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馬野幹コミュのハテナの方の今日の日記がすばらしい

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コメント(12)

5月21日
朝少しはやめに起きて

オナニーをしていたが遅刻しそうだなと思って中断した

右翼が少し街宣にきた

一部の新聞、テレビなどで報道された模様

帰りに新宿駅西口で裁判員制度反対の署名を行っていた

彼らと右翼の間でパック酒を飲んだ

国民の85%が裁判員制度に反対しているのだという

人を裁きたくないのだと。

つまり、みんな自分のせこい利益が守られればそれでいいのだ

私たちは何もしていないのに!

と、通り魔に子供を刺された母親がテレピのニュースで言うけど

人類が何もしていないことは最悪のことなんだよ

なぜなら何もしないということは、

自分という存在と

人類の可能性を否定し続けるということだからだ。

そういうことを守り続けることを俺たちは常識と呼び

定期的に殺人事件が起きることも俺たちは知っている

君たちが自分たちの家族と生活だけを守ろうとする限り

誰かが飲酒運転で君の大事な人に突っ込むのは摂理だ

政治が世論の言うことをそのまま鵜呑みにするだけならば

政治家の意味も選挙の意味もない

だって全部国民投票で多数決で決めればいいじゃん

でもそしたらきっと国が成り立たない

正直言うけど

市民運動を展開する人たちはまじめな人たちが多いんだけれどセンスや感性が欠落しすぎている

でもそれは多分傷ついてもう困っちゃたんだろうね

政治家はビジョンと比喩を国民に伝えるべきだ

国民は1円でも自分の利益を守ろうとするセコいやつらだから

比喩が必要なんだよ

お前ら普段総理大臣の悪口ばっか言ってくるくせに

自分に決断権が来たとき逃げるなよ

と、新宿駅で女性のお尻を見ながら考えていた

帰って丸にちんこを見せたりまたに隠したりしたらゲラゲラ爆笑していた

えりこがつくってくれてた冷やし中華がおいしかったので15秒で食べおわりました
孤独とは
本当は独りではなく
ふたりのあいだに
常に存在する影。

光が闇から生まれるように
愛も孤独から生まれる

ぬくもりとは
その孤独が
幾重にも重なり合い生まれた
たましいの居場所

真の孤独の意味を知った者こそが
本当のあたたかさを持つ

冷酷のなかにこそ、
ぬくもりを見出し
引き出していくことこそが
わたしの使命。

諦めてはならない。

信じぬくこと。

そこからきっと

絆はうまれる。

わたしの胸には
明日の鼓動が
響いてならない。



                  (第三詩集・『絆』より)

                    あおい満月


あまり関係なかったかな(汗)
下手なことばですみません(_) 


ミクシーからですが

「ALL OF ME」
作曲:Gerald Marks 直感的和訳〔語呂無視〕:ミキ
http://www.youtube.com/watch?v=wFzxo-XI8As ルイ・アームストロングver
http://www.youtube.com/watch?v=ujdbwEHkv1I ビリー・ホリデーver


なんて目をしてるんだろう
まるで見たことがあるよ
吸い込まれてく
多分君もそう
手のひらの汗と汗がもう
どっちの汗なんだが分からなってきたね
いま僕は君の爪の硬質を感じてる


一言喋れば
黙ってしまう
僕らは考えすぎてる
僕らは何もかもについて
疑いをもって生きてきた
今まではね


さあ踊りの輪に加わろう
僕らはただ歩いてるか
止まってるかしてればいい
みんなそれぞれのおいたに夢中
それぞれの夜にそれぞれのカーテンが閉められるように


なんて目をしてるんだろう
どこまでも見たことがあって
常に新しい輝きを放つ
きみの瞳
きみのこと
疑わなくていいんだね?


僕は君にさわっていい!
時間が止まりそうになるくらい
スローモーションな僕の指先
僕はきみに触れることが許された
僕は勃起しているよ
僕はずっと泣いているだろう
ああなんて幸福なこと
きみこそすべて



 
「きみにお金をあげるよ」作詞作曲:馬野ミキ
http://www.myspace.com/ancientdragon-miki UP!


