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落語家を読むコミュの小耳

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談志 「黄金餅」「らくだ」

落語家の立川談志(71)と、お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(42)が、初めてコラボレートする。10月24日発売のDVD「笑う超人 立川談志×太田光」(ビクターエンタテインメント、3990円・税込み)で、太田が「談志師匠」の落語を初プロデュース。落語では異例の客がいないスタジオで、談志が近年あまり演じない「黄金餅」「らくだ」の2演目を口演。各演目の前に2人が対談するという太田流の演出になっている。

 落語は演目の本題に入る前に、関連した「枕」と呼ばれる小話がある。本来は高座で語られるものだが、今回はひと味違う。夜景の見える部屋で、ジーンズ姿の2人による対談形式の「枕」だ。

 普段は毒舌が多い太田も、尊敬する師匠の前では、ちゃかし一切なしのガチンコトーク。落語を通じ「芸能」「芸術」を語りながら、話題は遺体を切り刻むという最近のグロテスクな少年犯罪へ。そして第一の演目「黄金餅」に入っていく。

 落語の演目選びや演出は、太田自らプロデュース。客のいないスタジオで、7台のカメラで談志の口演を収録。「黄金餅」は、病気の僧侶がためていた金を餅に包んでのみ込んで息絶える。隣人が火葬場で僧侶の遺体を焼いた後、包丁で腹を割いて金を奪うというグロテスクな内容。太田は「子どもが首を切って飾ったものを見ても感動できない。本能を表現し直す技術を持っている人(談志)が、本能に近い形でリアルに表現できたときに僕らは感動する」と談志の落語を絶賛した。

 2番目の「らくだ」も、遺体を操って「かんかんのう」を踊るという常識離れした内容だが、タブーの要素を含んだ演目をあえてリクエストしたのも太田流だ。

 談志は昨年12月に行われた太田の所属事務所のライブで「鼠穴」を口演。1988年のデビュー当時から目をかけてきた爆笑問題を「2人をこよなく買っている。その前はビートたけしを買っていた」と観客に紹介している。

 談志からは「(古典落語を)もっと面白くできるだろう、次の世代に残していこう(と思う)。でも疲れた。それは(立川)志の輔に任す。太田が落語家だったら『お前に任す』と言っているだろうな」と後世に残すかのような発言もあり、話題を呼びそうだ。

スポーツ報知

コメント(59)

らく朝、昇進持ち越し 談志招き再挑戦へ

 立川らく朝(53)がこのほど東京・日本橋劇場で真打ち昇進をかけた落語の会「真打ちトライアル」を開いたが、師匠の立川志らくは「もうひとまわり大きくなって、(昇進を)世間に認めさせた方がいい」と述べ、真打ち昇進は持ち越しになった。

 らく朝は自作の創作落語「幽霊将棋」と古典落語「三枚起請」「禁酒番屋」の3席を熱演。志らくは「真打ちレベルには十分達している」と認めながら、真打ちトライアルをさらに複数回開き、立川流トップの談志を招いて真打ちに再挑戦することを提案した。

 らく朝は「芸は十分と言っていただいたので収穫はあった。『真打ちロード』として、来年夏ぐらいから昇進をかけた会を始めたい」と再挑戦に意欲を見せた。

産経ニュース
2007.11.29 08:23
年の暮れと落語(1)
京須 偕充

 今年も押し詰まってきました。冬と落語について話してください。だけど冬には年末年始を挟んで二つの顔がありますね。まずは年末――暮れと落語についてお願いします。

 「旧暦では今の節分・立春のあたりが正月だったから寒さも少し緩んでくるし、日足も伸びて光の春が訪れる。正月を昔の人が『はる』と呼んだこと、今でも新春、初春、迎春などと言うのは、消すことのできない旧暦文化のなごりだね。旧暦の頃は12月が一番寒かったのだよ」

 正月を迎えることは春を迎えることでもあったのですね。正月の楽しみも今より大きかったんじゃないでしょうか。それにしても年の暮れは借金の催促などがピークの時期で、とくに大晦日(おおみそか)の攻防はいろいろな落語に描かれていますね。

 「昔の決算期は3月末ではなくて年末だった。また大きな取引でなくても、長屋住まいの庶民の味噌(みそ)や醤油(しょうゆ)の代金もその都度の現金払いではなく、掛け売りといって、とりあえず品物を届け、その明細を帳面に付けておいて毎月の月末にまとめて支払いを受ける方法が主流だった」

 それは住民と店とが顔見知りであってこその話ですね。だから落語のタネにもなるんだ。

 「今みたいにスーパーやコンビニでの買い物が主流になり、遠くの人や行きずりのドライバーも客になると、相手がどこの誰だかわからない取引になる。まして通販やネットでの売買だと売り手と買い手の対面さえない。そこにはそれなりのトラブルや扱う人間の勘違いなども起こるから、落語のタネは無限にあるが、古典的な生活感や地域性にもとずく人間喜劇の基盤としては少し弱くなったと言えるかもしれない」

 古典落語の掛取り噺は地域密着型だから、その攻防が愛すべき喧嘩(けんか)になったり、趣味道楽を武器にしたり、情のある処置がとられたりという展開になるのですね。

 「借金取りをどう撃退するのか、は大きな笑いのタネではあるけれど、それだけではあまり深いところには到達しないね。『芝浜』は暮れの噺の名作の筆頭格だが、年の暮れというのはあくまでもシチュエーションにすぎず、働く者の倫理観や夫婦愛が噺のテーマになっている。やはり人の心を描いていなければ時代に押し流されて、残る噺にはならない」

 暦が変わり取引や売買のシステムが変わっても楽しめるのが暮れの町を舞台にした落語ということですね。まず定番といいましょうか、大晦日の借金取りと言い訳の攻防の噺というと。

 「『掛取万才』が典型的な噺だね。売り掛け代金の掛取りに来る者の趣味――好きなもので気をよくさせて返済の猶予(ゆうよ)を得る。芝居あり義太夫あり万才あり。万才は三河万才という門付け祝儀の芸で漫才の原型だ。この噺は三味線や鳴り物が入るし、演者の芸達者ぶりがみられて楽しい。万才が今は少しわかりにくくなったので省くことがある。その場合の題は『掛取り』」

 他の芸能を入れてリニューアルも可ですか。

 「時代錯誤にならなければね。かつてプロ野球以上に東京六大学野球に人気があった頃――といえば7、80年前の昭和初期だが、横山エンタツ・花菱アチャコの漫才コンビが『早慶戦』というネタで一世を風靡(ふうび)した。そのとき六代目春風亭柳橋は早慶戦を『掛取り』に採り入れて売りネタにした。題も『早慶戦』と改めてね」

