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英語でファンタジーを読む!コミュの読書日記:"Stardust" by Neil Gaiman

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各章ごとに感想や気になった表現などを書いていきます

コメント(26)

Chapter1: In Which We Learn of the Village of Wall, and of the Curious Thing That Occurs There Every Nine Years
ウォールについて、そしてそこで9年ごとに起きる不思議な出来事

かつてHeart's Desireを手に入れたいと願う若者がいた
と物語が始まる
若者の物語の始まりは昔も今も同じ様なもので
今回はそれがウォールから始まった

などなどなんとも醒めた語り口
はてさてHeart's Desireとはなんでしょう?
直訳すれば「心の欲望」
でもそのままのものではないでしょう
きっとそれを象徴するような宝石かなにか

とりあえずウォールの地理
なんかいろいろ語られてるけど
とりあえず一晩かければロンドンまで行ける
ってことと
村の名前の由来になっている「壁」があってそこには一カ所だけ
裂け目があるが普段はそこに見張りが立っていて出入りが禁じられてる
ってことだけ分かっていればいいかな

でつづく
時代的には
ヴィクトリア女王(在位1837〜1901)がまだ若くて結婚もしていない頃
チャールズ・ディケンズはオリバー・ツイストを「ベントリーズ・ミセラニー」に月刊分載(1837〜1839)
ニューヨーク大学の医学・化学の教授のジョン・ウィリアム・ドレイパーが望遠鏡を使って初めて月の写真を撮影(1840年頃)
モールスは電磁石応用の電信機を発明(1837年)

魔法だとか妖精だとかいったら軽蔑されるような時代
あまりファンタジーには似つかわしくない時代のようです
続いて登場人物(登場順)
Dunstan Thorn
とりあえず主人公?18才

Mr.Bromios
なかなかのナイスガイのようで年頃になった村の娘たちの注目の的
昔からの住人ではなく随分、昔に村にやってきたとか。でも毎年やっていた祭が9年ごとになった理由を知っているらしい
Seventh magpieという宿屋兼パブの主人
magpieには「カササギ」という意味の他、「なんでも集めたがる人、おしゃべり」という意味がある。客でにぎわうパブにぴったり。でもなんで7番目?

Bridget Comfrey
人々の記憶するところでは最も美しいpot-girl
pot-girlの意味を調べましたがわかりませんでした
たぶんウェイトレスみたいなものなんでしょうね

Tommy Forester
Bridgetの恋人のようですがかなりのヤキモチやきみたいです

Alum Bey
あまり物語に関係無さそうですが念のため
祭の見物客でアラビア人?BridgetをめぐってTommyと喧嘩
でもひと暴れしたあとは一緒に酒を飲んだりしてる

Daisy Hempstock
Dunstanの恋人。一緒に畑仕事を学んでいる

それから
シルクハットの男
Dunstanに「明日Heart's Desireを手に入れるだろう」と予言
毛むくじゃらの男
Dunstanが寝てるところにいきなりおしかけてきた
奴隷の少女
魔法使いに捕まって奴隷にされたらしい
Dunstanは彼女からDaisyへの土産にガラスでできた「雪の欠片」を買う
代金は彼女にキスすること
なんかとてつもなく高い代償を払わされたような

そして最後に
Tristan Thorn
間違いなく奴隷の少女とDunstanの間にできた子供でしょうね
Thorn家で一悶着起こりそうな予感


> ADELANTEさん
実際には今4章の途中まで読んでます
ベッドシーンが結構あって大人向けファンタジーな感じですね
第二章
なんとこの物語の主人公はTristan Thornだったようで
第一章はほんのプロローグにすぎなかった?
登場人物をまとめ直さないといけないのか?
でも面倒だからいいや
あれから8年が過ぎTristanにとっては初めての祭も親の策略で遠くの
親戚に預けられて参加できず
その後も可愛がっていた青い猫に逃げられたとか14才でセックスを覚えたとか
Victoriaの寝室を覗こうとしてリンゴの木から落ちたとか
まあ、それほど大した事件もなく日々は過ぎる
Tristan自身は自分の出生の秘密をまったく知らない
彼はVictoriaに恋をして彼女にプロポーズ
勝ち気な彼女は彼にあの流れ星をとってきたら結婚してもいい
だなんて無茶な条件を出す
Tristanはそれを真に受けて流れ星を探す旅に出る

