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Citizen Media [レアリゼ]コミュのインド有機農業レポート Vol.3

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 有機農業はサステイナブルか?という問いかけを前回のレポートでしたが、サステイナビリティ(持続可能性)には、ecological (環境)、economic (経済)、social (社会)の3つの領域がある(Mueller 1996)。

 環境面においては、有機農業の導入により、土壌有機物や微生物が増え、地下水や土壌汚染を防げるという研究結果も出ている。経済面では、化学肥料や農薬の購入の必要がない分コストが抑えられ、プレミアムプライスが付くというメリットもある。社会面では、農家の健康向上や社会的ネットワークの構築といったメリットがあげられる。では、何が有機農業への転換を妨げているのだろうか?

 インドの慣行農家へのインタビューによると、オーガニックは見た目が悪いので売れない、病害虫に対処できない、働き盛りの若者は出稼ぎに行っているので手間がかかる有機農業は難しい、有機資材が確保できない、という意見があった。多くの農家が口をそろえて言うのは、「mixed farming(半オーガニック)がインドに適した有機農業のカタチだ」ということであった。100%オーガニックは無理であり、必要に応じて少量の肥料や農薬を使うという。

 インドでは古くから有機農業が行われてきたが、緑の革命以降では、「多収性に焦点を当てて品種改良された作物は病害虫に弱く、農薬なしでは対処できない」、「消費者がきれいな野菜を求めるため見た目が悪い野菜が売れない」、といった問題を抱えている。

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http://www.realiser.org/report/lifestyle/article/index.php?id=308

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