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英語発音美人になろう!コミュの課題曲2 "Killing Me Softly With His Song"

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1)Roberta Flack(ロバータ・フラック)の"Killing Me Softly With His Song"「やさしく歌って」(なんで「歌って」なんだ?)を聴いて、歌詞を書き取ってみてください。聴き取れない所でも、極力アルファベットでそれらしい文字を書いてください。どうしても難しい場合は、「こういうふうに聴こえる」ということでカタカナで書いてください。 前後関係や文法を考慮して、推測するのもテクニックのうちです。また、「こんな発音の単語あるのかな?」と辞書を引いても構いません。下記のオンライン英英辞典ですと、あてずっぽに文字を入れても候補を出してくれるし、ヒットした単語の発音を聴けるので便利です。

Merriam-Webster Online(無料)
http://www.m-w.com/


音源
http://www.youtube.com/watch?v=dpNdMIAnKko

2)何度か繰り返して聴いて、「もうこれ以上わからない」という状態になったら、下記の歌詞を見て答え合わせをしてください。

3)わからなかったところ、間違っていたところは、あなたの発音が間違っているか、不完全なところ、もしくは、知らなかった単語です。知らなかった場合は別として、自分が正しいと思っていた発音とどう違うかを、自分の口を動かしながら、考えてみてください。どうしても納得がいかない部分があったらメモっておいてください。

4)歌詞を見ながらでいいので、通しで自分で歌ってみてください。

5)自分の歌を録音や録画するなどして、歌手の発音と著しく異なる部分があったら、なぜ異なるのかを自分の口を動かしながら考えてみてください。どうしてもうまく行かない、あるいは、納得がいかない部分があったら、メモっておいてください。

6)歌っていて、個々の単語の発音はできるのに、続けるとどうしても舌がもつれて歌いにくいところがあったら、メモっておいてください。

7)上記3)、5)、6)でメモした点を、このトピックで質問してください。







歌詞はここにあります。
★★★最初は絶対にこの歌詞を読まないでください!★★★
http://tinyurl.com/y7q68x


コメント(33)

課題曲にして頂き光栄です☆私は20歳の頃にフージーズがカバーしてた(あれはップ調というのでしょうか…)ので印象に残ってます。
Orphanさん:
さっそくありがとうございます。コメントします。

【聞き取りで難しかった箇所】

1.Strumming in my pain
  ストレンメマペンと聞こえたのですが
  Strolling in my painという一応の答えを出しました。

⇒"strum"という動詞はあまりなじみがないと思うので無理からぬことだと思います。

2.Singing my life with his words
  whith these wordsだと思いました。

⇒"whith"という単語ありますか? "these"の最初の"e"と"his"の"i"の母音は明確に違いますが、まだ認識に揺れがあるようですね。

3.I heard he sang a good song I heard he had a style
  I hardly sang a good song I hardly had a style
  としてしまいました。
  heard〜かなとも思ったのですが、
  ストーリーが想像できませんでした。

⇒"heard"の"ear"と"hardly"の"ar"は異なる母音です。

4.And I came to see him to listen
  And I came to see him and listenedにしました。

⇒"to listen"の"to"の"t"が、直前の"him"の"m"に影響され、有声子音化し、"d"に聴こえたのが原因と思われます。

5.And there he was this young boy
  And then he was a young boyに聞こえました。
  thisのところで「ス」と聞こえるような気はしました。
  wasの「ズ」もあり、混乱したと思います。

⇒"then he"であれば、"then"の"n"が明確に聴こえるはずです。日本語の「ン」との区別がまだ良くできていないからと思われます。ご自身が"was this"のように、"s"と"th"が連続する音をスムーズに出すことに慣れてらっしゃらないことがうかがえます。

6.I felt all flushed with fever
  embarrassed by the crowd
  Iの後プロトー クロッシュト ウィズ ミー ゾー
  と聞こえたのでflash with me thoughか何かが入る
  のかなと思いました。
  crowdのところ、文法的に考えてproudは苦しいと
  思ったのですが、cが「プ」に聞こえました。

⇒"flush"と"flash"では母音が異なりますね。

7.I felt he found my letters
  I felt it and found my lettersかと思いました。
  ここもストーリーが想像できなかった箇所です。

⇒2.と同じ、"he"と"it"の母音の違いに注意してください。

8.I prayed that he would finish
  I prayed that he would play itに聞こえました。

⇒"finish"がなぜ"play it"に聴こえたのかは不明。

9.He sang as if he knew me
  He sang as if he knew itと聞こえました。

⇒7.に同じ。

10.In all my dark despair
  In over dark this fairと完全についていけていません。
  Inの後、オーダー ダークエスデーと聞こえました。

⇒"all"の"a"と"over"の"o"の母音がまったく異なります。

11.As if he wasn't there
  正解を見ても納得のいかない箇所です。
  heとwasn'tの間に「マー」が入っているような気が
  してなりません。

⇒"As if I wasn't there"では?

12.But he was there this stranger
  正解は上でしたが、
  And he just kept on singingかなと思います。

⇒Orphanさんが正しいです。事前に確認せず、申し訳ありません。後で訂正版をアップします。

【歌ってみて難しい箇所】
1.I felt all flushed with fever
  withを入れるタイミングが上手くいきません。
  リズム感の問題でしょうか?

⇒リズムの上でそんなに難しいとは思いません。"th"から"f"の受け渡しがうまくいっていないのではないでしょうか。"th"は上前歯の下もしくは下部の裏側に舌先を付けるのですが、舌先が前歯から飛び出るぐらいになってませんか? あるいは、"f"の発音のときに、上唇が下唇よりも前に飛び出るぐらいに極端に下唇を噛んでいませんか? 実際には、上前歯を下唇の裏に付けるもので、上前歯の先端が前から見えるほど露出させるのは不自然です。

2.and read each one out loud
  out loudとaloudどちらともつかない発音になります。

⇒"out"の"ou"の発音ですが、これも「日本語のアにウを軽く添える」なんていうデタラメが書いてある発音の教則本を信じないでください。後半の部分では、唇を丸めて緊張させ、むしろ「オ」に近いような音になり、決して「軽く添える」ようなお気軽な音ではありません。

さらに、"out"の"t"に"loud”の"l"が続くことから、この"t"の「破裂」の部分は下を上歯茎から完全に離さず、舌先を付けたままで、舌の前方の部分の左右のみを上歯茎の裏から離すことにより出すようになっています。難しいと思うかもしれませんが、何度も練習していただくしかないです。

3.As if he wasn't there
  聞き取りの点での問題が解決しないと歌えません。

⇒前述の通り。


カッコよく歌えるようになるまでは大変かと思いますが、がんばってください。
Orphanさん
お子さんを日本語で育てるのか、英語で育てるのかによります。日本語メインで育てるのであれば、発音の良し悪しに関わらず、生後5ヶ月で英語に慣れさせるのは賛成しません。なぜならば、本人が日本語と英語を別の言語であり、時と場合によって使い分けなければならないんだということを理解せずに日本語と英語を両方押し込むと、どっちつかずになって後々悪影響が残る可能性が高いです。そういうリスクを負ってでもお子さんに英語の音に慣れさせたいのであれば、どんどんやればいいのではないでしょうか。

赤ん坊は胎内にいるときから母親の声を羊水を通じて聞いており、生後間もない子供に母親の母国語と別の言語を聞かせたときの反応の違いで、生まれた時点ですでに母国語に慣れているということが科学的に証明されています。「自分は英語で苦労したからせめて子供には早くから英語に慣れさせたい」とか考えて、ゼロ歳児とかの、物心付かないうちに英語を押し込むのは、この母国語の基礎を根幹から揺さぶることになり、子供を混乱させ、精神的に追い込む可能性がありませんか。

