![[dir]落語＆講談](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/42/36/324236_141s.jpg){kind=logo}
書 名 笑えば治る立川らく朝の健康ひとり語り
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=毎日新聞社
著 者 立川らく朝
税込価格 1,470円（本体1,400円＋税）
発行年月 2007年9月
判型 Ｂ６
ISBN 9784620318295
噺家と医者の二足のわらじをはく異色の落語家・立川らく朝が、ギャグ満載でおくる笑える健康トーク集。月刊「毎日らいふ」の人気連載をまとめ、新しい医療情報を加えて書籍化。楽しく役立つヘルシートークが満載。
現役医師で落語家の立川らく朝が日本一面白くてためになる健康情報をお届けします！こんな笑える健康本ってアリ。
モード変換はスムーズに―笑いが健康に良い理由；
ぼけぼけイヤイヤ―あなたもできる認知症予防；
心臓がマッチョマン―やっぱり怖い高血圧；
身体の中の宅配便―コレステロールはなぜ溜まる？；
熱烈不歓迎―更年期障害を乗り切ろう；
眠ってる間に呼吸が止まる―睡眠時無呼吸症候群とは；
和食の力ＶＳ．サプリの力―健康食品あれこれ；
タバコ怪談噺―こんなにあるタバコの害；
ストレス病は花盛り―ストレスで起きる身近な病気；
いきなりびっくり嗚呼腰痛―ほとんどの人は腰痛持ち；
病名にもあるＡＢＣ―深く静かに潜行する肝炎；
足の痛みはバロメーター―痛い痛い痛風と高尿酸欠症；
出しゃばり屋のリリーフ投手―ビビることないよ不整脈；
目一杯のおはなし―増えているぞ緑内障；
鼻に蚊の止まったビーナス―がん細胞のでき方；
レミーしょうだい―食道がんは予防できる；
身体の中の飽くなき戦い―活性酸素は暴れん坊；
落語国の住人になってみたら―ＮＫ細胞は元気でなくちゃ
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=毎日新聞社
著 者 立川らく朝
税込価格 1,470円（本体1,400円＋税）
発行年月 2007年9月
判型 Ｂ６
ISBN 9784620318295
噺家と医者の二足のわらじをはく異色の落語家・立川らく朝が、ギャグ満載でおくる笑える健康トーク集。月刊「毎日らいふ」の人気連載をまとめ、新しい医療情報を加えて書籍化。楽しく役立つヘルシートークが満載。
現役医師で落語家の立川らく朝が日本一面白くてためになる健康情報をお届けします！こんな笑える健康本ってアリ。
モード変換はスムーズに―笑いが健康に良い理由；
ぼけぼけイヤイヤ―あなたもできる認知症予防；
心臓がマッチョマン―やっぱり怖い高血圧；
身体の中の宅配便―コレステロールはなぜ溜まる？；
熱烈不歓迎―更年期障害を乗り切ろう；
眠ってる間に呼吸が止まる―睡眠時無呼吸症候群とは；
和食の力ＶＳ．サプリの力―健康食品あれこれ；
タバコ怪談噺―こんなにあるタバコの害；
ストレス病は花盛り―ストレスで起きる身近な病気；
いきなりびっくり嗚呼腰痛―ほとんどの人は腰痛持ち；
病名にもあるＡＢＣ―深く静かに潜行する肝炎；
足の痛みはバロメーター―痛い痛い痛風と高尿酸欠症；
出しゃばり屋のリリーフ投手―ビビることないよ不整脈；
目一杯のおはなし―増えているぞ緑内障；
鼻に蚊の止まったビーナス―がん細胞のでき方；
レミーしょうだい―食道がんは予防できる；
身体の中の飽くなき戦い―活性酸素は暴れん坊；
落語国の住人になってみたら―ＮＫ細胞は元気でなくちゃ
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書 名 江戸小咄女百態
副書名
シリーズ名 ちくま文庫 お５５−１
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=筑摩書房
著 者 興津要
税込価格 735円（本体700円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 文庫
ISBN 9784480424099
恋知り初めたる娘、新妻、やりくり女房、お針、女力持ち、御側室…小咄と川柳を題材に多くの制約の中で精一杯生き抜いた江戸の女の大競艶。
１ 娘たち（恋知り初めるころ；箱入り娘 ほか）；
２ 妻たち（花嫁；新妻 ほか）；
３ はたらく女たち（針妙・お針；楊子見世の看板娘 ほか）；
４ 紅燈の巷の女たち（吉原の女たち；岡場所の女 ほか）；
５ 女あれこれ（江戸時代の美人像；夏の女性美 ほか）
副書名
シリーズ名 ちくま文庫 お５５−１
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=筑摩書房
著 者 興津要
税込価格 735円（本体700円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 文庫
ISBN 9784480424099
恋知り初めたる娘、新妻、やりくり女房、お針、女力持ち、御側室…小咄と川柳を題材に多くの制約の中で精一杯生き抜いた江戸の女の大競艶。
１ 娘たち（恋知り初めるころ；箱入り娘 ほか）；
２ 妻たち（花嫁；新妻 ほか）；
３ はたらく女たち（針妙・お針；楊子見世の看板娘 ほか）；
４ 紅燈の巷の女たち（吉原の女たち；岡場所の女 ほか）；
５ 女あれこれ（江戸時代の美人像；夏の女性美 ほか）
書 名 八方の楽屋のぞきめがね
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=ワニブックス
著 者 月亭八方
税込価格 1,300円（本体1,238円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 Ｂ６
ISBN 9784847017582
芸人の常識は、世間の非常識！？昭和の芸人はこんなにスゴかった。上方芸人界きっての事情通が語る、仰天楽屋裏話。
１章 「金」と芸人（西川きよしも唸る超エリート級「貧乏芸人」誕生！；ご飯のおかずはミカン一個の新喜劇女優 ほか）；
２章 「女」と芸人（浮気発覚！なんでこんなとこでお前に会うねん？；クルマの窓から宙に舞ったロエベのバッグ！ ほか）；
３章 「道楽」と芸人（点滴腕にぶら下げてミナミの町を飲み歩く浪曲師！；小染と酒と女と嫁 ほか）；
４章 「家族」と芸人（芸人だって、ウブでマジメな恋をする！？；ぼくが分析する陣内＆紀香カップルの今後は？ ほか）；
５章 「酒」と芸人（西川きよしさんの家で牛乳風呂を堪能！；お正月、きよしさんに逢いましょう ほか）；
６章 「仕事」と芸人（笑いの質が近頃大きく変化してるなぁ！？；昔の楽屋は小さな町内会のようだった ほか）
スポニチ新連載「たむけん＆八方の楽屋ニュース」（隔週日曜掲載）でおなじみの落語家・月亭八方（５９）が、昨年末に発売した楽屋裏話「八方の楽屋のぞきめがね」（定価１２３８円＋税、ワニブックス）のサイン会を２６日、大阪市内で開催し、約１００人のファンが詰めかけた。
世間がビックリするような芸人独特の伝説を収録。飲んでいる最中に帰る時間を気にした関係者の腕時計を鍋で煮た故横山やすしさん。さらに西川きよし、坂田利夫らベテランから若手に至るまで数々のエピソードを紹介している。
昭和芸人のすごさを伝える役目に八方は「昔の芸人はうらやましかった。でも、あんな生き方すると、はよ死にますわ」と苦笑い。「長生きしたのはノックさんくらい。こういう人らがおったというのも分かってもらいたいですね」とＰＲした。
故・三代目林家染丸さんが阪急電車を止めて「わしは染丸や」のひと言でタクシー代わりにしようとした話や、故京山幸枝若さんが点滴を打ったまま病院を抜け出して飲みに出かけたことなど懐かしのエピソードも入っている。
[ 2008年1月27日付 紙面記事 ]
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=ワニブックス
著 者 月亭八方
税込価格 1,300円（本体1,238円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 Ｂ６
ISBN 9784847017582
芸人の常識は、世間の非常識！？昭和の芸人はこんなにスゴかった。上方芸人界きっての事情通が語る、仰天楽屋裏話。
１章 「金」と芸人（西川きよしも唸る超エリート級「貧乏芸人」誕生！；ご飯のおかずはミカン一個の新喜劇女優 ほか）；
２章 「女」と芸人（浮気発覚！なんでこんなとこでお前に会うねん？；クルマの窓から宙に舞ったロエベのバッグ！ ほか）；
３章 「道楽」と芸人（点滴腕にぶら下げてミナミの町を飲み歩く浪曲師！；小染と酒と女と嫁 ほか）；
４章 「家族」と芸人（芸人だって、ウブでマジメな恋をする！？；ぼくが分析する陣内＆紀香カップルの今後は？ ほか）；
５章 「酒」と芸人（西川きよしさんの家で牛乳風呂を堪能！；お正月、きよしさんに逢いましょう ほか）；
６章 「仕事」と芸人（笑いの質が近頃大きく変化してるなぁ！？；昔の楽屋は小さな町内会のようだった ほか）
スポニチ新連載「たむけん＆八方の楽屋ニュース」（隔週日曜掲載）でおなじみの落語家・月亭八方（５９）が、昨年末に発売した楽屋裏話「八方の楽屋のぞきめがね」（定価１２３８円＋税、ワニブックス）のサイン会を２６日、大阪市内で開催し、約１００人のファンが詰めかけた。
世間がビックリするような芸人独特の伝説を収録。飲んでいる最中に帰る時間を気にした関係者の腕時計を鍋で煮た故横山やすしさん。さらに西川きよし、坂田利夫らベテランから若手に至るまで数々のエピソードを紹介している。
昭和芸人のすごさを伝える役目に八方は「昔の芸人はうらやましかった。でも、あんな生き方すると、はよ死にますわ」と苦笑い。「長生きしたのはノックさんくらい。こういう人らがおったというのも分かってもらいたいですね」とＰＲした。
故・三代目林家染丸さんが阪急電車を止めて「わしは染丸や」のひと言でタクシー代わりにしようとした話や、故京山幸枝若さんが点滴を打ったまま病院を抜け出して飲みに出かけたことなど懐かしのエピソードも入っている。
[ 2008年1月27日付 紙面記事 ]
書 名 昭和の漫才台本 第１巻（戦前編 その１）
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=文研出版
著 者 秋田実 藤田富美恵
税込価格 1,575円（本体1,500円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 Ａ５
ISBN 9784580820227
漫才作家・秋田實は、昭和五十二年（一九七七年）に七十二歳で亡くなるまでに約七千本の漫才を書いています。また、数多くの漫才師も育てました。第一巻では、昭和八年から十年にかけてつくられた漫才台本のうち、九本を取りあげました。そのころは、それまで一部の人たちだけの娯楽であった漫才が、ぼつぼつ社会的に認められてラジオで放送、新聞や雑誌にも掲載されるようになった時期です。
