06〜07年の浦和在籍時はトップ下で起用されたが、満足のいくパフォーマンスは発揮できなかった【Photo:FAR EAST PRESS/AFLO】 ギド・ブッフバルト政権およびホルガー・オジェック政権時の浦和(04〜08年)は個人能力を重視した独力打開のサッカーを常とうとしていた。それはオジェックが解任されてゲルト・エンゲルスが指揮した08年シーズンまで貫かれ、エメルソン、ワシントン、ロブソン・ポンテらの外国籍選手や田中マルクス闘莉王、三都主アレサンドロ、阿部勇樹、山瀬功治(横浜FM)、高原直泰らの日本代表級選手を次々と獲得して選手層を厚くした時期と重なっている。