この章で気になった表現
P.52 "like someone else break in one's own pony."
break in(馬などを)飼い慣らす

P.60 "Get along with you" 「馬鹿なこと言わないで」
第三章
舞台は妖精の国
Stormholdの81代目の王様が今まさに最後の時を迎えようとしているところ
死んだ息子たちSecundus, Quintus, Quartus, Sextus
日本語で言ったら二郎、五郎、四郎、六郎
と生きてる息子たちPrimus, Tertius, Septimus
同じく一郎、三郎、七郎
が見守っている
息子たちの関心は後継者
王様の持つStormholdの権力の証、トパーズを譲り受けるのは誰か?
やきもきしている息子たちの前で王様は最後の力をふりしぼってトパーズを天高く投げあげた
トパーズが空のかなたへ飛んで見えなくなったあと
星が一つ南西の方角へ落ちていった

トパーズについてwikiで調べました
トパーズは、石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物。和名は黄玉(おうぎょく)。語源はtopazos(ギリシャ語)。

フッ素やアルミニウムを含み、様々な色を呈するが、宝石としては淡褐色のものが上質とされる。加熱や放射線照射などで色が変わる。結晶の上下方向に劈開性があり、強い衝撃を与えると内部亀裂が発生することがある。屈折率は 1.619 - 1.627(中程度)。11月の誕生石。

一方、魔法使いの姉妹たちも流れ星のことを知った様子
魔法使いたちにとって流れ星は若返りの薬

王族の息子たちと魔法使い、そしてTristan
流れ星争奪戦は激しいものになりそうです
"Stardust"読み始めました。
やっと Chapter 1 が終わったところなので、
ジョルディ・滝音さんのそれ以降の解説はまだ見ないようにしています。

"Stardust"は、雑誌「SFX」のReader Awards 2008 で
BEST FILM の4位、BEST FILM ACTRESS の1位にランキングしていて、気になっていた作品でした。
でも、このコミュで知るまでは、まさか原作を先に読み始めるとは思っていませんでした。
結末が違っているということであれば、
読み終わってから、予定通り、映画の方も観ることにしなくては!

挟み込まれている映画の写真を見ると、the slave girl はイメージ違いますね。
映画の女優さんは原作からイメージした妖精より、ずいぶんと大柄で重そう。
> ジャムリさん
> 挟み込まれている映画の写真を見ると、the slave girl はイメージ違いますね。
> 映画の女優さんは原作からイメージした妖精より、ずいぶんと大柄で重そう。

そうなんだよねえ
なんかイメージが合わなくてモヤモヤした気持ち

それとsnowdropについて
間違った解釈をしてました
てっきり「雪の結晶」かなにかだと思いこんでいましたが
snowdropっていう名前の花が実際にあるんですね
和名は待雪草というそうです
Chapter 3 で、ぐっとおもしろくなりました。
the Stormhold や the Lilim 、森の中の様子なども目に浮かぶよう。
> ジャムリさん
森の中の様子面白いですよね
魔法使いに姿を変えられた人たちが元の姿に戻ろうと必死で知恵の実を探すところとか
でも結局、最後には魔法使いが勢いあまって森を焼き尽くしちゃうところなんかスゴいブラック
Fuckなんていっても後の祭りみたいな
第四章(1)
毛むくじゃら再登場
どうもこの毛むくじゃら頭のネジがおかしいようで
言っていることがなんだかチンプンカンプン
自分の読解力が足りないせい?
Tristanに朝食を用意したかと思うと
彼の"Is there any more"という言葉に礼儀知らずめ!
みたいな感じに怒り出す
"They'll undoubtedly disagree with you〜"
のくだりもよくわからない
Fishwifeっていうのは結婚している人魚のことかな?
要するに
夫がmermaid(この場合、処女の人魚?)に手を出すことを
認めないのと同じくらい
ということ?
さんざん愚痴をこぼしたあとトイレ行くから荷物見といてみたいな感じになるし
なんかわけわかない
どうやらもとはちゃんとした人間だったのが魔法をかけられて変身させられたようではあるけど一体なんなんだろうね、この生き物