きみにお金をあげるよ
たくさんはメニー マネーや小さなメダルも
二人でお肉を買おうね
そんなにお腹は減ってはいないけれど


きみにお金をあげるよ
トランクに札束 世界中の優勝トロフィーも
二人で残高を見ようね
一、十、百、千、万、億、無限いっぱい眠くなるよ


クッキーアイスクリーム、ICEピック、ぶーぶーPIG、BIG FISH
偽り、つまり、光、みたい、キラリ、したい、きらい、こわいお化けなんかないさ
ポケットにピスケット 叩けば増える そう無限に広がる
チヨコレイト・グリコ・パイナツプル ジャンケンは全部あいこ


ロンリーボーイ ロンリーガール 出かけよう
ロンリーボーイ ロンリーガール 恋をしよう


-----------------
聴いてネ!
今日のミクシーの日記です
_________________

タペストリー

なぞはすべて解ける
だが振り出しに戻っているのが気に食わない
俺は宇宙が気に食わない
人間と宇宙の関係のあり方が気に食わない
宇宙ったって
何なんだ?
星が動いてるだけだろ
ほとんどは空間だ
たまに星がある
すごーいでかい空間に
すごいたまに星がある
それが宇宙だ
なんなんだよという感じだよな
その
彼らいわく広大な宇宙の
たった一つの惑星に俺は数年い続けている
不自由だが
水があるのだという
奇跡的なのだと
奇跡的なものからうまれたMMOのクエスト
バイトの休憩時間
ガス室
奇跡的なものからうまれた抜け出したい日々
運命共同体
誰と誰がだよ?
老人になって笑みを絶やさず世界を見つめられるだろうか
村の人々のことはわからない
村長と村の議会にに任せよう
なんてったって俺は宇宙にいらついている
宇宙は俺と勝負するだろうか
たぶんもう勝負しているだろう
そしてなかなかの名勝負じゃないか!






社会はなかなか厄介だ
俺と宇宙の間に存在し
靄がかっている
そして俺の神いわく
俺は社会で答えを出さなければならないのだという
靄のなかで。



俺の神は真面目なんだろう
俺が作ったので
俺に似ているのだ。




コンピュータゲームをしては
ああこれより面白いゲームが作れると思い
漫画を読んでは
ああ俺もアイディアが膨らんできたぞと思う
そのアイディアをブログに書いて
終わる





なんでそこで終わるんだろう。






表現という面において
たぶん俺は妄想家ではない
不適応者ではない
この自分が本当に地球に今生きているということは奇跡的だ




俺を支持したり
応援しようとしてくれる人が人間の中にいる
すごいよね
そんなこと あるとは思わなかった
そういうのは少し泣けるね。




昨日はいけ袋の焼き鳥やから
携帯のメモリに入っている人の60人くらいの人に電話をかけたり
メッセージを送った
メッセージというかまあメールだけど別にいいでしょ
メッセージでも
言葉や単語がね
真意より勝ることは一度もない



電車でげろが吐いてあって
ああ、こういうのを乗客みずから俺たちがそうじし始めることを
国民主権というのではないかと思いました。


いま電車にゲロがはいてあるとツイッターに書く
いま電車にゲロがはいてあるとmixiに書く
それがきもいので
俺はマイミクシーに呼びかけるわけです
ピクシーやハイエルフに呼びかけるわけです
この村を抜け出して一からやり直そうと
ドラゴンもいないし
悪もないし
大ボスもいない
すべてはスクウェアエニックスが作り出した幻想なんだよ


明日ミクシーをやめます
というコミュはきれいだ
管理人が無作為に選ばれ
仮に俺たちが現実世界のどこかで出会えたときに
本当にマイミク申請すればいいのだから




今日安全かみそりで指を切った
子どもがバスタブでわいわいやっていたので落ち着かなかった
血はきれいだった
ひげは途中までしかそれなかった
ミクシーからです

ボブマリーのウーマンノークライの訳

________________



『No women No cry』



もう説明するのに飽きたよ
弁明するのに飽きたね
こんなに なにも隠していないのに
疑われるのはおしまいだよ べいびー 泣かないで


そう


もうコンテンツはおしまい
たねをまく時間だよ
早起きして
きみは何年ぶりにはだしで土を踏むだろう
おれもみみずに逃げ惑う



東京は終わりました
パリは終わりました
アムステルダムは終わりました
カルカッタは終わりました


上海は終わりました
ニューデリーは終わりました
ベルリンは終わりました
オタワは終わりました


ニューヨークは終わりました
インディアナポリスは終わりました
ラスベガスは終わりました
バルセロナは終わりました


アテネは終わりました
マサチューセッツは終わりました
エルサレムは終わりました
メキシコシティーは終わりました


アフガンは終わりました
チベットは終わりました
終わりました
終わりました
終わりました




終わるんだよ?




