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生活保護者の集いコミュの「貧しい者はさらに貧しく、富める者はさらに裕福になった…

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https://mainichi.jp/articles/20210212/ddm/001/070/054000c

「貧しい者はさらに貧しく、富める者はさらに裕福になった。アメリカは多くの人種集団、地域集団に分かれてしまった」。トランプ政権で分断された社会ではない。米国人記者が描いたレーガン政権下の姿だ▲今からちょうど40年前の1981年2月、レーガン大統領は大型減税と規制緩和を柱とする経済再建策を発表した。国民に自助を促す「小さな政府」の推進、いわゆるレーガノミクスだ。不況からは脱したが、恩恵は富裕層に集中した。増えた雇用も、大半は黒人などの低賃金労働だった▲レーガンは問題をさして気に留めなかったようだ。「サミットで米国の奇跡と呼ばれ、各国が導入した」と誇らしげに回顧録につづっている。減税で国の借金が急増したが、「負債も成長して一人前になったもんだね」とジョークでけむに巻いた▲コロナ禍で日本も多くの非正規労働者が職を失った。一方、景気とかけ離れた株高で富裕層は一段と豊かになった。レーガノミクスから始まった新自由主義の結果だ。格差が上と下にさらに広がる「K字形経済」と言われるのも、レーガン時代そっくりだ▲コロナ下の政治に求められるのは、この40年を問い直し、経済のあり方を変えることだろう。バイデン米大統領も富裕層への増税などで格差是正を図ると表明している▲だが菅義偉首相は「自助ありき」の姿勢を崩さない。生活に窮しても使いにくい仕組みなのに、こともなげに「生活保護がある」と語ったのは、出来の悪いジョークに違いない。

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