生まれたときからダニを避け、オメガ3脂肪酸をたくさん摂るようにしてもハイリスクの子どもが喘息や湿疹、アトピーになることを予防できない。 シドニーで喘息の家族歴のある600人の新生児を5才まで追跡した結果。ダニを避ける方法としては物理的・化学的方法を用い、子どものベッドのアレルゲンレベルは下がった。食事介入にはオメガ3脂肪酸を増やしオメガ6脂肪酸を減らすように指導し血中脂肪酸組成には影響があった。しかしいずれも喘息・喘鳴・湿疹・アトピーに影響はなかった。 Journal of Allergy and Clinical Immunologyの2006年7月号に発表された論文。