それからStormholdの一行の様子がまた変
ノームが経営する宿屋に泊まるも
出されたワインには手を出さない
その理由もあとで明らかに
女中とTertiusのやりとりがおもしろい
もう一回やる?
と女中に聞かれて股間を指さすTertius
やっぱり大人向けのファンタジーだなあ
と感心
Chapter 3 の最後に"Fuck,"って言ってるのは Star だと思うんですけど。

>The little hairy man
ものすごく魅力的なキャラクターだと思いますよ〜!
いかにもファンタジーらしいキャラクターで、ストーリーを展開させるうえでも重要だし。
この先どうなっていくのか(また登場するのか?)わかりませんが、
シンデレラのgodmotherを少し思い出したりしました。もちろん性別は違いますけどね。
> ジャムリさん
> Chapter 3 の最後に"Fuck,"って言ってるのは Star だと思うんですけど。

うっ!
鋭い!
確かにそうですね
てっきりwitch-queenだとばかり思ってました

> >The little hairy man
スターウォーズのイウォークだっけ?小熊みたいなやつを想像してます
映画で見たら結構かわいいかもしれないですね

読み終わりました。
なかなかおもしろかったし、後半はどんどん読みたくなる展開でしたね!

Tristran と Lord Primus の間に信頼や友情が生まれていたことを、
ふたりの関係がわかってから、よかったなーと思い出しました。
You are young, and in love,
every young man in your position is the most miserable young man who ever lived.
この言葉が、
Lord Primus にも今まで生きてきた時間があることを感じさせてくれました。
それだけに次の章で悲しくなるのですが・・・。

The Witch-queen の最後(?)は意外でした。
あんなに残酷だったのに、その報いが‘老い’というところが、
昔ながらのフェアリーテイルではない、今のファンタジーらしいところかもしれません。
Star は、旅の間に少しずつ変わっていくのに対し
Tristran は旅の終わりにその成長をにおわされてはいますが、
もともと持っていた良い性質(陳腐な表現ですみません)が結局は彼を助けるのですね。
このあたりは昔ながらの民話・物語のパターンかも。
Tristran と Star と Victoria の顛末も、パターン通りで安心ですね。

The Witch-queen の過去や、The little hairy man の正体(友達が多い!)、
the flying ship の乗組員達、Tristran と Star の二人だけの旅などなど、
この物語を基点にいくらでもスピンオフで物語ができそうな感じ。
好奇心を刺激されるキャラクターがそのままになってしまうので、そのへんは少し欲求不満です。
The little hairy man だけなら、何も語らないことが昔話的だったと思うのですが、
ここまで広げて放りっぱなしは、ちょっと多すぎませんか(笑)?

ひとつひっかかっているのは、
Brevis と彼の母の会話をあんなに書かなくちゃいけなかったのかな、ということ。
彼のその後を思うと、彼に待っている母親がいることとか、知りたくなかった・・・。
たまたま道で出会っただけの名前の無い男にしてくれれば、もっと耐え易いのに・・・。
書いてくれないことがこんなに多い物語の中でどうして?と、思ってしまいました。

それから、最後まで読んでみて、
イメージ違うと思った重くて大柄そうな the slave girl 役は、あの女優さんで合ってるのかもと
思い直しました(笑)。細身でもいいけど、かなりのしっかり者じゃないとダメでしたね。



> ジャムリさん
> You are young, and in love,
> every young man in your position is the most miserable young man who ever lived.