英語学習はいくら早くても3歳、5歳でも決して遅くはないし、13歳でも全く問題ないと思います。私は11歳からセサミストリートを見ていましたが、それ以外に正式な英語教育を受けたわけではなく、本格的に英語を学んだのは中学1年生からです。

まずは美しい日本語と日本人としての礼儀作法と日本人の誇りを身に付けさせて、同時に自分の意見を日本語で相手に正しく伝える、相手の意図していることを理解することにより、自分の周りの人間関係を構築することのほうが先決ではないでしょうか。Orhanさんもご存知だと思いますが、日本人であって、日本語で敬語とか丁寧語をマトモに喋れない人で、教養のある、ビジネスで通用する英語を喋れる人というのはいません。

それから、中学からの日本発音の問題ですが、私は日本人が正しい英語の発音をできないのは、現在小学校5年生から教えているローマ字が原因の90パーセントを占めていると思っています(私は自分が中学1年からこう主張し続けています)。

アルファベットを、日本語と全く異なる異質のものと捉えるのではなく、親しみを持たせるために元の英語の発音とは似ても似つかないような読み方を教えることになっているのでしょうが、この「ローマ字読み」こそ異質なものであり、英語の読み方の基本中の基本であるアルファベットの正しい読み方よりも前にこのローマ字をやるのは、野球のピッチャーとしての投球方法を教えるときに、最初の2年間はバッターに向かって投げずに、延々と牽制球の練習を続けさせるようなものです。

これから自分のお子さんに英語を教える方は、家や学校でローマ字読みの勉強が始まる前に、まずアルファベットの正しい読み方と、英語の綴りと発音の規則的な関係を教えてください。そして、例外(love、come、some、haveなど)も教えてください。これが日本の中学ではほとんどまともに教えられていないことなのが困ったことですが。

そして、ローマ字読みを教えるときは、「これは日本でしか通用しない特殊なものだが、日本の人の名前や地名の読み方を外国の人に伝えたり、漢字・ひらがな・カタカナを知らない外国の人に日本語を教えるための、英語とはまったく別の使われ方をしている」ということをまず叩き込むべきです。

そして、英語学習を始めるまでに、日本語の理解力と表現力を徹底的に磨くことです。日本語を母国語として育って、途中から習う英語のほうが言語能力が上回るということはあり得ません。

現在の日本の英語教育が失敗しているのは、日本語を使った授業(国語のみならず社会、理科なども含めて)で、正しい日本語で自分のオリジナルアイデアを客観的なエビデンスでサポートしながら発表して聞く人を納得させたり、アクションを起こさせる教育を怠っていながら、「中高大で10年間も英語を勉強してるのにろくに英語を話せるようにならないから、小学校からやるべきだ」なんて言ってるからです。

実はこれ、小中高大の16年間で、まともに人前で日本語で話せるようになるための教育をしていないっていうことなんです。日本人が英語を話せないのは、日本語の使い方教育に原因があるのです。英語を話せないのではなく、話す内容が、日本語でも英語でも存在しないのです。

ご自分の子供に将来まともな英語力を見に付けさせたければ、子供を、観察やインタビューや調査に基づいて自分なりの意見や考え方をまとめさせて(仮説立案)、それを発表させ、それを元に意見交換(ディスカッション)をする(検証する)ような幼稚園や小学校に入れてください。学校でやらないのであれば、家庭や地域でやってください。

家庭でできないことは、学校でもできない、というのもありますね。

これが、「英語で話す内容」を作る唯一の方法です。この習慣が身についていれば、英語を習い始めてから、「話す内容がない」なんていうことはなくなります。

そして、ビジネスで英語を話すって、90パーセントがこういうことの繰り返しです。
Orphanさん:
Orphanさんのオリジナル理論に基づく子供向け教室を開いたらいかがですか? 日本語、英語にこだわらないような。

「面白い人間でなければいけない」というのは同感です。毎度関心するのですが、いいこと言いますね。その課題の本質化スキルを見習いたいです。
Orphanさん
大したものです。英語の勉強はやっぱり興奮するぐらいやんなきゃダメです。これからも激論を戦わせましょう。
この間は自己紹介トピでコメントを返していただいてありがとうございました。
何か目標やきっかけがないと頑張れない性格なもので、これからもここのコミュニティには積極的に参加させていただきたいと思います。

いつも思うことですが、歌の中の英語を聞き取るのは本当に苦労します。
最初はパソコンにダウンロードしたものを普通に聞いていたんですが、あまりにわからなかったのでヘッドセットまで出して真剣に聞きました。(笑)

☆聞き取れなかった部分
文法から明らかに間違っているんですが、正直に自分が聞こえたままを報告してみます。
1 To listen for a while
  →To listen follow why
2 A stranger to my eyes
  →A stranger tune my eyes
3 I felt all flushed with fever
  →I felt I'm flushed with his feeling
4 Embarrassed by the crowd
  →Embrace by the crowd
5 I prayed that he would finish
  →Afraid that he would finish
6 But he just kept right on
  → But he just kept driving on
7 In all my dark despair
  →In all my 以降完全にわからなくなりました…
8 Singing clear and strong
  →strong がなぜか stolen に聞こえました

☆歌ってみて難しかった部分
1 softlyの"ftl"のあたりがスムーズに発音できません。

2 Strumming my pain の部分は舌がからまりそうです…。

3 with his word の部分で、withからhisへうまくつながりません。


よく聞く曲なんですが、こういう歌詞だったんですね。
何度か聞くうちに設定がわかってきてうれしくなりました。
ただ、自分の間違いっぷりには驚きました(;・ω・)
mamityoさん:

以下にコメントします。


1 To listen for a while
  →To listen follow why

⇒普段"for a while"で"r"をちゃんと発音していないようです。「フォー ア ホワイル」とか。ちゃんと発音された"r"を"l"と勘違いされたようですね。


"while"の"l"の発音に問題がありそうです。「ホワイル」のように、決して「ル」のようにはなりません。舌先を60度ぐらい上げて上歯茎の裏を押し上げるようにし、口は縦長に唇は丸めて、日本語の「オ」に近いぐらいの感じになります。この認識がないので、最後の"l"の音が聞こえませんでした。


2 A stranger to my eyes
  →A stranger tune my eyes

⇒通常の会話では"to"の母音はあいまいな音になりますが、この曲では"to"に八分音符+四分音符が振られているため、強調形の"to"母音("two"と同じ)が使われている。加えて、この母音は日本では通常「長母音」と教えられているが、実際には後半にかけて限りなく"w"に近づいていく二重母音であり、尚のこと日本語の「ン」に近い音になっているため。

3 I felt all flushed with fever
  →I felt I'm flushed with his feeling

⇒"I'm"は1.の2番目の"l"に関する指摘を参照。

"with fever"が"with his feeling"になった理由は不明。


4 Embarrassed by the crowd
  →Embrace by the crowd

⇒"embrace"の"a"の母音は、"tape"、"pain"と同じで、最初の音は米国の発音の場合は特に日本語の「エ」よりも口を横に広げて発音され、日本語の「イ」にやや近い。普段このように明確に発音せず、日本語の「エ」で置き換えているのが原因と思われます。

"embarrassed"の"ed"を聞き落としたのは、「子音が3つ続くと中間の子音が欠落する」という法則をご存知でなかったから。"ss"と"b"にはさまれているので、この子音が欠落しています。しかし、2つの子音を合わせて3つ分の長さを作らないと不自然になります。つまり、中間に存在していたであろう"ed"の音を推測させるだけの長さは保持するということです。

<他の例>
"I asked him to come to my house."