ボクの家庭―横山エンタツ・花菱アチャコ（昭和８年（１９３３年））；
お笑い早慶戦―横山エンタツ・花菱アチャコ（昭和８年（１９３３年））；
数学問答―香島ラッキー・御園セブン（昭和９年（１９３４年））；
耳の耳―横山エンタツ・花菱アチャコ（昭和９年（１９３４年））；
とんちんかん結婚記―横山エンタツ・杉浦エノスケ（昭和１０年（１９３５年））；
ぼくの親心―横山エンタツ・杉浦エノスケ（昭和１０年（１９３５年））；
奈良見物―花菱アチャコ・千歳家今男（昭和１０年（１９３５年））；
俺は探偵―横山エンタツ・杉浦エノスケ（昭和１０年（１９３５年））；
百万円儲けたら―林田十郎・芦の家雁玉（昭和１０年（１９３５年））；
漫才台本の書き方 笑いのテクニック第一回
書 名 柳家小三治の落語 ２
副書名
シリーズ名 小学館文庫 や７−２
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=小学館
著 者 柳家小三治
税込価格 560円（本体533円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 文庫
ISBN 9784094082470
書 名 もっと知りたい上方文化
副書名 過去と現在を訪ねる
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=日本経済新聞出版社
著 者 日本経済新聞社
税込価格 1,680円（本体1,600円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 Ｂ６
ISBN 9784532166496
落語、歌舞伎、宝塚、美術、浄瑠璃…関西発の文化に親しむ格好のガイドブック。美術館、博物館、劇場など、各種施設のガイド掲載。
第１章 芸能に生きる（噺家のスピリッツ；歌舞伎の復興 ほか）；
第２章 「新しさ」を生む伝統（宝塚の夢見る一世紀；エコール・ド・大阪 ほか）；
第３章 古都の矜持（京都の染と織；祇園のしきたり ほか）；
第４章 文化の守護者たち（数寄者の遺産；素顔の歴史）
書 名 忘れえぬ落語家たち
副書名
シリーズ名 河出文庫 お１６−１
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 興津要
税込価格 714円（本体680円＋税）
発行年月 2008年1月
判型 文庫
ISBN 9784309408859
落語研究の第一人者が、忘れえぬ２０人の寄席芸人の想い出を愛情溢れる文章で綴る。春団治、三語楼、小さん、志ん生、文楽、金馬、円歌、文治、彦六、円生、三木助、円遊、金語楼、歌笑、馬風、かつ江、馬生、馬の助、つばめ、三平。その芸風と人間味を生き生きと今に伝える、昭和の名人を偲ぶ絶好の一冊。
大いなる惑星春団治―一八七八‐一九三四；
人気者三語楼―一八七五‐一九三八；
四代目柳家小さん―一八八八‐一九四七；
古今亭志ん生―一八九〇‐一九七三；
桂文楽―一八九二‐一九七一；
三代目三遊亭金馬―一八九四‐一九六四；
二代目三遊亭円歌―一八九一‐一九六四；
九代目桂文治―一八九二‐一九七八；
林家彦六―一九〇三‐一九八二；
三遊亭円生―一九〇〇‐一九七九〔ほか〕
「歳時記くずし」
阿部達二著（文芸春秋・１６００円）
今の時代、季節感がなくなったと思う人が多いだろう。冬にトマトが出回り、テレビでは女子アナが腕をむき出しにしてニュースを読んでいる。そんなやぼな世の中なら自分の好きなことで感じた季節を思うがままに書いてみようと著者は思ったのであろう。歳時記に「くずし」と付けたのは、なんとも粋である。
無駄をそぎ落とした鋭い文章で歌舞伎、相撲、流行歌など縦横無尽に飛び回る。その中でやはり私の興味を引いたのが「落語」である。まったく落語には興味がなかった私だが、噺（はなし）家人生もはや２０年。落語を知っていると思っていたが、目からうろこの話ばかりである。
「船徳」という落語の元が有名な『曾根崎心中』だったとは驚きだ。三代目円遊師匠がそのなかのわずか１行「船がグルグル廻って、どうにもこうにも仕様がなかったが」という個所を手掛かりとして「船徳」を作り上げたとは恐ろしい才能だ。創作といえば三遊亭円朝が有名だが、ほかにこんな凄（すご）い師匠がいたことをよくぞ教えてくれたと感謝する。
知ってはいたが、一番感動したのが「十二月十五日は、全落語ファンにとって痛恨の日である」で始まるくだり。この日、巨人軍の優勝祝賀会で古今亭志ん生師匠が倒れたのだ。パーティーの余興などは断っていた師匠が贔屓（ひいき）の顔を立て「飲み食いの前になら」と約束したにもかかわらず、司会が「召しあがりながらお聞き下さい」と言ってしまった。その言葉に血が上った師匠が高座の上で倒れてしまった。
実は私がこの世界に入ったのは志ん生師匠が書いた『びんぼう自慢』を古本屋で偶然買ったからなのだ。師匠がいなければ今の私もいない。そう考えると、「非礼軽薄な司会者を制止しなかった読売幹部への怒りで手がふるえてくる」という一文に痛いほど共感できる。年代や趣味でわからない個所もあるが、著者の熱い思いは１２カ月分たっぷりと伝わってくる。
（落語家 三遊亭白鳥）
「砂漠のバーの止まり木」 三遊亭白鳥著
いよいよ2月14日講談社から全国発売だよ。
先行販売で本多劇場のSWA公演で俺（三遊亭白鳥）が売ります。税込み1500円だからお釣りのないようにね！
もちろんサインが欲しい方にはサイン入りを進呈しますよ。3公演で50冊持って行きますね。
阿部達二著（文芸春秋・１６００円）
今の時代、季節感がなくなったと思う人が多いだろう。冬にトマトが出回り、テレビでは女子アナが腕をむき出しにしてニュースを読んでいる。そんなやぼな世の中なら自分の好きなことで感じた季節を思うがままに書いてみようと著者は思ったのであろう。歳時記に「くずし」と付けたのは、なんとも粋である。
無駄をそぎ落とした鋭い文章で歌舞伎、相撲、流行歌など縦横無尽に飛び回る。その中でやはり私の興味を引いたのが「落語」である。まったく落語には興味がなかった私だが、噺（はなし）家人生もはや２０年。落語を知っていると思っていたが、目からうろこの話ばかりである。
「船徳」という落語の元が有名な『曾根崎心中』だったとは驚きだ。三代目円遊師匠がそのなかのわずか１行「船がグルグル廻って、どうにもこうにも仕様がなかったが」という個所を手掛かりとして「船徳」を作り上げたとは恐ろしい才能だ。創作といえば三遊亭円朝が有名だが、ほかにこんな凄（すご）い師匠がいたことをよくぞ教えてくれたと感謝する。
知ってはいたが、一番感動したのが「十二月十五日は、全落語ファンにとって痛恨の日である」で始まるくだり。この日、巨人軍の優勝祝賀会で古今亭志ん生師匠が倒れたのだ。パーティーの余興などは断っていた師匠が贔屓（ひいき）の顔を立て「飲み食いの前になら」と約束したにもかかわらず、司会が「召しあがりながらお聞き下さい」と言ってしまった。その言葉に血が上った師匠が高座の上で倒れてしまった。
実は私がこの世界に入ったのは志ん生師匠が書いた『びんぼう自慢』を古本屋で偶然買ったからなのだ。師匠がいなければ今の私もいない。そう考えると、「非礼軽薄な司会者を制止しなかった読売幹部への怒りで手がふるえてくる」という一文に痛いほど共感できる。年代や趣味でわからない個所もあるが、著者の熱い思いは１２カ月分たっぷりと伝わってくる。
（落語家 三遊亭白鳥）
「砂漠のバーの止まり木」 三遊亭白鳥著
いよいよ2月14日講談社から全国発売だよ。
先行販売で本多劇場のSWA公演で俺（三遊亭白鳥）が売ります。税込み1500円だからお釣りのないようにね！
もちろんサインが欲しい方にはサイン入りを進呈しますよ。3公演で50冊持って行きますね。
書 名 笑種似顔絵草紙
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=無明舎出版 取扱所=地方・小出版流通センター
著 者 荻津白銀斎
税込価格 4,830円（本体4,600円＋税）
発行年月 2007年11月
判型 Ｂ５変
ISBN 9784895444699
実的な顔からコミカルな漫画顔まで、江戸から明治にかけて生きた市井の人々６５０人の似顔絵が語る歴史風俗画集。
寿考帖；
寿山帖；
古人画似絵草紙；
似顔絵草紙
書 名 落語いってみよう、やってみよう
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=ホーム社（千代田区） 発売所=集英社
著 者 林家正蔵（９代目）
税込価格 1,575円（本体1,500円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 Ｂ６
ISBN 9784834251401
９代目・林家正蔵の案内で、読めばたちまち、落語がわかる、話せる。知っておきたい小噺など、写真やイラストをふんだんに使い、やさしく解説。初めて落語をやる人にも、初めて落語を聞く人にもオススメの１冊。
江戸東京地名辞典 芸能・落語編
講談社学術文庫 １８７０
著者/訳者名 北村一夫／〔著〕
出版社名 講談社 (ISBN：978-4-06-159870-6)
発行年月 2008年04月
サイズ ５９５，２５Ｐ １５
価格 1,785円（税込）
本の内容
秋葉の原、池の端、永代橋、お歯黒溝、神楽坂、角海老、兼康、思案橋、痔の神様、とげ抜き地蔵―落語・講談・浄瑠璃・狂歌など大衆芸能にはその時代々々の地名が人々の日常を伴って生き生きと登場する。江戸・明治期のこれらの地名はその後どこへ消え、どう変わったのか。町名、橋・坂名、寺社、大名家、妓楼など一五〇〇余を収録し、解説する。
書名 志ん朝と上方
著者名 岡本和明
発売 アスペクト
判型 四六版上製
２００８年４月７日 初版
税込価格 1,890円(本体1,800円＋税)
上方をこよなく愛した名人を、名人たちが語る。上方にもっとも訪れた東京の咄家は三代目古今亭志ん朝であり、上方でもっとも愛されたのも志ん朝だった。その上方での志ん朝の素顔、芸のすごみを、上方の名人たちが語りつくす。人間国宝・桂米朝をはじめ、上方の噺家が古今亭志ん朝の芸を語り、つきあいのあった上方の席亭、演芸評論家たちが志ん朝の素顔を披露するエピソード集。
●目次
1章 笑福亭仁鶴
2章 三代目 桂春團治
3章 露の五郎兵衛
4章 内海英華
5章 上方に最も愛された咄家
6章 志ん朝の主な出演記録
講談社学術文庫 １８７０
著者/訳者名 北村一夫／〔著〕
出版社名 講談社 (ISBN：978-4-06-159870-6)
発行年月 2008年04月
サイズ ５９５，２５Ｐ １５
価格 1,785円（税込）
本の内容
秋葉の原、池の端、永代橋、お歯黒溝、神楽坂、角海老、兼康、思案橋、痔の神様、とげ抜き地蔵―落語・講談・浄瑠璃・狂歌など大衆芸能にはその時代々々の地名が人々の日常を伴って生き生きと登場する。江戸・明治期のこれらの地名はその後どこへ消え、どう変わったのか。町名、橋・坂名、寺社、大名家、妓楼など一五〇〇余を収録し、解説する。
