やっぱ「石森章太郎」だよなコミュの石森章太郎さんの思い出

石森章太郎さんが亡くなってもう２０年近く経ったのが信じられないというより亡くなったことが信じられません。

１９７０年代に蔵前の玩具メーカーに企画デザイナーとして勤務していた頃、会社が提供する子供向け特撮番組の企画打ち合わせで何度も石森章太郎さんと席を同じくしたことがありました。

当時、石森プロの事務所が新宿にありそこにほど近いバーの奥まった常席で石森さんと非常な敏腕マネージャーと私と会社の上司と東映動画の担当者での企画会議で石森さんは数十秒で主人公達やメカを鉛筆でサラサラと描きそれを私が玩具化し易くインパクトのある形にデザインしたり題名や主人公達の名前を唸りながら考えたりしていました。

石森さんが時間が取れず私が全てデザインしたこともありましたがアイデアとデザインの早出しはその頃に身に付きました。

今でもブランデーを舐めながらだみ声で喋り（失礼）達者な線で絵を書きなぐる石森さんの姿が目に浮かぶのです。

コメント(2)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 09月20日 10:17

私にとってはいつまでも石ノ森じゃなくて石森章太郎です。石森さんとそれほど親密な関係だったとはううらやましい限りです。一緒にお酒をのんだこともあるのですか？

[2] mixiユーザー 09月20日 10:57

>>[1]

石森さんは上記のバーでブランデーを飲んでいましたが私はあくまで仕事で向かいあっていたのでジンジャーエール等しか飲めずとにかく忙しそうなのでで出来るだけ円滑に事が運ぶように気をつけていました。

キャラクターやメカのアイデア出しでその時世の中で流行のものに昔のアメリカのコミックを合体させたり語呂合わせでデザインしたりするイメージの拡大のさせ方がとても勉強になりました。

けっこう冗談も言うフランクな方でしたね