5 I prayed that he would finish
  →Afraid that he would finish

⇒"I"は日本では日本語の「ア」のあとに軽く「イ」を添えると教わることが多いが、環境によって変化し、"I"そのものが文脈上重要でない場合には、後半の「イ」に当たる音はほとんど発音されないか、あるいはまったく発音されない。この曲のこの部分ではロバータ・フラックjはまったく発音していない。ご本人も普段こういう区別をせず、すべてフルに発音されているものと思われます。

加えて、普段の発音のときに、"prayed"の"p"と"r"の間に余計な「ウ」のような母音が発音されていることが推測されます。実際には、唇をすぼめて開いた後に無声の"h"の音に続いて、これも無声の"r"の音が出て、それに続いて音が出る、つまり、"r"の音が、前半は無声、後半は有声というのが正解です。"r"のために巻き上げた舌を虚しく風だけが通る瞬間を作るのが極意です。

同様のことは、"play"にも言えます。


6 But he just kept right on
  → But he just kept driving on

⇒不明です。


7 In all my dark despair
  →In all my 以降完全にわからなくなりました…

⇒"despair"は"pair"の部分にアクセントがあるが、メロディの関係で"des"の方が音階が高くなっているのが混乱の原因と思われます。よく聴くと、"pair"の方が音階は低いが長く発音されているのがわかるはずです。歌ならではの特殊な処理ですが、音階やイントネーションだけでなく、音の長さも判断基準に入れることにより解決できるはずです。


8 Singing clear and strong
  →strong がなぜか stolen に聞こえました

"strong"の"o"は"long"、"song"と同じで、日本語の「オ」よりは口を大きく開くが唇は丸めて、舌も平らに保つ音。いわゆる短母音である。"stolen"の"o"はアルファベットの"o"の発音と同じ、いわゆる二重母音で、最初の日本語の「オ」に近く聞こえる音は日本語の「オ」よりも口を丸めて発音され、さらに後半にかけて唇がさらに丸まって狭まっていき、限りなく"w"に近づいていく。この2つの音を普段区別して発音せず、日本語の「オ」や「オー」で代用しているのが原因です。


☆歌ってみて難しかった部分
1 softlyの"ftl"のあたりがスムーズに発音できません。

⇒前述の4.の"embarrased by"と同じで、"t"が発音されていません。あえて発音しようと思えばできないことはありませんが(実際、私が普段この歌を歌うときは"t"を発音しているし、シェイクスピアの劇でも同じことが要求されると思います)、"f"に続いて"ly"を発音するので構いません。コツは、"f"の後に余計な「ウ」のような母音を入れないこと、"f"のために下の前歯の上を上唇の裏につけると同時に、"l"のために舌先を上歯茎の裏につけて、"f"の直後に"l"を発音できるようにすることです。


2 Strumming my pain の部分は舌がからまりそうです…。

⇒"str"の発音が鍵ですね。"s"の後に「ウ」のような余計な母音を入れず("s"は舌の真ん中ではなく舌先を上歯茎の裏に近づけます)、"t"のために上歯茎の裏につけた舌先を手前に巻き戻して"r"を発音します。上歯茎の裏から口の天井の柔らかい部分の間のボツボツの部分の皮がすりむけて口内炎になるぐらい練習しないと無理です。


3 with his word の部分で、withからhisへうまくつながりません。

⇒"with"の発音は常に「ウイズ」という固定観念を持っているのが第一の理由です。有声の"th"の発音は、後に来る音によっていくらでも変化します。

<例>
"this" "that" ”they"

"with his"の場合、"with"の"i"と"his"の"i"が同じわけですから、この"i"のためにわざわざ作った緊張を伴う口の形を崩さないようにする力が働きます。"th"の音はもともと唇をすぼめる動きが伴いますが、前後関係のためにこの動きが最小限になります。

第二の理由は、"his"の"h"の音を日本語の「ヒ」で代用していることです。日本語の「ヒ」は舌の中央部分を盛り上げて口の天井に限りなく近づけることにより空気の通りを狭くして出しますが、英語の"his"の"h"の場合は舌は平らのままで、単純に肺から出てくる息を口の中で通すだけです。日本語の「ハ」や「ホ」の出し方にむしろ近いといえます(日本語の「ハ」をのどを絞って出す人がいますね)。


上記を参考にまた練習しなおして、変化があるかどうかをレポートしてください。
ていねいなアドバイスありがとうございます。
やっぱり自分がきちんと発音できていないところはリスニングにも現れるんですね。
"for a while"をいつも「フォー ア ホワイル」と発音していることや、"I"を常に「アイ」と「イ」の音まで発音していることなど、自分の発音のクセを見事に言い当てられて少しびっくりしてしまいました。
それでは、アドバイスをもとに練習してみたのでレポートします。

☆To listen for a while
やはり私には"l"の音がかなりネックになっているようです。文章として読む際には少しよくなってきた気がするんですが、歌い始めると、"while"の部分はテンポがゆっくりしているので、自分の発音が上手くできていないのがはっきりわかってしまいます。まだまだ練習する必要がありそうです。

☆I prayed that he would finish
よく聞いてみると確かに"I"の「イ」の音は発音されていないですね。自分が歌うときにも「イ」を発音しない方が次の音へスムーズにつながる感じがします。

☆Singing clear and strong
"strong"と"stolen"の"o"の違いは確かにいつもごまかしていたので、ちょっとドキっとしてしまいました。(^-^;)これからは毎回意識して発音しようと思います。

☆softly
今回いただいたアドバイスの中で一番感動したのがこの部分です。"t"を発音しなければいけないと思い込み、無理やり発音しようとしていましたが、"t"を発音しないと自分でも驚くほどスムーズに歌えました。

☆Strumming my pain
これは難しいですね…。"st"の部分を発音できても、その後に続く"r"の発音がなかなかうまくいきません。口内炎ができるくらい練習をしないと、そう簡単に身に付くものではなさそうです。

☆with his word
これも目から鱗という感じでした。「ウィズ」と発音しようとするのでwithとhisがなめらかにつながらず、不自然になっていたんですね。この部分もアドバイスのお陰でずいぶん上手くできるようになりました。

丁寧なアドバイスありがとうございました。発音に特化してこれだけ丁寧なアドバイスをいただけるチャンスなどなかなかないのでとても感動しています。私の発音には変なクセがかなりあるので、少しずつ美しい発音に近づけるように頑張ります。
mamityoさん:

レポートありがとうございます。私の立てた仮説(こういう発音ができていないのではないかというポイント)が検証できてよかったです(レポートがなければ、仮説が仮説のままで終わっていました)。

ぜひこの経験を生かして、12/2の関西カラオケオフに参加してみてください。曲は"Killing Me Softly"で構いません。

自分の発音に自信がないと漠然と思っていても、実際にどの部分が弱点なのかはなかなかわからないものです。この方式を使えば、「聴き取れなかった部分=自分が普段正しく発音できていない部分」というのが単純にわかります。

逆説的ですが、東京から京都の学生さんの英語の発音をチェックするのに、本人の発音を聴く必要がない、ということです。

相手がサンフランシスコであろうが、シドニーであろうが、ロンドンであろうが、同じことです。



問題は、いつまでもこのようにトレーナーに聞かないと正しく発音できていない原因がわからないと、いつまでたっても独り立ちできないわけで、いかにここで自己修正能力を身に付けるかが最大の鍵になります(私はmamityoさんとずっとお付き合いするのは構わないし、楽しいかもしれませんが、それでは mamityoさんのためにならないでしょう)。


次のステップとして、


「聴き取れなかった」⇒ 「なぜ聴き取れなかったのか聞いてみる」


ではなく、


「聴き取れなかった」⇒ 「なぜ聴き取れなかったのか、自分の発音との差異を試行錯誤しながら徹底的に追及して、デタラメでもなんでもいいから、こうではないかという『仮説』を立てる」


