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姉様キングスinキエフコミュのキエフから・・・日本へ『夢を乗せて・・・』

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姉様キングス・・・桂あやめさんと、林家染雀さんが、本日帰国いたします。キエフのコサックさんの獅子奮迅の頑張りが実っての予想を上回る大成功であった模様です。さまざまな想いを乗せて、多くの皆様の願いも乗せて旅立って行った彼らですが、さて・・・・どんな楽しいお話が聞けるのでしょうか?

ただ今、3箇所で凱旋公演企画中です。お楽しみに!

アレクセイ・タナシエンコさんが「上方落語寄席・イン・キエフ」のことを早速サイ
トにアップしてくれました。どうぞご覧下さい。

Sent: Sunday, November 20, 2005 6:01 AM
Subject: NEW! Kono rinku-wo goran kudasa!

> Hello Ono-san,
> Kono rinku-wo goran kudasa!
> NEW!
>
> http://www.japanese-page.kiev.ua/jpn/events.htm
>
> http://www.japanese-page.kiev.ua/jpn/events_rakugo.htm
>
> --
> Best regards,
>
> Alex Tanasienko,
>
> President
>
> DREAMS COME TRUE FOUNDATION mailto:dctf@ukr.net
> P. O. Box 26, Kiev, 04116, Ukraine
> Tel. +38(067) 504-5072
> http://www.dctf.g.com.ua
>
>
> The "Japanese Page" mailto:japan4you@ukr.net
> http://www.japanese-page.kiev.ua


各新聞社・・・デスクへ・・・プレスリリース・・・

(中略)

今回の「上方落語寄席・イン・キエフ〜姉様キングス(桂あやめ+林家染雀)」は、ウクライナはもとより旧ソ連圏では初の大きな試みです。キエフでは2日間公演を致します。その前にモスクワでも1日致します。モスクワの友人に頼んで準備中です。

キエフおよびモスクワでのこの試みが成功を収めると、ウクライナと日本、ロシアと日本の文化交流にとって大きな第一歩となるでしょう。ウクライナ、ロシアにも落語や漫才に似た大衆芸能がございます。両国間を「笑い」で結び、両国の国民が仲良くなると、平和への道に続きます。少し飛躍して申せば、
北方領土問題も一気に解決するかも知れません。

先日、嬉しいニュースが入って参りました。11月18日(金)にキエフが誇るオペレッタ劇場でIWCK(Kiev International Woman's Club)によるUN60周年イベントがあり、約18ヵ国から要人が集まります。ウクライナ大統領夫人も参加の予定です。そこへ「姉様キングス」に出て欲しいという依頼です。
ウクライナはヨーロッパの中心地点があることで知られていますが、それだけでなく、ロシア、アジア、イスラムの丁度中心にあります。地理的中心でもあり文化的中心でもあります。ここでの成功が全世界に広がると申しても過言ではございません。

「上方落語寄席・イン・キエフ〜姉様キングス(桂あやめ+林家染雀)」を日本国内でも広くお知らせいただけましたら、この上ない喜びでございます。何卒よろしくお願い申し上げます。


