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詩をしたためませんか?コミュの「DAMND」

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管理人のDAMNDです。いろいろ面白い詩をしたためていきたいと思いますので皆さんどうぞ宜しくね!

コメント(16)

「ゼブラゾーン≒ユートピア」

平癒、または全く別のものとも言える
アイラヴューが泣くから君は二度と使うな

べっ甲色をしたパリのベーラム
その匂いに宇宙を感じたのさ

プライドでがちがちに固めたようなワガママな女がいい
気高く脆く、自分と重なるから

機械音とギターリフの奇妙な調和に鳥肌が立った
なるほど、俺はまだまだ知識不足というわけか

歴史に埋もれる気も一人の女を思う気もさらさらない
晴れた空を眺めるのが好きなんだ

消えろよ俗悪非道な空想家
同じと思われるのがすごく辛いんだよ
「かくれんぼ」

酔いしれる人も拒む人も
その上にある死を思えば
遊びにも等しいのだと気付くだろう

酔いしれる人も拒む人も
皆、孤独を嘆いている
いなくなる虚しさと
伝えるべきだった虚しさ

寂しい思いはしたくないと探す人
寂しい思いはしたくないと隠れる人
「若さと不器用さの連鎖」

打っても打っても
きっとあいつはひるまないだろう

倒しても
何度倒しても
必ず奴は立ち上がるだろう

「くそう、何が違うってんだよ」

ギラギラした目に睨まれて
怯えた僕はまた何度も
無意味に彼の頬を叩く
「白昼夢」

僕はときを操ることができるんだ
止めることも
早めることも
だって
最初からそんなものは存在しないもの

みんな過剰に知りたがるから
人々は創り出したんだ
輪転し続ける「兵器」を

それに振り回されてる人間をよそに
サバンナじゃ
ライオンはのん気にあくびをしているよ
「あなただって罪深い」

私は生きている
見下すことでにやりと生きている

あなたも生きている
蔑みの上でひそひそと生きている

誰だって生きている
架空の静かなヒエラルヒーに活きている

ふと、独りになると気がつく
「あぁ、私には何も無い」
「もっと欲張れよ」


お前なあ
もっと欲張れよ

満足の顔は死の直前までしちゃあいけない
あれもそれもこれも全部
あらゆる物質に対しネバネバと執着しろ

その様はもう変態だよ
親の死体に興味の目を向けるくらいに
もっともっと欲しい
もっともっと欲しい

湿気でべたつく夜はおれを異常にイライラさす
「鈴虫」

鳴き止まない鈴虫
こんな寒いのにまだ聴こえる
雄しか鳴かないって誰かが言ってた

鳴き止まない鈴虫
こんな寒いのにまだ聴こえる
秋はとっくに終わっちゃったよ

鳴き止まない鈴虫
こんな寒いのにまだ聴こえる
必死に我を嘆いているのか、、、


あぁ、木枯らしよ
こいつを殺してやれるほど
もっともっと吹いてくれ
「スプロール」

みるみるどんどん
離れてゆくのは

めきめきえんえん
僕たちだよ

水面に生じる波紋のように

ゆらゆらどんどん
どくどくえんえん
「decadence」

きれいな部屋の雰囲気には耐えられそうにないから

片付けはまた今度にしよう

心地いい具合のこの部屋で

今日は静かに眠りたいな
「サンデイ」

テレビゲームのエンディングを眺めて虚無感が僕の背中を舐めた

明日への気だるさが脳を蝕む

爪が伸びている事に気付いた

−僕のメタファーに意味は無い


灰皿にはたくさんの吸殻と灰が

夢を燃やしたたくさんの灰が

散らかる思考を掻い潜り、火を着けろと伝令を下す

−煙は一時の安堵をもたらす


あぁ僕はテレビゲームとこの煙で

生涯騙し騙し生きてゆくのかなぁ


あの頃気にも留めなかったキース・ジャレットの旋律が今、僕の脳裏を過ぎった
この詩の雰囲気、空気感がなんともいえんねーexclamation ×2
男なら味わった事ある瞬間を切り取ったようなこの詩は映像が頭に過ぎるわぁほっとした顔


きっとゲームは『クロックタワー3』やねグッド(上向き矢印)
ゲーム全クリしたらなんか寂しくなるからねぇほっとした顔
でもやっぱこうゆうネガティブな詩が俺は一番書きやすいわウッシッシ
「僕は幻影に溶けない」

ドピーカン
チュドン、チュドンと
ザックリ開いた傷口からエラン・ビタール噴き出し、踊る

溢れて零れた自業のカタストロフ
疾駆する馬、地割れに呑まれたった一人の僕を睨む

繰り返す想念
タイポロジーの詠唱、鳴り止まぬ阿弥陀の鐘
膨らむブラック・バルーン


記す
この指が虚像の尾を捉える限り、僕は幻影に溶けない
「革靴と朝」

ゴダールの世界がブラウン管から染み出し部屋全体を覆っている
そこに僕はいない
玄関先で革靴を色んな角度から眺めていた

孤独に苛むと人は決まって偽善者と化す
社会から自分を刳り貫き、ペーソスに酔う
守られた命に甘えて感情に踊る

あなたの言葉も
共に過ごした時間も
全ての事は虚偽幻像で
慟哭の果てに目覚めた朝こそが真実だった

革靴の鈍い艶が網膜を伝い、こんな僕を癒した


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