自分もこれはいい言葉だなと思ってメモしたものです

> The Witch-queen の最後(?)は意外でした。

最後の最後まで悪足掻きするかと思っていたけど意外とあっさりしてましたね

自分が登場人物の中で一番気になってるのはシルクハットの男
ちょっと詰め込みすぎて未消化になっている感じはありますね
ライオンとユニコーンの戦いもいかにもイギリスらしいけど
唐突すぎる感じがするし

それにしてもHeart's Desireは実際のところなんだったんでしょうか?
すべてはLady Unaの思惑通りに運んだようで実はHeart's Desireは
彼女のためのものだったのではないかと思ったりもします

最後に独りきりになってしまったstarの今後も気になるところ

映画も見なくては


> ADELANTEさん
映画見ました
断然、原作のほうがいいですね
映画ではロバート・デ・ニーロの部分ぐらいしかいいところはないです
気になったところとして映画ではHeart's Desireという言葉が出てこなくて
変わりにtrue loveって言葉が重要な意味を持っていたような
Heart's Desire=true love?
> ADELANTEさん
> ニール・ゲイマンを好きになり「American Gods(←複数)」を読もうとしたのですが、
> 言葉が汚すぎて挫折しました。

American Godsはそのうち読みたいと思ってたんですけどね
ニール・ゲイマンはアメコミの原作なども書いてるようですね

ところで原作と映画の違いでさらに気になるところが
Power of Stormhold
原作ではトパーズなのに映画ではルビーになってるのはなぜ?
まだ映画のレンタルできてません。
キャストを調べたら、ピーター・オトゥールまで出てるじゃないですか!
好きなので楽しみです。まあ、すぐ死ぬ役だけど・・・。
ミシェル・ファイファーが魔法を使うたびに老けるのも見たい。ヒロインより見たい(笑)。

トパーズとルビーは単に映像的に映えるように変更したんじゃないでしょうか?
字面だとトパーズの方がルビーよりファンタジー向きだけど(ルビーはシンプル過ぎて)
見た目はルビーの方が絶対に派手なので。トパーズの色は画面ではまぎれてしまいそう。
映画未鑑賞なので想像ですけども。
しつこくHeart's Desireとは何か?
考えてみた
Heart's Desireとは
ファンタジーを愛する心
なのでは?
1840年代のイギリスもそうだけどそれ以上に文明が進んだ現代
ではなおさら
Had you mentioned magic or Faerie to any of them, they would have smiled at you disdainfully.
なんてことになる
けれどもファンタジーを愛する心をなくしてはいけない
というのがこの物語のテーマなのだろう
そしてファンタジーの楽しさを知らしめようとするかのように
魔法使いや妖精や幻獣がいろいろ出てくる

シルクハットの男は実はニール・ゲイマン本人のように思う
最初のほうで出てきたときはHeart's Desireを見つけるだろうといってる
さらに最後の方で再登場した時には雨宿りのついでに本を一冊買う
するととたんに雨がやみ
Which is all the thanks I shall ever get from them, I'll wager
といっている
これは要するにファンタジーから得られた物に心から感謝している
という作者自身の気持ちのあらわれなのだと思う
それに対して当のファンタジーの中の登場人物たちはチンプンカンプンというのもなんとなく笑える
やーーっと映画の方を観ました。
私は映画の出来はとてもよかったと思います。
原作の散漫なところや残酷なところ、中途半端なところがうまくアレンジされていました。
もともと、原作を読んだ時に、エピソードやキャラクターを広げ過ぎて後始末できていない部分が多いと
感じていたので、映画のまとめかたには感心しました。

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