この後すぐ「AU現代美術展・イン・キエフ〜世界四大アーティスト・嶋本昭三と仲間たち」が控えております。併せてどうぞよろしくお願いします。


спасибо!спасибо!спасибо!спасибо!
спасибо!спасибо!спасибо!спасибо



Subject: 落語解説


> コサック様
>
> 遅くなりましたが、落語の解説を書きます。
> 訳せる範囲で訳して頂いて、資料としてお配り頂ければ
> 幸いです。すみませんが、ロシア語に翻訳してマシカさんに送って頂ければ幸いです。
>
> ・落語とは
> 落語の起原については色々な説がありますが、
> 元々は仏教のお坊さんのお説教であるとも言われております。
> 面白おかしく話をしながら、布教をしていく、それが落語の
> 起こりです。その中からとくに話の得意な人が
> プロのパフォーマー(落語家)になりました。
> 今から約300年前の元禄の頃、京、江戸、大坂に
> ほぼ同時にプロの落語家が現れました。
> この人々が我々の直接のご先祖様です。
>
> さて、落語は座布団の上にすわって、
> 一人でお芝居をするのですが、「ひとり芝居」とは大きく違います。
> 「ひとり芝居」は例えば、「シラノドベルジュラック」をひとり芝居に
> するとすれば、扮装をしたシラノという男がいて、シラノのセリフは
> シラノ自身が喋り、他の出演者はそこにいる体(てい)として、
> シラノが受け答えをします。これで話が進んでいきます。
> 落語の場合は演者は何の扮装もせずに、どんどん役を変わっていきます。
> 男になったり、女になったり、子供になったり、おじいさんになったり…。
> 場合によっては、犬になったり、花になったりもします。
> その役になって喋っているのです。
>
> しかも、落語は、役を変えながら、ほとんど声のトーンを変えません。
> 喋っている間(早い遅いやタイミング)や喋る向きを変えることで、
> 違う役を表現しています。
> ですから、皆さんは頭の中で映像をつくり出してもらわねばなりません。
> 映画で例えれば、スクリーンは皆さんの頭の中にあるのです。
>
> 落語には必ず、「オチ」があり、これで話が終わります。
> (染雀註:オチというのは訳せませんかねえ?)
> 各国にもある小話(FUNNY SHORT STORY)にも最後にはオチがありますが
> それと同じことですね。
>
> 落語「気の長短」林家染雀
> 気の長い人と気の短い人が友達同士だったら…という話です。
> 気の長い人は何をするのもゆっくり、それを見て気の短い人は
> イライラする。そういうおかしさを表現しています。
> 日本のお菓子「饅頭」を食べるシグサや日本の煙草「キセル」を吸う
> シグサをお楽しみ下さい。
> 日本の着物は生地を買ってきて、自分の体のサイズに仕立てます。
> これを「誂える」といいます。また庶民は古着屋で着物を買うこともありますが
> そこで売っている、もう着物に仕立ててある(大概は古着ですが)ものを
> 「吊るし」といいます。
>
> 踊り「どうぞ叶えて」林家染雀
> 歌詞「どうぞ叶えてくだしゃんせ。妙見さんに願かけて帰る道にもその人に
> 逢いたや見たや恋しやとこっちばかりで、先ゃ知らぬ。
> エー、辛気らしいじゃないかいな」
> 20才の女性が妙見さんというお寺にお祈りに行きます。
> 私が好きなあの人が私の事を好きになってくださいますようにと。
> お寺への道は石の階段を上がって行かねばなりません。
> お寺に着くと水で手と口を浄めます。
> 仏さんにお賽銭を上げて、お参りをし、
> また石段を降りて帰る途中、自分が思うあの人がちょうど前を通りかかります。
> あ!あの人だ!と思って声をかけようとしますが、
> 好きな人はこっちの思いなど知らずに通り過ぎてしまいます。
> もう!いやになっちゃう!と思いながら、家へ帰って行く、
> 女心を表現しています。
> この踊りは80才のおばあさんがもしお参りをしたらどうなるか
> という後半が見どころです。
> 全く同じ動きをおばあさんがしたらどうなるか
> そのおかしみをお楽しみ下さい。
>
> 落語「動物園」桂あやめ
> 今から80年くらい前に出来た、落語の中でも比較的新しいタイプのものです。
> 日本には昔「移動動物園」といのがありました。
> 動物を車に乗せて、あちらこちらをまわり、公園や広場などを借りてそこで
> 動物園を開く。
> けれど、その動物園で一番の人気の「トラ」と「ライオン」のうちトラが死んでし

> いました。このままではお客さんが減ってしまいます。
> さあ、困った動物園はどういう対策をしたのか…。
> 人間がトラになて動くシグサは面白く、いかにも落語でしか表現できない
> おかしみです。
>
> 漫才 姉様キングス
> 今落語をした二人が今度は芸者の姿に変身して漫才を披露します。
> 漫才とは2人(以上)の人間が面白いこと言ったりしたりする芸で
> 元々はお正月にそれぞれの家を廻ってお祝を言うという「門付(かどづけ)」
> という芸であったと言われており、その起原は古いものです。
> 我々姉様キングスは「音曲漫才(おんぎょくまんざい)」という
> スタイルを取っており、楽器を演奏しながら、歌に乗せて面白いことを
> 言ったり、風刺をしたりします。
> 林家染雀が持っておりますのは日本の三弦楽器でバラライカと言い
> 桂あやめが持っておりますのは御存知バラライカです。
> 本日は「都々逸」「猫じゃ猫じゃ」「アホ陀羅経」という歌を御覧に入れます。
> 「都々逸」とは日本の「和歌」や「俳句」と言葉のスタイルが似ており、
> それを音楽に乗せて表現します。
> 「猫じゃ猫じゃ」は面白い歌で「猫じゃ猫じゃとおしゃいますが、猫が下駄はいて
> 絞りの浴衣でくるものか、おっちょこちょいのちょい、おっちょこちょいのちょ
い」
> というのがオリジナルの歌です。夫婦の間で、夫が浮気をした。妻の留守に女を家

> 連れ込んでいたのを、奥さんに見つかってしまいます。奥さんに「あの人は誰!」

> 責められたとき旦那は「いや、猫が来たのだ」と言い訳をします。すると奥さんが
> 「ウソおっしゃい!猫が下駄をはいて、着物着て来る訳ないやないの!」と言い返

> ます。「おっちょこちょい」というのは「あわてもの」という意味で、
> これが効果的な囃子言葉になっています。
> 「アホ陀羅経」は仏教のお経をもじって作られた芸能ですが、日本のラップ音楽と
> 思ってお聞き下さいませ。
>
>





コメント(1)

さっそく見て、きっちり印刷しました。保存版です。

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