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こころとサイエンスコミュの鍼治療関連の論文記事(2004年〜)

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(2004年〜の鍼治療関係の論文及び記事をまとめてみました。ちょっと長くなり、コメント欄にまで続きます。最新の記事が上でコメント欄に行くほど日付が古くなります)

■アレルギー、喘息、免疫疾患の異端診断や治療
Ascia
オーストラリア臨床免疫アレルギー学会
Unorthodox Techniques for the Diagnosis and Treatment of Allergy,
Asthma and Immune Disorders
Revised Version - November 2007
http://www.allergy.org.au/pospapers/unorthodox.htm
2004年発表されたものの更新
アレルギーや免疫疾患の診断や治療法として信用できないものを列挙している。
・不適切な検査法 として
毛髪検査やダウジングなど
・通常検査法の不適切な使用
アレルゲン特異的IgE(RAST)など
・通常治療法の不適切な使用
除去食
・異端治療法
ホメオパシー、鍼、リフレクソロジー、飲尿など
を挙げている。 

■[論文]鍼が「腰痛に効果的」
英国NLHのThe Headlineより
Acupuncture "effective therapy for back pain"
26 Sep 2007
http://www.library.nhs.uk/rss/newsAndRssArticle.aspx?uri=http%3a%2f%2fwww.library.nhs.uk%2fresources%2f%3fid%3d269461
2007年9月25日に鍼及び偽鍼(ツボに関係なく針を刺す)が通常の腰痛治療より有効であるという報道を4紙が行った。4紙の報道内容は概ね正確であった。
この試験はドイツでレーゲンスブルク大学のMichael Haake博士らが行ったもので、ドイツの340の病院に通う患者を対象にした。18才以上で6ヶ月以上の慢性腰痛で痛みの強度スコアがグレード1以上の人を対象にし、過去に鍼治療の経験がある人などは対象外とした。
患者は本物の鍼治療(ツボに14-20本の針を5-40mmの深さで刺す)(387人)、偽鍼(ツボでないところに表面的に針を刺す)(387人)、ドイツガイドラインに沿った通常治療(投薬と理学療法と運動の組み合わせ)(387人)に無作為に振り分けた。介入群への治療は週に2回、30分で合計10回で、10回治療して痛みが減った患者にはさらに5回治療した。患者は鍼治療が本物か偽物かは知らない。
6週、3ヶ月、6ヶ月時点で評価し、一次評価項目は6ヶ月時点での効果である。
6ヶ月の時点で、鍼治療群で47.6%、偽鍼治療群で44.2%、通常治療群で27.4%が腰痛の改善を報告した。鍼と偽鍼の間に有意差はない。
German Acupuncture Trials (GERAC) for Chronic Low Back Pain
Michael Haake et al.
Arch Intern Med. 2007;167:1892-1898.
(偽鍼のほうがいいかも。でも鍼だと信じてるから効くのかな?「痛み」は難しい) 

■[論文]米国内科学会と疼痛学会が腰痛治療の包括的ガイドラインを発表
ACP and APS issue comprehensive guidelines for treating low-back pain
1-Oct-2007
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2007-10/acop-aaa092607.php
腰痛患者の85%は非特異的腰痛で、特に治療しなくても一ヶ月の間に改善する。
一般開業医向け腰痛診断治療ガイドライン
・腰痛の診断と治療
Diagnosis and Treatment of Low Back Pain: A Joint Clinical Practice Guideline from the American College of Physicians and the American Pain Society
2 October 2007 | Volume 147 Issue 7 | Pages 478-491
http://www.annals.org/cgi/content/full/147/7/478
腰痛を訴える患者が来たらまず3つのカテゴリーのどれに相当するかを分類する。脊髄などに原因のない非特異的腰痛については画像診断などの検査はルーチンで行わないこと。検査が必要なのは重症である場合、進行性である場合など重大な疾患が疑われる場合、など
・薬物治療
Medications for Acute and Chronic Low Back Pain: A Review of the Evidence for an American Pain Society/American College of Physicians Clinical Practice Guideline
2 October 2007 | Volume 147 Issue 7 | Pages 505-514
http://www.annals.org/cgi/content/full/147/7/505
NSAIDやアセトアミノフェンなどの短期の有効性は示されているが、どの薬物が最も良いかは一概には言えない。
・非薬物治療
Nonpharmacologic Therapies for Acute and Chronic Low Back Pain: A Review of the Evidence for an American Pain Society/American College of Physicians Clinical Practice Guideline
2 October 2007 | Volume 147 Issue 7 | Pages 492-504
http://www.annals.org/cgi/content/full/147/7/492
マッサージや鍼やヨガや心理療法、理学療法などいろいろな方法についてレビューし、急性期には暖めること、慢性期には何でも同じようなものなので介入が少ないものをコストや利便性を考えて選べばいいという結論。
(腰痛持ちの人が多いので紹介してみた。結局痛みを上手にやり過ごすしかなさそう。) 

