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こころとサイエンスコミュの学者が「肥満の流行」の背景を明らかにする、他

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■学者が「肥満の流行」の背景を明らかにする
Scholar uncovers the story behind the 'obesity epidemic'
15-Nov-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-11/uoc-sut111505.php
シカゴ大学政治科学助教授Eric Oliverが出版した本「Fat Politics; the Real Story behind America's Obesity Epidemic」で、「肥満の流行」の背景がダイエット関連産業と公衆衛生当局にあると指摘している。病気と関連があるのは体重そのものではなくて体脂肪だとし、多くのアメリカ人が狂気のダイエット法や危険な薬物、胃のバイパス手術などの健康リスクに曝されているとしている。胃のバイパス手術は毎年1000人以上の死亡をもたらし、さらに体重減少にはあまり効果がない。
アマゾンで売ってる 2955円
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0195169360/249-3513614-8505966 

EurekAlertより
■医師と患者は代替医療の使用について話し合うべきである
Doctors and patients should discuss use of alternative medicines
15-Nov-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-11/aha-dap110705.php
代替医療の使用が増加するに従い、医師は患者にそのリスクについて説明する必要性が高まっている。
アメリカ心臓学会で報告された。
308人の心疾患患者を調査したところ45%が補完・代替医療(CAM)を使用していた。主なものはハーブ、ビタミン、ミネラルであった。患者のCAM使用に気がついていたのは心臓専門医の56%、ファミリードクターの75%であった。どのようなCAMを使用しているか患者に質問していたのは専門医の8%、ファミリードクターの13%であった。患者のCAMについての情報源はニュースや友人からが半分以上であった。
例えばある種のハーブ製品は心疾患治療薬と相互作用する。
・処方薬を使用している心疾患患者にホーソーンベリーHawthorne berriesは危険である
・甘草を含むものは高血圧に影響する
・セントジョーンズワートはジゴキシンやワルファリンなどの薬物の量に影響する 

■カロリー制限と加齢をつなぐ経路を発見
Researchers find pathways linking caloric restriction to aging process
17-Nov-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-11/uow-rfp111705.php
Science 11月18日号に発表された論文。
マウスなどではカロリー制限が寿命を延長することが知られている。研究者らは酵母で栄養と加齢をつなぐ遺伝的経路を発見した。
Tor1と Sch9は酵母の寿命に関連する遺伝子で栄養取り込みと関連するシグナル伝達分子である。これらの経路はほ乳類でも相同の経路がある
 
■世界中のガンの死亡の1/3以上は9つの制御できる原因による
Over one third of cancer deaths worldwide are caused by nine modifiable risk factors
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-11/l-oot111605.php
今週号のThe Lancetに発表された論文によれば、2001年の世界中でのガン死亡 700万人のうち243万人は9つの変えられるリスク要因による。
それらリスク要因は、過体重及び肥満・果物や野菜の摂取量の少なさ・運動・喫煙・アルコール・危険なセックス・大気汚染・家庭用石炭の使用による室内空気の汚染・医療での汚染された注射である。
低−中程度の収入の国々での特に大きなリスク要因は喫煙・飲酒・果物や野菜の摂取量不足である。高収入の国では喫煙・飲酒・過体重と肥満が大きい。
Causes of cancer in the world: comparative risk assessment of nine behavioural and environmental risk factors
The Lancet 2005; 366:1784-1793

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