そう




すべて終わる




なにもなかった頃のように


すべてがはじまる


傷ついた体で
血だらけじゃないか
めにみえない血がこびりついた
俺たちは負傷戦士のようだ



なみだを
生きる歓びに
変化したがってる




なみだを
生きる歓びに
変化したがってる



なみだを
生きる歓びに
変化したがってる



なみだを
生きる歓びに
変化したがってる




べいびー 泣かないで
はじめに- 寺西さんについては2008年12月号「詩と思想」誌上で
「寺西幹仁と『詩学』が私に遺したもの」というテーマで
古溝君、クロラ君と座談会という形式で発表させていただいた。
今回、m.qyi君から原稿の依頼を受け、あっさりこの話を受けた。
別に隠すことは何も無いし、もっと個人的なことについて書いてみたいということもあったのかも知れない。私情も混じるとは思うが、なるべく起こった事実にいて書き連ねていければなと思う。
まず、寺西さんを知らない人のために寺西さんの説明。
かつて存在した「詩学」という詩の商業誌の編集長、社長。
つまり詩学という詩の雑誌は、数年前まで紀伊国屋なんかで月刊の雑誌として売っていました。新宿の紀伊国屋では俺がおぼえてる限り毎月4冊入っていたかな。
詩学は、公称3000部発行。公称だから、まあ近頃の出版不況も重ねて実際に毎月どのくらいの部数を発刊していたのかということは読者の想像にお任せする。
そういう詩の雑誌の、(日本でもっとも伝統ののある詩の雑誌でかつては岡本太郎の執筆などもあった)最後の社長であり、編集長であり、
詩の世界での実績において、2ちゃんねるでの書き込みと2ちゃんねるでの朗読会の幹事
(2ちゃんねるの「詩・ポエム板」という詩専門の掲示板)しかない俺に
コラムを1年、詩の連載を1年任せてしまう熱い男、
それが寺西さんです。俺にとってのね。
「寺西さんとおれ」
焼きパ、といってこれはうちの家族でやる
なんでも焼くパーティーの略なんだけど
この焼きパで使用するホットプレートは寺西さんのものです。
婚姻届に必要な二人の証人のうちの一人に
寺西さんになってもらった
新宿は思い出横丁の飲み屋で
そん時俺はいつもの衝動的な情熱でパリに行きたいということを語っていた
寺西さんと会うのはそれが数年ぶりで
寺西さんは俺の話にうなづいていたが
もう疲れている感じがした
はじめて会ったのは、高円寺のライブハウスでやった
2ちゃんねる、詩・ポエム板発の2回目の朗読会に寺西さんがやってきてくれた時。
菊花ちゃんに「あの人、詩学の人だよ」と教わって挨拶に行った。
2ちゃんねる発の朗読会は三回目に、
東京、仙台、大阪と三都市で同日に開催し
これが詩学の巻頭として取り上げられた
なおかつ寺西さんの紹介で読売ウィークリーという一般誌に
東京の朗読会の写真と記事が掲載された。
これは同時に、ある種排他的でもある2ちゃんねるの世界に
俺がいずらくなるということでもあったし
俺のコラムは一部の詩学読者から不評であり
それは数人の定期購読者を失うというかたちにあらわれた。
のちのち寺西さんは、それを「計算していたこと」だと言った。
田舎がお互いに鳥取だということもあったし
二人とも酒飲みだったし
二人とも安易に酒で乱れた
おれ:「鳥取砂丘で朗読会しましょうよ!」
寺西さん:「やりましょう!」
酒の勢いからはじまったことでも実現させた
東京を中心に全国から約30数名が集まり、真夜中の鳥取砂丘で詩の朗読をし
地元NHKや新聞の取材もきた
寺西さんはこの夜、間違えて女湯に入り
俺は女性スタッフから抗議を受けた
このイベントで俺はかなりの自腹を切った。
詩学に連載する報酬は俺がコラムを連載していた当時、詩学3冊だった
俺はこれについて寺西さんに
だから詩の世界は身内的でだめなんだ 金銭にすべきだといい
一時期、報酬が3000円になった
それから1000円になり
最終的には詩学1冊になった。
俺はもっと写真を載せるべきだといい
それから多少写真が増えた。
酒を飲んで互いに話していると
寺西さんの瞳孔が開く瞬間があって
その時が好きだった
そういう時、寺西さんは全面的に他者を信頼する
全面的な信頼を得るということは俺にとって、力となった
最終的に詩学は
社員、バイトを解雇をし
寺西さん一人でまわしていた
給料を払えないという問題があったのだろう
「夜の鳥取砂丘の中心で詩を叫ぶ」以降、寺西さんとはあまり会っていなかった
寺西さんには、日本以外のアジアの詩人などを紹介したいというビジョンがあったし
俺には本当は音楽をしたいという別の夢があった
俺が調子にのっていたとき
寺西さんに「幹さんだって空は飛べないということをみんなに知ってもらわなくちゃだめですよ」と言われたことがあった
その時俺は無論、調子にのっていたので寺西さんの言っていることにあまり耳を傾けなかった
ある時寺西さんに
「何でもかんでも周りを信用しない方がいいですよ」
とメールを送ったことがあった
寺西さんから「それは幹さんのことではないですか?」と返事が来た
詩学の自主倒産が決まり
Canopus(かの寿星)さんが、現代詩フォーラムで(日本でもっとも投稿数の多い詩のサイト http://po-m.com/forum/)で、
日本の伝統ある商業詩誌と寺西さんの危機を訴え
「鳥取に帰ってハローワークでも通いますわ」と笑っていた寺西さんを
見送る会を、寺西さんとはじめて出会った高円寺のライブハウスで企画した
関西から駆けつけてくれるような人もいたが
俺が思っていたより人はこなかった
そんで、寺西さんもこなかった
翌々日、俺は死者の声に耐えきれず
嫁さんに1000円の交通費を借り湯島に向かった
電話をしてもドアをノックしてもなにもない
管理人さんに鍵を開けてもらい部屋に入った
一室、扉が閉まっている部屋があり
扉の隙間から何かが漏れているようだった
扉を開けると寺西さんが死んでいて
居間のテーブルには俺と一緒に飲んだパック酒がそのまま置いてありました。
寺西さんの部屋を片付けるとき
俺はユニットバスの掃除をした
排水口にからまったチン毛や
意味の分からない固まったカスをなるべく次住む人に影響ないように掃除した
詩学では毎年春に花見があって
俺もコラムを書き始めた年に寺西さんに誘われて
クックドゥで作ったおかずを持っていったんだけど
社会に誘われたようで うれしかった。
ハローワークでgoogleの社員か画家を希望し
イラストの仕事なら あるかも知れないと言われ
え、本当にあるのかよ と思い
別室に案内されそうになったので
便所に行くと言って 逃げ出し
慌てて 階段から落ちないように、冷静さを装い
その時木目の手すりに 数字が見えた
ナンバー
ナンバーと頭のなかで繰り返しながら 通りに出た



