子いいこと言ってるだけだってわかってるのに信じずにはいられない俺がいる

もういい加減諦めろよ言うこと聞いてくれよ俺…


「そんなことより、ねぇそれ頭ストパーあてたの?すっごい似合ってるよ!かっ
こいい!」

「そうか?ありがとう!」

なに喜んでんだ!
と自分を怒鳴りつけても気持ちが向かないようにしても、どうしても声に言葉に表情の一つ一つに反応してしまう。


「あの…私からふっといてなんなんだけど…もう一回やり直さない?髪の毛が好きになれなかっただけで顔は好きだったから惜しいなって思ってたんだ」


俺は心臓が破裂するくらい嬉しかった、でもどう答えていいのかわからない。

ここでうんと言うべきなのか?
ふざけんなって言うべきなのか?

頭ではふざけんなって言ってるのに心では頷いている…



「ふざけんじゃないわよ!」

どもっている俺に代わって立ち上がり口を開いたのはベンチにうなだれていたア
メだった。

「黙って聞いてたらなに勝手なことばっかり言ってるの!?こいつがあんたにふられてどんだけ傷ついたか…」

そこまですごい剣幕で怒鳴りつけるとまたアメはふらっと座り込んでしまった。

「大丈夫かアメ!?」

急いでアメに駆け寄り体を起こし、またベンチに座らせた。

「なんなのこの女急に怒ったりへばったり、ねぇあんたら付き合ってるわけ?」

「そんなんじゃないって…今日会ったばっかりだけど友達なんだ」



パラパラと雨が地面を叩く音が聞こえてきた。
雨は止ませてあるはずなのに…!


「おいアメ!どうしたんだ?雨が降り出したぞ?」

「ごめんね、あたし長い時間雨が降っていない所にいると駄目なんだ…だから力
が足らなくて雨止ませていられなくなっちゃった…」

「じゃあ雨が降っていたら元気になるんだな?」

「うん…」

「じゃあこのまま降らせていていいからな」


元彼女はなぜか俺の頭を見て驚いている。
気になって頭を触ってみると…



うねってる!

きっとストパーが効かなかったんだろう。一時的にまっすぐになってはいたけど
、雨が降って湿度が上がったせいでまた天パに戻ってしまった…


「あの…ごめんさっき言ったこと取り消していい…?ストパーあたらなかったん
だね…」

申し訳なさそうな顔をしながら元彼女はそう言った。
俺がいけなかったんだ、この子はこういう子だってわかってたのに、認めたくな
いから自分で自分に嘘をついていたんだ。



「うん、気にしてないからもういい。それよりどこかに行くんじゃないの?」

「あっそうだった!じゃあまたねっ」

このままここにいても気まずいだろうと思ってここから離れる口実を作ってあげ
た。ほんとお人好しだな俺は…


でももういい…もういいんだ。やっと諦めがついた。



案の定元彼女が足早に去って行き、俺はアメの具合が気になり正面に立って顔を
覗き込んだ。
すると少し顔色のよくなったアメが口を開いた。

「あのむかつく女どっか行ったの?」

「ははっ確かにむかつく女だったな。でもいつまでも未練たらしくしてたけどや
っと諦めることができそうだ。やっぱり俺が身の程知らずなだけだったのかもな
…」

自嘲気味に笑っているとアメが立ち上がりギロッと睨むと、俺の腕をつかんだ。

「あんたは髪の毛が丸まってるだけで駄目な男なの!?
人の価値ってそんなもんじゃないでしょ!見た目も大事かも知れないけど一番大
事なのはもっと他にあるの!自信持ちなさいよ!あんたかっこいいよ?色んなこ
とがんばってるじゃん!それにあたしこんなに優しくしてもらえたの初めてだっ
たんだよ!それもあんただからこその魅力じゃん!
お金だけかけてる見た目だけのやつより変な頭のあんたの方が100倍かっこいい!」

「わかったからその手を離してくれないか?爪まで立ってて痛いんだ」

「あっごめん…」


そう言うと彼女は手を離してベンチに腰を下ろした。

「ううん、ありがとう」

「えっ爪が?」

「違うってさっきの言葉。なんだか自信がついたよ。」

恥ずかしさから彼女は素直になれないようで少し怒った顔でフンッて横を向いた
。もう大分回復したようだ。

「わかればいいのよ」

「はいはい、よくわかったって昼間はアメのこと嫌いって言って悪かったな…
これからは雨のことも好きになれそうだよ。変な頭だっていいんだよな」

「ねぇ!もしかして今好きって言ってくれた!?やったー!好きになってくれた
んだ!ちょうどそろそろ上に帰る時間だし体も楽になってきたからこれでスッキリして帰れる。じゃあねっ」