というアプローチでやってみてください。

私たちコメンテーターへの質問は、その『仮説』の検証のために行ってください(必要とあらば)。



この『仮説検証』の習慣をつけることが、前述の『自己修正能力』そのものと言えます。




★★★

『発音美人』になる秘訣はこれ以上でもこれ以下でもありません。

これだけです。

★★★




語彙を増やすのも、文法を身に付けるのも、全部同じです。


自分なりの『仮説』を立てられない人は、英語の発音も身に付かないし、楽器も弾けるようになりません。サッカーもテニスもうまくなりません。


何かわからないことがあったら、すぐに先生や上司に聞いて、その通りやってみて、できたら、そのスキルが身に付いたと思い込んでいる人は、敗者です。


皆さんは、日本語を身に付けるときに、この仮説検証メソッドを無意識のうちに使って自分の日本語の発音や語彙や文法を自己修正していたのであって、日本語学習のための教材なんて誰も使ってないんですよ。


英語習得の上で、この生まれつき備わっている能力(本能)が利用できないはずがないんです。


ただ、年を取ると、何でもかんでも最初から無意識にというわけには行かないから、最初は意識してやりながら徐々に習慣付けてくださいと言っているだけです。
A列車男 _| ̄|○ さん:

オフ会参加させていただきたいんですが、その日はちょうどTOEFLを受験しに行くので無理そうです。せっかく誘っていただいたのにごめんなさい。次こそは参加させていただきたいと思います。

私の発音を聴いていただいたわけではないのに、聞き取りの間違いから発音のクセを見事に言い当てられて正直びっくりしています。

私は特に母音の違いが曖昧なままになっています。
昔から、英語のテストで、「似たような母音を持つ単語がいくつか並んでいてひとつだけ発音が違うものを見つける」問題はなかなか正解を選ぶことができませんでした。
おそらく今でも苦手なままだと思います。
自分が正しく発音できていないのに、聞いてわからないのは当然ですね。
原点に戻って一から勉強しなおそうと思います。


なるほど、次のステップは自分で仮説を立てることなんですね。A列車男 _| ̄|○さんにいつまでもお世話になるわけにもいかないので、独り立ちしないと…。


まずは、自分の発音とネイティブの方の発音を徹底的に比較していこうと思います。知らず知らずのうちに変なクセが身についてしまっているので、そこを意識的に直していこうと思います。

私は今薬学の勉強をしていて、将来はできれば研究者になりたいと考えています。「仮説を立てて、自分でそれを検証する」というのは英語学習に限らず、研究をする上でもとても大切なことです。いつまでも先生に頼っていたのでは、一人前の研究者になれないのと同じことですね。英語学習者としても早く独り立ちできるように頑張ります☆
こんばんは。
今日こちらの曲の聴き取りをしてみました。質問よろしくお願いします。

1. I heard he sang a good song
heard heが、ハーリー(ホーリー寄り)に聴こえます。文法と文脈から何となくは推測できたのですが、何度聴いても「d」の音が聴き取れていない状態です。

2. To listen for a while
listenの後のfor aが、follow?のように聴こえてしまいました。文法的に動詞が並ぶのは変だと思ったのですが、最初は「ポロー」と聴こえ、何度か繰り返して聴くと「f」の音かも?と思い、悩みました。

課題曲1に比べると、聴き取れた部分の割合がかなり少ない感じです。。一文が丸々聴き取れない部分も結構ありました。歌の場面を意識して聴いてみたのですが、なかなか難しいです。ボーカルの方の声質と言いますか、単語が繋がって発音されている部分の独特のこもった感じ?(上手く表現できませんが)が特に聴き取りにくく、苦労しました。

もう一度歌詞を確認して、ボーカルの方の発音と自分の発音を比べながら練習してみたいと思います。
続けての書き込みすみません!
歌ってみてうまくいかない箇所があるので質問させてください。

?Strumming my pain with his fingers
with his fingerのところなのですが、thを発音した後hisを発音しようとすると、口がつられて同じ形になってしまいます。その後fingerの「f」の音もつられてうまく出せず、最初から難関です。。リズム感の問題ですか?

?And read each one out loud
one out loudを歌う際、どうしても日本語読みになってしまいます。oneとoutの流れは、繋がるように歌おうと思ってもイマイチうまくいかない感じです。うまく発音するコツをアドバイスいただけますでしょうか。

説明もうまくできていない状態ですが、ご教授いただけたら嬉しいです。
にゃむさん:


>1. I heard he sang a good song
heard heが、ハーリー(ホーリー寄り)に聴こえます。文法と文脈から何となくは推測できたのですが、何度聴いても「d」の音が聴き取れていない状態です。

⇒"heard"の"d"の後に"he"が来るため、"d"が"dog"の"d"のように舌先を上歯茎の裏にべたっと付けて、息を溜めて一気に破裂させるように発音されるのではなく、舌先を上歯茎の裏に一瞬軽く叩き付ける(舌先で上歯茎の裏を弾く)ことにより発音されており、かつ、"he"の"h"が極めて弱く発音されているため、日本人にはあたかも「リー」のように聞こえています。

裏を返すと、にゃむさんは普段"heard he"を「ハードヒー」のように発音しているのが容易に想像されます。

この「リー」のような音は、舌先を相当鍛えないと綺麗に出ませんので、初級者が日本語の「リ」で代用してはいけません。

経過的な措置としては、「ハーディヒー」のように、"heard"の"d"の発音をするときに、後の"he"の母音の口の形にしておくことにとどめるべきです。


>2. To listen for a while
listenの後のfor aが、follow?のように聴こえてしまいました。文法的に動詞が並ぶのは変だと思ったのですが、最初は「ポロー」と聴こえ、何度か繰り返して聴くと「f」の音かも?と思い、悩みました。

⇒"for a"で、"r"の後に"a"が来ることから、この"ra"の部分が「ラ」のように聞こえたことが原因です。裏を返すと、普段"for"の"r"をちゃんと発音せず、「フォーア」のように発音しているのが原因といえます。

>ボーカルの方の声質と言いますか、単語が繋がって発音されている部分の独特のこもった感じ?(上手く表現できませんが)が特に聴き取りにくく、苦労しました。

⇒いいことに気がつきましたね。英語は日本語と比べると口の中でより後ろのほうで音を響かせる場合が多く、これが「こもった感じ」に受け取られています。これを聴き取れるようにするには、自分の発音も同様に口の後ろで裁くようにする必要がありますが、これは発声方法とも連動することなので、簡単に説明するのは無理なので、後日解説します。私がジャズヴォーカリストの方へのレッスンではいつもやっていることなのですが…。


>?Strumming my pain with his fingers
with his fingerのところなのですが、thを発音した後hisを発音しようとすると、口がつられて同じ形になってしまいます。

⇒"with his"の発音で、"th"の発音をするときに、後の"his"の"i"の母音の準備をするために、"i"の口の形になってしまうとのことですが、それで正解です。ただし、"th"の摩擦音がちゃんと出ていることが条件です。「ウィディス」なんて発音しているとしたら、×です。

コツは、あくまで"th"を発音するときには唇は丸めて前に突き出し、舌が自動的にスプーンのように真ん中がくぼんで、そこに上前歯の先が当たって、そのくぼみから音が出るようにし、その直後に"his"の"i"の母音に対応するために、突き出して丸めていた唇を一気に横に開きます。

"wi thhis"

という単語の組み合わせを発音するつもりでやってください。


>その後fingerの「f」の音もつられてうまく出せず、最初から難関です。。リズム感の問題ですか?