ナンバーズやロト6を 本気で予想できると信じている人たちがいて
出目だとか 前回の数字からの引継ぎであるとか 関連性であるとか 
大丈夫なんだろうか?
マンホールに刻まれた模様を見ている
マンホールのふたは いくらで売れるのか?
マンホールの中央にKと書かれている
Kとは何か?
ハーゲンダッツを食べるニューファミリー
ダブルとかを食べて かわいい子どもたち
色とりどりの不思議の国に住む いたずら好きの妖精たち
それから君たちは空へ
めずらしい鳥を 眺めているうちに マンホールの上に 溶けだしたアイスクリームが落とされる
あの遮断機が降りる前に 俺は走りだすだろう




横断歩道はどの部分を踏んで歩いても良い。
歩道橋の上から
テールランプが連鎖していくのを眺めていると
そのずっと向こうにガスタンクがあり どでかい 球体。
あれは、東京ガスの権威の象徴ではない
現代において、巨大建築物とは権力者の墓であったりはしない
でも あの球体の中で 誰かが、一人静かに 自殺しているかも知れない。
夕暮れ-
マンホールのKの文字を確かめに行く
もうアイスクリームはどこにもない。
パパやママは あの鳥について、説明が出来ただろうか。

漫画喫茶で
ゲームのスクリーンショットを撮る
その性的な部分をすべて切り取りゴミ箱に入れる
ディスククリーンナップを行い、デフラグをかけ 料金を支払う。
コーヒーと煙草のコンビは口臭の原因になりやすいらしいので
誰も見られていない時、1日1分くらい太陽に舌をあてる
高架下の物置は
雨漏りの対策、酸素吸入孔の設置 と
確実に住処としてレベルアップを続けているが 真夏や真冬は無理だろうな
エメラルドグリーンの金網
エメラルドグリーンは好き
水たまりをはじく
その後にアメンボが天から落ちてくる
電線を伝う、ピエロ、ピエロ、ピエロの群れ
平衡感覚を保て!



