生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　6／18

6月18日（土）
❶今日は土曜日なので午後から出動開始、江東区東雲で「原発避難者住まいの権利裁判」の原告の皆さんと支援する会・弁護団の合同会議を開催しました。今年の3月11日国家公務員宿舎から追われようとしている11名の原発事故避難者が、福島県の違法行為によって受けた精神的苦痛に対する損害賠償を求め、東京地方裁判所に集団提訴をしました。第一回期日は７月２５日の１３時３０分（１０３号法廷）と決定しました。しかし、福島県は非道にも二倍請求家賃などの支払いと部屋の明け渡しを求める訴えを起こす方針を固め、６月福島県議会で議決提案する予定！今日は原告と状況の共有と今後の方針を確認、原告が結束して闘う事を確認、
私も事務局を担う「支援する会」では７月２５日の第一回期日では、法廷を支援者で一杯にするための運動の可視化に向けて準備を急ピッチですすめます。２０１９年４月１日以降、避難者の合意を得ることもなく退去できなかった避難者に、「不正入居者」とみなし2倍相当の損害金請求をおこない続けた。裁かれるべきは福島県と政府にある。
❷今日もＳＯＳが続いている。待ち合わせ場所は泪橋交差点。待っていたのは２０代の男性、派遣切りにあい寮から追い出され山谷地区のドヤにいたが所持金も尽き、野宿を迫られた。来週に生活保護申請に同行する。泪橋ホールでは川口真由美さんの投げ銭ライブ、「ケセラセラ]」が通りにも響き、向かいのドヤ玄関にいたおじさんも拍手を送っていた。
➌夜は1時間かけて阿佐ヶ谷駅に向かう。友人の増田さちえさんが杉並区補選に立候補して最後の街宣、さちえさんは原発事故後に東京から関西に自力避難、つながってきた。西荻窪駅では岸本さとこさんの最後の街宣で盛り上がっている。あえて私はさちえさんの応援！介護職非正規職から見た杉並区の福祉の脆弱さ、福祉事務所の水際作戦の常態化、児童館が消えていく。弱き人々の現実を身体で知っている人を議会に送ろう。