書名 志ん朝と上方
著者名 岡本和明
発売 アスペクト
判型 四六版上製
２００８年４月７日 初版
税込価格 1,890円(本体1,800円＋税)
上方をこよなく愛した名人を、名人たちが語る。上方にもっとも訪れた東京の咄家は三代目古今亭志ん朝であり、上方でもっとも愛されたのも志ん朝だった。その上方での志ん朝の素顔、芸のすごみを、上方の名人たちが語りつくす。人間国宝・桂米朝をはじめ、上方の噺家が古今亭志ん朝の芸を語り、つきあいのあった上方の席亭、演芸評論家たちが志ん朝の素顔を披露するエピソード集。
●目次
1章 笑福亭仁鶴
2章 三代目 桂春團治
3章 露の五郎兵衛
4章 内海英華
5章 上方に最も愛された咄家
6章 志ん朝の主な出演記録
赤めだか
著者 立川談春著
版型 四六判
定価 1400円（税込）
発売日 2008年4月14日
ISBN 978-4-594-05615-5
”サラリーマンより楽だと思った。とんでもない、誤算だった。立川談春、17歳で天才・談志に入門。笑って泣いて胸に沁みる、「家族以上」の師弟関係。そして強く立つことを教えてくれる。落語家前座生活を綴った、破天荒な名随筆、ついに発売。”
落語通と呼ばれたい！
日本文化通シリーズ
著者/訳者名 日本文化通研究会／編著
出版社名 マイクロマガジン社 (ISBN：978-4-89637-276-2)
発行年月 2008年02月
サイズ １４３Ｐ ２１ｃｍ
価格 1,000円（税込）
第１章 落語の歴史
第２章 落語家と芸
第３章 落語の演目
第４章 落語家
第５章 落語を聞く
中・上級問題
著者 立川談春著
版型 四六判
定価 1400円（税込）
発売日 2008年4月14日
ISBN 978-4-594-05615-5
”サラリーマンより楽だと思った。とんでもない、誤算だった。立川談春、17歳で天才・談志に入門。笑って泣いて胸に沁みる、「家族以上」の師弟関係。そして強く立つことを教えてくれる。落語家前座生活を綴った、破天荒な名随筆、ついに発売。”
落語通と呼ばれたい！
日本文化通シリーズ
著者/訳者名 日本文化通研究会／編著
出版社名 マイクロマガジン社 (ISBN：978-4-89637-276-2)
発行年月 2008年02月
サイズ １４３Ｐ ２１ｃｍ
価格 1,000円（税込）
第１章 落語の歴史
第２章 落語家と芸
第３章 落語の演目
第４章 落語家
第５章 落語を聞く
中・上級問題
書 名 わたしの寄席
シリーズ名 河出文庫 あ１２−４
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 安藤鶴夫
税込価格 945円（本体900円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 文庫
ISBN 9784309409009
生涯を昭和の寄席と苦楽をともにした安藤鶴夫の多様で深い魅力を伝える名著。五代目古今亭志ん生、八代目桂文楽ら愛する芸人たちの肖像を時代のぬくもりとともに伝え、落語の楽しみ方をあたかも落語のように語り、古典落語をあざやかに再現する。寄席をめぐる時代の転換の記録としても貴重な一冊。
落語のたのしみかた；
五代目・古今亭志ん生；
浮世節・西川たつ；
林家とみ；
八代目・桂文楽；
文楽十八番集のための解題；
志ん生のための解題；
志ん生夫婦；
神田の寄席；
なかいり；
落語長屋；
あたま山；
寝床；
風流あくび指南；
めか馬
書 名 落語無学
シリーズ名 ちくま文庫 え１３−３
出版社 発行所=筑摩書房
著 者 江国滋
税込価格 819円（本体780円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 文庫
ISBN 9784480424167
江國滋「落語三部作」最終作。昭和３０年代末から４０年代初め。一時代を築いた芸人たちの多くが鬼籍に入った。彼らのたたずまい、生きかた死にざま…芸人の姿を限りない愛惜をこめて描く。また落語に登場する人物たちの愛すべき独特の気質を紹介し、語りひとつで人を異界へ導く話芸の魅力をわかりやすく説明する。著者最後にして渾身の落語論。
１ 芸の周辺（料簡・吟味・間；ブラウン管の中の笑い；上方落語の魅力と特色；寄席近況）；
２ 落語の世界（職人百景；落語無学；落語歳時記）；
３ 落語の風景（芸人の死に方；柳家小さん三景；落語雑俎）；
４ 新作落語（退屈屋；旅ゆけば円朝）
シリーズ名 河出文庫 あ１２−４
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 安藤鶴夫
税込価格 945円（本体900円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 文庫
ISBN 9784309409009
生涯を昭和の寄席と苦楽をともにした安藤鶴夫の多様で深い魅力を伝える名著。五代目古今亭志ん生、八代目桂文楽ら愛する芸人たちの肖像を時代のぬくもりとともに伝え、落語の楽しみ方をあたかも落語のように語り、古典落語をあざやかに再現する。寄席をめぐる時代の転換の記録としても貴重な一冊。
落語のたのしみかた；
五代目・古今亭志ん生；
浮世節・西川たつ；
林家とみ；
八代目・桂文楽；
文楽十八番集のための解題；
志ん生のための解題；
志ん生夫婦；
神田の寄席；
なかいり；
落語長屋；
あたま山；
寝床；
風流あくび指南；
めか馬
書 名 落語無学
シリーズ名 ちくま文庫 え１３−３
出版社 発行所=筑摩書房
著 者 江国滋
税込価格 819円（本体780円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 文庫
ISBN 9784480424167
江國滋「落語三部作」最終作。昭和３０年代末から４０年代初め。一時代を築いた芸人たちの多くが鬼籍に入った。彼らのたたずまい、生きかた死にざま…芸人の姿を限りない愛惜をこめて描く。また落語に登場する人物たちの愛すべき独特の気質を紹介し、語りひとつで人を異界へ導く話芸の魅力をわかりやすく説明する。著者最後にして渾身の落語論。
１ 芸の周辺（料簡・吟味・間；ブラウン管の中の笑い；上方落語の魅力と特色；寄席近況）；
２ 落語の世界（職人百景；落語無学；落語歳時記）；
３ 落語の風景（芸人の死に方；柳家小さん三景；落語雑俎）；
４ 新作落語（退屈屋；旅ゆけば円朝）
書 名 奇芸人がゆく
出版社 発行所=たる出版
著 者 難波利三
税込価格 1,575円（本体1,500円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 Ｂ６
ISBN 9784924713901
楽屋内の伝説となっていた奇芸人を父に持つ主人公が、亡父の上方芸能殿堂入りを期にその数奇な一生を振り返る。遠く離れて暮らしながらも、不思議な縁で結ばれる親子の情愛を描く表題作『奇芸人がゆく』を含む、八編の芸人物語。
書 名 志ん生の食卓
出版社 発行所=アスペクト
著 者 美濃部美津子
税込価格 1,500円（本体1,429円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 Ｂ６
ISBN 9784757214446
古今亭志ん生という生粋の江戸っ子が好んだ味、風情。
お父さん好みの食べもの（一番好きだったのは納豆；出ない日はなかったひと品；魚といえば一も二もなく…；志ん生特製ちらし寿司；菊正をこよなく愛した；最後の食事）；
外で好んで食べたもの（締めにはお酒をかけて…；高座での居眠りと『多古久』；『みの家』の桜鍋と羽子板；たぐるのが江戸っ子）；
家族の食事（お母さんの子どもへの愛情；うちの朝の定番は；お昼は簡単に；ニンニクと飴玉；晩のごはん；行事のときには；すいとんと戦争；私の得意料理）
出版社 発行所=たる出版
著 者 難波利三
税込価格 1,575円（本体1,500円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 Ｂ６
ISBN 9784924713901
楽屋内の伝説となっていた奇芸人を父に持つ主人公が、亡父の上方芸能殿堂入りを期にその数奇な一生を振り返る。遠く離れて暮らしながらも、不思議な縁で結ばれる親子の情愛を描く表題作『奇芸人がゆく』を含む、八編の芸人物語。
書 名 志ん生の食卓
出版社 発行所=アスペクト
著 者 美濃部美津子
税込価格 1,500円（本体1,429円＋税）
発行年月 2008年2月
判型 Ｂ６
ISBN 9784757214446
古今亭志ん生という生粋の江戸っ子が好んだ味、風情。
お父さん好みの食べもの（一番好きだったのは納豆；出ない日はなかったひと品；魚といえば一も二もなく…；志ん生特製ちらし寿司；菊正をこよなく愛した；最後の食事）；
外で好んで食べたもの（締めにはお酒をかけて…；高座での居眠りと『多古久』；『みの家』の桜鍋と羽子板；たぐるのが江戸っ子）；
家族の食事（お母さんの子どもへの愛情；うちの朝の定番は；お昼は簡単に；ニンニクと飴玉；晩のごはん；行事のときには；すいとんと戦争；私の得意料理）
書 名 上方芸能事典
出版社 発行所=岩波書店
著 者 森西真弓
税込価格 4,200円（本体4,000円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 Ｂ６
ISBN 9784000803113
能・狂言・文楽・歌舞伎・舞踊・音楽・落語・講談・漫才・浪曲・新派・喜劇・レビュー・民俗芸能など、上方芸能の豊饒な世界を、ジャンルを超えたキーワード（人名・事項・地名）三五八項目で解説。巻末に詳細な人名および事項・地名索引を付す。
書 名 日本古典芸能史
出版社 発行所=武蔵野美術大学出版局
著 者 今岡謙太郎
税込価格 2,100円（本体2,000円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 Ａ５
ISBN 9784901631815
一読三嘆？ありそうでなかった、こんな本。謎めいた伎楽面から、猿楽の滑稽、能の幽玄、歌舞伎の破天荒、人形浄瑠璃の情、落語の洒脱、寄席の繁盛。古代から江戸時代までの芸能史を通覧する。
祭祀―儀式から芸能へ；
伎楽と舞楽―国家行事と芸能；
散楽から猿楽へ―「演技術」の進歩；
田楽・猿楽の展開と「能」の形成；
観阿弥・世阿弥と能の「大成」；
歌舞伎の成立と定着；
人形浄瑠璃の成立と発展；
近世演劇の開花と近松門左衛門；
竹豊両座と人形浄瑠璃の黄金時代；
江戸中後期の歌舞伎；
落語・講談の発展と諸芸の交流；
鶴屋南北と河竹黙阿弥―近世から近代へ
出版社 発行所=岩波書店
著 者 森西真弓
税込価格 4,200円（本体4,000円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 Ｂ６
ISBN 9784000803113
