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金魚 奥の院コミュの白雲病

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【白雲病とは】

体表に白く物体やモヤモヤがかかってくる病状の総称で、病原性の病気です。健康な魚が突然この病気に襲われるのは稀で、通常春や秋といった水温変化の著しい時期や、水質管理の悪い環境下の金魚や栄養不足の金魚に発生しがちです。

原因となる病原菌は何れも外部寄生虫で、感染力が極めて強い菌です。
1.キロドネラ(Chilodonella hexasticha)
2.コスティア(Costia necatrix)


1.キドロネラ

病状:
キドロネラは体表のみならず鰓にも寄生します。これが寄生すると金魚は粘液異常分泌を起こします。(それが「白雲」のように見える)鰓に寄生した場合は呼吸困難で突然死ぬこともあります。その他の病状として食欲不振からくる極端なやせ細りもあります。

治療方法:
1)塩水浴(0.5%)
2)次の有効成分を含む薬:
ホルマリン、メチレンブルー、アクリフラヴィン(Acriflavin)、トリパフラヴィン(Tripaflavin)、2アミノ5ニトロティアゾール(2 amino-5-nitrothiazol)、過ほう酸塩ナトリウム(英語名Sodium perborates)、塩素酸カリウム(英語名Potassium chlorate)、過酸化マグネシウム(英語名magnesium peroxide)、エチル炭酸キニーネ(英語名quinine ethyl carbonate)

一方、こちらは欧州でのキドロネラ対策法です。
キドロネラは28度以上の水温で死滅します。
ですので隔離しないで、金魚は本水槽にいれたままで水草は取り出して本水槽で塩水浴させ、水温を30度まで上げて5〜8日その状態を保たせると、菌は死滅します。水草は別水槽にいれ、こちらも水温を30度にまであげ菌を殺します。

但し:鰓だけが病気になっている場合は、他の菌に犯されている場合もあるので治療の前に菌の特定が必要です。


2.コスティア

症状:
体表が粘液異常分泌を起こし、これが「白雲」のように見えます。

治療法:
日本で一般的なのは、
1)塩水浴(0.5%)
2)次の有効成分を含む薬を投与
マラカイトグリーン、メチレンブルー、ホルマリン、アクリフラヴィン(Acriflavin)、過ほう酸塩ナトリウム(英語名Sodium perborates)、過酸化マグネシウム(英語名magnesium peroxide)、塩素酸カリウム(英語名Potassium chlorate)、
エチル炭酸キニーネ(英語名quinine ethyl carbonate)

一方、こちらは欧州でのコスティア対策法です。
コスティアは30度以上の水温では死滅します。
ですので隔離しないで、金魚は本水槽にいれたままで水草は取り出して本水槽で塩水浴させ、水温を32度まで上げて2-4日その状態を保たせると、菌は死滅します。
又、コスティアは宿主(金魚)がいない環境では数時間で死滅する為、出した水草についているものは自動的に死滅します。

要注意(1)コスティアは乾燥した状態では長生きし、水に入るとまた復活するという性質があります。ですので、水槽から取り出した水草の葉など水面上からでていると、そこに付着しているコスティアは死滅しません。ですので、水槽から出した水草は確実にバケツなどにいれて「水面下」で一晩以上保管ください。
要注意(2)金魚は通常35度までなら耐えられるといいますが、病気で弱体化した個体に限っては場合によってはこの温度に耐えられず死ぬ場合がありますので、その覚悟は必要です。

【白雲病の予防】

金魚の抵抗力を養う。飼育環境の改善。
※この病気を傷口にできる「水カビ」と勘違いしないこと。

コメント(1)

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