⇒これは、"his"の"s"の音を出した直後に、"fingers"の"f"の音を出すための口の形を作るのが難しいということですか?

それなら、"s"のために舌先を上歯茎の裏に近づけながら、下顎を徐々に上げていって下唇の裏側が上前歯の先に触れるように徐々に近づけていく、という、同時並行処理をしてください。"over"の"o"の後半と"v"の準備を同時並行でやるのと同じ考え方です。


>?And read each one out loud
one out loudを歌う際、どうしても日本語読みになってしまいます。oneとoutの流れは、繋がるように歌おうと思ってもイマイチうまくいかない感じです。うまく発音するコツをアドバイスいただけますでしょうか。

⇒"one"の"n"をちゃんと発音してますか? 日本語の「ン」で代用して、「ワンアウト」なんて言ってませんか? いまどき小学生低学年でも「ワンナウト」と言ってますが、これも正解ではなく、「ワナウト」のように発音することを求められます。

つまり、日本語の「湾」という単語の「ン」にあたる部分は、のどを狭めて空気の通りを悪くし、その分口に出られない空気を鼻に抜くことにより発音されます。

一方、英語の"one"の"n"の音は、単独で発音されるのであれば、舌先を上歯茎の裏に付けて発音されます。"one out"と言う風に、後に母音が来るから舌先を上歯茎の裏に付けなければならないだけではなく、文の末尾に来る場合でも必ずこの形を取ります。

ただし、"one minute"のような場合、"n"のために舌先を上歯茎の裏に付けて、その後"m"のために上下の唇をくっつける、なんて面倒なことは日常会話ではやりません。この"n"は"m"で代用されます。つまり、

あたかも、"wum minute" のように発音されます。


課題に取り組んだ結果を見ていると、英語をアルファベットという文字で、しかも、単語の単位での音に囚われすぎているのが、伺われます。

言葉というのは、先に文字が発明されて、それに誰かが音を付けたのではなく、先に音があって、後で誰かが保存と伝達のために文字を発明したわけですから、文字で書いてある通りに発音する、という癖は捨てましょう。

アルファベットは表音文字であり、その意味では「発音記号」でもあるわけですが、この発音記号が定義されたときからはかなりもとの発音も変化しています。

また、単語と単語の間にスペースを空けるという、あくまで文字を読む人向けの、実際の発音ではありえない空白が含まれています。

従って、なんとか耳とか言って文字を見て(ひどいやつは発音記号を見て)ひたすら音読するとリスニング力が向上する教材が出回っていますが、これは本来アナログな存在である英語の音をいったん文字というデジタル情報に変換したものを、目で見て自分の頭の中で再びアナログ情報に変換して発音するという、とんでもない回り道をしているわけで、これだけでは言語を習得する上では本質的な訓練方法とはいえません。

他のトピックでも述べたとおり、最終的には、青空とか、誰かが自分の手紙を声を出して読んでるとか、そういうイメージというアナログ情報を自分の頭の中で持ち、そのイメージから直接音を発するようにできなければ、「英語を話せるようになる」ということは無理です。

「英語で考える」などといいますが、頭の中で英作文をして、それを音に出すのも「文(デジタル)⇒音(アナログ)」という、頭の中でデジアナ変換を行っているのであれば、これだけで英語をぺらぺら話すのは到底無理です。

これが、私が


「歌詞を1行単位で絵に書いて、歌詞は見ないでその絵を見ながら歌え」

「慣れたら、その絵を自分の頭の中に置いて、頭の中で一枚ずつめくりながら歌え」


といっている最大かつ唯一の理由です。
このような機会を与えていただき、大変感謝しております。ありがとうございます。
さっそく挑戦してみました。他にも何曲か挑戦してみたので、後ほどそちらにも書きこませていただきたいと思います。


・strumming → strong
変な文章だなぁと思いつつ、strongにしか聞こえなくなっていきました・・・


・i felt he found my letters → i felt it found my lettuce
[lettuce]の第2音節が異様に長いなぁと感じつつも、lettuceにしか聞こえませんでした。。。lettuceって・・・・・笑


・embarrassed by the crowd → in bad butterfly
何か違うなぁと違和感を感じながらも、こうにしか聞こえなくなってしまいました。

・he just kept right on → care on my own

・he sang as if he knew me in all my dark despair → he sighed as if could be in all my doctors spair
意味不明な文章に・・・笑

・and then he looked right through me → and then he try could be


strumming と strong は特にショックが大きかったです。
強アクセントを受ける母音は、それぞれ全然別物なはずなのに・・・
普段から文章単位だと発音がおかしいなぁと感じていましたが、それを思い知らされた感じです。


それでは、よろしくおねがいします。
まっちさん

カナダよりようこそ。


>・strumming → strong
>変な文章だなぁと思いつつ、strongにしか聞こえなくなっていきました・・・

⇒"strum"の"u"にあたる母音("come"、"one"、"front"の"o"と同じ)を普段日本語の「ア」で置き換えて発音しているからです。

>・i felt he found my letters → i felt it found my lettuce
>[lettuce]の第2音節が異様に長いなぁと感じつつも、lettuceにしか聞こえませんでした。。。lettuceって・・・・・笑

⇒"it"の"i"と"he"の"e"は明確に異なった母音であるにもかかわらず、いずれも日本語の「イ」で代用して発音している。"letter"の"er"にあたる部分を普段日本語の「アー」で置き換えて発音している。有声子音("letters"の"s")がくる場合に比べ、無声子音があとに来る母音は短くなる傾向があることを知らず、それを実践していない。"letters"の"s"の発音で、後に日本語の「ウ」のような余計な母音が入っている。"read each one out loud"と後にあり、動詞の"read"の目的語なわけであるから、何か読むもの("books" 、"letters"など)であって、"lettuce"のような食べ物ではないことを推測するべきである。

>・embarrassed by the crowd → in bad butterfly
>何か違うなぁと違和感を感じながらも、こうにしか聞こえなくなってしまいました。

"butterfly"の"u"にあたる母音("strum"の"u"、"one"、"come" の"o"と同じ)と、"by"の二重母音の前半部分は異なる母音であるにもかかわらず、いずれも日本語の「ア」で代用している疑いが強い。"the"の"th"の有声の子音の摩擦が十分でなく、日本語のダ行音で代用していることから、 "the"の"th"を"butterfly"の"tt"の舌先で上歯茎の裏を弾く音と誤認した。

>・he just kept right on → care on my own

⇒"own"の"ow" にあたる二重母音の前半部分と、"on"の"o"に当たる母音は明確に異なるにもかかわらず、いずれも普段日本語の「オ」で代用している。

>・he sang as if he knew me in all my dark despair → he sighed as if could be in all my doctors spair
>意味不明な文章に・・・笑

⇒"sang"の"a"にあたる母音と"sigh"の"i"にあたる二重母音の前半部分の発音が全く異なるにもかかわらず、普段これをいずれも日本語の「ア」で代用している。"could"の"ou"にあたる母音("book"、"foot"などと同じ)と"knew"の"ew"にあたる母音("you"、"few"などと同じ)が異なる母音であるにもかかわらず、同じ唇の形で発音している。"could"の"ou"の母音は最初から最後まで唇の形は一定だが、"knew"においては唇は最初は横に開いていて、だんだんと丸めてすぼめて前に突き出すので、むしろ二重母音のような動きである。

>・and then he looked right through me → and then he try could be

⇒上記の"could"と"knew"での問題が"could"、"through"で発生している。

>strumming と strong は特にショックが大きかったです。
>強アクセントを受ける母音は、それぞれ全然別物なはずなのに・・・
>普段から文章単位だと発音がおかしいなぁと感じていましたが、それを思い知らされた感じです。