彼女は一人満足してちゃんと話を聞かずに帰っていってしまった。
帰ると行っても普通に傘をさして軽やかに公園から出て行っただけだからどこか
で上に上がるんだろう。

ていうか…アメじゃなくて雨のことだったのに…

まぁいいか、アメのことも好きになったことには違いはない。


今まで雨が降っていたら心まで雨が降っていたのに今は心が晴れている。これも
アメが自信を持たせてくれたおかげかな 。
アメは俺にコンプレックスを抱えていてもそれ以外に魅力があると教えてくれた
。それがとっても心強い…

____________________________________



家に帰りシャワーを浴びる、腕がしみるのはきっとさっき、アメが爪を立てたせいだろう。



シャワーから上がり窓を開け、窓際に座った。

腕についた優しい爪あとを眺める。どんだけ強くにぎったんだよって呟いて微笑んだ。
そして、雨の音に耳を傾けてこんなことを思ったんだ。
雨の音って優しい愛の歌にも聞こえるんだな。って

コメント(11)

あとがき

やっと仕上がりました…これを書くのにまとまらなかったり締め方がわからなかったりで半年はかかった気が…笑
最近も文化祭やらバイトで時間がなくて…ほんと更新が遅くてすみませんm(__)m

この作品の元ネタは幼なじみが考えたんです。僕が話を考えて幼なじみが絵をつけて漫画にしようって話が出て、もうそれから何年経ったのか…笑
その幼なじみは今はデザイン関係の仕事をしているのですが、個人的にHPでイラストも描いていて本当にいい絵を描くんです★ もしそのHPを見てみたいという方がいらっしゃったら是非僕にメッセージを♪

いつかこの話に幼なじみの絵がついて漫画になったらどんなに嬉しいだろうかと思ってます★
そんなこんなで話もあとがきも長くな(今までで最長)ってしまいましたが、それだけ思い入れの深い子どもだということでどうかお許しを(>_<)笑
面白かったわーい(嬉しい顔)
ありがとう。

あたしも高校んときまで天パだったからすごく共感できた(笑)

髪の毛…にっちもさっちもいかなくなって泣きたくなる時が何度あったか…笑

アメの最後の台詞に勇気もらったよ!

途中で話の繋げ方が分からなくなったり、オチをどうすればいいのか分かんなくなったり、作ってる最中って色々悩むよね。

あたしの今までの最長は、32話まで続いた小説。因みに現在も製作中笑

楽しい時間をありがとうぴかぴか(新しい)
読ませていただいてる間、映像(漫画)が浮かんでましたるんるんるんるん
いいですね〜、ファンタジーだけど、いまどきの男性の情けなさもプラスされてて(キッツー)(´∀`)

アメちゃんの、テーマ曲は持田香織さんでるんるん(笑)ヽ(´▽`)/
アタシも天パなので、雨の日に外に出たくない彼の気持ちがよっくわかります。

でも、天パだから…って別れる彼女って本当にいるんでしょうかね?

こういうお話を読むと、雨の日が少し好きになれますね♪

ありがとうございました(^-^)
素敵なお話ですね♪
私も雨は好きではないけれど、雨の音は好きなんですよね雨
このお話を読んで雨も好きになりました。
アメの一言一言が、そして、アメが爪を立てて言った言葉、とても心に響きました。

私も天パで、中学の時先生にパーマかけてると勘違いされて怒られた記憶が・・・あせあせ(飛び散る汗)
しばらく前に矯正かけたのですが、今ではほぼ元通りに(ノ_<。)
でも、今はこのままでもいいかな?って気持ちに(笑)

いつか漫画になったら絶対買いますわーい(嬉しい顔)
今回もステキなお話をありがとうぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
情景が頭に浮かび、なんだか心地良さが残りますほっとした顔ほっとした顔ほっとした顔
天パの人の悩み…ってよく聞くけど、私は天パ好きだなぁるんるん
きっと無い物ねだりだなふらふら
アメちゃん、カワイイなぁ〜わーい(嬉しい顔)
出だしから笑わせてもらいました(^∧^)
天パがキーになってますね☆

皆主人公の劣等感を突いて突いて突きまくる…そういう面でも凄い話ですね(笑)
雨の精が人の世界に普通に馴染んでるのにもびっくりですグッド(上向き矢印)

アメちゃんは凄いありのままの子やなぁ〜って思いました。
「変な頭」発言、自分が倒れるまで主人公の為に雨を制御し続ける、人の痛みを自分のもののように感じとる(怒った所とか)…曇った心を雨のようにさっと洗い流し残るのは温かな気持ち。
まさしく精霊みたいな子です★

物語の前半と後半、心情の変化で同じものが全く違った色を持って見えてくる…魅力的やなぁって思いました♪

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