 かなり時代錯誤ですけどおもしろそうだ。

 「芸能だから人気が第一。柳橋師匠は戦後になってもこの独自な『掛取り』をやっていたが、楽しかったよ。名物になるくらい売れれば、時代錯誤もまた笑いのタネ。何の問題もなくなるというのが芸能の神通力さ」

朝日新聞
2007年11月30日
 落語界の大看板・三遊亭円楽(74)の旭日小授章「叙勲を祝う会」が16日夕、東京・丸の内の東京会館で盛大に行われた。 円楽は今年、「笑点」(日本テレビ系列)からの降板、高座活動からの撤退宣言、11月20日には胃がんの手術と厳しい1年。この日は手術以来初めて公の場で「つらい話題ばかりだったが、いただけると思っていなかっただけに叙勲は本当にうれしい」と繰り返し語った。

 祝宴には落語協会の鈴々舎馬風会長(67)、三遊亭円歌最高顧問(78)、「笑点」の司会を引き継いだ落語協会の桂歌丸会長(71)、桂米丸最高顧問(82)も駆けつけた。立川流落語会の立川談志家元(71)は、弟子の立川談四楼(56)にお祝いのメッセージを託し、志の輔らが顔を見せた。落語協会の2大組織と「円楽一門会」(総勢41人)、立川流が公の場で喜びを分かち合ったのは、1978年の落語協会分裂騒動以来初めてのことだ。

 鳳楽、好楽、円橘、楽太郎の“円楽門下四天王”らが300人を超える参会者を和ませ、中川昭一衆議院議員ら多彩な人々の祝辞が続いた。円楽は今後も通院しながら後進の指導を続けていくという

スポニチ 12.17
 若手落語家が芸を競い、観客が審査する第5回「東西若手落語家コンペティション」(共同通信社主催)が18日、東京・千代田区立内幸町ホールで開かれ、観客の投票の結果、桂かい枝さんが第1位に決まった。

 出場者はほかに、桂春菜さん、三遊亭歌彦さん、三遊亭遊馬さん、立川志ら乃さん。

 同コンペは春風亭小朝さんらがつくる「6人の会」が協力し、今年4月から隔月で、今回を今年の締めくくりとして計5回開催。毎回東西の二ツ目クラス5人が出場してきた。過去4回の第1位は、4月の第1回が笑福亭たまさん、6月の第2回が立川志の吉さん、8月の第3回が三遊亭好二郎さん、10月の第4回が桂まん我さん。

 各回の1位5人は、来年2月26日のグランドチャンピオン大会に出場し、優勝を争う。
三遊亭好二郎が奨励賞、3年目で悲願達成


若手二つ目落語家の登竜門といわれる「にっかん飛切落語会」(日刊スポーツ新聞社主催)の2007年度若手落語家表彰は三遊亭好二郎(37)が奨励賞に選ばれ20日、東京・内幸町のイイノホールで開催された「年末すぺしゃる」で表彰式が行われた。大賞、努力賞は該当者なしだった。

 2年連続で努力賞を受賞した実力派が、飛切登場3年目で初めて奨励賞を手にした。表彰式には好二郎、林家きくお改め木久蔵、古今亭志ん太、立川志の吉の4人のレギュラーメンバーが出席。司会が「奨励賞は好二郎さん」と発表すると、好二郎は満面の笑みで客席、審査員に頭を下げた。

 「奨励賞を狙っていただけにうれしいです」。最初に演じた「青菜」の出来に満足できず「2席目の『錦の袈裟』をちゃんとやろうと思ったのが良かった」と振り返った。現在、新作を含め持ちネタは約140。「努力賞のおかげでいろいろな仕事が来るようになった。年齢も年齢なので、来年はプロとして落語に集中したい」。賞金の30万円を大事そうに懐にしまった好二郎は「飛切最後の賞になると思うので、その賞に恥じないよう頑張って、今度は真打ちとして呼ばれるようになりたい」と話した。

スポニチ
今年度の文化庁芸術祭賞

大衆芸能《大賞》石川さゆり=歌芝居「飢餓海峡」
        笑福亭松喬=「噺・はなし・話」の会
    《優秀賞》角田健一ビッグバンド=「もうひとつの武満徹」
         桂小春団治=大阪独演会
    《新人賞》柳家三三=落語「五目講釈」
         桂歌之助=独演会
22日に行われた第1回上方落語検定の様子を書かれたブログを覗いてみました。
難問もありますね。
漢字も間違えそう。

http://rakugo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_ffc2.html

http://hpcgi1.nifty.com/masa_cgi/bbs/bbs.pl

http://blog.kansai.com/atlas1966/324



お笑いバス皆生温泉号

http://www.nnn.co.jp/news/071229/20071229007.html

大阪ー皆生温泉(往復6000円)
シーズリートラベル
http://www.busde-tour.com/owarai_bus/index.html

今年は人気あるそうです。
三遊亭好二郎が真打ち昇進
 落語家三遊亭好二郎(37)がにっかん飛切落語会奨励賞の受賞効果で真打ち昇進を決めたことが3日、分かった。師匠の三遊亭好楽(61)が2日に行われた円楽一門会で昇進を報告し、大師匠の三遊亭円楽(75)も承認した。

 好二郎は会社員を経て、98年に28歳で好楽門下に入った。05年に飛切落語会の若手メンバーとなり、05、06年と2年連続で努力賞を受賞。07年は審査員から高い評価を受け、先月20日に奨励賞を初受賞した。この受賞を喜んだ好楽は即座に真打ち昇進を内定し、2日の円楽一門が集まる会で報告、承認を得た。
江戸の面影を探しに出かけよう

東京都内でこのほど開かれた「江戸文化フォーラム〜江戸の『粋』と『華』〜」では、作家・ドイツ文学者の池内紀氏が「東京のなかの江戸を散策する」と題して基調講演を実施。
落語や小説の中に残る江戸文化を紹介する内容.