⇒日本語を母国語とする英語学習者は無意識のうちに英語の音を日本語の類似音に変換して楽をする性質がありますが、実際に同じ音は存在しませんので、すべて違う音として洗いなおしてください。子音も同様です。"s"、"l"など、ぜんぜん違います。
録音して聞いてみている時や、普段会話しているときから
「あ、今、日本語の「あ」を使っていたな・・・」
と感じることが多々ありましたが、それがここで証明されたと今感じています。

また、音節の長さの変化や、could と knewの違いなど、今まであまり意識していなかった部分のご指摘、大変ありがたく思っています。

もっと練習して、今回ご指摘いただいた部分を克服したいと思います。
ありがとうございます!
お世話になります、宜しくお願いします。


to listen for a while→
to が聞こえない。

And then he was this young boy→
thisが a に聞こえる

and read each one out loud→
andが聞こえない、out loudが aloudに聞こえた

in all my dark despair→
dark despair が意味は変だと思うが、doctor spairに聞こえてしまう。

he looked right through me→
lookes likeに聞こえる


as if I wasn't there→
asがthat'sに聞こえる




文法的におかしいところなどがあるとは思うのですが、聞こえたとおりに書いてみました(すみません)。宜しくお願いいたします。
まお♪さん

北海道よりようこそ。


>to listen for a while→
>to が聞こえない。

⇒前置詞の"to"は機能語であって、弱いアクセントを受けるところ、普段直後の動詞(内容語)の"listen"と同じように強いアクセントで発音していることから、"to"が本来の弱アクセントで発音されると聞き取れない。


>And then he was this young boy→
>thisが a に聞こえる

⇒"And there he was this young boy"の間違いですね。普段"was"の有声の"s"と"this"の有声の"th"を日本語の「ザ行」の音で代用していることから、"this" の"th"が"was"の"s"の続きのように聞こえて、"this" の"th"として認識されていないことと、"this young" のような単語のつながりにおいて、"this" の"s"と""young" の"y"を切り離して「ズィス ヤング」のように発音していて、実際に「ズィシャング」のように発音されると、"this" の"s"を認識できない。以上の複合的な要因から、"this"の"th"と"s"が消え、間の母音の"i"のみが残ったが、普段"this"の"i"の部分の母音を日本語の「イ」で代用していることから、実際には日本語の「イ」と「エ」の中間のように聞こえるこの母音を不定冠詞の"a"と誤認した。


>and read each one out loud→
>andが聞こえない、out loudが aloudに聞こえた

⇒"and"を普段「アンド」のようにフルに発音し、かつ"d"の後に余計な母音が入っているが、上記のように"and"のうちの"d"が消失し"an"のように発音される弱形で発音する習慣がないため、"and"が認識されなかった。

⇒"out loud" のように"t"と"l"が連続する単語の組み合わせにおいて、普段「アウト ラウド」のようにぶつ切りに発音し、かつ、常に"out"の"t"を日本語の「タ行」の音で代用している。しかし、実際には、1)この"t"は舌先を一旦上歯茎の裏に付けるが、舌の先端のみを上歯茎の裏に残し、舌先の両側を開放して"t"の破裂音を作り、その後舌の先端を離して"l"の発音をする、もしくは、2)"out"の"ou"の発音の後、声帯を閉じて息を一瞬止め、舌の先端("t"の場合よりも接する面積は少ない)を上歯茎の裏につけ、離して"l"の発音をする、のいずれかの方法が取られるのであって、この曲の場合は、2)と思われる。普段上記の1)、2)のいずれの発音方法も取っていないことから、"ou"とloud"の"l"の間に一瞬の空白があるにもかかわらず、"out"の"t"が認識されず、かつ、"out"のような二重母音において、前半の日本語の「ア」のように聞こえる部分のみに強いアクセントを受け、後半の「ウ」のように聞こえる部分には弱アクセントを受けるところ、普段両方とも同じ強さ、同じ長さで発音していることから"ou" の二重母音の前半部分のみが認識され、後半部分は認識されなかったので、これが"loud"と結びついて"aloud"のように聞こえた。

続く
続き

>in all my dark despair→
>dark despair が意味は変だと思うが、doctor spairに聞こえてしまう。

⇒"dark" の"ar" に当たる母音の前半部分を普段唇を丸めない日本語の「ア」で代用しているが、実際には日本語の「オ」よりも強く唇が丸められるこの音を日本語の「オ」のような音と誤認した。さらに"doctor"の最初の"o"の母音を普段日本語の「オ」で代用しており、実際には日本語の「ア」
と同様唇は丸めず、しかし「オ」と同様に舌の根元を下げる(下顎を下げる)音であることを知らないことから、"dark" の"ar"を"doctor"の最初の"o"と誤認した。

⇒加えて、"despair"のような後半の"spair"の音節に強いアクセントを受ける単語において、前半の弱アクセントを受けるべき"de"の音節において、後半の"spair"と同じ強か、限りなくそれに近い強さ、長さで発音していて、音の高さのみ後半の"spair"の部分を高く発音している。しかし、この歌では逆に"spair"のほうが音が下がっていることから、アクセントの3要素(強さ、長さ、高さ)のうち、高さは弱アクセント"de"逆転しているものの、強さと長さにおいては依然として"spair"のほうが強アクセントの特徴を示していることに気づかなかったことから、"despair"の"de"を"doctor" の"tor" と誤認した。


>he looked right through me→
>lookes likeに聞こえる

⇒"looked"の無声の"d"を普段日本語の「ト」で代用しており、しかも、無声子音であるにもかかわらず、常に余計な母音が後に入っている。実際には舌先が上歯茎の裏につけられたあと、そっと離されて弱い破裂音が出て、母音は決して出ないことから、これを"looks"の"s"と誤認した。さすがに"looks"を「ルックズ」とは発音していないと思われる。


>as if I wasn't there→
>asがthat'sに聞こえる

⇒普段"as"の有声の"s"の後に余計な母音を入れて、「アズ イフ」のように発音している。実際には子音の"s"の後の"if"の"i"の母音とつなげて発音され、「アゼーフ」のように聞こえることから、"as"の"s"を"that's"の"t's"と誤認した。"that's" の"th"は"t's"から類推されたものと思われ、"as"の"a"の母音の前に"th"があたかもあるがごとく思わせる普段の誤った習慣は特段内と思われる。


<総評>
1.文章を単語ごとにぶつ切りに発音する癖をやめましょう。単語の間にあるスペース(空白)は読むときにわかりやすいように便宜的に入れているのであって、「単語ごとに区切って読め」と指示しているものではありません。また、ある単語の最後の音と、次の単語の最初の音が続いたら、どういう音になるのかを当分の間考えながら発音するよう心がけてください。適当にやっていると、いつまでも発音はよくならないし、リスニング力も向上しません。

2.単語、文を読むときに、強アクセントの位置を常に意識するようにしてください。強アクセントがどこにあるかわからない、もしくは、位置が間違っている、かつ、強アクセントにある母音の発音が間違っていると、弱アクセントの部分の発音や、強アクセントの音節の頭にある子音が正しくても、全く通じません。


終わり
A列車男さん、お忙しいところこのようなご丁寧なアドバイスをくださいまして、どうもありがとうございました。
総評までくださいまして、とても参考になりました。
あとは、自分でも努力を重ねてみたいと思います。
課題に取り組んでもコメントするのはちょっと恥ずかしかったのですが、
がんばってみました。
ちょっと発音をかえるだけでもずいぶんと印象が違うと感じています。
今後もコツコツ続けたいと思いますのでまたよろしくお願いできますと嬉しく思います。