能・狂言・文楽・歌舞伎・舞踊・音楽・落語・講談・漫才・浪曲・新派・喜劇・レビュー・民俗芸能など、上方芸能の豊饒な世界を、ジャンルを超えたキーワード（人名・事項・地名）三五八項目で解説。巻末に詳細な人名および事項・地名索引を付す。
書 名 日本古典芸能史
出版社 発行所=武蔵野美術大学出版局
著 者 今岡謙太郎
税込価格 2,100円（本体2,000円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 Ａ５
ISBN 9784901631815
一読三嘆？ありそうでなかった、こんな本。謎めいた伎楽面から、猿楽の滑稽、能の幽玄、歌舞伎の破天荒、人形浄瑠璃の情、落語の洒脱、寄席の繁盛。古代から江戸時代までの芸能史を通覧する。
祭祀―儀式から芸能へ；
伎楽と舞楽―国家行事と芸能；
散楽から猿楽へ―「演技術」の進歩；
田楽・猿楽の展開と「能」の形成；
観阿弥・世阿弥と能の「大成」；
歌舞伎の成立と定着；
人形浄瑠璃の成立と発展；
近世演劇の開花と近松門左衛門；
竹豊両座と人形浄瑠璃の黄金時代；
江戸中後期の歌舞伎；
落語・講談の発展と諸芸の交流；
鶴屋南北と河竹黙阿弥―近世から近代へ
掃苔しましょう
――風流と酔狂の墓誌紀行
出版社： 集英社
■著者名： 小栗 結一・著者
■ISBNコード： 9784087204346
■判型/頁 ： 新書判 /256頁
■定価： 756円（税込）
■発売日： 2008/03/14
わずかながらも落語家がらみですので、ご紹介をさせていただきます。
有名人のお墓はネットで検索するとすぐに見つかる世の中ですが、アナログ的に
本で読んでみました。現地での案内も解り易いと思います。
第１章は谷中寺町。
全生庵は山岡鉄舟が幕末維新に際し殉じた人を弔うために開基。
その山岡鉄舟の墓の右前にあるのが三遊亭円朝の墓。
棹石の正面には鉄舟の書で「三遊亭圓朝無舌居士」、右側面は
「辞世 耳しひて聞さためけり露の音」。
その傍らに円生の初代から四代までの合同墓。
また観音寺には三代目三木助、そのすぐ前に四代目桂文楽が眠っているそうです。
因みに
掃苔」と書いて「そうたい」と読む。『広辞苑』（第五版）によれば「（墓石の苔を掃く意）墓参り。特に、盂蘭盆の墓参」とある。俳句の季語としては、初秋を指す。
掃苔やありし日のごとかしづける 阿部みどり女
しかし、江戸時代、「掃苔」は、単なる墓参ではなく、趣味として、季節に関係なく先賢の墓を訪ね、時には碑銘の拓本をとったりして、その事績に思いを馳せるという文人墨客の典雅な趣味だったという。
蜀山人・大田南畝などもさまざまな墓に足をはこんでいるし、江戸学の祖ともいわれる三田村鳶魚も『元禄快挙別録』の中で、「半日掃苔記」と題して吉良上野介関係の寺を訪ねたりしている。文豪・森鴎外や永井荷風が墓歩きを好んでいたこともよく知られるところだ。
昭和十五年（一九四〇）には、夏目漱石の弟子だった藤浪和子によって『東京掃苔録』と題する労作が出版され、この名著は、その後二度も復刻されている。その八木書店版の再刊の序文に学芸史研究家の森銑三は、「（再刊に）依つて新しくまた墓蹟探訪に志す人々が出て來て欲しいものだと、私は思つてゐる。少しはさうした世離れしたことをする人々がゐてくれなくては、世の中があまりにも味氣なくなつてしまふからである」と記している。（本書前書きより）
――風流と酔狂の墓誌紀行
出版社： 集英社
■著者名： 小栗 結一・著者
■ISBNコード： 9784087204346
■判型/頁 ： 新書判 /256頁
■定価： 756円（税込）
■発売日： 2008/03/14
わずかながらも落語家がらみですので、ご紹介をさせていただきます。
有名人のお墓はネットで検索するとすぐに見つかる世の中ですが、アナログ的に
本で読んでみました。現地での案内も解り易いと思います。
第１章は谷中寺町。
全生庵は山岡鉄舟が幕末維新に際し殉じた人を弔うために開基。
その山岡鉄舟の墓の右前にあるのが三遊亭円朝の墓。
棹石の正面には鉄舟の書で「三遊亭圓朝無舌居士」、右側面は
「辞世 耳しひて聞さためけり露の音」。
その傍らに円生の初代から四代までの合同墓。
また観音寺には三代目三木助、そのすぐ前に四代目桂文楽が眠っているそうです。
因みに
掃苔」と書いて「そうたい」と読む。『広辞苑』（第五版）によれば「（墓石の苔を掃く意）墓参り。特に、盂蘭盆の墓参」とある。俳句の季語としては、初秋を指す。
掃苔やありし日のごとかしづける 阿部みどり女
しかし、江戸時代、「掃苔」は、単なる墓参ではなく、趣味として、季節に関係なく先賢の墓を訪ね、時には碑銘の拓本をとったりして、その事績に思いを馳せるという文人墨客の典雅な趣味だったという。
蜀山人・大田南畝などもさまざまな墓に足をはこんでいるし、江戸学の祖ともいわれる三田村鳶魚も『元禄快挙別録』の中で、「半日掃苔記」と題して吉良上野介関係の寺を訪ねたりしている。文豪・森鴎外や永井荷風が墓歩きを好んでいたこともよく知られるところだ。
昭和十五年（一九四〇）には、夏目漱石の弟子だった藤浪和子によって『東京掃苔録』と題する労作が出版され、この名著は、その後二度も復刻されている。その八木書店版の再刊の序文に学芸史研究家の森銑三は、「（再刊に）依つて新しくまた墓蹟探訪に志す人々が出て來て欲しいものだと、私は思つてゐる。少しはさうした世離れしたことをする人々がゐてくれなくては、世の中があまりにも味氣なくなつてしまふからである」と記している。（本書前書きより）
書 名 江戸ぢぐち事典
出版社 発行所=文芸社
著 者 色田幹雄
税込価格 1,575円（本体1,500円＋税）
発行年月 2008年5月
判型 Ｂ６
ISBN 9784286046389
稲荷の初午や天王祭に地口絵を飾ることが江戸後期に流行した。
古典や慣用句や端唄や歌舞伎の名科白などを捻った多種多様な地口灯ろう絵から、
当時の庶民の豊かな教養と情感が窺われる。地口の魅力満載の事典。
書 名 人生読本落語版
シリーズ名 岩波新書 新赤版１１３０
出版社 発行所=岩波書店
著 者 矢野誠一
税込価格 735円（本体700円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 新書
ISBN 9784004311300
機知に富む会話、家族や知人との交わりの明暗、金銭が引き起こす悲喜劇…。
人の世の諸相と賢く生きる知恵を、落語の中に探る。
「寄席が最高の教室だった」と断言する著者ならではの、思わず頬が緩む異色エッセイ。
書 名 回文日本紀行
出版社 発行所=文芸社
著 者 小池政光
税込価格 1,680円（本体1,600円＋税）
発行年月 2008年5月
判型 Ｂ６
ISBN 9784286046426
日本全国の景観や名所、名物を回文で表現。
出版社 発行所=文芸社
著 者 色田幹雄
税込価格 1,575円（本体1,500円＋税）
発行年月 2008年5月
判型 Ｂ６
ISBN 9784286046389
稲荷の初午や天王祭に地口絵を飾ることが江戸後期に流行した。
古典や慣用句や端唄や歌舞伎の名科白などを捻った多種多様な地口灯ろう絵から、
当時の庶民の豊かな教養と情感が窺われる。地口の魅力満載の事典。
書 名 人生読本落語版
シリーズ名 岩波新書 新赤版１１３０
出版社 発行所=岩波書店
著 者 矢野誠一
税込価格 735円（本体700円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 新書
ISBN 9784004311300
機知に富む会話、家族や知人との交わりの明暗、金銭が引き起こす悲喜劇…。
人の世の諸相と賢く生きる知恵を、落語の中に探る。
「寄席が最高の教室だった」と断言する著者ならではの、思わず頬が緩む異色エッセイ。
書 名 回文日本紀行
出版社 発行所=文芸社
著 者 小池政光
税込価格 1,680円（本体1,600円＋税）
発行年月 2008年5月
判型 Ｂ６
ISBN 9784286046426
日本全国の景観や名所、名物を回文で表現。
書 名 寄席芸人伝 １ 改版
シリーズ名 中公文庫コミック版 Ｃふ３−１１
出版社 発行所=中央公論新社
著 者 古谷三敏
税込価格 800円（本体762円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 文庫
ISBN 9784122050204
書 名 図説江戸大道芸事典
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=柏書房
著 者 宮尾与男
税込価格 9,240円（本体8,800円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 Ａ５
ISBN 9784760131563
日本人の芸の原点がここにある。おのれの技と腕を磨き、顔や声だけでなく全身を武器にして、生きていくために編み出された芸の凄みと面白さ。大道芸３８０種を５００余点の図版とともに解説したはじめての事典。
赤坂亀；
梓巫女；
愛宕下の源次；
阿房陀羅経；
あまいだ飴；
飴こ；
飴こかいな；
綾織り；
綾竹；
あやつり〔ほか〕
書 名 柳家小三治の落語 ３
副書名
シリーズ名 小学館文庫 や７−３
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=小学館
著 者 柳家小三治
税込価格 590円（本体562円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 文庫
ISBN 9784094082630
シリーズ名 中公文庫コミック版 Ｃふ３−１１
出版社 発行所=中央公論新社
著 者 古谷三敏
税込価格 800円（本体762円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 文庫
ISBN 9784122050204
書 名 図説江戸大道芸事典
副書名
シリーズ名
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=柏書房
著 者 宮尾与男
税込価格 9,240円（本体8,800円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 Ａ５
ISBN 9784760131563
日本人の芸の原点がここにある。おのれの技と腕を磨き、顔や声だけでなく全身を武器にして、生きていくために編み出された芸の凄みと面白さ。大道芸３８０種を５００余点の図版とともに解説したはじめての事典。
赤坂亀；
梓巫女；
愛宕下の源次；
阿房陀羅経；
あまいだ飴；
飴こ；
飴こかいな；
綾織り；
綾竹；
あやつり〔ほか〕
書 名 柳家小三治の落語 ３
副書名
シリーズ名 小学館文庫 や７−３
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=小学館
著 者 柳家小三治
税込価格 590円（本体562円＋税）
発行年月 2008年4月
判型 文庫
ISBN 9784094082630