詳しくはこちら
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/05/edo01/
円楽最後の弟子・三遊亭王楽が2009年9月に真打ち昇進

落語家・三遊亭円楽(75)の27番目で最後の弟子に当たる三遊亭王楽(30)が来年9月に真打ちに昇進することが7日、分かった。2日に行われた円楽一門会の新年会で、最高顧問・円楽や会長・三遊亭鳳楽(60)ら幹部の了承を得て決まった。

 王楽は日テレ系演芸番組「笑点」メンバーの三遊亭好楽(61)の長男。01年に好楽の師匠・円楽に弟子入りしたことで、親子で兄弟弟子という関係で注目を集め、「2代目星の王子様」と自称している。入門から8年、二つ目昇進から5年という早い段階での昇進に王楽は「早いです。おこがましいですが、自分より若い世代に落語に興味を持ってもらえるための伝道師になりたい」と意気込みを語った。

 07年2月に落語家引退宣言した円楽は、王楽を常に気にかけており、「私が元気なうちに王楽を真打ちに…」が口癖になっていた。現在、二つ目としては異例の180の噺(はなし)を持ちネタにしているが、円楽の要望で昇進までに200まで増やすことを約束した。

 昨年9月に2代目・林家木久蔵(32)が誕生。09年5月には林家いっ平(37)の2代目・三平襲名が決まるなど2世落語家の躍進が目立つ中、満を持しての王楽の真打ち昇進。04年の二つ目昇進の際は銀座ガスホールで3日間のお披露目興行を行い、笑福亭鶴瓶、春風亭小朝、林家こぶ平(現正蔵)ら、所属協会の垣根を越え、人気者が口上に出席するなどプロデュース能力も高い。今回も落語界を挙げたビッグイベントになりそうだ。

2008年1月8日 スポーツ報知
今年、大阪市内に舞台関係の本格的ホールが2館誕生する。5月にオープンする「新・ABCホール」(福島区)と、11月開館の「サンケイホールブリーゼ」(北区)だ。新施設は関西の文化を盛り上げるとともに、全国に向けた企画の発信拠点も目指している。

 「サンケイホールブリーゼ」は客席数912の大型ホールで、2005年に閉館したサンケイホール(1425席)の後継施設。座席や壁面を黒で統一した内装が特徴で、演劇・演芸のほかコンサートなどにも活用する。

オープン特別公演の目玉の1つは、落語家の桂小米朝が5代目桂米団治襲名を披露する公演(11月27日)だ。米団治は実父、桂米朝の師匠の名。落語界のプリンスと将来を期待されてきた小米朝にとって、真価を問われる公演となる。前身のサンケイホールは長く米朝一門の落語会の拠点だっただけに、小米朝の思い入れも強く「ホームグラウンドにしたい」と話す。

 ブリーゼは、自主企画作品の全国発信に力を入れるという。関西出身の俳優、生瀬勝久を主演に据え、忠臣蔵に歌舞伎役者の恋などを絡めて描く「冬の絵空」(小松純也作、鈴木勝秀演出、12月6―17日)はその一例。09年1、2月には東京の世田谷パブリックシアターで上演、その後、他都市にも巡回させる。

 唐見博サンケイホールブリーゼ事業室室長は「大阪発の演劇を年に1、2本作る。約300人規模の会議向けの小ホールも連休や週末には演劇の公演に活用し、ホール内を案内するバックステージツアーやダンスのワークショップも開いてファンを増やしたい」と抱負を語る。

一方、朝日放送新社屋の2―5階に設けられる客席数約300の中規模ホール「新・ABCホール」は、現ABCホール(約500席)のような番組収録が主目的の施設から、舞台公演を中心にしたホールに生まれ変わる。こけら落とし公演は「中之島演劇祭2008」(5月2日―6月22日)で、関西の人気8劇団がそれぞれ1週間公演する。
新ホールの設置については、現ホールでの番組収録が減っていることから、社内で反対意見もあったという。しかし、「最終的に上方文化振興のためにホールを設けることにした。小劇場系劇団や漫才師、落語家がコスト的にも使いやすい拠点にして、若い才能を見いだしていきたい」と山村啓介・事業部部長プロデューサーは語る。

 新ホールは移動式客席で舞台を自在に組める。また、かつて小劇場系演劇の拠点だった扇町ミュージアムスクエアや近鉄小劇場とほぼ同規模であるため、劇団側の期待は大きい。「劇団パロディフライ」座長の妹尾和夫は「使い勝手がよく、客席と舞台の一体感も作りやすそうだ」と言う。同劇団は春の公演「時の旅人」で新ホールを使用する計画だ。

 また、幕末を舞台に暗殺を繰り返す岡田以蔵を主人公にしたアクション時代劇の上演を予定している劇団「ファントマ」主宰の伊藤えん魔は放送局の劇場という点に着目して、「芝居が面白ければ役者をテレビ番組で使ってもらいたい。その放送を見た人が劇場を訪れるという連鎖が生まれれば」と期待する。劇団「リリパットアーミー2」主宰のわかぎゑふは「関西の小劇場系演劇を引っ張っていく劇場になってほしい」と話す。

 劇場運営はコストが見合いにくいといわれ、事業から手を引く動きが企業や自治体の間に広がりつつある。そんな中で、新ホールがこうした流れを食い止め、関西の舞台を活性化できるか注目される。


日経関西版 1月8日
鹿芝居 「人情噺 子は鎹」

国立演芸場
2008年2月11日(月) 〜 2008年2月20日(水)

大工 熊五郎・・・・・・・金原亭 馬生
 女房 お光・・・・・・・・・林家 正雀
 倅 亀吉・・・・・・・・・・・金原亭 馬吉
 女中 お花・・・・・・・・・古今亭 菊春
 番頭 伊之助・・・・・・・金原亭 世之介
 紙屑屋 長吉・・・・・・・金原亭 馬治 
 かっぽれ屋 彦八・・・林家 彦丸
 大家 清兵衛・・・・・・・蝶花楼 馬楽

http://www.ntj.jac.go.jp/performance/1200.html?no=jac080120
「みそか寄席」200回 記念の特別興行開催

伊勢市の「おはらい町通り」の料理店「すし久」で毎月続けられてきた落語の「みそか寄席」が今月で200回を迎える。これを記念して3月まで、桂文我さんをはじめ、みそか寄席なじみの噺家(はなしか)や桂小金治さんらを招いた特別興行が開催される。

 同寄席は1991年6月に始まり、上方を中心とした噺家が毎月末、夜間の2回(午後7時、同9時半)公演している。これまで高座に上がった噺家は若手や中堅延べ約600人で、古典や新作合わせて1000話もの語りが披露された。これまでも節目に催された特別興行には、人間国宝の桂米朝さんをはじめ、桂春団治さんらが出演している。

 今回の特別興行はまず今月31日に開かれ、松阪市出身の桂文我さんら8人が「お馴染(なじ)み総出演」と題して顔をそろえる。1部と2部の合間には余興や客席とのトークで200回を祝う。

 さらに、2月29日には桂文我さんのほか、浪曲の2代目京山幸枝若、東大出身でタレントから浪曲に転身して話題を集めた春野恵子さんらが出演。3月31日には、80歳を超えた桂小金治さんが江戸落語をじっくりと聴かせる。

 みそか寄席に、最初からほぼ毎回出演してきた桂文我さんは、今は全国各地で年300回ほど高座に上がる人気者。「私自身、寄席と共に歩んできたといっても過言ではない。伊勢参りと一緒に寄席も楽しんでもらうことができるうえ、ゆったりとした雰囲気で聴いてもらえるかけがえのない場」と、みそか寄席への思いを語る。

