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後期ロココ 1770-1780コミュのAlbum de “Galerie des modes et costumes français”

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Galerie des modes et costumes françaisのアルバム

18世紀後期の流行に関する文献や書籍に必ず取り上げられるのが、この著名な服飾版画集“Galerie des modes et costumes français”です。この版画集の出版は共に1739年生まれのジャック・エノーJacques Esnaultとミシェル・ラピィイMichel Rapillyによって1778年頃から開始されたといわれています。通常1つのポートフォリオに6枚の銅版画が入れらたものが各回発行されたようで、最終的に70を超すシリーズが刊行されました。この版画集のオリジナルはその知名度に対して現存数が非常に少なく貴重なもののひとつといわれ、モード版画史上にその名を残しています。またこの版画集はその希少性故に全体数の把握がされておらず、実際にどれ程の版画が最終的に発行されたかは全く判っておりませんが、凡そ400を超える版画が世に出されたと考えられています。1779年には最初の16シリーズ、96枚の版画版がまとめて発行され、その外題には“Galerie/des modes et costumes français/dessiné d'après nature,/Gravés par le plus Célèbres Artistes en ce genre,/et colorés avec olus grand soin par Madame Le Beau./Ouvrage commencé en l'année 1778./A Paris,/chez les Srs. Esnauts et Rapilly, rue St. Jacques,/à la ville de Coutances./Avec Priv. du Roi”(ありのままに描かれ著名な版画家によって再現された、ル・ボー夫人の素晴らしい監修による手彩色のフランスの服飾と流行のギャラリー。作品は国王の庇護の下、クータンスのサン・ジャック通りのエノー、ラピィイ両氏がパリにおいて1778年から刊行された) と書かれていました。

これらの版画の原画を描いた画家達は王家の御用達で衣装調整を担当したP・Nサラザン氏の製作したものや、流行の装飾で飾られた室内や街中の人気のあった場所で実際に観察して描いたといわれ、これらの画家にはデレ(Claude Louis Dearais)、ルクレール(Pierre Tomas Leclerc)、フランソワ・ワトー(François Louis Joseph Watteau)、サン・トーバン(Augustin de Saint-Aubin)がいました。また版画家にはデュパン父子(Nicolas Dupin,Jean-Pierre Julien Dupin)、ル・ボー(Pierre Adrien Le Beau)、パタ(Jean-Baptiste Patas)、ヴォワサール(Etienne Claude Voysard)、バコワ(Pierre Charles Bacquoy)や、ル・ロワ(Le Roy)、ペリシエ(Pelissier)、ル・バ(Le Bas)、ジャニネ(Janinet)などの名前も見えます。

この版画集は一般によく知られていたので、複製が幾度も製作されたようでオリジナルとは異なる版が多数存在しているのですが、19世紀から20世紀にかけてパリでエミール・レヴィ(Emile Lévy)によって刊行されたシリーズは、オリジナルの銅版を用いたものではありませんが、それらを忠実に復刻し18世紀当時の手彩色を再現したものと評価されています。1911年から1914年にかけて出版されたシリーズでは髪型や帽子の流行を描いたオリジナルの36枚を抜いた325枚の版画がまとめられました。ニューヨークのメトロポリタン美術館のファッション・インスティテュートに所蔵されているこの1911年-1914年シリーズのコンプリートから同館のキュレーター、ステラ・ブラム(Stella Blum)によって抜粋、監修された64枚がDover社から出版されています。

EIGHTEENTH-CENTURY FRENCH FASHION PLATES IN FULL COLOR 64 Engravings from the“Galerie des modes”,1778-1787 ISBN 0-486-24331-1

コメント(3)

Galerie des modes et costumes françaisのアルバム
凄いですね〜..、言葉が出ません。当時のオリジナル版をお持ちなのですか!?

私なんかDoverのこの程度の画集しか持っていません。お恥かしいあせあせ(飛び散る汗)

上段右のメディチ・カラーのドレスは重厚で良いですね。夜会向けでしょうか?
全て1770年代の18世紀のオリジナルです。

このシリーズの版画には下部に服装の説明が記されているのですが、このドレスの説明には

“ルイ16世治下の宮廷衣装、1774年、1775年と1776年に王妃の夜会で使用された、芝居『イヴリーの戦い』でのルノンクール侯爵夫人役の為に王家の衣装商P・Nサラザンによってリヨンで作製された”

と書かれていますので、恐らく夜会で演じられた芝居の為のものだったと思われます。

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