コメント(4)


■[論文]コクランライブラリー2007 Issue3
不眠症に鍼
Acupuncture for insomnia
DKL Cheuk et al.
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD005472/frame.html
無作為化試験の数も少なく実験の質も低いため不眠に鍼治療は支持できない。

喉の痛みに漢方薬
Chinese medicinal herbs for sore throat
Y Shi et al.
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD004877/frame.html
喉の痛みに漢方薬が効くかどうかは疑わしい

出産後の女性の体重減少には食事制限か運動か、あるいは両方か
Diet or exercise, or both, for weight reduction in women after childbirth
AR Amorim et al.
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD005627/frame.html
証拠は十分ではないが食事と運動を組み合わせて減量することが循環器系の健康や将来の肥満予防のためにも望ましい。
(授乳すると痩せるけど、授乳している人のデータがない)

過体重及び肥満の人のための低血糖指数又は低血糖負荷ダイエット
Low glycaemic index or low glycaemic load diets for overweight and obesity
DE Thomas et al
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD005105/frame.html
過体重及び肥満の人は低血糖指数(LGI)ダイエットの方が減量幅が大きい

潰瘍性大腸炎の緩和維持のためのオメガ3脂肪酸(魚油)
Omega 3 fatty acids (fish oil) for maintenance of remission in ulcerative colitis
D Turner, AH Steinhart, AM Griffiths
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD006443/frame.html
支持できる根拠はない

コメント更新
風邪の予防と治療にビタミンC
Vitamin C for preventing and treating the common cold
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD000980/frame.html
普通の人では高用量ビタミンCサプリメントは風邪を予防しない。マラソンランナーやスキーヤーなど厳寒環境や激しい運動を短時間する人の場合には使っても良い。

■[ヘルスカナダ][CAM]ヘルスカナダは消費者に対し常習性のある薬物をふくむハーブ睡眠サプリメントを使用しないように助言
Health Canada advises consumers not to use herbal sleep supplement containing habit-forming drug
December 13, 2006
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2006/2006_127_e.html
ヘルスカナダは消費者に対し、表示されていない医薬品エスタゾラムをふくむエデンハーブ製睡眠補助サプリメントEden Herbal Formulations Sleep Ease Dietary Supplementを使用しないよう助言する。エスタゾラムは数ヶ月で依存性を生じる。使用している人は禁断症状が出る可能性があるので使用中止前に医師に相談すること。
エスタゾラムはベンゾジアゼピン系の処方薬で、副作用としては個人差があるが、めまい・嗜眠・錯乱・鬱・記憶喪失・幻覚などがある。
エデンハーブ製睡眠補助サプリメントは天然ハーブ製品と宣伝されているがカナダでの販売は認められていない。販売していたのはアルバータのカルガリーにある鍼治療院である。

■Annals of Internal Medicine 2006年7月4日号TIP
Annals of Internal Medicine Tip Sheet for July 4, 2006
3-Jul-2006
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-07/acop-aoi062606.php
1.鍼は膝の痛みを改善する、しかし偽鍼でも同じ
変形性関節症患者1007人の参加した研究によれば、鍼と偽鍼がどちらも膝の痛みを改善した。
2.地中海ダイエットは低脂肪ダイエットより心疾患リスク因子を改善する
糖尿病やコレステロール値の異常、高血圧などの心疾患リスク因子を持つ高齢者に三ヶ月間「全粒粉・果物・野菜をたくさん摂る」食事をしてもらった。一つのグループでは植物油を増やしオリーブ油は好きなだけ摂り、もう一つは植物油を増やしクルミとヘーゼルナッツとアーモンドを好きなだけ摂った。三番目のグループは全ての脂肪摂取を減らした。その結果血圧などの指標が改善したのは油を制限しない二つのグループの方であった。どちらも低脂肪食より食生活を維持しやすかった。