 特別興行では、記念展示や富くじのほか、来場の全員に記念の手ぬぐいをプレゼントする。時間は通常の寄席と同じ(1月31日だけは午後6時、9時の2回)。定員は各公演100人で、入場料は前売り2300円、当日2700円。

(2008年1月21日 読売新聞)
上方落語協会、新作台本を初めて一般公募 賞金30万円

上方落語協会(桂三枝会長)は21日、落語家が演じる上方落語の新しい台本を一般募集すると発表した。同協会では初めての試み。入選作は定席「天満天神繁昌(はんじょう)亭」(大阪市北区)で開く発表落語会でお披露目する。

 古典落語のように後世まで受け継がれるストーリーの発掘を目指して、賞金付きのコンクール方式で公募する。課題テーマとして「天神祭」を設けるが、自由作でも構わない。400字詰め原稿用紙15枚から30枚程度にまとめた作品を、2月11日から7月10日まで受け付ける。賞金は大賞30万円、優秀賞10万円、佳作5万円。9月末に結果発表、12月に発表落語会を予定している。

 選考委員長の三枝会長は「噺家(はなしか)には思いつかない笑いの発想があるはずです。上方落語の財産をつくっていきたい」と応募を呼びかける。

 問い合わせは上方落語協会(06・6354・7727)。
連載コラムで「落語の笑力化作戦」を展開中のWEBサイト「男の隠れ家ONLINE」
2007年12月号の「落語特集」で好評を博した月刊誌「男の隠れ家」がヤフー株式会社に
情報提供と制作協力を行い「Yahoo! JAPAN」内に落語特集としてアップされることが決定
しました。

<特集概要>
題  名: Yahoo! JAPAN週刊特集Vol.46 2008年を笑い倒す!落語を粋に楽しもう

内  容: WEBサイト「男の隠れ家ONLINE」と月刊誌「男の隠れ家」が情報提供
・制作協力を行った『落語deデートもおもしろい 寄席に行こう!』や
『落語の所作を語る』等を中心とした落語情報から、落語を楽しむための
ファッションまで、幅の広い情報を網羅しています。

掲載期間: 2008年1月23日(水)〜2月19日(火)
      上記期間以降、バックナンバーとして「Yahoo! JAPAN」に引き続き掲載。

U R L: http://weekly.yahoo.co.jp/46/



<「男の隠れ家ONLINE」サイト概要>

WEBサイト「男の隠れ家ONLINE」は男性趣味誌の草分け的存在である月刊誌
「男の隠れ家」のWEB版として2007年2月にオープンしました。「男の隠れ家ONLINE」
は雑誌の世界観はそのままに、オリジナリティあふれる独自のコンテンツを展開しています。

サイトのユーザーターゲットは良質なライフスタイルを意識し、知的好奇心の高い40代中心
の大人の男性です。ONもOFFも充実してこそ大人!そんな方たちに向けたこだわりのWEBサイトです。

メインコンテンツは2つあります。1つは「こだわりナビゲーター」によるディープな趣味の世界を綴った連載コラム75タイトルです。もうひとつは「自転車ライフのすすめ・こだわりの男の珈琲・男の習い事・鉄道模型バー・男の体磨き等」ONLINE編集部ならではの「特集」です。
日々第一線で活躍しているビジネスマン達が持ちあわせているもうひとつのOFFの顔。大人の男の知的好奇心に応えるサイトです。

男の隠れ家ONLINE http://otokonokakurega.net/

桂春団治が喜寿記念落語会開催を発表

 落語家桂春団治(77)が24日、大阪市中央区のワッハ上方で、喜寿記念落語会を発表した。公演は、誕生日の3月25日を過ぎ、喜寿を終えたばかりの同28〜30日、ワッハホールで、3日間5公演。「自分でまあ何とかやれるやろ、思うもんをやろうと」と語る春団治は「祝のし」「お玉牛」「いかけや」「野崎詣り」「代書」を演じる。

道頓堀「B1角座」閉館へ 移転先探す

大阪・道頓堀の演芸場「B1角座」が、入居するビルの再開発に伴い、5月末で閉館することが1日、分かった。運営する松竹芸能(大阪市)は「移転先を探して営業を続けたい」としている。

 B1角座は、親会社の松竹が所有する「角座ビル」の地下1階を借りて、2004年に開場。客席数は約120席で、松竹芸能所属の漫才師や落語家らの興行が行われている。

 同じビル3階に移し客席数を3倍にする計画が発表されたが、構造上の問題などから昨年中止が決まっていた。

デイリースポーツオンライン
<伝統芸能>
大阪ナイトカルチャー&ナイトアミューズメント共同企画
〜落語、狂言、浪曲、能を一度に楽しむ〜
初心者のための上方伝統芸能ナイト
日時 :  3月15日(土)
(昼公演)午後2時〜午後3時40分
(夜公演)午後7時30分〜午後9時10分
場所 : 山本能楽堂
料金 : Sエリア 4,500円(1階正面・イス)先着25名
Aエリア 4,000円(1階正面・座布団)先着44名
Bエリア 3,500円(1階ワキ・2階)先着131名
(お1人・1公演あたり、エリア内自由席)
(昼公演は菓子・お茶付き、夜公演はおこわ飯<とん蝶>・お茶付き)
落語 桂 春菜
浪曲 「村松三太夫」菊地 まどか (曲師:虹 友美)
能「養老」山本 章弘ほか

詳細
http://www.osaka-nightculture.com/detail.php3?eid=896

吉本興業が繁昌亭と激突? 同時間帯にキタで落語計画

吉本興業グループは3月3日から落語寄席を大阪・梅田にある劇場「うめだ花月」(190席)で開く、と4日発表した。同じ北区内にある上方落語の定席「天満天神繁昌(はんじょう)亭」(216席)と同じ時間帯での公演を計画。今春から落語客の「争奪戦」が始まりそうだ。
同グループによると、この寄席は「梅田花月『花形落語寄席』」と銘打ち、月〜金曜の午後1時から約2時間、祝日は午前10時から開く。出演は吉本興業所属の中堅・若手の落語家が中心で、落語6席程度にマジックなどの色物芸を加えた公演を予定。南東に1キロ余り離れた大阪・天神橋にある上方落語協会が運営する繁昌亭では午後1時から約3時間、落語8席、色物2席の昼席公演が毎日開かれている。

 吉本は大阪ではミナミの「なんばグランド花月(NGK)」「baseよしもと」をあわせた3劇場を展開。漫才や新喜劇を軸としたプログラムを組み、うめだ花月は土、日曜、祝日以外は夜のみの公演だった。