どうもありがとうございました。
まお♪

これからもがんばってください。東京においでの際は、イベントにお立ち寄りください。
【聞こえたままを書いています。】
1.Strumming in my pain
  strumと言う単語を知らなかったのが一番の原因です。
  Strong in my painという一応の答えを出しました。

2.I heard he sang a good song
  I heard he signs に何回聞いても聞こえます。sangのaの音が聞こえない

3.And I came to see him to listen
  And I came to see him nesten borrow why のように聞こえました。
  ニッスン ボロウ ワイに聞こえましたが、最後のwhyはwhyほど最後のyが
  クリアではない事は分かりました。
https://www.youtube.com/watch?v=qMzzw6IXH1s コチラの動画の方は聞こえます。

4.And there he was this young boy
  And then he was a shang boyに聞こえました。
  歌詞を確認して聞き直すと、thi syoung boy と単語の切れが違って聞こえます。

5.I felt all flushed with fever
  embarrassed by the crowd
  I felt all of brush with fever embarrassed by the round
全くcrowdのcが聞こえませんでした。

6.I felt he found my letters
  I felt the find my letters と聞こえてしまい、find found
  自分でも聞き取り間違いだと納得できますが、 felt heがfel theと
  単語の切れ目が違って聞こえます。

7.and read each one out loud
and let each one out loud 
  典型的なR Lの問題だと思います。
  次に然り

8.I prayed that he would finish but he just kept right on
  I played he would finish but he just kept my arms
  I play the とも聞こえましたが、playedだと判断して、I played he ...にしました。
  right on のrightが聞こえずmyに聞こえてarmsが浮かんだ感じです。

9.He sang as if he knew me
  He sign as a フィニュ meと聞こえました。

10.In all my dark despair
   In all my dot the spaceのように聞こえましたが、そもそもdespairの
  単語は知らなかったので惑わされた感は否めません。

11.And then he looked right through me as if I wasn't there
  And then he looked right through me if I wasn't there
ここのrightはきれいに聞き取れましたが、as ifのasは全く聞こえませんでした。


【歌ってみて難しい箇所】

1.全ての with his
with his が思っていたより、物凄く難しいです。
  聞き取りの時もですが、whit his がwhit this に聞こえるような感じなります。

2.But he just kept right on right がなど r単語一つ一つゆっくり発音出来る時
  やたらと巻き舌で発音している気がする。

3.Singing clear and strong Strumming my pain with his fingers
  strum と言う単語を知ったばかりと言うのもありますが、
  同じ母音で発音している気がします。

4.単語の最後の音を怠りがち。
  I heard を d 抜きで発音
And there he was this young boy and the(re) reの発音を怠るhe was ...

以上が自分で気づいた問題点です。
アドバイスよろしくお願いします。
>>[28]

【聞こえたままを書いています。】
1.Strumming in my pain
  strumと言う単語を知らなかったのが一番の原因です。
  Strong in my painという一応の答えを出しました。

⇒strumというのは音楽用語なのでご存じないのは仕方がないのですが、strumとstrongでは母音が異なり、strumのuの部分に当たる母音はlove、comeと同じ、唇を縦に開きながら、舌を中間の高さに保って出す音で、日本語のアに近いのに対し、strongのoに当たる母音は唇を丸め、舌は低く保つ、どちらかというと日本語のオに近い音です。普段この2つの音を区別して発音しているかどうかがこの音を聞き分けられるかどうかのポイントです。

2.I heard he sang a good song
  I heard he signs に何回聞いても聞こえます。sangのaの音が聞こえない

⇒sangのaに当たる母音は、日本語のアよりも唇を横に拡げて発音され、アとエの間のように聴こえる音です。一方、signのiに当たる部分の二重母音の前半の音は、sangのaのように唇を横に拡げず、むしろ縦に拡げ、1.のstrumのuよりもやや舌の位置が高いもので、日本語のアに最も近いと言われている音です。sangのaの部分の母音を正しく発音する習慣があれば、signと聴き間違うということはないはずです。ちなみに、sangは動詞singの過去形ですが、過去分詞のsungのuの部分の母音は過去形のsangと異なっており、これは1.のstrum、come、loveと同じです。

3.And I came to see him to listen
  And I came to see him nesten borrow why のように聞こえました。
  ニッスン ボロウ ワイに聞こえましたが、最後のwhyはwhyほど最後のyが
  クリアではない事は分かりました。
https://www.youtube.com/watch?v=qMzzw6IXH1s コチラの動画の方は聞こえます。

⇒toを聴き逃しているの方が気になります。前置詞ですので、文法的には弱いアクセントを受ける単語で、弱く短く発音されなければならないのですが、これを普段強アクセントで発音していると、このように弱く発音されると聴き逃すことになります。

listenをnestenと聴き間違えたのは、lをnと聴き間違えたのより、iをeと聴き間違えた方が重症です。listenのiに当たる母音は日本語のイとエの間のような音ですが、これを普段日本語のイで代用していることが読み取れます。

for a whileがborrow whyに聴こえた件ですが、まず、listenのnがここでは通常の舌先を上歯茎の裏に付けて発音するのではなく、上前歯の先を下唇につけて、つまり、nをfの舌の位置で発音するということを覚えておく必要があります。このため、nからfに移行する際に軽くbのような破裂音が出ており、これをbと誤認したということが考えられます。

whileがwhyに聴こえたのは、Roberta Flackのlの発音がクリアでないのではなく、語尾のlを日本語のルで代用し、かつ、そのあとにウという母音を入れる習慣があるからです。実際にはlは舌先を上歯茎の裏に付けて発音されますが、lで終わる場合は舌先を上歯茎の裏に付けたままで離さず、日本語のオのような音が続いて終わる、という事になり、普段最後のlをこのように発音する習慣がないと、lが聴こえない、ということになります。


4.And there he was this young boy
  And then he was a shang boyに聞こえました。
  歌詞を確認して聞き直すと、thi syoung boy と単語の切れが違って聞こえます。

⇒thisをほとんど聴き逃しているのがまず心配です。thisは指示代名詞であって、文法的には弱アクセントを受けますが、これを普段何でもかんでも強アクセントで発音していることから、弱アクセントで発音されたthisを聴き逃していることが読み取れます。この歌の中でも、thisは弱でyoungのほうが強になっています。

this youngのsとyの組み合わせがシャングのように聴こえて2つの単語を判別できなかったのは、sの後にyoungのyのような音が来るとき、shineのshと同じ音で発音する習慣がないからです。

>>[28]

5.I felt all flushed with fever
  embarrassed by the crowd
  I felt all of brush with fever embarrassed by the round
全くcrowdのcが聞こえませんでした。

⇒flushedがbrushと聴こえた件ですが、lとrの発音の区別もさることながら、普段fとlの間に母音を入れて、fとlを完全に別々に発音していることが読み取れます。実際にはfのために上前歯を下唇の上に付けるのと同時に、lのために舌先を上歯茎の裏につけ、lの舌を作ったままでfを発音しますが、最初は声帯は震わせなり(声を出さない)ので、lの前半部分が無声化することになります。その後、舌先を上歯茎から離すタイミングで声帯を震わせるのが正しい発音です。

また、flushedのedも聴き取れていませんが、これはこのような過去、過去分詞のedのtの音は直後にwが来る場合、舌先を上歯茎の裏に付けてから離して破裂音を出すのではなく、喉で息を止めて発音されるのですが、この習慣がないため聴き逃しています。

crowdのcが聴こえなかったのは、flushedのflと同様、普段cとrを別々に、かつ、間に母音を入れて発音しているからです。この場合も、cのために舌の根元を口の天井に付けるのと同時に舌先は後方に引いて丸めてrの準備をします。cの破裂音の後はrの舌の位置は保ったままになりますので、rの前半部分が無声化し、その後、声帯が響き始めてから舌先をまっすぐに伸ばして母音の発音をするわけです。