■ハーブサプリメント、形成外科における動かぬ証拠
Herbal supplements, a smoking gun in plastic surgery
13-Feb-2006
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2006-02/asop-hsa021306.php
天然ハーブサプリメントは免疫系を活性化させたり活力を与えたり健康によいなどと考えられているが、これらの「無害な」サプリメントは外科手術に危険な副作用をもたらす。
米国形成外科学会の公式雑誌Plastic and Reconstructive Surgeryの2月号に発表された論文。
形成外科の患者の55%はサプリメントを使用しており一般人の24%より多い。さらにサプリメントの使用を外科医に告げていない。医師から医薬品の使用について尋ねられてもハーブについては安全だと考えているので答えないことが多い。またハーブサプリメント使用患者の全てが少なくとも2種類のサプリメントを毎日使っている。最も多いのがコンドロイチン(18%)、エキナセア(14%)、グルコサミン(10%)であった。
・コンドロイチンは変形性関節症治療目的で使用される。コンドロイチン使用患者は手術の際に出血の合併症がおこる可能性がある
・エフェドラは体重減少目的や呼吸器系疾患治療目的で使用されるがFDAは禁止している。
・エキナセアは感染症の予防や治療目的で使用されるが免疫抑制により創傷や感染症治癒を遅らせる可能性がある
・グルコサミンはコンドロイチンと同時に使用されることが多いがインスリン類似物
質を含み、手術中の低血糖を誘発する可能性がある。
他に危険な副作用を起こす可能性のあるよく使われているサプリメントとしてイチョウ、ヒドラスチス、オオアザミ、ニンジン、カバ、ニンニクがある。
さらに形成外科患者の35%は鍼や催眠、カイロプラクティック、マッサージ、ヨガやホメオパシーを実施しており、一般人の6%より高率である。

■代替医療により医療と希望が手に入れられる
DOH: AFFORDABLE HEALTH CARE AND HOPE THROUGH ALTERNATIVE MEDICINE
9 November 2005
http://www.doh.gov.ph/press/pr_11092005.pdf
まもなく、医師が患者にハーブや天然治療薬を合法的に処方できるようになる。全てのフィリピン人が平等に医療を受けられるように、安価な代替医療を提供することが重要である。
貧しい人も裕福な人も同じ質とレベルの治療を受けられるべきで、そのため誰でも利用できる代替医療が重要である。通常医療の主流である「西洋医薬品」は未だ多くのフィリピン人にとっては手が届かない。フィリピンの医療費が米国がその他の先進国と比べて非常に低いにも関わらず、そうである。
代替医療は鍼やマッサージや瞑想に限らず、あらゆるレベルの予防・診断・治療法を含む。
フィリピンにおける代替医療としてはラマーズ出産法、Navarro Beta hCG尿ガンテスト(ガンの存在を症状の出る3-4年前に検出できるとされる)、植物sambong(腎石を溶かすのに有効とされる)、 lagundi(咳や気管支炎などに効くとされる)などがある。
現在政府はTuguegarao、Tacloban、Davao、Cotabatoに4つのハーブ加工工場を所有している。
この法律は通常医療を代替医療に替えることを意図するのではなく、貧しい人々の希望のために、通常医療と代替医療の共存を意図したものである。
医師は根拠のある代替医療を患者に提供することができるようになるが、保健省又はその付属機関であるフィリピン伝統代替医療研究所Philipine Institute of Traditional and Alternative Health Care (PITAHC)が認めていない疑わしい別の治療法には注意するよう警告する。

PITAHCのウェブサイト
http://www.doh.gov.ph/pitahc/
鍼とマッサージがメイン
ホメオパシーやアロマテラピーなど
(フィリピンが代替医療を認めているのは貧困のため。)

■痛みがカナダの若者に代替医療を求めさせる
Pain drives Canadian youth to seek alternative medical treatment
Thursday October 13, 2005
http://qnc.queensu.ca/story_loader.php?id=434ec30270e8f
カナダの青年が代替医療を求める最もよくある理由は腰痛や慢性の痛みである。
Queen’s大学によるカナダの若者による補完・代替医療(CAM)使用状況調査で明らかになった。CAMにはメッセージ治療・鍼・ホメオパシー・自然療法が含まれる。
200-2001年に行われたカナダ健康調査の一環として得られた12-19才の17,545人のデータを解析した。
・12ヶ月以内にCAM治療者を訪問したカナダ人青年は4.9%で、女の子の方が男の子より2:1以上多い。
・最も多い理由は腰痛(16.7%)、障害(9%)次いで喘息とアレルギー(7%)だった。
・CAMの使用はカナダ西部で多く(人口あたり6%)、大西洋と北部で少ない(3%)。
・CAM使用者の75%は家庭の収入が高い方の2/4の階層の家庭である
・最も多いCAMの種類はメッセージ治療である
この報告書の要約のPDFは請求すればもらえる

