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山中貞雄コミュの講演「革命の慎みについて」in 京都

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この度、私が参加しているプロジェクトにおいて、
山中貞雄をキーパーソンにしたレクチャーを開催致します。
是非この機会に多くの方に知って頂きたく、お知らせをさせてください。

Graffiti Research Lab Kyoto 09/11/5-16(http://grlkyoto.net/)
革命の慎みについて by 廣瀬 純

1937年に28才の若さで戦病死した映画作家・山中貞雄が、今年、生誕100 周年を迎える。22才からの6年間、全26本の監督作品において、山中は何をしたのか。映画に“慎ましさ”というその本性を取り戻させようとしたのだ。少しでも油断すればすぐにでも“厚かましさ”のほうへと引き寄せられてしまいがちな映画を、あくまでもその偉大なる“慎ましさ”のもとに引き止まらせ続けようとしたのだ。そして山中は次のことを直観していた。すなわち、革命は慎み深き振舞いであり、慎みはつねに革命的である、と。GRLの試みもまた、レーザーやLEDの仄光を“慎ましさ”というその本性に従わせること、そして“厚かましさ”の執拗な回帰からさらりと身をかわす術を体得することに存しているのではないか。

創造行為を始動させる問いは、いかにして厚かましく目立つかということにはない。我々はつねにすでに厚かましく、破廉恥な存在なのだ。創造とは、たんなる “普通のもの”たちの慎ましき囁きのなかに、おのれの声をそれとしては同定不可能となるに至るまでまぎれ込ませることにある。山中が映画を撮った1930 年代も、GRLが光のグラフィティやタグを展開する今日も、世界が“厚かましさ”に覆い尽くされているという点において何ら変わりはない。どちらも“近代”という同じ時代に生きているのだ。だからこそおそらく両者は、70年の隔たりにもかかわらず、どちらも光という素材に固有の圧倒的な軽やかさのうちに慎み深き革命の条件を見出すことになるのだろう。


[日時] 11月11日 (水) 20:00〜22:00
[場所] GRL Kyoto Base
   anchovie cafe 3F
   京都市左京区田中西大久保町47-2
   叡山電鉄「元田中駅」下車スグ
   ※駐輪場はありません。徒歩、公共交通機関をご利用ください。
[料金] 1,000円
※事前に予約のメールをいただければ、来場者数がわかるので助かります。info(at)grlkyoto.net

more info → http://grlkyoto.net/

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