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沖縄離島・移住・スピリチュアルコミュの沖縄・宮城島の12ヶ月(アウトローの結婚式)2

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http://kawapanh.exblog.jp/


あいのりの裏話ってたくさんあるんだけど、書くと問題があるのもあるし、題名とあまりにも違う内容もどうかと思い、今回くらいでとどめました。




沼津から東名高速で東京方面に向かうと裾野、御殿場と過ぎ去っていく。

裾野ー御殿場間は富士山がきれいに見えるところでもあるから、東名の中で特にこの辺を走るのは楽しい。

サファリパーク、アウトレット、何回も行った場所を通り過ぎていくとき、もうしばらくはここに訪れることもないだろうと、感傷にふけてもよさそうなものだが、頭の中は明日のことを考えている。

今日の結婚式は夜六時から始まりきっと八時ころ終わるだろう。

すぐに家に帰っても十時過ぎに家につくことになる。

父と金ちゃんは明日朝一番で家を出るので、きっと八時くらいに寝床に付くはずである。

だから私たちは家に帰ったとき、なるべく音を立てずに部屋に入らなければならない。

そして、次の日、つまり明日、私たちも沖縄に発つために最後の支度をしなければならないのだ。

その用意のことを考えたり、父と金ちゃんがスムーズに飛行機に乗るためのナビを頭の中で組み立てたりしていた。 

気づくとセヒは居眠りをしている。

ここのところの疲れと、車に乗ると寝むれる体質からだろう。

私も感傷に浸っていないがセヒもまったく浸っていない。

結婚式は四時過ぎくらいからあるらしいが、私たちは披露宴だけ出席することにした。

セヒが最後の東京で買い物をしたいというのと、私は友人が赤ちゃんを産んだのでそのお見舞い、そして最近カップルになった友人二人と会うために時間を使いたいので、式はパスすることにした。だから、東京に着いたらセヒとは別行動。


お台場に行くのにはレインボーブリッジを渡る。

このレインボーブリッジを渡っているときに東京の景色を見ると昔と景色が様変わりしたのが実感できる。

高層ビルがあちこちに見える。

きっとこの辺の高層マンションに住んだのならこの景色を毎日眺められるのだろうなあと、羨ましくもある。

しかし、私は都会に住むことを三十歳のときから止めたので、きっとこういう景色を見て暮らすことはないかもしれない。

それに、今のところはまだ自然がある暮らしのほうが性にあっている。
セヒとはホテル日航東京のロビーで待ち合わせているので、このレインボーブリッジの景色をセヒに見せることはできない。

もしセヒがこの景色を見たらさすがに感傷に浸るかもしれない。


私とセヒはそれぞれの用事の時間がかかってしまい、披露宴が始まる十五分前にホテルに着いた。

早く着くことができたなら式も出たかったのだが、式よりも友人と会うほうが私は重要だったので仕方がないところだ。

エレベーターに乗り、階段を上って式場に向かう途中あわただしい嵐とあった。

カメラマン希望の嵐はきっと今回のカメラマンを頼まれたのだろう。
披露宴会場の入り口に向かうと、テレビカメラが誰かをインタビューしている。

あの坊主頭はスーザンだ。

そのときはそのテレビカメラが何を意味するのか良くわからなかった。
それより知り合いの姿を私の目は探している。

知り合いといってもスーザンの両親くらいなのだが。

そのスーザンの両親はすぐに見つけることができ、軽く会話。

スーザンの両親と、できれば同じテーブルにしてくれると良かったのだが、案内番号の席はスーザンの両親とは離れた場所であった。

一応パンフレットを見て同じテーブルの人がどういう人か確認するとマスコミ関係というかテレビ関係の人たちだった。

きっと、テレビ関係の招待客の誰かがキャンセルしたのだろう。
もしかしたらあいのり関係者がキャンセルしたのかもしれない。おそらくそうだろうなあ。

さて、披露宴会場に入ったときも感じたのだが、席について改めてこの会場は狭いと感じた。

アウトローは医者である。両親も医者だ。

ということは、その関係だけでもかなりの出席者がいるはずなのに、なおかつアウトローはあいのり参加者であり、参加者の兄貴的存在で、同じ旅をした人だけではなく、それ以前、それ以後のあいのり参加者とも付き合っている。

