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こころとサイエンスコミュの英国サラダ生産者のMAPと塩素使用に関するコメント、他

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新鮮野菜サラダ生産者集団のプレスリリース
■英国サラダ生産者のMAPと塩素使用に関するコメント
UK Salad Producers Comment on Use of MAP and Chlorine
26 July 2005
http://www.prnewswire.co.uk/cgi/news/release?id=150777
英国の主要スーパーマーケットに、洗った野菜やすぐ食べられるサラダパックを供給している業者の団体が、MAP(気体充填パック)と塩素の使用についてコメントする。
MAPや塩素の使用が野菜の栄養価を変えたり消費者に野菜を実際より新鮮に見せたりするというような批判があるが、それは間違いである。
野菜は収穫後も呼吸を続け、その結果として劣化していく。劣化により栄養価や見た目は変わる。注意深く取り扱ったり包装したりすることで劣化を遅くし新鮮さをできるだけ保つことが可能である。
MAPは呼吸を遅くするために使用され、サラダパックの約20%でこの技術が使われている。通常酸素濃度を下げてあり、安全である。昨年発表されたイタリアの研究では、MAPで4日経った野菜と採れたて新鮮丸ごとレタスの栄養価を比較してMAPのせいで栄養価が落ちたとしているが、新鮮な野菜にビタミンが多いのは当然である。
また洗浄工程で塩素を使っていることが問題となっている。
普通サラダ材料の野菜は自然の畑で栽培されるため、洗浄が必須である。食べるための安全性を確保するために塩素処理は有効で安全な方法である。塩素処理の懸念は塩素化により生じる副産物についての懸念であるため、事業者は副産物同定試験を計画している。
調理済みサラダは毎日たくさんの野菜や果物を食べるためにも便利なものである。

EurekAlertより
■出生前の飢餓が統合失調症リスクを増加させる
Prenatal exposure to famine increases risk of schizophrenia
2-Aug-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-08/jaaj-pet072805.php
JAMAの8月3日号に発表された論文によれば中国の飢饉の際に産まれた人々は統合失調症リスクが高い。
統合失調症は世界中で生涯リスク約1%のよくある重い精神疾患である。
これまでの研究ではオランダの1944-45年の食糧不足の際に妊娠中だった子どもの統合失調症リスクが2倍であるという報告があった。しかしこの研究では症例が少なかった。
この報告は1959-61年の中国安徽省蕪湖でのデータである。飢饉の始まる前の1959年に産まれたヒトの生涯統合失調症発症リスクは0.84%だったが1960年には2.15%、1961年には1.81%であった。
JAMA. 2005; 294:557・62
JAMA. 2005; 294:621・23 

EurekAlert(http://www.eurekalert.org/index.php)より
■多くの体型を気にする十代はサプリメントを使っている
Many body-conscious teens use supplements to improve physique
1-Aug-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-08/chb-mbt072705.php
1万人以上の全国の青年の調査の結果がPediatricsの8月号に発表された。
少女の8%、少年の12%が見た目を良くしたり筋肉をつけるために過去一年の間にホルモン剤やサプリメントを使ったことがある。少年の5%近く、少女の2%がそうした製品を少なくとも週に1回以上使用している。両性の30%がもっと引き締まった筋肉が欲しいと頻繁に考えており、そう思っている人はそうでない人よりサプリメントを頻繁に飲む。またサプリメント使用者はそうでない人よりメディアに深く影響されやすい。
最も良く使われている製品はプロテインで、その他男の子で多いのはクレアチン、アミノ酸、アミノ酸代謝物HMB、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、成長ホルモン、蛋白同化ステロイドである。
こうした製品はインターネットで売られていたり、雑紙の広告に掲載されたりしている。プロテインは多分比較的安全であるが、ステロイドには副作用がある。
青年期医学者はこうした製品は全く使わないのがベストであると考えている。

■多くの退院患者が診断や投与されている薬、副作用について知らない
Many discharged patients do not know diagnoses, medications, side effects
1-Aug-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-08/mc-mdp080105.php
Mayo Clinic Proceedingsの2005年8月号の報告によれば、1999年の7月から10月の43人の患者について調べたところ、患者の半分以上が自分の飲んでいる薬の名前やその目的、副作用などについて知らない。著者らは患者のアフターケア向上のために、コンプライアンスの重要性を小学校から教えることなどの11の提案を行っている。

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