昨年の本ですが、
書 名 落語ハンドブック 第３版
出版社 発行所=三省堂
著 者 山本進
税込価格 1,733円（本体1,650円＋税）
発行年月 2007年11月
判型 Ａ５
ISBN 9784385410586
第１部 落語への招待（落語の特質；落語の歴史 ほか）；
第２部 落語のバックグラウンド（庶民の暮らし；庶民の楽しみ ほか）；
第３部 名作の鑑賞（前座噺；与太郎噺 ほか）；
第４部 噺家編（噺家出世街道；落語家の系統 ほか）；
第５部 もっと知りたい人へ（用語・資料編）（落語の用語；落語年表 ほか）
書 名 落語の年輪 大正・昭和・資料篇
副書名
シリーズ名 河出文庫 て５−２
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 暉峻康隆
税込価格 998円（本体950円＋税）
発行年月 2007年11月
判型 文庫
ISBN 9784309408781
大正から昭和、落語が時代に翻弄された歴史をたどる、落語通史の後編。「江戸・明治篇」に続き、震災・戦災での受難と衰退、そして昭和の黄金時代、上方落語の復活までを描く。落語史の貴重資料、著者渾身の「舌耕文芸年譜考証」所載。
１章 大正落語戦国史―咄家の離合集散（寄席演芸株式会社と睦会；群雄きそいたつ；上方落語の灯は消えて；大正大震災前後）；
２章 昭和の東西落語界―新旧協会の競合（芸術協会の成立；二つの流れ；ラジオ騒動）；
３章 戦中・戦後の東西落語界―東西落語の再編成（“はなし塚”由来；戦雲晴れて；孤塁を守った楽語荘同人；陽はまたのぼる）；
舌耕文芸年譜考証
書 名 落語ハンドブック 第３版
出版社 発行所=三省堂
著 者 山本進
税込価格 1,733円（本体1,650円＋税）
発行年月 2007年11月
判型 Ａ５
ISBN 9784385410586
第１部 落語への招待（落語の特質；落語の歴史 ほか）；
第２部 落語のバックグラウンド（庶民の暮らし；庶民の楽しみ ほか）；
第３部 名作の鑑賞（前座噺；与太郎噺 ほか）；
第４部 噺家編（噺家出世街道；落語家の系統 ほか）；
第５部 もっと知りたい人へ（用語・資料編）（落語の用語；落語年表 ほか）
書 名 落語の年輪 大正・昭和・資料篇
副書名
シリーズ名 河出文庫 て５−２
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 暉峻康隆
税込価格 998円（本体950円＋税）
発行年月 2007年11月
判型 文庫
ISBN 9784309408781
大正から昭和、落語が時代に翻弄された歴史をたどる、落語通史の後編。「江戸・明治篇」に続き、震災・戦災での受難と衰退、そして昭和の黄金時代、上方落語の復活までを描く。落語史の貴重資料、著者渾身の「舌耕文芸年譜考証」所載。
１章 大正落語戦国史―咄家の離合集散（寄席演芸株式会社と睦会；群雄きそいたつ；上方落語の灯は消えて；大正大震災前後）；
２章 昭和の東西落語界―新旧協会の競合（芸術協会の成立；二つの流れ；ラジオ騒動）；
３章 戦中・戦後の東西落語界―東西落語の再編成（“はなし塚”由来；戦雲晴れて；孤塁を守った楽語荘同人；陽はまたのぼる）；
舌耕文芸年譜考証
書 名 三木助歳時記 上
副書名
シリーズ名 河出文庫 あ１２−２
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 安藤鶴夫
税込価格 893円（本体850円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 文庫
ISBN 9784309408941
安藤鶴夫が最も愛し、評価した落語家・三代目桂三木助。その生涯の日々を、著者が最晩年に深い哀惜をこめてたどった渾身の長篇小説を生誕百年を機に文庫化。博奕にのめりこんだ青春時代をへて、踊りの師匠などの遍歴の果てに伝説的な落語家となるにいたる数奇な人生を、時代や人々の息づかいの中に悠然と描く畢生の名作。
遠い神楽；
弟子たち；
寒い朝；
くるひと；
鼻；
雲；
客送り；
さんご玉；
さくら餅；
厄日；
おなじ日；
月
書 名 三木助歳時記 下
副書名
シリーズ名 河出文庫 あ１２−３
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 安藤鶴夫
税込価格 893円（本体850円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 文庫
ISBN 9784309408958
あれみやしゃんせ；
男橋女橋；
春燈；
つばめくる；
上げ潮；
ちょいとな；
長崎にて；
鐘；
時
副書名
シリーズ名 河出文庫 あ１２−２
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 安藤鶴夫
税込価格 893円（本体850円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 文庫
ISBN 9784309408941
安藤鶴夫が最も愛し、評価した落語家・三代目桂三木助。その生涯の日々を、著者が最晩年に深い哀惜をこめてたどった渾身の長篇小説を生誕百年を機に文庫化。博奕にのめりこんだ青春時代をへて、踊りの師匠などの遍歴の果てに伝説的な落語家となるにいたる数奇な人生を、時代や人々の息づかいの中に悠然と描く畢生の名作。
遠い神楽；
弟子たち；
寒い朝；
くるひと；
鼻；
雲；
客送り；
さんご玉；
さくら餅；
厄日；
おなじ日；
月
書 名 三木助歳時記 下
副書名
シリーズ名 河出文庫 あ１２−３
多巻物書名
原書名
出版社 発行所=河出書房新社
著 者 安藤鶴夫
税込価格 893円（本体850円＋税）
発行年月 2008年3月
判型 文庫
ISBN 9784309408958
あれみやしゃんせ；
男橋女橋；
春燈；
つばめくる；
上げ潮；
ちょいとな；
長崎にて；
鐘；
時
書 名 江戸の醍醐味
副書名 日本橋・人形町から縁起めぐり
出版社 発行所=光文社
著 者 荒俣宏
税込価格 1,890円（本体1,800円＋税）
発行年月 2008年5月
判型 Ｂ６
ISBN 9784334975418
日本橋は、江戸と東京をつなぐ町。現代の経済・流通・交通事業の原点だった…。日本橋・人形町を起点に、時代の残り香を探し歩いて２０年。東京の皮層をめくりとる愉しみにあふれた、「江戸のドまん中」探訪記。
『日本橋異聞』の続編。
書 名 古典落語 続
シリーズ名 講談社学術文庫 １６４３
出版社 発行所=講談社
著 者 興津要
税込価格 1,313円（本体1,250円＋税）
発行年月 2004年3月
判型 文庫
ISBN 9784061596436
「濃いお茶が一ぱいこわい」、「酢豆腐はひと口にかぎりやす」―。大衆に支えられ、名人たちによって磨きぬかれた伝統話芸・古典落語。本書は「まんじゅうこわい」「代脈」「妾馬」「酢豆腐」など、代表的な十九編を厳選。明治・大正・昭和の速記本をもとに完全再現し、日本人の笑いの源泉を描き出す。笑いとともにあった庶民の暮らしが、ここに甦る。
まんじゅうこわい；
酢豆腐；
代脈；
船徳；
大工調べ；
宮戸川；
妾馬；
品川心中；
富久；
千両みかん；
たちぎれ；
茶の湯；
小言念仏；
禁酒番屋；
百川；
金明竹；
花見の仇討ち；
山崎屋；
茗荷宿屋
書 名 名妓の資格
副書名 細書・新柳夜咄
出版社 発行所=雄山閣
著 者 岩下尚史
税込価格 2,730円（本体2,600円＋税）
発行年月 2007年3月
判型 Ａ５
ISBN 9784639019664
古代から今日に至る芸者の歴史的変容の姿を解き明かし、その歴史と現状を紹介しつつ、都市文化の本質を探る。魅力的な挿話による注釈とともに、東京の芸者や花柳界を都市文化の核と位置づける画期的日本文化論。
副書名 日本橋・人形町から縁起めぐり
出版社 発行所=光文社
著 者 荒俣宏
税込価格 1,890円（本体1,800円＋税）
発行年月 2008年5月
判型 Ｂ６
ISBN 9784334975418
日本橋は、江戸と東京をつなぐ町。現代の経済・流通・交通事業の原点だった…。日本橋・人形町を起点に、時代の残り香を探し歩いて２０年。東京の皮層をめくりとる愉しみにあふれた、「江戸のドまん中」探訪記。
『日本橋異聞』の続編。
書 名 古典落語 続
シリーズ名 講談社学術文庫 １６４３
出版社 発行所=講談社
著 者 興津要
税込価格 1,313円（本体1,250円＋税）
発行年月 2004年3月
判型 文庫
ISBN 9784061596436
「濃いお茶が一ぱいこわい」、「酢豆腐はひと口にかぎりやす」―。大衆に支えられ、名人たちによって磨きぬかれた伝統話芸・古典落語。本書は「まんじゅうこわい」「代脈」「妾馬」「酢豆腐」など、代表的な十九編を厳選。明治・大正・昭和の速記本をもとに完全再現し、日本人の笑いの源泉を描き出す。笑いとともにあった庶民の暮らしが、ここに甦る。
まんじゅうこわい；
酢豆腐；
代脈；
船徳；
大工調べ；
宮戸川；
妾馬；
品川心中；
富久；
千両みかん；
たちぎれ；
茶の湯；
小言念仏；
禁酒番屋；
百川；
金明竹；
花見の仇討ち；
山崎屋；
茗荷宿屋
書 名 名妓の資格
副書名 細書・新柳夜咄
出版社 発行所=雄山閣
著 者 岩下尚史
税込価格 2,730円（本体2,600円＋税）
発行年月 2007年3月
判型 Ａ５
ISBN 9784639019664
古代から今日に至る芸者の歴史的変容の姿を解き明かし、その歴史と現状を紹介しつつ、都市文化の本質を探る。魅力的な挿話による注釈とともに、東京の芸者や花柳界を都市文化の核と位置づける画期的日本文化論。
定本 寄席界隈艶噺
三遊亭円右著／林秀年編
■定価 1890円（税込）
■ISBN978-4-89522-062-0
落語家・三遊亭円右による、高座でもお馴染みの芸人たちの面白おかしい実話ネタの中から、とっておきの噺を選りすぐった傑作選。実際に見聞きした出来事ならではの臨場感と、軽妙な語り口で、落語初心者から通まで楽しく読める。読みやすさに配慮し、大きな活字となっている。
【目次】
まえがき／2
本書に登場する愛すべき芸人たち／7
水のたれるような男――桂小南・桂米丸…………21
「そんな夢みちゃったの？」――三遊亭金馬………35
阿久根温泉の混浴――内海好江………38
酔った勢いでとんだことに――桂文治………41
ストリッパーにお説教――古今亭今輔………45
懐かしの岳温泉――三笑亭笑三………50
なまめかしい声の正体――三遊亭遊三………61
とても気のいい男――田辺一鶴………64
オチンチンのお話――田辺南鶴・桂文治・江戸家猫八………70
「シカ芝居」のお粗末――林彦六・古今亭今輔………74
くさい温泉――桜川ピン助………79
驚きの特効薬？――桜川ピン助………80
ニセ医者ヒロポン騒動――柳家三亀松・桜川ピン助・三遊亭円遊………86
御尻洗と見たくもない観音様――桜川ピン助………93
とんだ「ワカサギ釣り」――桂歌丸………103