 チケットは前売り1800円、当日2千円。繁昌亭の昼席より、200円、500円ずつ安い設定とした。上方落語協会によると、上方の落語家は全体で210人余りで、約60人が吉本興業に所属している。そのうちベテランの笑福亭仁鶴や桂三枝、桂きん枝、桂文珍らはNGKに出演。吉本は新たな落語寄席で、直営劇場への出演機会が少なかった落語家らを盛り上げたいとしている。

 市民や企業などから2億円を超える寄付が寄せられて06年9月にオープンした繁昌亭の客足は好調続きで、昨年暮れには総来場者が20万人を突破している。入門25年以下の中堅・若手を抜擢(ばってき)していくための賞制度「繁昌亭大賞」も始めたばかりだ。繁昌亭の恩田雅和支配人は「驚きはあるが、落語界が発展していくためにお互いに切磋琢磨(せっさたくま)していけたら」と話す。
両足義足の落語家、最期は「闘病日記」

両足義足の落語家・三遊亭歌雀(さんゆうてい・かじゃく=本名三浦孝=みうら・たかし)氏が6日午後5時54分、急性心不全のため横浜市内の病院で死去した。44歳だった。静岡県出身。通夜は10日午後6時、葬儀・告別式は11日午前10時から、いずれも横浜市緑区長津田町5125の1、北部斎場=(電)045(921)5700=第4ホールで。喪主は兄勝彦(かつひこ)氏。

 三遊亭円歌門下で、重度の糖尿病になって両足を切断。2年前からは人工透析を受けながら高座活動を続けた。最後の高座は円歌がトリを務めた1月19日の浅草演芸ホール。演目は「闘病日誌」。円歌は「逸話の多い弟子だがそれだけに無性に悲しい」と話した。
東西若手落語家コンペ 迫る
http://www.47news.jp/culture/rakugo/
[業界プロジェクトX]田澤祐一さん スポーツ報知

◇落語芸術協会事務局長 田澤祐一さん 落語ブームといわれる中、海外公演など新機軸を打ち出して躍進しているのが、桂歌丸会長(71)率いる落語芸術協会だ。その協会を支えているのが事務局長・田澤祐一さん(47)。歌丸会長が全幅の信頼を寄せる“懐刀”でもある。

 昨年はインド公演を成功させ、一昨年は仏パリ公演、米ニューヨーク公演を開催。外国語字幕をバックに日本語で落語を口演するスタイルを確立した。外国語落語や現地邦人向けの落語会は行われていたが、海外の人に向けた“日本文化の発信”では落語界の先駆けになった。

 「苦しいときは(寄席の)料金を下げてでも頑張るべき。状態が良いときに、打って出たほうがいい」と田澤さん。協会に入ったころは、寄席には閑古鳥が鳴いていた。苦しい時期の経験も改革へとつながっている。

 国立演芸場設立へ尽力した春風亭柳昇(当時副会長)の勧めで、2000年から芸団協の運営委員を務めた。そこでオペラやバレエなど異業種の団体の人々と接し刺激を受け、協会運営のヒントを得た。02年には文化庁が芸術振興のために推し進めているアーツプランの支援を演芸界ではいち早く受けた。そこで、寄席に出れば出るほど赤字だった落語家の“負のスパイラル”状態がいくらか改善された。

 同時期に、第1回の海外公演を成功させ、寄席興行を通常の10日制から5日制へと変更(浅草演芸ホールと池袋演芸場)。「代演も減る。(忙しい)人気者も5日なら出られる。トリも多くの人が出られる」従来の伝統に縛られない改革へと結びついた。

 現在の改革の道筋がついた02年は、事務局長に就任して15年目。「協会に入って、15年死んでいたようなもの」と語るが、落語家にたとえれば前座修業、二つ目を経て真打ち昇進する時期と重なる。「入ったとき、前座だった“同期”が真打ちになっている時期だからね」と田澤さんは笑った。

 現在、力を入れているのは普及活動。浅草演芸ホールの協力を得て、おひざ元の台東区の19小学校の高学年を開演前の寄席に無料招待する「台東区小学校寄席教室」を開催。「子供が親を連れて寄席に来てくれたり、おじいちゃんと孫の会話になってくれればいい」と期待する。昨年からは協会がある西新宿の芸能花伝舎で落語体験入門教室を開催。そこの卒業生から2人の落語家が誕生した。「2人ともウチの協会(所属)じゃないんだけどね」小さなことに縛られない田澤さんが“落語ブーム”を陰でしっかりと支えている。

 ◆田澤 祐一(たざわ・ゆういち)1960年6月30日、東京・内神田で生まれ、荒川で育つ。47歳。家族、親せきが刑事、警察官ばかりの中で、日大三中、日大三高を経て糸の卸商でサラリーマンを経験し、85年に社団法人・落語芸術協会へ。87年4月から事務局長を務める。家族は妻と3男。身長170センチ。血液型B。

京の「繁昌亭」目指せ
大宮東映跡に常設寄席を        京都新聞

落語発祥の地とされる京都に常設寄席を作ろうと、四条大宮商店街振興組合(京都市下京区)が署名活動を始める。市民らの寄付で2年前に建設され、人気を集める大阪の落語定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)の京都版を目指し、同商店街で3年前に閉館した映画館「大宮東映劇場」の活用策として東映に要請する。手始めに15日から入場無料の落語会を商店街で計3日間催し、会場で支援を呼びかける。

 江戸初期に新京極の誓願寺の住職だった安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)は「落語の祖」とされ、同時期に北野天満宮で活躍した露の五郎兵衛は「落語家の先達」とされる。新京極通に戦中まで寄席や小屋が並んでいたが、1987年に京都花月が閉館し、落語を見られる常設の施設は市内にはなくなった。

 四条大宮交差点の北西角にあった映画館「大宮東映劇場」は2005年6月、44年の歴史に幕を閉じた。建物は閉館時のまま残されており、東映が活用策を検討している。

 集客の核だった映画館を失った同振興組合は、天満天神繁昌亭が周辺の商店街ににぎわいをもたらしている例をヒントに常設寄席の開設を企画した。広く署名を集め、東映に要望する。計画が軌道に乗れば市民らに寄付金を募るつもりだ。

 振興組合の石田哲雄理事長(57)は「笑いがあふれ、庶民の情が香るような拠点を作り、京の西の玄関口の活性化につなげたい」と話す。

 東映(東京)の不動産営業部は「活用計画はまだ白紙段階で、何とも言えない」としている。

 落語会は15日午後6時から桂都丸さんらを招いて商店街内の焼肉店で開くほか、17日と20日にも催す。いずれも無料。定員各70人。問い合わせは同組合がファクス075(821)4901で受けている。
3・9NHKハイビジョン談志特番10時間
 落語家立川談志(72)を大特集する「立川談志10時間スペシャル」がNHKBSハイビジョンで3月9日正午から放送されることが17日、分かった。