■補完医療はコストに見合うか?
Is complementary medicine cost effective?
13-Oct-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-10/bmj-icm101305.php
BMJ Volume 331, pp 880-1
BMJに掲載された英国における補完医療の有効性に関する系統的レビュー2005年4月までに英国で行われた補完代替医療についての研究はわずか5つで、1つは頭痛に対する鍼治療、残りは腰痛に対するせき髄操作である。著者等はこれらの処置は疑わしい臨床効果のために通常の医療の他にさらなる費用を上乗せしただけである結論している。

■鍼は緊張性頭痛を約半分に削減する
Acupuncture cuts tension headache rates by almost half
28-Jul-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-07/bmj-act072705.php
BMJオンラインに発表された研究。
緊張性頭痛患者270人を、伝統的鍼治療・ツボではないところへのハリ・対照群の三群に無作為に振り分けた。伝統的鍼治療とツボではないところへのハリ群では治療後4週間の頭痛の頻度が約半分になったと報告した。治療効果は数ヶ月続いたが時間が経過すると頭痛頻度は増加した。伝統的中国鍼とツボでないところのハリとの間にほとんど差がなかったことから、ツボやその他の伝統要因は効果に関係ないと考えられる。
ハリには強力なプラセボ効果があるが、患者の症状を改善する方法として受け入れられると著者は語っている。
オープンアクセス 以下から入手できる。
http://bmj.bmjjournals.com/onlinefirst_date.shtml

■偏頭痛に対して鍼治療は偽鍼治療と効果に違いはない
Acupuncture treatment no more effective than sham treatment in reducing migraine headaches
3-May-2005
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2005-05/jaaj-atn042805.php
JAMAの5月4日号に発表された論文によれば偏頭痛患者に「正しい」鍼治療をした場合と適当に鍼を刺した場合とで効果に違いはない。どちらの場合も患者の偏頭痛を訴える回数が同程度減った。従って鍼治療の効果は鍼による非特異的効果か強力なプラセボ効果によると考えられ、「ツボ」は関係ない。

■高齢者の約70%が代替医療を使用している
ABOUT 70 PERCENT OF OLDER ADULTS USE ALTERNATIVE MEDICINE
April 9, 2005
http://researchnews.osu.edu/archive/olaltmed.htm
50才以上の成人848人を含む調査の結果2000年には71%、2002年には62%が何らかの代替医療(カイロプラクティック・鍼・マッサージ・呼吸法・ハーブ・瞑想)を使っている。
オハイオ州立大学のGong-Soog Hong教授らが American Council on Consumer Interests.の年次会合において、4月9日発表した。

■小児科医は代替療法には慎重
Pediatricians wary about recommending complementary therapies
16-NOV-2004
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2004-11/wfub-pwa111604.php
Ambulatory Pediatricsの11月号に発表された研究によれば、多くの小児科医は患者が代替・補完療法(CAM)を利用しているのを知っているが、ほとんどはそれらについて議論したり薦めたりするのは不快であると感じている。
Wake Forest大学 Baptist 医療センターの Brenner子ども病院の小児科医Kathi J. Kemper博士らによる調査によれば、小児科医はCAMの知識はあまりないが、CAMの副作用や必要な医療を受けないでしまうことなどを危惧してCAMは薦めない。
・ サプリメントやカイロプラクティック・マッサージ療法などのCAMに詳しいと答えたのは医師の5%以下。
・ ほとんどの医師が75%以上の患者に通常の診察で他の処方薬や薬局販売薬の使用を尋ねているが、ハーブについては20%、特別な食事療法やサプリメントについてはそれぞれ17%しか問診を行っていない。カイロプラクティックやマッサージ・鍼やその他の精神身体療法については5%以下であった。
・ 一方患者の方は87%が過去3ヶ月間に医者に対してCAMについて質問している。 

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