おかしなおかしな男たち大行進！！――鈴々舎馬風・柳亭市馬………106
慌て者・オブ・アワテモノズ――春風亭小柳枝………116
とんだ逆恨み――三遊亭小円馬・三笑亭夢楽………129
おかしくて、そして悲しき艶噺――三笑亭夢楽・三遊亭円馬・古今亭円菊………133
もてて、もてて――春風亭柳昇………141
一言多い男――桂小金治………146
ラブホテル事件――トニー谷・桜井長一郎………158
嫌だね、やだやだ――雷門助六………167
変人列伝――柳家小せん・春風亭柳橋 他………171
CMこぼれ話――三遊亭円右………183
お経は「芸者総揚・毎晩三味線」――雷門助六・三遊亭円右………196
編者あとがき 林秀年／207
江戸編年事典 新装版
稲垣史生編
江戸の社会・経済ぜんたい、犯罪、心中、自然災害など、年ごとの編年方式「江戸庶民年代史」。天正〜元和期、寛永〜慶安期、元禄前後、享保〜寛保期、延享〜天明期、寛政〜文政期、天保〜慶応期に大別。女郎の買い方・化粧の仕方・恋文の書き方など「実用江戸風俗帳」が附録。 新装版。
四六判二段組 ６８４頁
ISBN978-4-7905-0502-0
本体価格 ５７００円
三遊亭円右著／林秀年編
■定価 1890円（税込）
■ISBN978-4-89522-062-0
落語家・三遊亭円右による、高座でもお馴染みの芸人たちの面白おかしい実話ネタの中から、とっておきの噺を選りすぐった傑作選。実際に見聞きした出来事ならではの臨場感と、軽妙な語り口で、落語初心者から通まで楽しく読める。読みやすさに配慮し、大きな活字となっている。
【目次】
まえがき／2
本書に登場する愛すべき芸人たち／7
水のたれるような男――桂小南・桂米丸…………21
「そんな夢みちゃったの？」――三遊亭金馬………35
阿久根温泉の混浴――内海好江………38
酔った勢いでとんだことに――桂文治………41
ストリッパーにお説教――古今亭今輔………45
懐かしの岳温泉――三笑亭笑三………50
なまめかしい声の正体――三遊亭遊三………61
とても気のいい男――田辺一鶴………64
オチンチンのお話――田辺南鶴・桂文治・江戸家猫八………70
「シカ芝居」のお粗末――林彦六・古今亭今輔………74
くさい温泉――桜川ピン助………79
驚きの特効薬？――桜川ピン助………80
ニセ医者ヒロポン騒動――柳家三亀松・桜川ピン助・三遊亭円遊………86
御尻洗と見たくもない観音様――桜川ピン助………93
とんだ「ワカサギ釣り」――桂歌丸………103
おかしなおかしな男たち大行進！！――鈴々舎馬風・柳亭市馬………106
慌て者・オブ・アワテモノズ――春風亭小柳枝………116
とんだ逆恨み――三遊亭小円馬・三笑亭夢楽………129
おかしくて、そして悲しき艶噺――三笑亭夢楽・三遊亭円馬・古今亭円菊………133
もてて、もてて――春風亭柳昇………141
一言多い男――桂小金治………146
ラブホテル事件――トニー谷・桜井長一郎………158
嫌だね、やだやだ――雷門助六………167
変人列伝――柳家小せん・春風亭柳橋 他………171
CMこぼれ話――三遊亭円右………183
お経は「芸者総揚・毎晩三味線」――雷門助六・三遊亭円右………196
編者あとがき 林秀年／207
江戸編年事典 新装版
稲垣史生編
江戸の社会・経済ぜんたい、犯罪、心中、自然災害など、年ごとの編年方式「江戸庶民年代史」。天正〜元和期、寛永〜慶安期、元禄前後、享保〜寛保期、延享〜天明期、寛政〜文政期、天保〜慶応期に大別。女郎の買い方・化粧の仕方・恋文の書き方など「実用江戸風俗帳」が附録。 新装版。
四六判二段組 ６８４頁
ISBN978-4-7905-0502-0
本体価格 ５７００円
現代新書
落語の国からのぞいてみれば
著者： 堀井憲一郎
発行年月日：2008/06/18
サイズ：新書判
ページ数：262
ISBN：978-4-06-287947-7
定価（税込）：777円
目次
--------------------------------------------------------------------------------
第1章 数え年のほうがわかりやすい
第2章 昼と夜とで時間はちがう
第3章 死んだやつのことは忘れる
第4章 名前は個人のものではない
第5章 ゼニとカネは別のものである
第6章 50両で人は死ぬ
第7章 みんな走るように歩いてる
第8章 歩くときに手を振るな
第9章 生け贄が共同体を守る
第10章 相撲は巨大人の見世物
第11章 見世物は異界の入り口
第12章 早く結婚しないといけない
第13章 恋愛は趣味でしかない
第14章 左利きのサムライはいない
第15章 30日には月は出ない
第16章 冷や酒はカラダに悪い
講談社文庫
落語娘
著者： 永田俊也
発行年月日：2008/06/13
サイズ：Ａ６判
ページ数：312
ISBN：978-4-06-276004-1
定価（税込）：600円
意地はります。無理します。
縁あって三々亭平佐を師匠といたします前座の噺家、香須美と申します。
ひょんなことから自堕落な真打ち、三々亭平佐の弟子となった香須美。前座として、愛する落語に情熱を注ぐ。そんなある日、師匠が禁断の噺を高座にかけると宣言したから、さあ大変……。大阪の女性漫才師の奮闘を描き、選考委員から満場一致で支持された、オール讀物新人賞受賞作「ええから加減」も収録。
落語娘公式サイト
http://www.rakugo-musume.com/
落語の国からのぞいてみれば
著者： 堀井憲一郎
発行年月日：2008/06/18
サイズ：新書判
ページ数：262
ISBN：978-4-06-287947-7
定価（税込）：777円
目次
--------------------------------------------------------------------------------
第1章 数え年のほうがわかりやすい
第2章 昼と夜とで時間はちがう
第3章 死んだやつのことは忘れる
第4章 名前は個人のものではない
第5章 ゼニとカネは別のものである
第6章 50両で人は死ぬ
第7章 みんな走るように歩いてる
第8章 歩くときに手を振るな
第9章 生け贄が共同体を守る
第10章 相撲は巨大人の見世物
第11章 見世物は異界の入り口
第12章 早く結婚しないといけない
第13章 恋愛は趣味でしかない
第14章 左利きのサムライはいない
第15章 30日には月は出ない
第16章 冷や酒はカラダに悪い
講談社文庫
落語娘
著者： 永田俊也
発行年月日：2008/06/13
サイズ：Ａ６判
ページ数：312
ISBN：978-4-06-276004-1
定価（税込）：600円
意地はります。無理します。
縁あって三々亭平佐を師匠といたします前座の噺家、香須美と申します。
ひょんなことから自堕落な真打ち、三々亭平佐の弟子となった香須美。前座として、愛する落語に情熱を注ぐ。そんなある日、師匠が禁断の噺を高座にかけると宣言したから、さあ大変……。大阪の女性漫才師の奮闘を描き、選考委員から満場一致で支持された、オール讀物新人賞受賞作「ええから加減」も収録。
落語娘公式サイト
http://www.rakugo-musume.com/
この落語家を聴け！
いま、観ておきたい噺家５１人
広瀬 和生著
税込価格 ： \2,100 （本体 ： \2,000）
出版 ： アスペクト
サイズ ： １９ｃｍ / ３２４ｐ
ISBN ： 978-4-7572-1520-7
発行年月 ： ２００８．７
談志・志の輔・談春・志らく・昇太・小三治…。新世紀落語家たちの魅力を、年間１５００席以上の高座を観続ける気鋭の著者が実況解説する、新時代落語ガイド。
人生、成り行き―談志一代記―
立川 談志著
吉川 潮聞き手
税込価格 ： \1,470 （本体 ： \1,400）
出版 ： 新潮社
サイズ ： ２０ｃｍ / ２３７ｐ
ISBN ： 978-4-10-306941-6
発行年月 ： ２００８．５
「百年に一人の逸材」と賞される現代落語界の至宝は、挿話と騒動の多彩さもまた国宝級である。戦時中の少年時代から小生意気な前座・二つ目時代、真打昇進のごたごた、鳴り物入りの政界進出、落語協会脱会と立川流創設の裏話、そして芸談と私生活まで。立川流顧問の吉川潮に初めて語り尽した、半生と言い遺しておきたいこと。
落語十一夜 写真集
橘 蓮二著
税込価格 ： \2,500 （本体 ： \2,381）
出版 ： 講談社
サイズ ： ２０ｃｍ / ２５３ｐ
ISBN ： 978-4-06-214567-1
発行年月 ： ２００８．５
柳家三三、春風亭昇太、林家彦いち、林家たい平…。彼らの芸と爆笑はきびしい精進の果てに生まれる。各界著名人からのオマージュを読んで、さあ寄席へ、ホールへ急げ！ いま、落語界を背負って立つ１１人の姿を紹介。
いま、観ておきたい噺家５１人
広瀬 和生著
税込価格 ： \2,100 （本体 ： \2,000）
出版 ： アスペクト
サイズ ： １９ｃｍ / ３２４ｐ
ISBN ： 978-4-7572-1520-7
発行年月 ： ２００８．７
談志・志の輔・談春・志らく・昇太・小三治…。新世紀落語家たちの魅力を、年間１５００席以上の高座を観続ける気鋭の著者が実況解説する、新時代落語ガイド。
人生、成り行き―談志一代記―
立川 談志著
吉川 潮聞き手
税込価格 ： \1,470 （本体 ： \1,400）
出版 ： 新潮社
サイズ ： ２０ｃｍ / ２３７ｐ
ISBN ： 978-4-10-306941-6
発行年月 ： ２００８．５
「百年に一人の逸材」と賞される現代落語界の至宝は、挿話と騒動の多彩さもまた国宝級である。戦時中の少年時代から小生意気な前座・二つ目時代、真打昇進のごたごた、鳴り物入りの政界進出、落語協会脱会と立川流創設の裏話、そして芸談と私生活まで。立川流顧問の吉川潮に初めて語り尽した、半生と言い遺しておきたいこと。
落語十一夜 写真集
橘 蓮二著
税込価格 ： \2,500 （本体 ： \2,381）
出版 ： 講談社
サイズ ： ２０ｃｍ / ２５３ｐ
ISBN ： 978-4-06-214567-1
発行年月 ： ２００８．５
柳家三三、春風亭昇太、林家彦いち、林家たい平…。彼らの芸と爆笑はきびしい精進の果てに生まれる。各界著名人からのオマージュを読んで、さあ寄席へ、ホールへ急げ！ いま、落語界を背負って立つ１１人の姿を紹介。
桂ざこばのざっこばらん ２ わかってぇなぁ！
桂 ざこば著
税込価格 ： \1,365 （本体 ： \1,300）
出版 ： ベストセラーズ
サイズ ： １９ｃｍ / ２２１ｐ
ISBN ： 978-4-584-13089-6
発行年月 ： ２００８．６
前作同様「落語よりオモロイとは言わんといてや！」 ざこばが怒る、笑う、泣く。信じられんような話も、ぎょ〜さんありまっせ。直弟子６人衆のマル秘座談会も収録。『日経ＭＪ（日経流通新聞）』連載を加筆・再構成し書籍化。
寄席は毎日休みなし 新装改訂版
春風亭 柳昇著
税込価格 ： \1,785 （本体 ： \1,700）
出版 ： うなぎ書房