 今回の企画は、昨年2月に同じBSハイビジョンで放送された2時間ドキュメンタリー「71歳の反逆児」がきっかけだった。談志の70歳の1年間を追った番組だったが、関係者の間では「談志師匠はすごい人」との感想の一方で、落語家としての魅力を十分に伝えられないという悔いが残った。そのため、たっぷり落語も聴かせながら談志のすべてを特集する今回のスペシャルにつながった。

 正午から午後6時までの第1部と、午後7時から11時までの第2部の2部構成の予定だが、談志のために集まる出演者がすごい。

 プレゼンターMCを第1部は談志ファンの爆笑問題、2部は弟子の立川志の輔が務める。上方落語の大御所桂米朝、交友の長い石原慎太郎都知事、イラストレーター山藤章二氏らが談志を語れば、談志フリークの山中秀樹アナを司会に森本レオ、デーブ・スペクター、玉置宏氏らファンがその魅力を徹底討論する。毒蝮三太夫、高田文夫氏ら悪友・親友、志らく、談春ら弟子が語る素顔など盛りだくさんの内容だ。

 ファンには楽しみな落語も「傑作選」として、今回のため無人のスタジオで真剣勝負で収録する「居残り佐平次」、爆笑問題太田光がリクエストし落語解析も行う50代に演じた一席など6演目を予定。談志も「落語家で10時間も放送できるのは、おれぐらいしかいないだろうね」と楽しみにしているという。

落語の動画や音声を配信する「落語協会モバイル」


落語協会は、iモード向けに落語コンテンツを配信する「落語協会モバイル」をオープンした。
無料のコンテンツのほか、有料コンテンツでは動画なども用意されている。



http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Topics.aspx?id=155
平成20年度前期授業「大阪落語への招待」受講者募集

この授業は、「大阪落語」の第一線で活躍する桂春団治一門をゲストスピーカーに迎えて、大衆芸能として私たちの生活に深く溶け込んでいる落語を通して、大阪の文化・芸能について考える視座を提供しようとするものです。

授業構成は、落語のルーツや江戸落語との相違などを講じる初級編、落語に影響を与えた他の芸能や寄席囃子などを題材とする中級編、「落語の情」をテーマとして落語の本質を深く掘りさげる上級編に、実演鑑賞を加えたものとしています

講 師 桂 春之輔 ((社)上方落語協会副会長) ・ 久堀 裕朗 (本学准教授) 他
期 間 平成20年4月11日(金)〜7月18日(金)〔14回〕
時 間 午後4時20分〜午後5時50分 (5限目)
場 所 大阪市立大学 杉本キャンパス
基礎教育実験棟1階 階段教室

JR阪和線『杉本町(大阪市立大学前)』駅より徒歩約5分
地下鉄御堂筋線『あびこ』駅より徒歩約20分

対 象 18歳以上で、全期間を通じて受講可能な方
(但し、昨年度受講者は除く)
定 員 130名(応募多数の場合は抽選)
受講料 無料(但し、資料代は実費徴収する場合があります。)
申込方法 往復はがきに 氏名(フリガナ) ・住所.・年齢・.電話番号を記入し、返信用はがきに宛名を記入のうえお申込みください。
申込締切 平成20年3月8日(土)<当日消印有効>

http://www.osaka-cu.ac.jp/news/rakugo/2008.html
 落語定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区天神橋2、TEL 06-6352-4874)は3月5日までに、「繁昌亭らいぶシリーズ」のCDとDVDの第1弾〜第3弾をテイチクエンタテインメント(東京都渋谷区)から発売した。

繁昌亭らいぶシリーズ(1) 桂 春之輔「ぜんざい公社」「もう半分」「まめだ」
  2008.2.27/TECR-21291/\2,100(税込価格)/CD
2008.2.27/TEBR-31011/\3,150(税込価格)/DVD

   
繁昌亭らいぶシリーズ(2) 笑福亭三喬「おごろもち盗人」「阿弥陀池」「延陽伯」
2008.2.27/TECR-21292/\2,100(税込価格)/CD
2008.2.27/TEBR-31012/\3,150(税込価格)/DVD

   
繁昌亭らいぶシリーズ(3) 桂 吉弥「ちりとてちん」「くっしゃみ講釈」
2008.3.5/TECR-21293/\2,100(税込)/CD
2008.3.5/TEBR-31013/\3,150(税込)/DVD

5月21日には第4弾=桂米二さん、第5弾=笑福亭福笑さんの発売を予定し、以後来年にかけて全10タイトルの発売を予定している。
大看板「古今亭今輔」32年ぶり復活

 今年5月に二ツ目から真打ちに昇進する落語芸術協会(桂歌丸会長)の落語家ら3人が東京都内で記者会見した。「古今亭今輔」の大名跡が約30年ぶりに復活する。昇進するのは、古今亭錦之輔改め六代目古今亭今輔、三遊亭遊馬、女性講談師の神田ひまわり改め日向ひまわり。

 このうち、錦之助は1976年に五代目が死去してから使われていなかった今輔の名前を、32年ぶりに継ぐことになった。錦之助は、「私が得意なのは新作落語。先代のレベルに少しでも近づきたい」と決意表明。

 遊馬は「大きな体を生かしダイナミック、かつ繊細な芸を披露したい」と語った。ひまわりは「明るく元気にやっていく」とさわやかな笑顔をみせた。

                   ◇

【プロフィル】五代目古今亭今輔

 1898年群馬県生まれ。デパート店員などを経て、1914年に落語家に。戦前・戦後を通じて、「おばあさん落語」など主に新作を中心に活躍。1976年死去。桂米丸、桂歌丸などの弟子がいる。

大衆芸能脚本、入賞4作品決定 落語部門

 日本芸術文化振興会が募集していた第9回大衆芸能脚本(落語部門)の入賞作品が決まった。

 優秀賞に東京都江東区の会社員、三浦健一さん(40)の「並」、佳作に東京都世田谷区の自営業、栗原昇さん(47)の「蠅寄せ」と千葉県八千代市の元アナウンサー、涼山尚行さん(67)の「赤心の老松」、奨励賞に埼玉県川口市、鳥居遊さん(46)の「わんぱくキャンプ」がそれぞれ選ばれ、賞状と賞金(優秀賞50万円、佳作10万円、奨励賞5万円)が入賞者に贈られた。

 大衆芸能脚本は国立演芸場を運営する日本芸術文化振興会が落語、講談、浪曲、漫才・コントの4部門で台本を募集。入賞作品はプロが同演芸場で口演する。
落語入門
布目 英一
月刊浪曲編集人、横浜にぎわい座企画コーディネーター