6.I felt he found my letters
  I felt the find my letters と聞こえてしまい、find found
  自分でも聞き取り間違いだと納得できますが、 felt heがfel theと
  単語の切れ目が違って聞こえます。

⇒felt heのように、無声の破裂音のtの後に無声のhが続く際、間にオのような母音を入れて発音する習慣があるためです。tはあくまで無声の破裂音ですから、破裂した後には母音は入らず、息が出るだけですが、実はこの息はhと同じ音であり、tの破裂の息とheのhがイコールになります。

foundをfindと誤認した件ですが、一般的なアメリカ発音ではfound、how、nowにあるような、日本語のアウのように聴こえる二重母音の場合、前半のアの部分は、2.で出てきたsangのaと同じ、日本語のアとエの間のような音になり、かつ、後半のウのように聴こえる音は、実際には唇を丸めて限りなくwに近い音で発音されることから、ウよりはむしろ日本語のオに近い音になり、結果的に、アウではなくエオのように聴こえます。一方findのiに当たる二重母音は前述のsignと同じで、foundの二重母音の前半部分のように唇を横に開きません。普段この2つのアのように聴こえる音を明確に区別して発音していれば、foundをfindと聴き間違えることはなくなります。

7.and read each one out loud
and let each one out loud 
  典型的なR Lの問題だと思います。
  次に然り

⇒発音より、もしletという動詞が来るのであれば、誰々に何々させるという意味ですから、oneのほかにもう一つ目的語がなければならないのに、これがないわけですから、文法的にletは有り得ないとまず判断してもらいたいです。

>>[28]

8.I prayed that he would finish but he just kept right on
  I played he would finish but he just kept my arms
  I play the とも聞こえましたが、playedだと判断して、I played he ...にしました。
  right on のrightが聞こえずmyに聞こえてarmsが浮かんだ感じです。

⇒played heという文がある場合、playedのdの後に日本語のオのような母音を入れて発音する習慣が見て取れます。実際にはこのうような組み合わせの場合、playedのdとheが膠着してディーのような音になり、結果的にプレイディーのように聴こえるはずですから、その場合、thatのthにあたる有声の子音がなくなってしまいますので、この組み合わせは有り得ない、と判断されるべきものです。

また、thatはここでは接続詞であり文法的には弱アクセントを受けるわけですが、これを普段強アクセントで元気よくザット!と発音する習慣があると、このように弱く発音されたthatを聴き逃すことになります。加えて、thatとheのつなぎですが、これも普段ザットヒーのように区切って発音していると、実際にザリーの世に発音されると聴き取れないという事になります。

rightをmyと誤認したのは、rは常に唇を丸くすぼめて発音されるのに対し、普段日本語のラ行の音と同じように唇を横に平らに拡げたままで発音しているため、このように唇の丸まった音が冒頭に出てくるものを、同じく唇を丸めてすぼめるmと間違えました。

onをarmsと誤認したのは、米国発音ではonのoの母音は日本語のアと同じぐらい唇を縦に拡げるが丸めて、舌の根元は日本語のオと同じぐらいに下げて発音されるものを、日本語のオで代用する癖がついているためです。

9.He sang as if he knew me
  He sign as a フィニュ meと聞こえました。

⇒普段ifとheの間に、ウのような母音を入れて発音する癖のせいです。実際にはfは無声子音ですので、上前歯を下唇に付けてたあと、声帯は震わせずに息のみを吐きますが、この息そのものがheのhの音です。加えて、この歌の中ではifは強アクセント、heが弱アクセントで歌われていますので、heのhがほとんど聴き取れないぐらいに弱く発音されており、このためイッフィーのように聴こえています。

10.In all my dark despair
   In all my dot the spaceのように聞こえましたが、そもそもdespairの
  単語は知らなかったので惑わされた感は否めません。

⇒despairという単語を知らなかったことよりも、darkをdotと誤認している方が音声学的には興味があります。darkのarに当たる部分を普段日本語のアで代用していることが読み取れ、実際には日本語のアよりも唇を丸め、舌の根元をオと同じぐらいに下げて喉を開いて響かせるという発音をされると、日本語のアよりはオに聴こえるということが有り得ます。

また、darkという単語が目の前にあればおそらくダークという風に長母音として発音すると思いますが、実際にはこの単語のようにkとかtというような無声子音が直後に来る母音は、gとかdのような有声子音が来る場合と比べて短く発音されるため、ダーでもドーでもなく、ドという風に聴き取ったということが分かります。

加えて、darkのkという無声の破裂音の直後にdのような破裂音が来る場合、kの直後に破裂は起こらず、息を一瞬止めるのみで、ダーッデスペアのように発音されますが、このような場合にdarkのkを破裂させるだけではなく、その直後にウのような母音を入れる習慣があることも分かります。

>>[28]

11.And then he looked right through me as if I wasn't there
  And then he looked right through me if I wasn't there
ここのrightはきれいに聞き取れましたが、as ifのasは全く聞こえませんでした。

⇒me asという組み合わせのフレーズの場合、meとasを別々に区切って発音しているのが原因です。実際にはmeのeにあたる母音は日本語のイとエのような音から舌の位置(実際には下顎の高さ)がどんどん上がって、日本語のイを通り越して、youngのyの音に限りなく違づいていく二重母音です。そのため、meとasの間にyの音が入り、ミーヤズのように聴こえます。加えて、asとifの間にウのような母音が入り、アズイフと普段発音しているようですが、実際にはエゼーフのように発音されます。

【歌ってみて難しい箇所】

1.全ての with his
with his が思っていたより、物凄く難しいです。
  聞き取りの時もですが、whit his がwhit this に聞こえるような感じなります。

⇒withとhisの間に、ウのような母音を入れて発音していますが、実際にはwithのthの発音のときに唇を日本語のウではなく、直後のhisのイとエの間のような音のために唇を横に拡げるため、ウィズヒズではなく、ウェゼヘーズのように聴こえます。

2.But he just kept right on right がなど r単語一つ一つゆっくり発音出来る時
  やたらと巻き舌で発音している気がする。

⇒rを発音する際に重要なのは舌を巻くことではなく、唇を丸くすぼめ、舌の根元を下げて喉を開いて口ではなく喉で音を響かせることです。舌先は口の天井のアーチ状になったところに近づけますが、巻きません。「巻き舌」は俗説です。

3.Singing clear and strong Strumming my pain with his fingers
  strum と言う単語を知ったばかりと言うのもありますが、
  同じ母音で発音している気がします。

⇒前述

4.単語の最後の音を怠りがち。
  I heard を d 抜きで発音
And there he was this young boy and the(re) reの発音を怠るhe was ...

⇒heardのdは舌先を上歯茎の裏につけて発音されますが、日本語のダ行の音のように舌をべったりとつけるのではなく、舌先で上歯茎の裏を弾きます。

thereのrを日本語のアで代用しています。

【総評】
文章の中の単語をスペースで区切る癖がありますが、5年前も書いたように、このスペースは見るためのものであって発音するためのものではなく、実際にはスペースはないものとして発音してください。たとえば、ワープロソフトである文章をスペースを削除してそれを音読する練習をするなどです。

アルファベットは漢字と異なり表音文字で(漢字は表意文字)、発音記号ですから、そもそもスペースを入れること自体が表音文字の使い方としては特殊であると思ってください。
こんばんは!

詳細にわたる指摘ありがとうございました。

今読ませて頂いたので、このご指摘を踏まえ、明日からまた歌って練習したいと思います。

取り急ぎご報告を。

ありがとうございます。

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