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生活保護者の集いコミュの悩む親「助けたい」 児童虐待死なくす「ゼロ会議」

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https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/210212/20210212021.html

大阪府内外の子育て支援団体が、府内の児童虐待死をゼロにする目標を掲げて「ゼロ会議」というプロジェクト名を付けて取り組みを進めている。地域社会から虐待をする家庭を排除するのではなく、周囲がサポートできるような力を付ける活動だ。今年が3年間の活動期間の最終年に当たり、運営団体は13日にインターネットでライブ配信する会合の視聴を呼び掛けている。


「しんどくなったら、周りに助けてと言ってほしい」と語る女性
 「ゼロ会議がなかったら、今も泣きながら育児をしていた」。

 府内に住む30代の女性には2歳10カ月になる長男がいる。かつて結婚していた元夫はほかの女性との交遊がやまず、家にも帰らなかった。あるとき「子どもを堕ろしてほしい」と告げられたが、女性は授かった命を消すことはできなかった。

■一人で抱え込む
 その後に離婚したが、出産したわが子に向き合う日々は苦労の連続だった。「いざというときも私一人だけ。何とかするしかない」。全てを背負い、精神的にも金銭的にも追い詰められた。

 長男が泣き声を上げると、女性の中で何かがパチンとはじけた。「うるさい!」「お母さんを一人にして!」。激しい言葉が口をついて出て、手を上げたこともあった。

 生活が困窮し、生活保護を申請するために窓口を訪ねたときだ。「明日を生きるためのお金」さえなかったが、職員に門前払いをされたという。「お前らに何が分かんねん!」。抑えていた感情が爆発した。

 暗闇の中、知人を介して同会議の存在を知った。子育ての不安を打ち明けると、親身になってくれた。「すごく受け止めてくれた感覚があった。“気持ち”で聞いてくれた」と語る。

 今も子育てに悩むことはあるが、女性は大変だった時期を振り返り、「『まだ私は大丈夫』を積み重ねてしまっていたと思う」と冷静に考えられるようになった。同じように苦しむ人に向けては「しんどいときは休憩が必要。助けてもらえないと思うかもしれないけど、実際は助けたいと思っている人がいるんだと知ってほしい」。

 女性は現在、同会議の趣旨に賛同し、悩みを持つ母親を同会議につないでいる。

■共に踏み出す
 同会議は2019年2月の活動開始以降、3カ月に一度のペースで会合を開き、苦しい思いを抱える親に接する際のポイントを来場者に伝えてきた。親と同じ目線で悩みを聞ける人を地域に増やすのが狙いだ。大事なことは、親の話を聞く▽解決法を同会議のサイトから探す▽一緒に一歩を踏み出す−ことだという。

 活動に参画するメンバーは女性と同じように、虐待をした経験があったり、子育てに悩んだりする人が少なくないという。

 一方、児童虐待は後を絶たず、厚生労働省によると、03〜18年度に発生または表面化した児童虐待死は833人にも上る。

 13日(午後1時半から)の会合は緊急事態宣言の発令を踏まえ、ライブ配信する。同会議の浜辺拡臣代表(40)は「虐待で子どもが亡くなるニュースを見てもやもやしている人は、自分にもできることがあると知ってほしい」と話している。

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