早稲田大学エクステンションセンター
●コード 810123
●定員 40名
●受講料 26,000円
●分納の場合
なし

●単位数 2単位
●曜日 水曜日
●時間 13:00〜14:30
●期間 4/16
〜6/25

●回数 10回
●備考
お問合せ先:03-3208-2248

【目標】
●まず、落語に関する素朴な疑問について市販の入門書よりも踏み込んだ答えを出すことを目標とします。そのため落語家さんの体験談や実演に時間を割きます。さらに江戸落語と上方落語の相違点、落とし噺と人情噺の違いなど、落語を深く味わうことも目標とします。

【講義概要】
●小道具として扇子や手拭いを用いる際の注意点、前座噺で落語家はどのような点を基本として学ぶのか、さらに寄席囃子や寄席太鼓の種類と内容、といった基本的な事柄について学びます。その後に、名人の録音や精鋭落語家の口演を鑑賞することを通して、江戸落語と上方落語の相違点とそれぞれの特徴、落とし噺と一席もの人情噺の違い、芝居噺、新作落語などについて理解を深めます。特に江戸落語と上方落語では大阪から東京へ移入された演目に注目していきます。具体的には、「宿屋の富」「高津の富」「大山詣り」「百人坊主」等を鑑賞します。また、柳家初花、古今亭菊志ん、柳家甚語楼による実演を予定しております。

実演(4/16) 柳家初花(やなぎや しょっぱな)
1979年、神奈川県生まれ。2000年、大学卒業を待たずに柳家花緑に入門。01年、早稲田大学第二文学部卒業。04年、二ツ目に昇進。ユニークな人柄と柔軟な思考、落語への情熱が落語の実演にも表れてきて、最近とみに注目度が高くなっている。地域寄席や若手競演会への出演もふえている。名門柳家の若手としてこれからどのような落語を作り上げていくのか。本寸法の落語を継承しつつ、落語の世界に新鮮な風を吹き込む存在となる期待を抱かせ、将来が楽しみ。

実演(5/21) 古今亭菊志ん(ここんてい きくしん)
1971年広島市生まれ。94年、古今亭円菊に入門。98年、二ツ目昇進。2007年、真打に昇進し、古今亭菊志んを襲名。98年には将来性及び業務に誠実に取り組む姿勢が認められて岡本マキ賞を受賞した他、03年、NHK新人演芸大賞落語部門大賞、及び、北とぴあ若手落語家競演会大賞、04年、さがみはら若手落語家選手権優勝と受賞歴多数。明るさに色気が加わる芸風で幅広い層から人気を集めている。

実演(5/28) 柳家甚語楼(やなぎや じんごろう)
1968年、埼玉県生まれ。93年、早稲田大学法学部を卒業後、柳家権太楼に入門。97年、二ツ目昇進。2006年、真打に昇進し、三代目柳家甚語楼を襲名。第2回さがみはら若手落語選手権優勝。ほのぼのとした中に気概も感じられる硬軟あわせもつ骨太な芸風。柳家のお家芸である滑稽噺の味わいを大切にするとともに人物描写や情景描写に独自の味付けを加え、人気を得る。江戸落語の正統派継承者として注目を集めている
古今亭朝太さんが第1位 08年初の若手落語家コンペ
2008年4月21日 22時36分

 若手落語家が芸を競い、観客が審査する「東西若手落語家コンペティション2008」(共同通信社主催)の第1回が21日、東京・千代田区立内幸町ホールで開かれ、観客の投票の結果、古今亭朝太さんが第1位に決まった。

 出場者はほかに、桂阿か枝さん、三遊亭天どん、立川談修さん、林家染左さん。

 同コンペは春風亭小朝さんらがつくる「六人の会」が協力し、昨年4月にスタート。1年間に隔月で計5回開催される。毎回東西の二ツ目クラス5人が出場、来年2月に各回の1位5人を集めてグランドチャンピオン大会を開き、年間覇者を決める。今年2月の第1回グランドチャンピオンは立川志の吉さん。

中日新聞
らくご屋:何度も楽しい上方落語 専門店、繁昌亭のおひざ元・天満に開店 

 ◇「こんな店が欲しかった」ファンにも人気上々

 天満天神繁昌亭のおひざ元・天満(大阪市北区天神橋1)に、上方落語の書籍やCDなどを販売する専門店「らくご屋」がオープンした。落語ファンからは「こんな店が欲しかった」との声が寄せられ、評判も上々だ。【松井宏員】

 ◇本ありCDありグッズあり スペース生かしイベントも

 店を開いたのは、広告企画会社経営の樋上千尋さん(56)。NPO法人「天神天満町街トラスト」が運営する繁昌亭のみやげ物コーナーを担当しており、客から「CDやDVDは置いてないのか」と言われたのがきっかけだった。

 古書や、桂三枝さんの落語絵本などの新刊、「繁昌亭らいぶシリーズ」などのCDやDVDに、扇子、手ぬぐいなど落語家グッズを扱う。一般の店では売っていない自主制作のDVDなどもそろえている。

 樋上さんは「伝統話芸の継承と、若手落語家の育成の役に立てば」と話す。15人くらいは入れるので、今後は落語のミニライブやサイン会などを企画し、落語家とファンのコミュニケーションの場にしたいと考えている。繁昌亭の入場券の半券を当日に持参すれば割引もあり。

 らくご屋は、繁昌亭から南へゆっくり歩いて3分。商店街のアーケードが途切れる通りを西へ入ってすぐ。電話06・6352・7739。午前10時半〜午後8時。

毎日新聞 2008年4月30日 地方版

立命館大阪プロムナードセミナー

講座案内
講師: 木津川 計氏
『上方芸能』誌代表,元立命館大学教授,和歌山大学客員教授

2008年 5月16 日[金] 都市性と芸能 ─ 東京と大阪の芸能はなぜ違うのか 第1回
2008年 7月18日 [金] 舞踏と踊りと舞 ─ 身体表現の相違をもたらせたもの 第2回
2008年 9月19日 [金] 粋と粋の美意識 ─ 「すい」の衰退と「いき」の本質 第3回
2008年 11月28日 [金] 「語り」と「語りもの」 ─ 朗読文化の復権と義太夫文化の困難 第4回
2009年 1月16日 [金] 上方落語と現代 ─ ゆとり社会と芸能文化 第5回
2009年 3月13日 [金] 芸能文化(大阪)の4類型 ─上方芸能文化の将来図 第6回

会 場 立命館アカデメイア@大阪[6A セミナールーム]
時 間 14:00〜15:40
定 員 各100名
定員が充足次第締め切らせていただくことがありますので、あらかじめご了承ください
受講料 全6回受講 6,000円 (各回1,500円)