てのひらの汗は
乾いた瞬間に 手垢になるので
それを急いでこすって 清潔に保っておく
月と 蛾
月は ほんとうにライトみたいだ ライトそのものだ
最高のオンラインロールプレイングゲームのアイディアを練る
ただ練るだけ。異様な集中力で。
それから たぶんすべて忘れる
曲がり角を 知らない方へ 見たことがないほうへと歩く
どんな建物でも、住んだことがあるような気がしてくる
思いでと、白黒写真に映る自分がよみがえる
いったい、何からよみがえるんだろう?
電信柱の根元に 赤いスプレーで×と書いてある。




小山に沿って
区民の散歩道と書かれている
ライターをポケットのなかで なるべく高速で回転させるようにしながら
でも4回目に指からライターをすべらせないと不吉、というようなルールを作りながら
人気のないみちを歩く
ふと目に止まった
オートロックのかかっていないマンションに入り
エレベーターで屋上に昇る
月と 俺の知っている街がみえる
階下から家族の笑い声が聞こえる
このまえ財布を落としたときにTASPOも落としちゃったからな
コンビニに行こう
あそこにある。






児童館横の滑り台に寝転び煙草を吸う
坂を昇ってくる車のヘッドライトが夜空を一瞬照らす時間を見逃さまいとする
耳の穴をふさげば 静かになる
目をつぶれば 暗くなる
自転車で通り過ぎる女学生
彼女も俺と平等だろうか
さあ、おうちに帰ろう
おうちに帰ろう、と頭で反復する
女学生の太もも3cm四方を脳内の顕微鏡で拡大する
いま視界を横切ったものは蝙蝠か




毎日抜ける髪の毛に
発信装置をつけ
三日後、一週間後、一年後
髪の毛はどのあたりまで散らばることが出来るか
という研究はまだ実験されていないのだろうか
多分ヨーロッパあたりで八年後とかにやるのではないか
靄の中で老婆がごみを出している
俺は老婆を見つめる
俺の視線に気づいた老婆は俺に会釈をする
俺も会釈をする
坂の下で
夜間土木工事のガードマンにどこを迂回すれば向こうに行けるか質問する
発電機のモーター音と
投光器の灯に照らされた汗だくの男たち


団地の明かりのついているところには 人が住んでいる
見知らぬデザインのタクシーから 上下線不通というラジオの声が聞こえた
めずらしいデザイン 個人タクシーだろうか
ポロアパートの開けっ放しの玄関から出てくる猫
年老いた元過激派に飼われているのか
ひったくり多発地区 
パトロール重点地域
知らない人についていってはダメ
すべての選挙ポスターの目には画鋲が刺さっている




畑に囲まれた十字路の真ん中で静止する





国道沿いの 家電量販店の駐車場で過ごす
ネピア、スコッティ、セレナーデ、スコッティ、クリネックス
ちり紙はすべて女の名前
トラックのサイドミラーで髪をセットしていたら
中で誰かが寝ていた
なんて恐ろしいこと!






信号で動かない
青、赤、青、赤
その間盲人用の点字ブロックを土踏まずで押す
ふと国道を目をつむって横切る人
五感をすまし、度胸を試しているというのか!
無事たどり着き彼は安堵の表情である




時計はなく
手相をみる
向かいの建築現場の屋上の 
ブルーシートが揺れている




深夜営業のスーパーに入り、出て行く




高架を走る終電車の なかに入っている人を見逃さないようにする
誰か知っている人はいないかな?






浮浪者が荷車に積まれている
人も荷も、同じ色をしている







パトカーとすれ違う時は帽子を脱ぎ
私は善良です、ということをアピールしているという知人を思い出し笑えた
俺ならば前方2、300メートル上空を見つめて ただまっすぐ歩くだけだ
路地から国道に流れ出す最後の車を確認し
エメラルドグリーンの金網を飛び越え
最上部で結ばれた有刺鉄線はすべてハートのかたち
さあ暗がり
さあ我が家
俺は暗がりの我が家で座ろう
座ってればいつかいいことはある
丸まって静かにしていればいつか何かが起こる
俺は安全だ
安全神話だろう
始発電車に起こされるまで静かにしているんだ-




---------------
長編詩というより小説の原案。

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