サイズ ： １９ｃｍ / ２２１ｐ
ISBN ： 978-4-901174-25-1
発行年月 ： ２００８．７
ナンセンス、脱力系、独自の芸風で落語界を駆け抜けた爆笑王・柳昇。落語家生活の哀歓、心に残る金言、格言、芸談など、初めて明かした半生の記。日記（抄）、年譜などを加えた新装改訂版。
前座修業
千の小言もなんのその
桂 歌蔵著
税込価格 ： \1,260 （本体 ： \1,200）
出版 ： 二玄社
サイズ ： １９ｃｍ / ２８６ｐ
ISBN ： 978-4-544-03044-0
発行年月 ： ２００８．６
その男は、パンクロッカーを夢見、プロボクサーに憧れ、そして落語家を選んだ−。桂歌丸一門の異色の真打・桂歌蔵が綴る、涙と笑いの実録「落語修業」小説。
桂 ざこば著
税込価格 ： \1,365 （本体 ： \1,300）
出版 ： ベストセラーズ
サイズ ： １９ｃｍ / ２２１ｐ
ISBN ： 978-4-584-13089-6
発行年月 ： ２００８．６
前作同様「落語よりオモロイとは言わんといてや！」 ざこばが怒る、笑う、泣く。信じられんような話も、ぎょ〜さんありまっせ。直弟子６人衆のマル秘座談会も収録。『日経ＭＪ（日経流通新聞）』連載を加筆・再構成し書籍化。
寄席は毎日休みなし 新装改訂版
春風亭 柳昇著
税込価格 ： \1,785 （本体 ： \1,700）
出版 ： うなぎ書房
サイズ ： １９ｃｍ / ２２１ｐ
ISBN ： 978-4-901174-25-1
発行年月 ： ２００８．７
ナンセンス、脱力系、独自の芸風で落語界を駆け抜けた爆笑王・柳昇。落語家生活の哀歓、心に残る金言、格言、芸談など、初めて明かした半生の記。日記（抄）、年譜などを加えた新装改訂版。
前座修業
千の小言もなんのその
桂 歌蔵著
税込価格 ： \1,260 （本体 ： \1,200）
出版 ： 二玄社
サイズ ： １９ｃｍ / ２８６ｐ
ISBN ： 978-4-544-03044-0
発行年月 ： ２００８．６
その男は、パンクロッカーを夢見、プロボクサーに憧れ、そして落語家を選んだ−。桂歌丸一門の異色の真打・桂歌蔵が綴る、涙と笑いの実録「落語修業」小説。
吉朝庵ー桂吉朝夢ばなし
著／上田康介 監修／小佐田定雄
淡交社
A5判 144頁
ISBN978-4-473-03767-1
２６２５円
１１月２４日発売
桂米朝の後継者と目されつつ惜しまれながら50年の生涯をとじた桂吉朝のCD付き回想録。七回忌を迎えるこの機会に一人息子・上田康介による父の回想を軸に、米朝師匠をはじめとする一門、交流のあった東西の落語家、下座囃子、狂言・文楽などの古典芸能界、小劇場の友人、放送作家など、同時代を生きともに戦いともに遊んだ人たちの言葉を集めて落語家・桂吉朝の芸と人柄を浮かび上がらせる。CDには「くっしゃみ講釈」「深山隠れ」を収録。
【桂米朝の古典落語の後継者として期待をされつつ2005年に世を去った桂吉朝の、CD付き回想録。】
著／上田康介 監修／小佐田定雄
淡交社
A5判 144頁
ISBN978-4-473-03767-1
２６２５円
１１月２４日発売
桂米朝の後継者と目されつつ惜しまれながら50年の生涯をとじた桂吉朝のCD付き回想録。七回忌を迎えるこの機会に一人息子・上田康介による父の回想を軸に、米朝師匠をはじめとする一門、交流のあった東西の落語家、下座囃子、狂言・文楽などの古典芸能界、小劇場の友人、放送作家など、同時代を生きともに戦いともに遊んだ人たちの言葉を集めて落語家・桂吉朝の芸と人柄を浮かび上がらせる。CDには「くっしゃみ講釈」「深山隠れ」を収録。
【桂米朝の古典落語の後継者として期待をされつつ2005年に世を去った桂吉朝の、CD付き回想録。】
新作落語傑作読本（１）
落語ファン倶楽部・編
定価：本体 952円＋税 税込定価 1,000円
ISBN：978-4-86191-845-2 C0276
9784861918452
発売日：１１月２８日（月）
【内容紹介】
【 現代の落語家が創った物語の世界へようこそ！ 】
現代の世相をひとつの物語に切り取り、意表をつくようなギャグをまぶし、
何度も高座にかけながら完成作へと練りあげていく新作落語。
古典落語とはまたちがう味わいの「今」があり「ドラマ」があり、
そしてなにより「笑い」がある。
現代を生きる新作落語家たちが紡いだ極上のエンターテインメント！
2011年に選んだ、いま、最もおもしろい噺、11席。
春風亭昇太『オヤジの王国』
三遊亭白鳥『河童の手』
立川談笑『薄型テレビ算』
林家彦いち『みんな知ってる』
三遊亭丈二『公家でおじゃる』
春風亭百栄『マザコン調べ』
三遊亭圓丈『肥辰一代記』
立川志らく『妾馬 ダイ・ハード』
桂あやめ『義理ギリコミュニケーション』
柳家喬太郎『白日の約束』
【特別寄稿】桂米朝『一文笛』
（掲載順）
落語ファン倶楽部・編
定価：本体 952円＋税 税込定価 1,000円
ISBN：978-4-86191-845-2 C0276
9784861918452
発売日：１１月２８日（月）
【内容紹介】
【 現代の落語家が創った物語の世界へようこそ！ 】
現代の世相をひとつの物語に切り取り、意表をつくようなギャグをまぶし、
何度も高座にかけながら完成作へと練りあげていく新作落語。
古典落語とはまたちがう味わいの「今」があり「ドラマ」があり、
そしてなにより「笑い」がある。
現代を生きる新作落語家たちが紡いだ極上のエンターテインメント！
2011年に選んだ、いま、最もおもしろい噺、11席。
春風亭昇太『オヤジの王国』
三遊亭白鳥『河童の手』
立川談笑『薄型テレビ算』
林家彦いち『みんな知ってる』
三遊亭丈二『公家でおじゃる』
春風亭百栄『マザコン調べ』
三遊亭圓丈『肥辰一代記』
立川志らく『妾馬 ダイ・ハード』
桂あやめ『義理ギリコミュニケーション』
柳家喬太郎『白日の約束』
【特別寄稿】桂米朝『一文笛』
（掲載順）
世界は広くてせまくて、やっぱり広い
笑福亭鶴笑著
￥１４００
発行：ヨシモトブックス
発売：株式会社ワニブックス
はじめに
第一章 かくも愛しき小さな故郷。山の向こうに憧れた少年時代。
第二章 いざ自分探しの旅へ。出たとこ勝負の適当青春放浪記。
第三章 ああ、この辛さが快感！？憧れの松鶴師匠に出会う。
第四章 いよいよ世界で暮らす。アジアを拠点に飛び回る日々。
第五章 憧れのロンドンで、鶴笑サムライ、辻斬りになる。
第六章 「国境なき芸能団」世界を笑わせる！
先日談志が亡くなりました。
その後この本を読んで思ったのは師弟の絆。
談志の死は本人の遺言かそれとも遺族の意向か２３日まで伏せられました。
弟子にも知らされなかったようです。
しかし元木昌彦の文章では一部関係者には２３日夜の公開を条件に２２日の午後には知らされていたようです。
結果真偽は判りませんが２３日午後には「週刊金曜日」のツイッターがきっかけで談志死去の噂が駆け巡ったとか。
マスコミ各社は裏付けを取ろうと必死の取材、一部テレビの行過ぎが物議をかもしたりもしたようです。
マスコミから尋ねられた弟子はデマだと答えたりしています。
師弟の繋がりは家族以上と聞いてましたがさてどんなものなのか。
師匠、その家族から思うのと弟子が感じているのとでは温度差があるのでは。
松鶴師匠の最後の入院の様子は松枝が書いた「ためいき坂くちぶえ坂」にも伺えます。
この本でもその一端が語られており松鶴の癌は当初夫人と上の方の弟子だけが知っていたようです。
しかし一時危篤状態に陥り福笑が弟弟子にも開かしたとか。
以降付き添う弟子達は必死で看病しています。
痰が咽喉に詰まるとストローで吸いだしたりもして、看護師がそこまでするかと驚いたりもしています。
松枝いわく「師匠の存在は神か魔王か、余りにも大きく自分に宿り、魂、肉体を支配して来た。それは肉親よりもっと・・・」
そんな弟子達の気持ちを察した上でもマスコミはそれ以上に疎ましいということでしょうか。
笑福亭鶴笑著
￥１４００
発行：ヨシモトブックス
発売：株式会社ワニブックス
はじめに
第一章 かくも愛しき小さな故郷。山の向こうに憧れた少年時代。
第二章 いざ自分探しの旅へ。出たとこ勝負の適当青春放浪記。
第三章 ああ、この辛さが快感！？憧れの松鶴師匠に出会う。
第四章 いよいよ世界で暮らす。アジアを拠点に飛び回る日々。
第五章 憧れのロンドンで、鶴笑サムライ、辻斬りになる。
第六章 「国境なき芸能団」世界を笑わせる！
先日談志が亡くなりました。
その後この本を読んで思ったのは師弟の絆。
談志の死は本人の遺言かそれとも遺族の意向か２３日まで伏せられました。
弟子にも知らされなかったようです。
しかし元木昌彦の文章では一部関係者には２３日夜の公開を条件に２２日の午後には知らされていたようです。
結果真偽は判りませんが２３日午後には「週刊金曜日」のツイッターがきっかけで談志死去の噂が駆け巡ったとか。
マスコミ各社は裏付けを取ろうと必死の取材、一部テレビの行過ぎが物議をかもしたりもしたようです。
マスコミから尋ねられた弟子はデマだと答えたりしています。
師弟の繋がりは家族以上と聞いてましたがさてどんなものなのか。
師匠、その家族から思うのと弟子が感じているのとでは温度差があるのでは。
松鶴師匠の最後の入院の様子は松枝が書いた「ためいき坂くちぶえ坂」にも伺えます。
この本でもその一端が語られており松鶴の癌は当初夫人と上の方の弟子だけが知っていたようです。
しかし一時危篤状態に陥り福笑が弟弟子にも開かしたとか。
以降付き添う弟子達は必死で看病しています。
痰が咽喉に詰まるとストローで吸いだしたりもして、看護師がそこまでするかと驚いたりもしています。
松枝いわく「師匠の存在は神か魔王か、余りにも大きく自分に宿り、魂、肉体を支配して来た。それは肉親よりもっと・・・」
そんな弟子達の気持ちを察した上でもマスコミはそれ以上に疎ましいということでしょうか。
いいねぇー江戸売り声―絵で見る商いの原風景
宮田 章司【著】 瀬知 エリカ【絵】
素朴社 （2012/01/05 出版）
126p / 19×15cm
ISBN： 9784903773155
NDC分類： 384.3
価格： ￥1,575 (税込)
序章 江戸庶民の一日は売り声とともに
第１章 稀にみるエコライフを支えた物売りたち（煮豆売り；塩売り ほか）
第２章 四季を運んでくれた売り声（お宝売り；宝引き ほか）
第３章 朗らかな口上（七色唐辛子売り；反魂丹売り ほか）
日本で唯一人の本格的な「江戸売り声百景」和風漫談家が売り声を通して江戸時代の暮らしぶりを描きます。
ちょうど今頃押し詰まった暮れの２５日を過ぎると現れるのが福寿草売り。
「福寿草やあー、福寿草」と売り歩いたそうです。
落語のマクラにも金魚売の声が流れたり、物売りそのものが登場する噺もございます。
「厄払い」や「米揚げ笊」等。
笊を上方では「いかき」というのを江戸では「ざる」ですから売り声も当然違ったんでしょうね。
売り方も違ったようです。
お盆の放生会では鳥や亀が売られその他江戸では鰻ですが上方は泥鰌だったそうです。
定番の亀は広重の江戸百にも登場します。亀は万年に掛けて「深川万年橋」。