だからあいのり関係者だけでもたくさん参加していると思った。

でも目をきょろきょろさせてあいのり関係者を探したが、一テーブルにしかあいのり参加者はいない。一テーブルは八人である。

私はこの二週間前にも親戚の結婚式に出席したが、そのときの出席者はこのアウトローの出席者の三倍はいた。

おかしいなあと思ったとき近くにアウトローの弟がいた。

このアウトローの弟とも数回あったことがあるのだが、この人は本当に人当たりがやさしい。アウトローとは正反対。

声もかけやすい人なので、
「あいのりの参加者少ないですね」
と聞いてみた。

「実は、あいのりの意向で、一緒に旅をした人だけを招待しなくてはならなかったんです」

なるほど、さっきのテレビカメラはあいのりか。

テレビカメラを見た瞬間あいのりが取材に来ていると気づいてもよさそうなものだが、あいのりが取材に来るとはまったく思っていなかったので気づかなかったのだ。

なぜ私があいのりが来るわけないと勝手に決め付けていたのかは、理由はある。

実はアウトローはあんまりあいのり製作者から好かれていないのだ。
アウトローは「アウトローと呼ばれて」という本を出しているが、そのときアウトローという名前を使わないでほしいとあいのりから言われたらしい。

アウトローという名前はあいのりで有名になった名前だからという理由からだ。

これはアウトローだけではなく他の参加者も同じようだった。
だから結構あいのりと関係が良くない参加者って多いみたいで、その筆頭がアウトローだと私は思い込んでいた。
ちなみに、あいのりと一番関係を良くしているのがヒデで次がスーザンらしい。


披露宴が始まると嵐が一生懸命写真を撮っている。

時々スーザンが嵐に自分の目の前にある料理を食べさせていた。

嵐は忙しいから自分の席で食べられないのかなと思っていたのだが、しばらくして嵐はアウトローと一緒に旅をしていないと気づいた。

嵐はアウトローの弟分みたいな存在だから当然一緒に旅をしていたと勘違いしていたが、ヒデと嵐が帰国したときその代わりで入ってきた参加者だった。

ヒデという強烈なキャラクターが帰国するのでなるべくすごいキャラクターを変わりに入れるということで選ばれたのがアウトローであった。
元ホストで、これから歯医者になり、池袋ウエストゲートパークのモデルにもなったという人物である。

これは強烈なキャラだと期待したが、空回りするキャラになってしまった。

私の中で氷解が始まった。

嵐を弟分と思っているアウトローは嵐を結婚式に呼びたかったけど、あいのりの意向でそれはかなわない、そこでカメラマンとして参加させることにしたのだろう。

カメラマンとして参加するのならご祝儀払わなくて良いし、逆にアルバイト代がもらえるからお金に困っている嵐を助けるためにそうしたのだろう。

だから嵐の席はなく、当然食べる料理もないからスーザンが嵐に自分の料理をあげていたのだ。

氷解した私も嵐を何回も呼んで料理を食べさせてあげた。


披露宴は予想通り二時間くらいで終わった。

テレビ局が絡まっているためか盛り上がりにかけていたような気がする。

これから二次会に突入する人も多いのだろうけど私たちは早々に帰ることにした。

これからが大変なのである。

父と金ちゃんは明日朝一番で軽乗用車で尼崎の港まで行かないといけない。

尼崎の港で沖縄に運んでもらうために車を預けて、父と金ちゃんは関西国際空港まで行って飛行機で那覇に向かう。

もう飛行機切符は買ってあるから搭乗時間は決まっている。

普通の航空券なら便変更はできるが、格安航空券(なんと片道9800円)だから変更はできない。搭乗時間に間に合わさせるためには車を預けるのは昼休みに入る前が望ましい。
そのため尼崎まで行くのに道を間違えて時間をロスすることはできないのだ。

高速道路だから間違えるわけないと思う人もいるでしょうが、一本道の高速道路なら良いが、いくつも分岐があり、大阪方面に行くのにも一通りじゃあないから迷うのである。

軽自動車にナビはついていないから、私がネットの地図を見ながら金ちゃんの携帯で連絡を取りながら誘導するのだが、ネットだと渋滞情報もわかるから、交通事故などの不慮の自体にも対処できるということもある。

寝床についたときも意外と興奮はない。感傷ももちろんない。明日は沖縄に向かうというのにいつものような感じで寝ているしそれはセヒも同じみたいであった。

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