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こころとサイエンスコミュの[AIDMAの法則] 行動したければ心のスイッチを入れよ

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[AIDMAの法則] 行動したければ心のスイッチを入れよ
朝日新聞2010年6月5日、勝間和代の人生を変える『法則』より

今回は、私たちが何かを知ってから、行動を起こすまでの段階を五つに細かく分けた法則を紹介します。
「AIDMA(アイドマ)」と呼ばれるこの法則は、1920年代に米国のサミュエル・ホールが消費者の心理プロセスとして提唱したものです。
マーケティングや広告に携わっている方にはなじみ深いと思いますが、ふだん私たちがなにか行動を変えたいと思うときにも応用できる法則です。
私たちが新しいことを知ってから、実際に行動に移るまでのプロセスには、五つの段階があると考えられています。そして、それぞれの頭文字をとって、AIDMAと呼ばれています。
(1)Attention(注意) 
(2)Interest(関心) 
(3)Desire(欲求)
(4)Memory(記憶)
(5)Action(行動)

私たちが何かを学んで行動を起こす場合、まずそれが自分にとって意味があることを知り、納得したうえで行動に至るわけです。したがって、私たちが「わかっている(知っている)けれども行動できない」というときは、実はよくわかっていないか、知っていても行動に至るまでの欲求、つまり心のスイッチが入っていないのです。
この法則を知ると、行動できるときと、できないときの違いは、どれだけ対象に関心を持ち、心のスイッチが入るかにかかっていることがわかります。
なかなか禁煙ができなかった人が、わが子が生まれると急にできるようになるのも、これまで自分の健康にしか関心がなかったのが、子どもの健康や将来についても注意し、関心を持つようになったからです。
私たちがなにか行動を変えたいと思ったとき、興味の範囲を広げることが一番、手っとり早いのです。
私はこの一連のプロセスを「心の中の行動の扉をあげる過程」と考えています。
最近はインターネットなどの発達により、AIDMAに時間差がなくなり、その場で行動に直結するようになりました。だからこそ、行動できる人とできあい人の差もだんだん広がっていく恐れがあります。
行動できる人になるため、ぜひこのAIDMAを、自分に対してや他人の説得にも生かすことをお勧めします。
出典:Samuel R. Hall ”Retail Advertising and Selling ” (「小売りにおける宣伝と販売」)

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