他にも富士山や鷹など縁起のよい物が揃っています。
亀は江戸では紐でぶら下げられていますが上方では竹筒の上に甲羅の腹を載せられて売られたそうです
瀬知 エリカさんの挿絵はこちらをどうぞ
http://2933usagi.blog.so-net.ne.jp/
宮田 章司【著】 瀬知 エリカ【絵】
素朴社 （2012/01/05 出版）
126p / 19×15cm
ISBN： 9784903773155
NDC分類： 384.3
価格： ￥1,575 (税込)
序章 江戸庶民の一日は売り声とともに
第１章 稀にみるエコライフを支えた物売りたち（煮豆売り；塩売り ほか）
第２章 四季を運んでくれた売り声（お宝売り；宝引き ほか）
第３章 朗らかな口上（七色唐辛子売り；反魂丹売り ほか）
日本で唯一人の本格的な「江戸売り声百景」和風漫談家が売り声を通して江戸時代の暮らしぶりを描きます。
ちょうど今頃押し詰まった暮れの２５日を過ぎると現れるのが福寿草売り。
「福寿草やあー、福寿草」と売り歩いたそうです。
落語のマクラにも金魚売の声が流れたり、物売りそのものが登場する噺もございます。
「厄払い」や「米揚げ笊」等。
笊を上方では「いかき」というのを江戸では「ざる」ですから売り声も当然違ったんでしょうね。
売り方も違ったようです。
お盆の放生会では鳥や亀が売られその他江戸では鰻ですが上方は泥鰌だったそうです。
定番の亀は広重の江戸百にも登場します。亀は万年に掛けて「深川万年橋」。
他にも富士山や鷹など縁起のよい物が揃っています。
亀は江戸では紐でぶら下げられていますが上方では竹筒の上に甲羅の腹を載せられて売られたそうです
瀬知 エリカさんの挿絵はこちらをどうぞ
http://2933usagi.blog.so-net.ne.jp/
予約５月１０日締め切り
古今亭志ん朝 大須演芸場［ＣＤブック］
河出書房新社 編
定価42,000円（本体40,000円）
ISBN 978-4-309-27309-9 ● Cコード 0895
※未刊
愛蔵本（B5判・96頁）×１冊
CDブック（B5判・CD10枚組）×3冊
全4冊美麗ケース入
●豪華限定特典付き
［初版特典］→ 大須演芸場での、1997年10月口演『愛宕山』と1991年11月口演『宮戸川』の２席収録
［予約特典］→ 1980年、大須演芸場、通常の寄席興行に志ん朝師が飛び入り出演した口演『酸豆腐』と『風呂敷』の２席収録
ご予約はこちらから
http://www.kawade.co.jp/shincho_oosu/
※予約の締切は5月10日の予定です
［特徴］
●CD30枚、すべて初出音源！
●ここでしか聴けない全59 席！
●演目ダブリなし！
●さらに、中村仲蔵／錦の袈裟…他、初CD化演目8席！
伝説の高座、復活！
“できることなら、なんでもするよ”
名古屋の繁華街・大須に「日本一客の入らない」との異名をもつ演芸場がある。その名も大須演芸場。苦しいながらも、必死で寄席の灯を守り続ける席亭の心意気に感じ入った志ん朝は、演芸場を救うため、独演会の開催を快諾。
「俺にできることなら、なんでもするよ」──そして始まった1990年から1999年までの10年間に渡る毎回3日間の公演では、全日満員御礼を記録した。この独演会は、チケットが入手困難であったこと、名古屋という地方都市で行われたことなどから、東京の志ん朝ファンのほとんどが足を運ぶことができず、伝説の落語会とされてきた。この貴重な音源が志ん朝没後11年の時を経て、ここに復活！ 地方の独演会独特の、のびのびとした高座、たっぷりのマクラ、なにより志ん朝50代の脂の乗り切った落語をご堪能ください。
［収録音源の特徴］
●のびのび─地方の独演会ならではの、肩肘張らない、しなやかな高座。
● 華やか─おかしくて、色っぽくて。志ん朝の魅力ここに極まれり。
●マクラもたっぷり─
旅や趣味の話、父・志ん生の話はじめ、志ん朝ファンおなじみの「山田吾一」も収録。他のCDではこれだけの貴重なマクラは聴けません！
［収録演目］
明烏／井戸の茶碗／お見立て／火事息子／黄金餅／品川心中／芝浜／宗�Δ梁譟薪皺愡匆亜辛抖廖辛楊邏訖錙進玄係儀襦燭悗辰弔ね�霊／もう半分／柳田格之進／夢金……他 ※収録演目は変更になる場合があります
［愛蔵本内容］
大須演芸場の席亭をはじめ、志ん朝とともに大須の独演会に出演した芸人たちのインタビュー他、貴重な独演会鑑賞記や当時の新聞記事まで、大須の独演会のライブ感が詰まった一冊。詳細な演目解説も収録。
古今亭志ん朝 大須演芸場［ＣＤブック］
河出書房新社 編
定価42,000円（本体40,000円）
ISBN 978-4-309-27309-9 ● Cコード 0895
※未刊
愛蔵本（B5判・96頁）×１冊
CDブック（B5判・CD10枚組）×3冊
全4冊美麗ケース入
●豪華限定特典付き
［初版特典］→ 大須演芸場での、1997年10月口演『愛宕山』と1991年11月口演『宮戸川』の２席収録
［予約特典］→ 1980年、大須演芸場、通常の寄席興行に志ん朝師が飛び入り出演した口演『酸豆腐』と『風呂敷』の２席収録
ご予約はこちらから
http://www.kawade.co.jp/shincho_oosu/
※予約の締切は5月10日の予定です
［特徴］
●CD30枚、すべて初出音源！
●ここでしか聴けない全59 席！
●演目ダブリなし！
●さらに、中村仲蔵／錦の袈裟…他、初CD化演目8席！
伝説の高座、復活！
“できることなら、なんでもするよ”
名古屋の繁華街・大須に「日本一客の入らない」との異名をもつ演芸場がある。その名も大須演芸場。苦しいながらも、必死で寄席の灯を守り続ける席亭の心意気に感じ入った志ん朝は、演芸場を救うため、独演会の開催を快諾。
「俺にできることなら、なんでもするよ」──そして始まった1990年から1999年までの10年間に渡る毎回3日間の公演では、全日満員御礼を記録した。この独演会は、チケットが入手困難であったこと、名古屋という地方都市で行われたことなどから、東京の志ん朝ファンのほとんどが足を運ぶことができず、伝説の落語会とされてきた。この貴重な音源が志ん朝没後11年の時を経て、ここに復活！ 地方の独演会独特の、のびのびとした高座、たっぷりのマクラ、なにより志ん朝50代の脂の乗り切った落語をご堪能ください。
［収録音源の特徴］
●のびのび─地方の独演会ならではの、肩肘張らない、しなやかな高座。
● 華やか─おかしくて、色っぽくて。志ん朝の魅力ここに極まれり。
●マクラもたっぷり─
旅や趣味の話、父・志ん生の話はじめ、志ん朝ファンおなじみの「山田吾一」も収録。他のCDではこれだけの貴重なマクラは聴けません！
［収録演目］
明烏／井戸の茶碗／お見立て／火事息子／黄金餅／品川心中／芝浜／宗�Δ梁譟薪皺愡匆亜辛抖廖辛楊邏訖錙進玄係儀襦燭悗辰弔ね�霊／もう半分／柳田格之進／夢金……他 ※収録演目は変更になる場合があります
［愛蔵本内容］
大須演芸場の席亭をはじめ、志ん朝とともに大須の独演会に出演した芸人たちのインタビュー他、貴重な独演会鑑賞記や当時の新聞記事まで、大須の独演会のライブ感が詰まった一冊。詳細な演目解説も収録。
「古典・新作 落語事典」
瀧口雅仁／著
出版社名 ： 丸善出版
出版年月 ： 2016年6月
ISBNコード ： 978-4-621-30035-0
(4-621-30035-0)
税込価格 ： 5,184円
頁数・縦 ： ４４５Ｐ ２１ｃｍ
江戸・東京落語約７００編のあらすじを解説した瀧口雅仁著『古典・新作 落語事典』（丸善出版）＝写真＝がこのほど刊行された。５０音順に演目が整理されているのはもちろん、「ハワイの雪」（柳家喬太郎作）など新作落語も数多く収録されている。
とりわけ力が入っているのが全体の２割強、約１００ページに及ぶ索引だ。春夏秋冬、人情噺、怪談噺といった区別だけでなく、例えば「碁」の項を引くと「笠碁」「文七元結」「柳田格之進」と、簡単に演目を探し出せる。
さらに、「霊岸島 中央区新川１丁目」といったように、江戸落語に登場する地名の現在地を確認できる欄や、演芸評論家である著者の視点によるコラムも充実。
読売新聞 2016年07月15日
瀧口雅仁／著
出版社名 ： 丸善出版
出版年月 ： 2016年6月
ISBNコード ： 978-4-621-30035-0
(4-621-30035-0)
税込価格 ： 5,184円
頁数・縦 ： ４４５Ｐ ２１ｃｍ
江戸・東京落語約７００編のあらすじを解説した瀧口雅仁著『古典・新作 落語事典』（丸善出版）＝写真＝がこのほど刊行された。５０音順に演目が整理されているのはもちろん、「ハワイの雪」（柳家喬太郎作）など新作落語も数多く収録されている。
とりわけ力が入っているのが全体の２割強、約１００ページに及ぶ索引だ。春夏秋冬、人情噺、怪談噺といった区別だけでなく、例えば「碁」の項を引くと「笠碁」「文七元結」「柳田格之進」と、簡単に演目を探し出せる。
さらに、「霊岸島 中央区新川１丁目」といったように、江戸落語に登場する地名の現在地を確認できる欄や、演芸評論家である著者の視点によるコラムも充実。
読売新聞 2016年07月15日
落語登場人物事典
著者 矢野 誠一 編
出版年月日 2018/02/23
ISBN 9784560094167
判型・ページ数 A5・692ページ
定価 本体24,000円＋税
内容見本
https://www.hakusuisha.co.jp/files/sample/09416.pdf
［目次］
緒言 矢野誠一
落語登場人物事典 本文
付録
口上・言い立て
はなしの舞台
江戸・明治商売往来
色里のことば
落語用語
編著者略歴
演目別人名一覧
登場頻度の高い項目には総論が付され
後各噺毎の人物について布目英一、長井好弘、小佐田定雄ら６人が解説
取り上げられのは個人だけではなく「足」や「馬」「金魚」などの動物も
例えば商家を舞台にした噺によく登場する若旦那
５１の噺に４０人について記されている
拾い読みでも十分楽しめる内容
生前関わった小沢昭一の墓前にも満足行く内容と報告されたそうです
著者 矢野 誠一 編
出版年月日 2018/02/23
ISBN 9784560094167
判型・ページ数 A5・692ページ
定価 本体24,000円＋税
内容見本
https://www.hakusuisha.co.jp/files/sample/09416.pdf
［目次］
緒言 矢野誠一
落語登場人物事典 本文
付録
口上・言い立て
はなしの舞台
江戸・明治商売往来
色里のことば
落語用語
編著者略歴
演目別人名一覧
登場頻度の高い項目には総論が付され
後各噺毎の人物について布目英一、長井好弘、小佐田定雄ら６人が解説
取り上げられのは個人だけではなく「足」や「馬」「金魚」などの動物も
例えば商家を舞台にした噺によく登場する若旦那
５１の噺に４０人について記されている
拾い読みでも十分楽しめる内容
生前関わった小沢昭一の墓前にも満足行く内容と報告されたそうです
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