申込先 立命館大阪オフィス(立命館アカデメイア@大阪内)
〒541-0041 大阪市中央区北浜3-1-18 島ビル6F
立命館アカデメイア@大阪
TEL.06-6201-3610 FAX.06-6201-3620
E-mail : osaka-of@st.ritsumei.ac.jp
志ん朝の伝説名演復活 志ん生の食卓

 名落語家親子の古今亭志ん生(1890〜1973年)、志ん朝(1938〜2001年)があらためて落語ファンをうならせている。2001年前に亡くなった志ん朝は初のDVDがリリースされた。父の志ん生はその暮らしぶりや人柄を伝える本が出て、生前を知らない世代をも、その磁場に引き寄せている。

 「落語研究会 古今亭志ん朝 全集 上」(販売はTBS、ソニー・ミュージックダイレクト、3万1920円)は1カ月に1回のペースで国立劇場小劇場(東京・半蔵門)で続いている「落語研究会」(TBS主催)での収録映像を集めた。DVD計8枚という厚みで、名人の芸を堪能できる。

 1968〜2001年に披露した数々の演目から、22席を選りすぐった。97年に演じられ、歴史的な名演として知られる「文七元結」は至宝。父の得意とした「火焔太鼓」(98年)も聴かせる。NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」のタイトルにもなっている「酢豆腐」や、なかなか聴く機会にめぐり会えない「反魂香」「浜野矩随」といったレア演目も収められている。

 志ん朝の名演はこれまでCDでしか聴けなかった。同じく22席を収めた下巻は志ん朝命日の10月1日にリリースされる予定だ。
 満を持しての発売だけに、趣向が凝らされている。30代前半から60代に至る、年齢・時期の異なる高座が意識的に配され、芸の円熟プロセスをうかがい知る楽しみがある。

 志ん朝は五代目古今亭志ん生の二男。正統派の古典落語を究め、名人の域に達した昭和の大看板。これから円熟期を迎えようとしていた63歳での早すぎる死が今でも惜しまれる。

 『志ん生全席落語事典−CD&DVD691』(保田武宏著、大和書房刊)は志ん生のCD、DVDなどを演目別、音源別に分類している便利な本だ。音源の異同が示してあるので、同じ音源のダブリ買いを防げる。膨大な数のCD、DVDがある志ん生ならではの本と言えるだろう。
 志ん生の長女、美濃部美津子さんが両親の暮らしぶりをつづったのが『志ん生の食卓』(アスペクト刊)。値の張る料理を取り澄まして食べる食通とは別物の、庶民的でいながら洒落(しゃれ)の利いた食卓を再現してくれる。著者には一家のエピソードをつづったエッセー集『おしまいの噺』(アスペクト刊)もある。

晩酌の酒は決まって日本酒の「菊正宗」。この頃の「菊正宗」には「特級酒」という特別なブランド感があったことを思い出させる話だ。特製ちらしずしにはアナゴと中トロを半々に乗せた。生前、最後に食べたのは、著者がこしらえた好物の親子丼だったそうだ。

 劇作家・宇野信夫の回想録『私の出会った落語家たち』(河出文庫刊)にも志ん生のありし日が語られている。自ら半生を語り尽した『びんぼう自慢』『なめくじ艦隊』(筑摩書房刊)もこの機に読み返したい。

 逸話の多い志ん生・志ん朝親子だ。立川談志がつづった『談志絶倒 昭和落語家伝』(大和書房刊)には志ん朝が晩年、志ん生襲名を持ちかけられた際、「ありがたいですが、とても継げる状態ではありません」と断ったいきさつが書かれている。写真家・田島謹之助が54〜55年に撮影した志ん生や三遊亭円生、師匠・柳家小さんら26人の写真をきっかけに、その落語家について語っているこの本は、談志というフィルターを通した昭和落語家列伝に仕上がっている。

日経



小米朝改め五代目桂米團治襲名披露公演

<10月>

4、5日 京都・南座▽6日 静岡・アクトシティ浜松▽7日 さいたま市民会館おおみや▽10日 愛知・扶桑文化会館▽11日 大阪・池田市民文化会館▽13日 高知県民文化ホール▽15日 東京・アミュー立川▽16日 神奈川・麻生市民館▽19日 東京・新橋演舞場▽20日 神奈川・関内ホール▽25日 島根県民会館▽27日 富山・新川文化ホール▽29日 広島県民文化センターふくやま▽30日  岡山市民会館▽31日 福岡・エルガーラ博多

<11月>

1日 静岡・沼津市民文化センター▽2日 兵庫・永楽館▽4日 名古屋・中日劇場▽8日 大阪・岸和田市立浪切ホール▽10日 石川県立音楽堂邦楽ホール▽12日 札幌・道新ホール▽15日 秋田・康楽館▽17日 広島・アステールプラザ▽19日 熊本市民会館▽22日 長野・北野文芸座▽24日 香川・金丸座▽26日 徳島県郷土文化会館▽27日 大阪・サンケイホール
歌舞伎の話題ですが

#55 の11月2日の永楽館。
柿落とし公演明日5月20日予約開始です。
http://www.city.toyooka.lg.jp/eirakukan/index03.html#ti


6月2日
So-net、「みんなのテレビ」社団法人落語協会と共同で、
「落語協会インターネット落語会」の動画配信を開始

「ちりとてちん」 古今亭 菊丸


「浮世床」 橘家 圓太郎


「お菊の皿」 五明樓 玉の輔

5月21日の上野鈴本演芸場より

http://www.so-net.ne.jp/minnanotv/rakugo/



大銀座落語祭が今年でファイナル
朝日新聞 2008年06月03日

 春風亭小朝(53)笑福亭鶴瓶(56)ら「六人の会」が中心となって毎年7月に開催してきた「大銀座落語祭」が今年でファイナルを迎えることが2日、分かった。04年に始まり年々観客も増え、昨年は5万人を数えた。しかし、5年一区切りに、東西交流という当初の目的を達成したこともあって終わることになった。

 最後となる今回は7月17日から21日までの5日間。「落語の明日」と副題をつけて若手を前面に出し、中央会館、よみうりホール、博品館劇場など11会場で、約400人が出演。過去最高の6万人動員を目指す。

 三遊亭円歌、桂歌丸、桂三枝など大御所に、コント赤信号のラサール石井、小宮孝泰、千原ジュニア、ますだおかだの増田が初めて落語に挑む。立川志の輔の英語落語、林家正蔵の手話落語など無料の会のほか、高橋英樹と時代劇好きの林家木久扇のチャンバラと落語の会があり、21日に志の輔・春風亭昇太の二人会でグランドフィナーレを迎える。問い合わせ050・5517・1815。
全文書き起こしサイト

http://kakiokoshi.hatenablog.com/archive/category/%E8%90%BD%E8%AA%9E

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